エレキギターの総合情報サイト
「フェルナンデス」は、クラシックギター卸売業者斉藤楽器(1969年設立)が1972年に「株式会社フェルナンデス」に社名変更することで設立されたブランドです。この年から本格的にエレキギターの販売を開始し、現在ではギターやベースにとどまらず、ピックやメンテナンス用品、練習用アンプなども手掛けています。
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1: フェルナンデスの沿革 2: フェルナンデス製品の特徴 2.1: サスティナー 3: フェルナンデス・ギターのラインナップ 3.1: RAVELLE /SP-ELT シリーズ 3.2: FR シリーズ 3.3: TEJ シリーズ 3.4: BSV シリーズ 3.5: NEW JPC DELUXE / NEW STANDARD シリーズ 3.6: ZO-3 シリーズ 4: BURNY(バーニー)のラインナップ 4.1: レスポールタイプ 4.2: SGタイプ 4.3: アーチトップシリーズ 4.4: H シリーズ 5: Artist Model 5.1: MG シリーズ 6: P-Procect
立ち上げ当初はフェンダー系を「Fernandes」、ギブソン系を「Burny」のブランド名でコピーモデルを作っていましたが、カタチだけの薄っぺらなコピーではない本格的な作りでプロ・アマチュアを問わず大きな支持を得ます。このうちフェルナンデスについては、1977年ころまでの製品はブランドロゴが「Fender」にそっくりな書体で「スパロゴ」と言われ、そこから1981年ころまでのものは頭文字の「F」が漢字の「石」に見えるオリジナルロゴを使用して「石ロゴ」と言われ、ジャパンヴィンテージ市場で人気を集めています。
1980年代からはオリジナルモデルを開発しながらアーティストとのコラボレーションでアーティストモデルを次々と開発し、ファンを中心に人気を集めていきます。1985年には「フェルナンデス・ギターエンジニア・スクール」を設立し、明日のギタービルダーを育成しています(大変しっかり指導してくれることが知られています)。1990年に発表したアンプ内蔵ギター「ZO-3(ぞうさん)」は、世界中で何十万頭もの売り上げを記録した大ヒットとなりました。
X Japan Rusty Nail from “The Last Live” HD
故hide氏のトレードマークとなっているモッキンバード
フェルナンデスは工場を持たず、企画/設計したギターをメーカーに委託製造しています。その意味で、フェルナンデスは「開発力で勝負」するブランドだと言えます。ギター本体にとどまらずピックアップなどパーツ類まで幅広く開発できるため、王道のスタイルからオリジナルシェイプまでカバーする、柔軟な製品群を特徴としています。価格帯も柔軟で、初心者向けのお財布に優しいモデルからかなり頑張って買うアーティストモデルまでのふり幅があります。低価格で高品質をモットーとしており、プレミアムな高級感よりも楽器としての実用性を重視しています。
アメリカに本拠を置くF.G.I.(フェルナンデスギターズ・インターナショナル)でアクティブピックアップを開発していることもあり、エフェクターの乗りが良く、またがっつり歪ませると良好な感触が得られることから、HM/HR(ヘヴィメタル/ハードロック)のアーティストに愛用されることが多く見られます。しかしこの分野で支持される多くのブランドがこぞって7弦ギターなどの多弦モデルに力を注いでいる中、フェルナンデスはかたくなにこのムーブメントに乗らない姿勢を貫いています。
U2 18 Singles Album is In Stores Now! (“With or Without You”)
「With or Without You」はU2の代表曲のl一つです。冒頭から聞こえるロングトーンは多くの人がシンセか何かだと思っていたことでしょう。ギタリストのエッジ氏はサポートミュージシャンに頼ることなく、ディレイなどのエフェクターとサスティナーでこのような浮遊感のある雰囲気を出しています。
フェルナンデスの強力な強みである「サスティナー」は、弦振動を強制的に持続させるシステムです。大音量でフィードバックさせなければ得られなかった無限のサスティンが小さな音量でも電気的に手に入ることから、表現の幅がぐっと広がります。国内では布袋寅泰氏、故hide氏、海外ではスティーヴ・ヴァイ氏、エドワード・ヴァン・ヘイレン氏やニール・ショーン氏、ジ・エッジ氏、スラッシュ氏ら、名だたる名手も自身のギターに搭載し愛用しています。
