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ギターを始めたい!けどどんなギターを買えば良いのでしょうか。そんなわけでこのページでは、まずはどんな種類のギターがあるのか、そしてどんなポイントで選べばよいのか、ギターの種類と選び方のポイントをまとめてみました。
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1: どんなギターを選ぶ? 1.1: ギターとベースの違いは? 1.2: エレキとアコギの違いは? 2: エレキギターは、ボディ構造の違いで大きく3つに分けられる。 2.1: ソリッドギター 2.2: フルアコースティック・ギター 2.3: セミアコースティック・ギター 3: エレキギターにはどんな種類があるかな? 3.1: ストラトキャスター・タイプ 3.2: テレキャスター・タイプ 3.3: ジャガー/ジャズマスター・タイプ 3.4: レスポール・タイプ 3.5: ディンキー(スーパーストラト)タイプ 3.6: SGタイプ 3.7: Vシェイプ(変形ギター) 3.8: PRSタイプ 3.9: 7弦ギターもある 4: さて、ギターって、どうやって選ぼう...? 4.1: 《予算》ギターの値段って、いくらくらいするの? 4.2: 《観察》アーティストのギターを見てみよう 4.3: 《遠足》楽器屋さんに行ってみよう! 4.4: 《心得》ギター選びの心がけ
ギターを始める以前に、ギターとベースがごっちゃになっている人もいるかもしれません。ベースは「ベースギター」と呼ばれることもあるくらいギターに近い楽器ですが、弦の本数やチューニングが大きく異なり、サウンドや弾き方ばかりではなく、音楽における役割まで全く異なります。そんなわけで、自分がやりたいと思ったのが果たしてギターなのかベースなのか、まずコレをチェックしてみましょう。
基本的には
と考えていいでしょう。目が慣れてくれば、見分けるのはカンタンです。とはいえ、弦がこれより多いベースやギターもあります。エレキギターを始めるつもりで、間違って6弦ベースを買ってしまった!なんてことがないように注意しましょう
ギターとベースの違いについてもっと詳しく知るには、次のリンクに進んでみましょう。
では、同じギターでもエレキギターとアコースティックギターではどうでしょうか。エレキとアコギは基本的に弦の本数とチューニングが同じです。しかし全く違うサウンドを持っており、弾き方も基礎的な内容からかなり異なります。そこでいまいちど、ギターを始めたいと思ったキッカケを思い出してみましょう。やりたい内容や出したい音によってはエレキギターではなく、アコースティックギターの方が良いかもしれません。よく分からなければ、細かいことはさておいて好きな音がする方を選べばOKです。
さてここから先は、いろいろ検討した結果「自分がやりたいのはエレキギターだ!」と心に決めた人のための内容です。あなたが最初に手にするべきエレキギターは、どんな姿をしているのでしょうか。いろいろなエレキギターを見て、目を慣らしていきましょう。
意外に思うかもしれませんが、一般的なエレキギターは、木材でできています。木を切って、曲げたり貼ったりネジ留めしたりして作った本体に、いろいろな部品を載せて完成するわけです。そのギター本体、特にボディがどのように作られているかで、エレキギターは3つに分類されます。エレキギターの種類を見ていく導入として、まずはボディ構造で区別する3つの分類を見ていきましょう。
Fender Stratocaster
エレキギターの中で最も一般的なのが、ソリッド・ボディを持つ「ソリッドギター」です。「ソリッド(solid)」には「固体」という意味のほか、「中が詰まっている」という意味があります。ソリッドギターのボディは厚みのある一枚板で、部品を収める以外の空洞部分を持たず、名前通りのソリッドなサウンドが得られるのが特徴です。重さはありますが、おおむねスリムで抱えやすい寸法感に収まります。またいろいろな形のボディを作りやすく、歴史上さまざまな形状のエレキギターが考案されました。
ハウリングに強い構造なので、爆音で鳴らしたり極端な設定で音作りしたりもでき、ロックやポップスを中心にさまざまなジャンルで盛んに使用されます。アンプにつながない状態では小さな音しか出ないのは、夜遅くまでたっぷり練習したい人にとって大きなメリットです。
