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ギブソン・エレキギターの種類

ギブソン・ギターコーポレーション(Gibson Guitar Corporation)はテネシーのナッシュビルに本社のある楽器メーカーで、ギブソンブランドのエレキギター、アコースティックギター、ベース、マンドリンなどの楽器、またアンプやエフェクター、小物類など多角的なプロダクツを展開しています。
またエピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ヴァレーアーツ、トバイアスなど多くの有名ブランドを子会社化しています。

ギブソンのエレキギター 一覧


  • フライングV(flying-V)

    フライングV

    変形ギターとして最も人気・有名なエレキギター

  • ファイヤーバード(firebird)

    ファイヤーバード

    ブルース・グラムロック・ハードロックでよく見かけるギター

  • エクスプローラー(explorer)

    エクスプローラー

    ハードなサウンドを求めるなら理想の一本。

  • EDS-1275

    EDS-1275

    ダブルネック・世界初の12弦ギター。見た目はSG。

  • ES-335

    ES-335

    セミアコースティックギター。ジャズやブルースで使われる

  • ES-175

    ES-175

    ジャズギタリスト御用達のフルアコースティックギター。

  • モダーン(Moderne)

    モダーン

    変形ギターとして1958年に開発された幻のエレキギター。

  • スピリット(spirit)

    スピリット

    ダブルカッタウェイのレスポール!な見た目。

  • ロボット・ギター

    ロボット・ギター

    自動でチューニングしてくれるギブソンの最新ギター

  • リバース・フライングV

    リバース・フライングV

    フライングVのデザインを逆さにしたデザイン

  • エピフォン

    エピフォン

    ギブソンの子会社。ギブソン・ギターを安く手に入れることができる

ピックアップ


ギブソンのアコースティックギター - アコースティックギター博士

ギブソンの歴史

Gibsonロゴ

ギブソンの創始者、オーヴィル・ヘンリー・ギブソン氏(1856-1918)はミシガン州カラマズーで靴屋の店員をしていましたが、趣味で始めた楽器が評判になり、1896年に楽器工房を設立します。ヴァイオリンの製法を応用したアーチトップギターはオーヴィル氏が生み出したものでした。

ギブソンの黄金期を築いたのはテッド・マッカーティー氏(1910-2001)の時代でした。テッド氏は40歳でギブソンの社長になり、経営手腕を発揮するかたわらES-175、レスポール、バーブリッジ、チューン・O・マチック、フライングV、フーチュラ(後のエクスプローラ)、モダーン、ES-335、ファイヤーバードなど、現在も人気のある数々の製品開発に携わりました。退社してからの晩年は、ポール・リード・スミスのアドバイザーを務め、製品名に名を残しています。

ギブソンの特徴

セットネック方式

ギブソンのセットネック引用 music.stackexchange.com

ギブソンのギターは、伝統的なヴァイオリンの製法に由来するセットネック方式で作られ、ボディとネックには若干の角度が付けられるのが基本です。これはデタッチャブル(ネジ留め)方式でボディ/ネックが平行なフェンダー系のギターとの大きな違いになっています。ネック材はレスポールなどソリッドギターではマホガニーが、L-5などフルアコではメイプルが主に使用されます。

高級感のあるカーブドトップ

レスポールのカーブドトップギブソン・レスポール:ボディ中央が隆起している

レスポールやES-335などで見られる「カーブを描いた」ボディトップもヴァイオリンの製法に由来します。特にレスポールのカーブドトップは年代やモデルごとに異なる曲線が描かれ、マニアのこだわるポイントになっています。

注)「カーブ(curve)を描いている」状態からカーブドトップと言うのではない、というところが紛らわしい所です。カーブドトップ(carved top)は、「削って(carve)曲線を出している」という製法に由来した名称です。一方セミアコやフルアコに使われる「アーチトップ(Arch Top)」はボディトップが「アーチを描いている」という状態を意味しますが、中空であるという意味も含んでいるため、内部が詰まっているレスポールに用いることはできません。
アーチトップは、

  • 一枚板を削ってアーチを作るカーブドトップ(L-5など)
  • 合板を曲げてアーチを作るベンドトップ(bend top。ES-335など)

の総称です。

伝統を守る一方で、新しいものにチャレンジする

レスポール・タイプのロボットギターレスポール・タイプのロボットギター

ギブソンのギターといえば、創業以来ロック/ブルースをはじめとする様々な音楽の歴史で重要な位置を占めてきました。今や多くのギタリストが「あのルックス」「あの音」を求める「憧れのギター」です。名盤/名演を支えた憧れのギターを求める声に応じ、ギブソンは象徴的な年代のモデルを忠実に再現した復刻版を多くリリースしています。
その一方で伝統に甘んずることなく、業界に先駆けて自動チューニングシステムを搭載した「ロボットギター」を開発したり、Bluetoothで設定を遠隔操作できるエフェクタ内蔵ギター(ファイヤーバードX)を発表したりと、これまでにない新しいものを提唱する「攻めた」姿勢のあるブランドでもあります。

3つのギブソン・ブランド

現在、ギブソンのエレキギターは、テネシー州ナッシュビルに2箇所、メンフィスに1箇所の工場で生産され、工場ごとにブランドが分けられています。アコースティックギターはモンタナ工場(モンタナ州ボーズマン)で生産されています。

ギブソンUSA

ギブソンUSAロゴ

ナッシュビルの工場で作られる、レギュラーモデルを中心とするラインナップです。象徴的な年代の復刻版やアニバーサリーモデルなども多くリリースしていますが、著名アーティストの独創的なシグネイチャーモデル、自動チューニングを代表とする最先端仕様採用モデルなど、ギブソンの歴史に縛られない一面が多く発揮されるブランドです。

ギブソン・カスタム

ギブソン・カスタムショップ・ロゴ

ギブソン・カスタムは、ギブソンUSAノ工場のすぐ近くに立てられた別の工場で、卓越した職人により少数生産される高級ブランドです。ヴィンテージ市場でも高人気なモデルを忠実に再現したヒストリックシリーズ、アーティストモデル、またL-5などグレードの高いアーチトップギターを生産しています。

ギブソン・メンフィス

ギブソン・メンフィス・ロゴ

ナッシュビルから400マイルほどの場所に位置する、メンフィス工場で生産される製品群です。ES-335やES-175などアーチトップモデルを生産していますが、ギブソン・カスタム傘下という位置づけでノウハウの共有があり、手作業の工程が多く残されています。


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