サスティナーはスイッチの操作によって、
という3つのモードを切り替えることができます。また、「サスティン・ボリューム」ポットの操作で、持続音の音量を調整でき、思い通りに弦振動をコントロールすることができます(サスティンボリュームを持たないモデルもあります)。
ただしサスティナーは弦を強制的に振動させるシステムなので、一般的なアクティブサーキットよりも電池の消耗が早いということは覚えておきましょう。予備の電池を常備しておくとベストです。電源に使用する四角い乾電池(006P)には様々なメーカーのものがありますが、ギタリストが選ぶ乾電池としては「Duracell(デュラセル)」製が最も知られており、他のメーカーの電池よりも安定的に踏ん張りが利く高性能な乾電池として世界中で愛用されています。
サスティナーキット(FSK-401)は単体で販売されているので、自分のギターでサスティナーを使うことができます。しかし取り扱いには専門の知識が必要となるため、取り付けと調整については施工できるリペアマンに依頼する必要があります。
続いてラインナップについて見ていきたいと思います。現在フェルナンデスは
という3つのブランドで製品を展開しています。ここからは、各ブランドごとに特徴的なラインナップを紹介していきます。
ブランド立ち上げ当初はフェンダー系のコピーモデルを主に生産していた(「Fender」そっくりな書体のロゴを使って本家から厳しいツッコミが来たことも)フェルナンデスですが、現在ではオリジナルモデルを打ち出していくブランドに転身しています。特にビジュアル系やHM/HRにフィットするモデルが目立ち、こちらのジャンルのプレイヤーの支持を集めています。
左から:RAVELLE-ELT STP、RAVELLE-ELT CG、RAVELLE-STEELER、SP-ELT ASH BURNER、SP-ELT PINK BEVELS
「RAVVELLE」はレスポールに思い切りアレンジを加えた、フェルナンデスを代表するオリジナルモデルです。開発されたアメリカで人気機種となり、日本でも広がっていきました。レスポールに近い弾き心地でありながらハイポジションが弾きやすく、ロック系全般に使えるギターになっています。現在では、キャラクターの異なる以下の2モデルがリリースされています。
RAVELLE ELT STP
・KTS社製チタンロッドで強化されたマホガニーネック
・メイプル+マホガニーボディ
・サスティナー、FRT搭載
・メイプルネックボルトオン、メイプル+バスウッドボディ
・TOMブリッジ
Velvet Revolver – Slither
ガンズ(Guns N’ Roses)の3人が組んだ別バンドとして名高いヴェルベット・リヴォルヴァーのデイヴ・クシュナー氏は故hide氏のプロジェクト「Zilch」にも参加していました。長らくRAVELLEを愛用しており、グリーンのRAVELLEはクシュナー氏のアーティストモデルです。
RAVELLEシリーズを…
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SP-ELT PINK BEVELS
「SP-ELT」はRAVELLEのボディシェイプをさらにもう一歩向こう側へ推し進めた、花の開花を想わす幻想的なギターです。しかし弦長628mm(ほぼギブソンスケール)で22フレットのRAVELLEに対し、SP-ELTは弦長648mm(ほぼフェンダースケール)で24フレットのネックを持っており、ちょっとした違いがあります。
こちらにはサスティナーはなく
という仕様で、シンプルな操作系にまとめることで、ライブで思い切り演奏するためのギターになっています。
P.C.S.(プログラマブル・コイルタップ・システム)は、タップした時の両ピックアップの状態をボディ裏のパネルであらかじめ設定できる機構です。たくさんの組み合わせの中から自分が使いたい組み合わせを自由に設定できる上、演奏時にはタップのスイッチ一つの操作で呼び出すことができるというシンプルさがメリットです。
「FR」はストラトタイプの本体をベースにしたフェルナンデスオリジナルのスーパーストラトの代表機です。日本では「ジェットフィンガー」の異名をとる横関敦氏の使用が有名で、どんなジャンルにも馴染むシンプルなスタイルと突き詰めた演奏性が特徴です。
木目の美しいセンをボディに使用し、FRTとサスティナーを搭載しています。
ボディトップのフレイムメイプルが美しいモデル。サスティナーは非搭載ですが求めやすい価格帯です。