POINT:ロックやポップスを中心にさまざまなジャンルで使用される
Gibson Byrdland
「solid(中が詰まっている)」の対を成す言い方が「hollow(ホロウ。音響用の空洞を持つ)」です。板を貼り合わせたり木材を彫り込んだりして作った、アコースティックギターのように中空のボディ構造を「ホロウ・ボディ」と言い、このボディ構造のギターを日本では「フルアコ(フルアコースティック・ギター)」と呼びます。
ボディの音響効果による倍音豊かな丸みのある音が最大の持ち味で、ジャズ、カントリー、ロカビリー、ソウル、ポップスといったジャンルで盛んに使用されます。ただし大音量や極端なサウンドメイクでの演奏ではハウリングが起きやすく、ロック系での使用例は限定的です。また音響効果を期待することからボディはアコギ並みに大型で抱え心地もアコギに近く、アンプにつながなくてもある程度の音量が得られます。
POINT:ジャズ、カントリー、ロカビリー、ソウル、ポップスといったジャンルで使用される
甘く、くつろぎのあるトーン「フルアコースティックギター特集」
Gibson ES-335
弦の通る中心部分だけソリッドになっている、部分的に中空のボディを「セミホロウ・ボディ」と言い、このボディ構造を持つギターを日本では「セミアコ(セミアコースティック・ギター)」と呼びます。ソリッドギターの硬さとフルアコの丸さを併せ持ったサウンドが持ち味で、ジャズ、フュージョン、ブルース、ファンク、ポップス、ロックなど幅広いジャンルで使用されます。
フルアコよりは遥かにハウリングしにくく、ドライブサウンドも使用できます。しかし極端なセッティングには不向きで、ハードロックやメタルで使われることはほぼありません。音響効果を期待するためにボディは幅広くなりますが、フルアコほど厚くならないのが普通です。
POINT:ジャズ、フュージョン、ブルース、ファンク、ポップス、ロックなど幅広いジャンルで使用される
「こんな形のギターがいい!」
「自分の好きなギタリストが弾いてるギターと同じ形がいい!」
って思っているけども、それは何という名前のギターなんでしょうか。エレキギターには本当にさまざまな種類があるんですが、その中でも代表的なギターの呼び方を覚えておきましょう。
8本のエレキギターでギター博士のテーマを弾いてみた!
この動画でギター博士が弾いているのが
という8本のギターです(セミアコとフルアコ以外は全てソリッドギターです)。
気になるギターはありましたか?
以下、動画で紹介されたタイプのギターや、扱いきれなかったギターについて紹介しています。ほとんどの場合、ギターの種類はボディの構造や形状で区別されます。たくさんの種類がありますが、最初から全部を覚える必要はありません。まずは顔つきの気に入ったギターから、チェックしてみてください。
Fender American Standard Stratocaster
「ストラトキャスター」はFender(フェンダー)が開発した機能美あふれるギターで、弾きやすく構えやすい楽器本体、幅広いサウンドバリエーションを作る3つのピックアップ、表現の幅を広げるトレモロアームが持ち味です。1950年代に発明された楽器だとは信じがたい、現代音楽において抜群の多用途性を誇る王道のエレキギターで、子会社のSquie(スクワイア)をはじめ、様々なメーカーがこのタイプのギターをリリースしています。
軽くて持ちやすく、シャープなサウンドが特徴。「ハーフ・トーン」の響きはストラトならでは。ロック系/ポップス系、その他にも色んな音楽にマッチする万能型のギターだよ!
Fender American Standard Telecaster
「テレキャスター」はストラトキャスターのルーツでもある「エレキギターの元祖」で、表裏の平らなボディとキャラクターの異なる二つのピックアップが特徴です。パンチの効いた鋭いサウンドが持ち味で、構えた時のバランス感がアコギにやや近いことから、ギターボーカルやリズムギターなど、コードの演奏が多いプレイヤーに特に好まれる傾向にあります。
ストラトキャスターよりもさらにシャープで「ジャキッ」とエッジの効いたサウンドを持ち、それでいて骨太なところも魅力のギター!ポップスやロックにピッタリな、元気のある音が出せるよ!!
