リバーブ・エフェクターの使い方、おすすめモデル17選紹介

[記事公開日]2024/5/14 [最終更新日]2024/6/23
[編集者]神崎聡

リバーブ・エフェクター

「リバーブ(reverb)」は、「残響」を生み出すエフェクターです。コンサートホールや学校の体育館で手を叩いてみると「パァーーーン!」と音が鳴り響く、そんな効果が得られます。空間感や深みを与えサウンドを一層豊かにする、また包み込むような残響にはリスナーを別世界の空間へいざなうような魅力があります。今回はこのリバーブ・エフェクターに注目し、使い方やおすすめモデルなど探求していきましょう。


  1. リバーブとは?
  2. リバーブの種類を、歴史で追ってみる
  3. リバーブ・エフェクトの使い方
  4. おすすめのリバーブ・ペダル

リバーブとは?

リバーブを知るために、まず「音」について、ちょっとしたお勉強をしましょう。音には「直接音」と「反射音」があります。

  • 直接音:発生源から直接耳に入ってくる音。
  • 反射音:床や壁に跳ね返ってから耳に入ってくる音。

反射音はあちこち跳ねかえる分だけ耳に入ってくるまでに時間がかかるので、遅れて聞こえたり、響きが残って聞こえたりします。反射音が「山びこ」のように一つ一つ判別できる聞こえ方を「反響(echo)」といい、エフェクターではディレイで再現されます。体育館の柏手「パーーン」のように、反射音の個々が判別できない聞こえ方を「残響(reverberation)」といい、エフェクターではリバーブで再現されます。


はじめてのリバーブ・エフェクター【ギター博士】
残響がギターの音を包み込むことで、音の太さや広がりが演出できます。またレゲエ風リズム・ギター(1分20秒~)のように残響をしっかり聞かせる、という手法も効果的です。

リバーブの種類を、歴史で追ってみる

ではこの残響を作るために、人類がどんな工夫を重ねてきたかを見ていきましょう。

パイプオルガン

パイプオルガンを設置する教会は、神の偉大さを象徴させるような、荘厳なリバーブが発生するよう設計されています。このほかコンサートホールでは音楽的で豊かな残響が、日本でもお寺の境内では悟りに導く残響が、それぞれ得られるよう計算されています。現在でも、無名時代にお風呂で録音した大物ミュージシャンの逸話が散見されます。
このように「反射音は空間で作られる」という概念が第一にあったため、世界初のリバーブ発生装置「エコーチェンバー」も、部屋の響きを利用していました。

部屋で響かせる「エコーチェンバー(1947~)」

エフェクターとして初めて使われたリバーブは、タイル張りのバスルームにスピーカとマイクを設置した「エコーチェンバー」です。録音したものをスピーカから流し、ここで得られた音をもとの音に混ぜる、という手法です。効果は絶大でしたが、響き加減が調節できず、また引越しが絶望的に困難なことなど制約が目立ちました。

板で響かせる「プレートリバーブ(1957~)」

「鉄板エコー」とも呼ばれた「プレートリバーブ」は、巨大な鉄板を吊るし、信号を振動に変換する装置を取り付ける、というものです。世界初のプレートリバーブ「EMT 140」は特にボーカルに良好な重厚な残響が得られ、今なおDAWのプラグインに採用されるほど支持されています。高さ4フィート(1.2メートル)、幅8フィート(2.4メートル)、重さ約600ポンド(270kg)という巨体ですが、残響の長さを操作でき、また気合いが充分なら運搬もできました。

バネで響かせる「スプリングリバーブ(1959~)」

プレートリバーブと同じ原理でバネを響かせる「スプリングリバーブ」は、発明こそ1939年と言われますが、改良されリバーブ装置として世に出されたのは1959年とされています。残響を調整する機能は付けられませんが、独特の暖かいサウンドを持ち、比較にならないほどの小型化軽量化に成功しました。
1960年に発表された「タイプ4」をフェンダーが採用し、名機「ツイン・リバーブ(1962~)」が生まれました。以来スプリングリバーブはギターアンプ搭載リバーブの定番で、ギタリストにとって最も馴染み深いサウンドです。なお、アンプを揺らすとスプリングが跳ねて、「ガシャーン!」と破壊的な音が出ます。