ダウンチューニング向きに弦長を666mmに拡張したモデル。ヘヴィ志向のため操作系をシンプルにまとめています。
Dreaming Dead – “Midnightmares” Official Video
女声ヴォーカルのデスヴォイスは男声よりも音域が高くなり、ヘヴィなバンドサウンドに埋もれず聴きやすいですね。メロディック・デスメタルバンド「Dreaming Dead」のギターボーカル、エリザベス・シャル氏のメインギター、リバースヘッドのFRはアメリカでは「Revolver」という名前で、もう一人のギタリストが弾くAPGは「Dragonfly」という名前で取り扱われています。フェルナンデスは国内外で違ったラインナップ展開をしており、国内限定モデルも海外限定モデルも存在します。
FRシリーズを…
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布袋寅泰氏、今井寿氏(BUCK-TICK)の使用で名高い、80~90年代の「ビートロック」ムーブメントを支えたフェルナンデスの名器中の名器です。フェンダー・テレキャスターの本体にコンコルドヘッドのネックを挿したシルエットは、これ以前にはなかったフェルナンデス発祥のものです。モノトーンのカラーバリエーション、パーツ類をスッキリとまとめたスタイルは都会的で洗練されており、ストレートなロックのサウンドにフィットします。
メイプルネックとアルダーボディという定番の組み合わせで、350Rとややフラット気味な指板を持つネックはチタンロッドで強化されています。
「2S」はEMGのシングルコイルピックアップ「SA」を2基、「SUS」はフェルナンデスオリジナルピックアップを採用したSH配列にサスティナーとシンクロナイズドトレモロを搭載しています。
TEJシリーズを…
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基本的にはギブソン・フライングVをEMGピックアップとFRTで強化させたギターですが、弦長609mmという「ショートスケール」が採用されているという点が大きな特徴です。ちなみにこの609mmは、後述する「ZO-3(ぞうさん)」ともほぼ同じ弦長です。
弦長が短くなった分だけ、指を伸ばしたプレイに有利に働きます。またアームアップが思い切りできるようにブリッジ裏にしっかりザグりが入っています。
小柄な女性でも弾きやすい!ショートスケールギターの魅力とは?
BSVシリーズを…
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フェルナンデスの歴史的な定番機をリファインし、細部にまで「サウンド」 「ルックス」 「プレイアビリティー」を追求した日本製の「NEW JPC DELUXE(以下、JPC)」、また各モデルのコンセプトはそのままに手に入りやすい価格を実現させた「NEW STANDARD(以下、スタンダード)」シリーズとしてリリースしています。
JPCシリーズは共通してチタン製のロッドによってネックが強化されており、ハードケースが付属。また品質の証として、ヘッドに専用プレートが付けられます。しかし先述の「FR-DLX JPC 2011」と「FR-STANDARD 2011」に見られるように、価格の違いはあってもそれぞれ仕様の違う別のギターとして仕上がっています。
FGZ-DLX JPC 2011 SLS
FGZはシャープなシルエットとリヴァースヘッドによって、よりハードなジャンルに方向付けをしたスーパーストラトの定番機です。
JPC版はノントレモロ仕様、EMGピックアップ、ヒールカットを施したセットネックという構成で、ストレートなサウンドと演奏性を両立させたモデルです。対するスタンダードは磁界の広いバーポールピースを採用したオリジナルハムバッカーを備え、フロイドローズはアームアップが思い切りできるようにボディに深いザグりを入れており、低価格ながら高度にテクニカルなプレイまで支えてくれる仕様になっています。
FGZを…
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APG-DLX JPC 2011 N
「APG」は弦長628mm(ギブソンスケール)、セットネック、緩やかなアーチを描くカーブドトップとギブソン系を意識したスタイルの楽器ですが、スマートなシルエットにより全く違ったイメージを持たせたモデルです。
