
エレキギターの総合情報サイト
オンライン・ギターチューナー(ギターヘッド意匠特許取得中)
チューナーとシールドを用意します。
今回ギター博士が用意したのは KORG GA-1 というチューナー。チューナーをオンにしてギターと接続すれば準備OKです。
ギターのヘッド部分に直接取り付けられる「クリップ式チューナー」があれば、シールド要らずでチューニングすることもできますよ。
開放弦を鳴らしたまま、ギター・ヘッド部分にある「ペグ」を回して音程を上げたり下げたりさせて、正しい音程に調節します。
まずは一番低い音が出る6弦から、その次に5弦、4弦と順番にチューニングしていこう。
チューナーを見る時のポイントは2つ。
まず音程を表す記号をチェックします。最初は6弦、6弦の音程は「E」と表します。6弦の開放弦を鳴らした時に「E」という表示になっているか確認しましょう。
「E」という表示になっているのを確認したら、次は画面に表示される針を真ん中にあわせるようにペグを回していきます。
針が真ん中に近づくと真ん中のライトがグリーンに点灯します。
左右のライトが赤く点灯しなくなりグリーンだけになったら、音程がピッタリ合ったという証拠!
中央で安定するようになったら、6弦のチューニングは完了です。
同様の手順で5弦、4弦とチューニングしていこう。
楽器の構造上、本来より高くなっている弦を緩める方向でチューニングすると、弦にたるみなどが生じやすくなり、すぐにチューニングが狂ってしまう原因になります。
動画では3弦の開放弦が「G」の音程より高くなっています。このように狙った音程より高い場合は、音程を上からピッタリ合わせようとするのではなく、いったんわざとGよりも音程を低くして、そこから弦を締める方向でチューニングすると狂いにくくなります。
さらに1度チューニングを合わせたら12フレット付近で弦を軽く引っ張り、もう一度チューニングを確認しましょう。これでチューニングが狂っていなければ問題ないですが、狂っていた場合再度チューニングして12フレット付近を引っ張るという作業を何度か繰り返してみましょう。これにより弦のたるみがなくなりチューニングが安定します。
1〜6弦のチューニングを一回やっただけでは音程が合わないことがあります。動画でも2周目(2:38〜)やってみると、合わせたはずの音程が外れてしまっているのがわかりますよネ。
2,3回は繰り返しチューニングしておくと、より精度の高いチューングになります。
音叉やピッチパイプなど、ある決まった音程を出す道具を使い、その音程とベースの音程を聴き比べてチューニングする方法です。最近ではあまりされないチューニング方法ですが、できるようにしておいて損はないでしょう。ちなみに、ピアノなどチューニングが基本的に固定されている楽器とあわせる場合は、その楽器の音を基準にしてこの方法のチューニングをすると、楽器間のチューニングのずれが出にくいでしょう。
チューナーや音叉が手元にない場合、とりあえず音程が気持ち悪くない程度に音を合わせたい時、チューニングを確かめる時などに用いられます。
ある弦の開放弦の音程とその弦に隣り合っている弦の同じ音程のフレットを指で押さえ、音程が同じになるようにチューニングします。例えば5弦5フレットの音と4弦開放弦の音は同じ”D”の音になるはずなので、耳で聞いて確かめながら音程を合わせていきましょう。
ナチュラルハーモニクスを使ったチューニングってどうやるの?という人は、是非チェックしてみてくれィ! pic.twitter.com/nzf6iD5TyD
— ギター博士 (@guitar_hakase) 2017年4月25日
5フレットと7フレットで、ナチュラルハーモニクス音が同じ音程になるポイントを利用してチューニングする方法です。
の4箇所が同じ音程になるようにチューニングしていきます。
ナチュラルハーモニクス
これは常に必要といってもいいかもしれません。例えばケースから楽器を出したときはもちろんのこと、練習の合間の休憩の後、ライブでの曲間のMC中など、こまめにチューニングを確認するのを習慣付けるようにしましょう。
特に気づかないうちにチューニングが狂いやすいのは、周りの温度が変わったときです。ギターは木でできているので、想像以上に温度の影響を受けやすいんです。寒い外から暖かい屋内に移動したとき、ステージが照明に照らされそれによって温度が上昇したとき、などチューニングは大きく変わるので気をつけましょう。
チュー二ングに用いられるチューナーには色々なタイプのものがありますが、中でも代表的なものをいくつか紹介していきます。用途にあわせて複数持っておくのも良いでしょう。
KORG GA-1
オーソドックな、カード程度の大きさのタイプです。楽器とアンプを繋ぐのと同じように、シールドを挿して使用します。そのため感度・精度ともに高く楽器の調整の際にも使えるので、1つは持っておくのをお勧めします。
KORG GA-1を...
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
エフェクターのように足元に置くタイプで、大きさもコンパクトエフェクターと同程度です。一般的なタイプと同じようにシールドからの信号でチューニングするので感度・精度ともに高いです。さらにこのタイプはミュート機能(チューニング時にアンプ等から音が出ないようになる機能)が特徴で、ライブの時には必需品といえるでしょう。
徹底解説!ペダルチューナーおすすめモデル
クリップにメーターが付いたような形状のチューナーです。ヘッドなどに挟んで使います。音ではなく楽器自体の振動に反応してチューニングします。シールドを抜いたりする手間がなくチューニングができるので、自宅で演奏する時などにはとても便利です。
初級/中級/上級別、オススメのクリップチューナー
スマホのアプリとしてダウンロードできるタイプです。無料で手に入るものもあります。手軽で便利ですが、精度は劣ります。また、スマホのマイクで拾われた音でチューニングするので、アンプから音を出さないと反応してくれないことや、周りがうるさいとチューニングが難しいという弱点があります。
おすすめのiPhoneギターアプリ
カントリー音楽や近年の音楽によって、ギタリスト達はオーソドックスなチューニングでは得られないギターの響きを求めました。
以下、様々なチューニングの種類について紹介します。実際に試してみて、響きを確かめてください。新しい奏法・発見があるかもしれませんよ!
開放弦でチューニングをあわせたのにフレットを押さえると音が狂ってる、、、そんな経験はありませんか??
そんなときはオクターブチューニングが必要になっているのかもしれません。
チューニングが狂って直らない。どこが悪い?
オクターブチューニングをあわせる