フェンダー・ツインリバーブ アンプ内蔵型のスプリングリバーブは通常ツマミ一個で、音量のみ調整します。なお「ツイン・リバーブ」は、スピーカーを2発搭載した「フェンダー・ツイン」にリバーブを追加するなど改良を施したアップグレード版です。リバーブが2系統あるわけではありません。

スプリングリバーブ 実物のスプリングリバーブ。3本のスプリングが並んでいる。

コンピュータで響かせる「デジタルリバーブ(1976~)」

演算処理で残響を再現する「デジタルリバーブ」は、1960年代初頭にはすでに発明されていたようです。しかしコンピュータの性能がまだまだ未発達で、ようやく実際の使用に耐える性能に達したのは1976年でした。デジタルリバーブはクッキリとした音像に加え、さまざまなパラメータの操作によっていろいろな残響を作ることができる利便性が強みです。ホールの響きを再現した「ホールリバーブ」、部屋の響きを再現した「ルームリバーブ」、今や常識的に使用されるこの二つは、デジタルあってのものです。今やエフェクターとして生産されるリバーブの、ほとんどがデジタルです。

バッサリ切る「ゲートリバーブ(1980’s)」

リバーブにノイズゲートをかけ、長く延びる残響をバッサリ切り落とす「ゲートリバーブ」は、特に1980年代のドラムの音に盛んに使用されました。やはりドラムのイメージが強いためか、ギターへの使用は限定的です。しかしごく稀に、ゲートのモードを搭載しているリバーブエフェクターも見られます。

デジタルの極致「サンプリングリバーブ(1999~)」

「畳み込み(convolution)」という特別な演算処理を行うことから「コンボリューションリバーブ」とも呼ばれる「サンプリングリバーブ」は、空間における響き方をサンプリングし、残響に空間の個性を反映させるリバーブです。自然の響きをそのまま再現してしまうので、現在もっとも美しいリバーブだと考えられています。

「shimmer(2009~)」など、別世界のリバーブ

アンビエント・リバーブ

自然で美しいリバーブへの追及は、いまのところサンプリングリバーブが担っています。これ以後のリバーブは、モジュレーションやピッチシフトなどを組み合わせる新しい発想によって、かつてない別世界のサウンドを積極的に作るようになっていきます。もっとも名高いのが、ストライモン「blueSky」の「shimmer(シマー)」モードです。「shimmer(きらめく)」の名の通り、時間の経過とともに次々と倍音が追加されていく、キラキラした残響が得られます。


Strymon blueSky Reverberator | Reverb Demo Video
他の音も大変美しいですが、最後に出てくるshimmerの異次元感たるや。ギターがシンセサイザーになちゃったかのよう。

幽玄な世界へ:アンビエント・リバーブ・ペダル特集 – Supernice!エフェクター

リバーブ・エフェクトの使い方

では、リバーブはどのように使うのかを見ていきましょう。近年では恐ろしく多機能なモデルがあり、演奏での活かし方もさまざまですが、基本を押さえておけばだいたい大丈夫です。

操作の基本

現代のリバーブでは、ふつう3つ以上のツマミが備わります。以下の3つを基本に、高機能なものにはモード切替やプリディレイ(残響の始まるタイミング)などが追加されます。

  • 音量(LEVEL、MIX):残響の音量。必要以上に多い状態は「お風呂」と表現される。
  • 音質(TONE、DAMP):残響の高音を削る。広い空間の残響は、高音が削れる。高機能なものは、ローカットとハイカットの両方を備える。
  • 減衰(TIME、DECAY):残響の持続する時間を操作する。狭い空間の響きは短く、広い空間では長くなる。

現在流通しているリバーブは、多機能&多音色を売りにしているモデルが目立ちます。「そんなにたくさん、使いきれないよぉ」とひるんでしまいそうですが、フットスイッチいっこのエフェクターでライブに使用できる音色は1つですから、気に入った音だけ使えばいいのです。

リバーブ・エフェクターの接続順

特にこだわりが無ければリバーブ・ペダルは「エフェクター・ボードの一番後ろ」で使用し、アンプで歪みを作る場合にはエフェクトループを使いましょう。ディレイとセットで使うことも多いですが、反響(エコー)に残響が乗るのが自然の響き方ですから、やはりディレイの後ろにリバーブを接続させるのが王道です。でもこうした道から外れることで新しいものが生まれるかもしれませんから、興味のある人はいろいろ試してみてください。

では、ギターの演奏ではどう使うのか?

