マイナーペンタトニックスケール
マイナーペンタトニックスケールはマイナースケールの2番目、6番目の音を無くした5音で構成されたスケールです。マイナーコード上で使うだけでなく「◯7(セブンス)」などメジャーコード上で使うこともできるなど非常に使用頻度が高く、ギターソロの醍醐味を味わうことができるスケールです。
メジャーペンタトニックスケールと合わせて覚えておくと、初心者でもギターソロが弾くことができるでしょう。コードに対してブルージィな味わいをかもし出すブルースのスケールが、偶然にもそれはマイナーペンタトニックスケールとほぼ同じ音配列だったことが原因のようです。
Cマイナーペンタトニックスケールの各音の隔たり
覚え方のコツ
2つの型、特に右のパターンは覚えておこう。
スケールは体系的に覚えておくことが重要ですが、マイナーペンタトニックはギタリストにとって感覚的に弾きやすいスケールです。上の図はCマイナーペンタトニックスケールでの指板上のポジションですが、この2パターンの「型」を覚えておくだけでコードが変わっても応用することができます。このパターンを指に馴染ませておけば、はじめてのアドリブ・ギターソロを演奏することも可能になるでしょう。
指板上のポジション
- Cマイナーペンタトニックスケール
- D
- E
- F
- G
- A
- B
ギター博士がCマイナーペンタトニックスケールを弾いてみた!

ギター博士「渋さの中にも泥臭さを感じるわい!」
このギターソロのポイント
リズムのアプローチに工夫している
4小節目、バッキングトラックはストレートなビートなのに対して、ギターのフレーズは3連譜となっています。リズムに対してトリッキーなアプローチをすることでフレーズに「うねり」を生み出しています。
- カテゴリ: ギター スケール , タグ: ギター博士が弾いてみた
[記事公開]2016年7月12日 , [最終更新日]2018/07/14