JPCはアッシュに近いセンをボディにセレクトし、伝統的なハムバッカーサウンドを意識したセイモアダンカンのカバードピックアップが採用されています。ヒールカット処理によりハイポジションが弾きやすく、トレモロもあるのでこれ一本でほぼすべてをカバーできる柔軟性を持っています。スタンダードはボディをメイプル+アルダーとして張りと軽やかさのある音を狙い、オープンタイプのハムバッカーとTOMブリッジによりパワフルかつストレートなサウンドを狙っています。
APGを…
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RT-DLX JPC 2011 BLK/M
定番機「FR」をストラトに回帰させたモデルですが、シングルコイルピックアップの代わりにバーポールピースを持つシングルサイズのハムバッカーを3基備えているのが特徴です。広い磁界とパワフルかつシャープなトーンを持っており、コイルタップによって通常の3シングルにもできる高機能なギターです。
ZO-3(ぞうさん)はその名の通り「象さん」をモチーフとしたデザインが受けて記録的なヒット作となった、アンプ&スピーカー内蔵ミニギターです。内蔵スピーカを鳴らすだけでなく、ギターアンプやヘッドホンも使えるので、宴会場などの一発芸、自宅での練習、ステージでのライブ演奏など幅広い現場で演奏することができます。
弦長はフェンダー・ムスタングなどとほぼ同じ609mmのショートスケールで、この弦長に合わせた「ZO-3専用弦」も作られています。
基本モデルとなる「ZO-3」はリアにハムバッカー1基、ON/OFFスイッチとボリュームポットのみというシンプルな構成で、くまモンやハローキティなど、キャラクターとのコラボレーション版が多く作られています。このZO-3にシンクロナイズドトレモロとディストーション回路を追加したのが「ZO-3芸達者」、このZO-3芸達者をストラト風にアレンジしたのが「ZO-3 ST」です。
ZO-3を…
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「バーニー」は本来、ギブソン系のコピーモデルを生産するブランドとして発足しました。現在ではフェルナンデスグループの「国内向けコピーモデル専門ブランド」として、ギブソン系のコピーモデルを中心にラインナップを展開しています。本格的なコピーに定評がありますが、そこから一歩踏み込んだアレンジが施されたオリジナルモデルやまったく新しいモデルもあります。品質の割に価格が抑えられているところもポイントで、これから始める人の最初の一本はもちろん、格安のギターから一歩ステップアップするのにも最適のギターです。
左から:RLC-85 BLK、RLC-85S 2011 SW、BLC-85 2011 BLACK、BLC-85 2011 PALE PINK、RLG-85 HB
バーニーのレスポールタイプには、
の3シリーズがあります。本家ギブソンレスポールの伝統的な指板Rは300ほどですが、バーニーでは現代のプレイスタイルに合わせてさらに緩やかな400Rに設定されています。
国内生産の本格的なレスポールスタンダードタイプでありながら、10万円を大幅に下回る価格帯にとどめているモデルです。トップのメイプル15mm+バックのマホガニー45mmというボディは本家の比率とほぼ一致しており(本家の寸法はインチなので、誤差レベルの違いがあります)、ネックをボディに深く挿し込むディープジョイント、弦のテンションを確保するためにヘッド角を17度に設定というアレンジを加え、伝統を受け継ぎながら現代のレスポールとして仕上がっています。
オープンタイプのハムバッカー、フロイドローズとサスティナーでパワーアップさせたレスポールカスタムです。レスポールのアレンジでここまでできるのはフェルナンデス/バーニーだけだと言えるでしょう。レスポール本来のTOMブリッジ仕様もリリースされています。
バーニーのレスポールを…
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バーニーのSGタイプはRSG-55という共通の型番のもとに、
の2タイプあり、年式で違うのはピックガードのみで、400Rにアレンジした指板のブロックインレイやピックアップなど、他のスペックはすべて同一仕様となっています。ボディ/ネックともにマホガニーを使用しており、SG好きなギタリストのこだわるポイントをしっかり押さえたラインナップになっています。
バーニーのアーチトップは、