やや大雑把な分析ですが、ギターの演奏におけるリバーブの使い方は、だいたい以下の3種類に絞られます。

隠し味として、うすーく常時ON

特にアンプ内蔵型スプリングリバーブの、もっともポピュラーな使い方です。ドライなギターサウンドがほのかな残響に包まれることで、バンドサウンドに馴染みやすくなります。リバーブ量はお好みで大丈夫ですが、ギター単体ではかすかに聞こえる残響が、アンサンブルになると感じられなくなるくらいがちょうどよい塩加減です。

「ここぞ」という場面でしっかりかける

これこそ全エフェクターの、もっとも普通の使い方です。歯切れの良さが求められる場面以外なら、リバーブはいつでもがっつり使えます。しかしリバーブを起動させる多くの場合、ディストーションのON/OFFやコーラス、ディレイなど、ほかのデバイスの操作とセットになります。それゆえ、スイッチャーで操作をまとめたり猛スピードで次々と切り替えたりなど、工夫や鍛錬が必要となります。

常時たっぷりかけて、60年代風のサウンドを作る

フェンダー「ツイン・リバーブ」が誕生した60年代は、アタックの立つ硬いギターにスプリングリバーブをたっぷりかけた「革新的なサウンド」が一世を風靡しました。現代でもこの時代っぽいサウンドを作るなら、「厚いリバーブ常時ON」が王道です。

おすすめのリバーブ・ペダル

では、お勧めのリバーブを見ていきましょう。アンプやエフェクターには必ず「アナログこそ至高」という意見がありますが、ことリバーブについては「デジタル一強」と言って良い情勢です。

紹介するおすすめペダル一覧
画像 製品 発売時期 電池駆動 特徴
TC Electronic
Skysurfer
2016年 スプリング/ルーム/ホールと3種類の王道リバーブを搭載、はじめてのリバーブ・ペダルにも最適
BEHRINGER
DR600 DIGITAL REVERB
2009年 コスパ抜群、6種類のモードを搭載したデジタル・リバーブ
Animals Pedal
BATH TIME REVERB
2015年 ルーム/ホール/スプリングと、スタンダードな3種類のリバーブを切り替えて使うことができる
Electro Harmonix
nano Holy Grail
2009年 x リバーブの定番「Holy Grail」のナノ・サイズ・モデル
BOSS
RV-6
2015年 一般的なリバーブ、モジュレーションが加わるMODULATE、シマー、ディレイが加わる+Delayなど、全8種類のアルゴリズムを搭載したコンパクトかつ多機能モデル
One Control
Prussian Blue Reverb
2015年 「ギター、ベースに求められる理想的なリバーブ」というコンセプトのもと設計された独自のリバーブ
Electro Harmonix
OCEANS 11 Reverb
2018年 x 11種類のリバーブ・モードを搭載、多彩なサウンドを出力
Electro Harmonix
Holy Grail Max
2014年 x リバース・リバーブを搭載、シューゲイザー定番のペダル
Walrus Audio
Fathom
2018年 x ホール/プレート/ローファイ/ソナー(シマー系)を搭載した高品位なリバーブ・ペダル
strymon
Cloudburst
2023年 x アンビエント系リバーブ・ペダル
Walrus Audio
Slö
2019年 x 夢の中にいるような幻想的なサウンドのリバーブを搭載、アンビエントに特化したリバーブ・ペダル
Old Blood Noise Endeavors
Procession
2015年 1970~80年代のSF映画やホラームービー黄金期のサウンドトラックから強い影響を受けた、新しくもノスタルジックなリバーブ
BOSS
RV-500
2017年 32bit/96kHz の最高音質を実現、12種類/21タイプのリバーブを搭載した高性能・多機能なデジタルリバーブ・ペダル
Strymon
blueSky V2
2022年 x シマー・リバーブという新たなジャンルを開拓した名機「blueSky」のアップグレード・バージョン
strymon
FLINT
2022年 x ビンテージアンプに搭載されたチューブアンプ・トレモロと、クラシックなリバーブを搭載。1960年代アンプのトレモロ/リバーブ・サウンドを忠実に再現
Walrus Audio
Lore Reverse Soundscape Generator
2022年 リバース・ディレイとリバース・リバーブを組み合わせたユニークなサウンドを5種類搭載したアンビエント・クリエーション・マシン
Universal Audio
UAFX Golden Reverberator」
2021年 x UADプラグインの高品位なサウンドを足元でコントロールできる、完全プロクオリティのステレオ・リバーブ・ペダル