上:Fender Jaguar、下:Fender Jazzmaster
「ジャガー」及び「ジャズマスター」は非対称のボディ形状が大きな特徴で、立って弾いても座って弾いても良好な抱き心地になるよう設計されています。フェンダーが開発したジャガー/ジャズマスターは専用のピックアップと個性的な回路で独特な鋭いサウンドを持っていますが、現在ではシンプルな操作系とオーソドックスなピックアップを備えたモデルも一般化しています。
同じフェンダーの中でも、ストラトキャスターやテレキャスターと比べると、さらにシャープで高音域が強調されたエッジのあるサウンドって感じだよ♫
Gibson Les Paul Standard
Gibson(a href=”/brands/gibson/”>ギブソン)の開発した「レスポール」は、音響のために異なる2種類の木材を貼り合わせて作ったボディ表面に、立体的で優雅な曲面を設けた高級なギターです。ギブソンはもともとヴァイオリンを作っていたメーカーで、ギターの設計にも伝統的な弦楽器の影響が見られます。定番カラーはこの画像のような「チェリーサンバースト」ですが、ブラックやホワイトも人気です。
Ibanez RG8540ZD
ディンキー(スーパーストラトとも言われる)タイプは、ストラト・タイプと似てるけどちょっと違う、ストラトキャスターを出発点にサウンドや弾きやすさを強化させた高性能なギターです。テクニカルな演奏やヘヴィなジャンルとの相性が特に良好ですが、サウンドバリエーションが幅広いモデルが多く、1本でどんなジャンルでも演奏する、全てを手に入れたい欲張りなギタリストにぴったりです。「Dinky(ディンキー)」という呼び方の起源はJackson(ジャクソン)ですが、現在ではさまざまなブランドがこのタイプのギターを作っています。
ポップスから、ハードロック/ヘヴィメタルなリフプレイ、テクニカルなギターソロなど、色んな音楽ジャンル/ギタープレイにフィットするギターだよ!!
Gibson SG Standard
「SG」は改良型レスポールとして開発されたギターで、シンメトリックなボディ形状が特徴です。ボディは薄型で、一般的なソリッドギターの中では最も軽量です。ハイポジションの演奏性が極めて高く、何より太くも軽やかでもある独特のサウンドがロック系との抜群の相性を誇ります。ボディ材を貼り合わせないシンプルな構造から、レスポールに比べて低価格に設定されているのも魅力です。
Gibson Flying V 120
「Vシェイプ」は、矢のように尖った攻撃的なボディの形が特徴的なステージ用のギターです。ギブソン社のフライングVを筆頭に、ジャクソン社のランディーV/キングVなどVにもいろいろあり、各ブランドが個性を主張しています。このVのようにボディ形状の主張が強いギターを総称して「変形ギター」と言い、特にロック系のジャンルで盛んに使用されます。ただし変形ギターはステージで立って弾く前提で設計される事が多く、座っては弾きにくいモデルもあります。
PRS SE Custom24
「PRS(ポールリードスミス)」はギブソンとフェンダーに比肩する有力ブランドで、ギブソンの優美さとフェンダーの機能性を取り入れて完成させた独自のスタイルは、エレキギターのもう一つの姿として認知されています。ボディの曲線美や可愛らしい「バードインレイ」など顔つきの良さに深くこだわりつつ、高い演奏性や幅広いサウンドバリエーションなど性能面も高く評価されています。
PRS「SEシリーズ」ってどうなの?特徴やライナップを調べてみた
レスポールのパワフルなサウンド、ストラトのシャープなサウンド、どちらのサウンドも出せる「いいとこ取り」のギターだよ!
Jackson JS Series JS22-7 Dinky
低音側に弦を追加した「7弦ギター」は、テクニカル/ヘヴィなプレイスタイルを取り入れたバンドで盛んに使用され、今やヘヴィ・サウンドのための必須アイテムになっています。
Ibanez(アイバニーズ)を中心として様々なメーカーがリリースしていますが、現在では7弦専門のギターブランドまであるほど、確立されたジャンルとなっています。ただし歴史がまだまだ浅いこれからの楽器でもあり、初心者用の教材が十分にあるとは言えません。7弦からスタートするにはそれなりの努力や覚悟、あるいはインストラクターの協力が必要になります。
6弦ギターでは出せない、超ヘヴィなサウンドが得られるよっ♬
ここまで色々なギターの種類をみてきましたが、どれを選ぼうかなかなか判断がつかないかもしれません。ここからは、ギターの選び方についていくつかの視点から考えていきましょう。
1万円近辺で手に入れられるエレキギター、Legend「LST-Z」。恐ろしくお値打ちだが、ストラトキャスターとしての機能を全て持ち合わせている。
エレキギターは安いのだと1万円近辺から、高いものは新品で100万円を遥かに超えるものまであり、著名アーティストが実際に使ったものならば何億円というプライスが付けられることもあります。ギターは価格帯から品質や性能なども様々ですが、これから始めて巧くなっていこうという人が持つギターとしては、チューニングが合って、音がちゃんと出て、故障がなければそれで最高です。何よりスタートを切ることが第一ですから、手持ちの資金で入手できるギターを堂々と買いましょう。