の2タイプがリリースされています。「RSA」はセンターブロックをもったセミアコ、「RFA」はフロントにハムバッカーピックアップ1基を備えるフルアコです。ボディ構造にこそ違いがありますが、両モデルともボディ材はメイプル、ピックアップにオリジナルのFVH-2002ハムバッカー、ギブソンスケールで400Rのメイプルネックと、多くの部分に共通するものがあり、弾き比べることで「ボディ構造の違い」がどこまでギターとしてのキャラクターに影響するのかを確認することができます。
バーニー唯一のオリジナルシェイプは通称「シャチ」と呼ばれ、故hide氏も「くじら」の名で愛用した、ゆるやかな曲線で描かれた非対称ボディが特徴です。
現在生産されている「H-ELT」は、あえて段差をつけた3プライのボディがギブソン・ファイヤーバードをイメージさせる、アメリカンなデザインにまとまっています。この段差によってコントロール系が3mm沈み込み、つまみが邪魔になりにくいというメリットがあります。
またチタンロッドで強化されたマホガニーネックはナット幅42mmで握りこみやすく、トラスロッド調整を根本側で行うためにヘッド側にはダミーのロッドカバーがつけられています。
フェルナンデス/バーニーは、布袋寅泰氏やhide氏ら国内を中心とした多くのビッグアーティストとコラボレーションし、彼らのトレードマークとなるギターを生み出してきました。現在ではオリジナルデザインのギターをフェルナンデスで、SGやモッキンバードなど既存のスタイルを持つギターをバーニーでリリースしています。
MG-380S
今や故hide氏のトレードマークとなっているモッキンバードですが、hide氏が愛用したきっかけは「誰も使っていないから」だったそうです。hide氏の人気が高まるにつれ、当時は不人気ゆえに生産が中止されていたモッキンバードタイプが、フェルナンデスの主力商品にまで上り詰めました。hide氏のシグネイチャーモデル「MG」は、御本人仕様を極限まで再現したのもからミニギターまで幅広く作られており、特別仕様モデルが限定生産されることもしばしばあります。
「MG」はフェルナンデスからもバーニーからも出ている稀有なモデルです。hide氏がはじめに愛用したモッキンバードタイプがフェルナンデスだったので、当時のモデルはフェルナンデスブランドになっています。やがて会社の方針で「コピーモデルはバーニーから出す」ことになり、MGもバーニーからリリースされることになりました。
「ロリロリのギターでゲロゲロのリフを弾く」というコンセプトで製作されたという通称「イエローハート」を再現したモデル。ボルトオンのメイプルネック仕様にすることで価格を抑えていますが、本物同様にサスティナーとダイレクトスイッチを備えており、hide氏のプレイを完全コピーすることが可能です。「MG-145」にはこのほかにも、デザインごとにボディ材や厚みに違いを設けたいくつものバリエーションがあります。
MGシリーズを…
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このほかアーティストモデルのラインナップには、
らが名を連ねています。
「P-プロジェクト」はプロ用のカスタムギターを国内生産するブランドで、和田アキラ氏(PRISM)と本田毅氏(PERSONZ、 fringe tritone)が長らくシグネイチャーモデルをリリースしています。
HERE
独特のサウンドアプローチに定評のある、本田毅氏のシグネイチャーモデルです。一見シンプルめな改造ストラトですが、他に類を見ない特殊なギターになっています。
この仕様の本体は高級仕様のストラトタイプのギターとして決して珍しくないものですが、
というように、電気系が特別仕様になっています。
エフェクタの多用などで「音抜け」が損なわれることへの対処として最も一般的なのは、トレブル(高域)を持ちあげることです。本機のトーン回路はこれを逆手にとって低域をカットすることで、相対的にトレブルを持ち上げるようになっています。こうして作ったトレブル主体の音はバッキング(伴奏)を目的とすることが普通で、トレブルを上げつつ音量を下げるよりも切り替えがシンプルで使いやすくなります。
「ダイレクトミュートボタン」は近年流行している「キルスイッチ」に近く、押している間だけ出力が全カットされます。これを擦るように扱うことでストロボが素早く点滅するような効果を得るのですが、通常のキルスイッチが右手の一往復でON/OFFを一回切り替えるのに対し、このダイレクトミュートボタンは一往復でON/OFFを二回切り替えることができ、キルスイッチの倍の速さで点滅させることができます。
「PERSONZ」「fringe tritone」ギタリスト本田毅インタビュー
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