フリジアンスケール(Phrygian Scale)
メジャースケールの3番目の音から並び替えるとフリジアンスケールとなります。結果、このスケールは、エオリアン(ナチュラルマイナー)スケールの2度の音を除き同じとなります(ナチュラルマイナーの2度の音を半音下げるとフリジアンに)。中近東のエスニックで民族的な雰囲気を持ったスケールで、フリジアンスケールに長3度の音を足すとスパニッシュスケールになります。
この2度から生まれる響きはエキゾチックな雰囲気があり、フラメンコ音楽ではよくこのスケールが使用されています。
フリジアンスケールの音階
- Cフリジアン・スケール
- D
- E
- F
- G
- A
- B
ギター博士がCフリジアンスケールを弾いてみた!

ギター博士「何やら怪しい雰囲気ぢゃのぅ。ヘビでも出てきそうぢゃわい!」
このギターソロのポイント
Cフリジアンスケールから構成されるコードを使ったアイデア
Cフリジアンスケール内にはCマイナーコード、Dbメジャーコードを内包しています。 3小節目では このようにスケールを分解して Cm、Db のアルペジオを弾き、フリジアンスケールを表現しています。
![]()
- カテゴリ: ギター スケール , タグ: ギター博士が弾いてみた
[記事公開]2016年7月29日 , [最終更新日]2018/07/14