ただし本体価格で2~3万円以上になってくると、ギターの種類やカラーバリエーションの選択肢が多くなり、かつ数年以上の使用に耐える性能や品質が期待できます。また、エレキギターは楽器本体だけで音を出すことができず、アンプやシールド、ピックなどのグッズも必要です。それぞれをしっかり吟味して揃えても良いですが、必要なものをまとめた「初心者セット」をチェックしても良いでしょう。セットで買えば、バラバラに買うよりも出費を抑えることもできます。
ギター選びのヒントとして、エレキギターで名を馳せた諸先輩方の愛機をチェックしてみましょう。ここではエレキギターを「トラディショナル王道系」「万能!モダンギター」「 ヘヴィ・ミュージック専用機」という3つに分類し、アーティストの動画と共に、いろいろなギターのイメージを掴んでみましょう。
左から、Fender「Stratocaster」、「Telecaster」、「Jazzmaster」、Gibson「Les Paul Standard」、「SG」、「ES-335」。
ストラトキャスターやレスポールなど、おおむね1960年代までに発明されて今なお作られているギターが、トラッドな王道系と見られています。これらのギターは長きにわたって音楽の歴史を支えてきた実績があり、存在自体に説得力があります。
遠い昔の設計であり現代の感覚では万能ではないかもしれませんが、逆に「キャラが立っている」と好意的に解釈され、最新のポップスでも圧倒的な人気を誇ります。半世紀前の設計をそのまま現代に伝えるモデルも、現代のシーンに合わせたアレンジが施されるモデルもあります。
主にコードを弾く演奏スタイル
羊文学 – more than words (Official Music Video) [TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」エンディングテーマ]
アルペジオやコードストローク、カッティングなど、ギターが主にコード弾きを担当するバンドの場合、トラッドなギターは特に絵になります。この動画で使用されているフェンダー「ジャガー」はショートスケールなので、手の小さい人でも比較的ラクチンにコードを押さえることができます。
ロックンロールなど、トラッドな曲調
The Birthday – LOVE ROCKETS【MV】(映画『THE FIRST SLAM DUNK』オープニング主題歌)
ロックンロールやアメリカン・ポップスなど古き良きスタイルのバンドには、トラッドなギターが最適です。ギターは弾いてナンボではありますが、そのルックスでもバンドや音楽性を演出することができるわけです。
バンド内の役割が明確
sumika / ふっかつのじゅもん【Music Video】
このバンドにはギタリストが二人いますが、目が慣れてくるとこうした場合、どちらがギターボーカルでどちらがリードギターなのか、構えているギターを見るだけでだいたいの判別が付きます。トラッドなギターはそれぞれに明確な個性があるため、ギタリストのキャラクターを演出する効果があります。
左から、YAMAHA「Pacifica」、Bacchus「BSH」、Fujigen「EOS」、Fender「Stratocaster HSS」、Ibanez「AZS」、EDWARDS「E-Snapper」。
1970年代以降に考案された、トラッドなギターを改造したり性能を向上させたりしたギターが、いわゆるモダンギターです。PRSやリアにハムバッカー・ピックアップを載せたHSSストラト、スーパーストラトがその代表例で、鋭い音から図太い音まで出せる万能性や、プレイヤーのストレスを軽減させる弾きやすさが持ち味です。ギター本体に新しい時代の到来を感じさせる雰囲気もあり、ロック系のアーティストに多く愛用されます。
大胆な場面転換を駆使する現代的なロックサウンド
ONE OK ROCK: Wasted Nights [OFFICIAL VIDEO]
モダンギターの多くで、ハムバッカー・ピックアップの太い音と、これをコイルタップしたシングルコイル・ピックアップの鋭い音の両方が使えます。使えるサウンドの幅が広いので、繊細なアルペジオからヘヴィなグルーヴまでの大胆な場面転換を演出できます。
あえて、欲しい機能に絞る
Hump Back – 「拝啓、少年よ」Music Video
HSSストラトはストラトキャスターのルックスや演奏性をそのままに、ハムバッカーの図太いサウンドが利用できます。ギターボーカルの林萌々子(はやしももこ)さんはこのギターのリアピックアップのみ使用、コントロールノブも取り外しています。好きな機能しか使わない、というのも音楽のためには正しい使い方です。
左から、Ibanez「RG」、Killer「Exploder」、Schecter「Hellraiser」、Jackson「Dinky」、Charvel「So-Cal」、Epiphone「Flying V Prophecy」。
ヘヴィ・メタルに端を発するヘヴィ・ミュージックにおいて、エレキギターは独特の進化を遂げています。速弾きや高速リフなど運動量の多いプレイに有利な設計が採用されるほか、弾きやすさやストレートなサウンドのため、あえて機能やサウンドバリエーションを絞る設計も多く採用されます。キリっと尖ったルックスも特徴的です。
強力なディストーションサウンド
[MV]Dive in Your Faith / Fear, and Loathing in Las Vegas
ヘヴィ・ミュージックにおけるエレキギターは、第一に強力なディストーションサウンドが求められます。そのためパワフルなハムバッカー・ピックアップの搭載が基本で、キレの良い高速の演奏に向けて固定式ブリッジを採用する、トーン回路を非採用など、ポイントを絞ったギターが多く用いられます。
音楽のための特別な設計
[Official MV] Unlucky Morpheus「Black Pentagram」
こうしたヘヴィな演目には、やはり7弦ギターが必要になります。また、過激なアーミングのためフロイドローズ・トレモロシステム(FRT)など高性能な部品を搭載する例が多く見られます。またさまざまなジャンルに細分化されるメタルですが、黒ずくめのファッションと黒いギターは、全メタルに通底する美学のひとつになっています。
ギター博士「はじめてのエレキギターどんなのを選ぶか迷っている人、まずは、好きなギタリストが弾いているギターで『この形カッコいいな』と感じるギターが何という名前か、調べてみてはいかがかな?」
自分にどんなギターが必要なのか、イメージは湧きましたか?以下の記事では、初めて手にするギターとしてお勧めのモデルを紹介しています。どのギターも基本的な性能に安心ができ、数年かそれ以上の長期間にわたって愛用することができます。初めて手に入れたギターで成長し、曲が弾けるようになって、そしてそのまま初めてのステージに上り、そしてそれからも使用できます。ぜひ参考にしてみてください。
楽器屋さんで実際にギターを見るのも、良い体験になります。お近くに楽器屋さんがあったら、何度か足を運んでみてください。これからギターを弾いていくうえで、弦やピックなど消耗品を調達したり状態のチェックや調整、また修理を依頼したりするなど、楽器屋さんのお世話になることが増えてきます。馴染みのお店を持っておくのは、ギタリストにとって非常に重要なことなのです。
お店では好きな形や色、予算などを店員さんに相談することもできますし、店頭の楽器を試奏させてもらうこともできます。たとえまだ何も弾けなくても、店員さんに代わりに弾いてもらってサウンドを確かめることもできます。
気になったギターがあったら遠慮せず店員さんに言って、弾かせてもらいましょう。ちょっとしか弾けなくても、全く弾けなくても、実際に触ってみるという体験には非常に大きな意味があります。今まで一度もエレキギターに触ったことがないならなおさら、触らせてもらいましょう。ズシっと来る重さや予想以上の弦の細さ、ネックのさわり心地など、画面越しに見るだけでは知ることのできないいろいろなことがわかります。
ギターに触ったこともないのに店員さんに声をかけたり弾かせてもらうのって勇気がいると思う。そんな時は眺めているだけでもいいと思う。実際にお店に来ないとわからなかった発見があるかもしれないよ♪
ネット通販でギターを購入するのは大丈夫ですか?【ギター博士のQ&Aコーナー】
お近くに楽器店がない、あるいは欲しい楽器が遠くのお店にしか置いていない、そういうこともありますよね。「楽器は実物を確認して買うのが良い」という考えには十分な正当性があります。しかし近年では、ネット通販でギターを買うのも、初めてギターを買うのも通販で、という買い方も当たり前になっています。実物を実際にチェックできないかわりに、選択の幅が大きく広がります。買うだけでなく、修理や調整を遠方のショップに依頼するのも今では普通です。
お店では発送前に状態のチェックをしますし、弦を新品に交換してくれるお店も少なくありません。運送中に何かがあって故障したり調整が崩れたりしても、無償で修理や交換に応じてくれるお店がほとんどです。とはいえ念のため、万が一の場合にお店がどのように対応してくれるのかについては確認しておくといいでしょう。
いろいろチェックしてみた結果、気になっているギターが、自分のスタイルや出したい音とは違う方向性を持っていたかもしれません。しかしだからといって、その気になっている一本を候補から除外しなければならないということにはなりません。むしろ「でも、好き!」という恋に似たピュアな感情って、何にも代えがたい尊さがありますよね。
確かにギターは音楽を演奏する「道具」であり、プロミュージシャンにとっては「商売道具」ですが、いっしょに音楽を楽しむための「相棒」でもあります。これから長く付き合う相手ですから、機能やグレードばかりでなく「自分がいかにそのギターを気に入っているか」も非常に重要です。
フィーリングで気に入って、納得して手に入れたギターには、深い愛着が沸くはずです。愛せる1本を選んで、最高のスタートを切ってくださいね。
ギターってどう選んだらいいの?エレキギターの選び方を、1本目、2本目、3本目以降にわけて解説!購入の参考にどうぞ!!
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