お財布に優しい使えるリバーブ

TC Electronic「Skysurfer」

TC Electronic Skysurfer Reverb

プロ品質のハイエンドな空間系エフェクトに定評のあるTC Electronicによる格安ペダル「Smorgasbord of Tones」シリーズのリバーブ・ペダル。手頃な価格帯ながらスプリング/ルーム/ホールと3種類の王道リバーブを切り替えて使用することが可能となっているので、お手頃なリバーブペダルが欲しいと思っている人にとって最適なモデルとなっています。トゥルーバイパスによって音質劣化も気になりません。

発売時期 2016年
電池駆動
消費電流 120mA
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BEHRINGER「DR600 DIGITAL REVERB」

BEHRINGER  DR600

DR600は格安のプロフェッショナルオーディオ機器で有名な BEHRINGER から販売されているデジタルリバーブです。4つのツマミと6種類(スプリング/プレート/ホール/ゲート/ルーム/モジュレート)のモードを搭載、大変にリーズナブルな価格ながらも高解像な 24-bit ステレオリバーブ・サウンドを実現しています。激安リバーブペダルを探している人にとってオススメの一台ですが、モードに「ゲート」を加えている稀有なペダルでもあります。

発売時期 2009年
電池駆動
消費電流 90mA
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Animals Pedal「BATH TIME REVERB」

Animals Pedal BATH TIME REVERB

Animals Pedal「バスタイム・リバーブ」は、2つのみのシンプルなツマミに、ボディ中央のスイッチによってルーム/ホール/スプリングと、スタンダードな3種類のリバーブを切り替えて使うことができます。上述2モデルに次いで初心者にとっては手に入れやすいモデルとなるでしょう。またボディにプリントされたイラストが可愛らしく、デザインも大きな特徴の一つとなっています。

発売時期 2015年
電池駆動
消費電流 140mA
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定番/人気のリバーブ・ペダル

Electro Harmonix「nano Holy Grail」

nano Holy Grail

「Holy Grail」は、ツマミとスイッチが1つずつという大変シンプルなリバーブ・ペダルです。スプリングリバーブを完全再現した高品質な残響音が特徴で、90年代のトップギタリストを中心に多くのギタリストに愛用され、リリース当初から現在まで脈々と続くロングセラー・モデルです。これを小型化した「ナノ・ホーリー・グレール」は、全く同一の機能で小型化を達成したモデルです。
ツマミはリバーブレベルで、右に回すほど残響音が多いサウンドになっていきます。スイッチでは「SPRING」「HALL」「FLERB」という3つのモードを切り替えられます。FLERBでは、フランジャーがかかったような斬新な残響が得られます。

発売時期 2009年
電池駆動 x
消費電流 105mA
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BOSS「RV-6」

BOSS RV-6

2015年に登場した「RV-6」は、BOSSの定番リバーブとしてロングセラーモデルとなっていた「RV-5」のリニューアルモデル。次世代の新しいスタンダードとなるリバーブ・ペダルです。一般的なリバーブに加えて、モジュレーションが加わるMODULATE/シマーリバーブ/ディレイが加わる+Delayなど、全8種類ものサウンドを切り替えて使うことができるようになっています。
また、演奏の強弱にあわせてリバーブのかかり具合が変化するリバーブタイプ、外部エクスプレッションペダルによってリアルタイムに残響をコントロールできるなど、新時代のリバーブに相応しいユニークな機能が搭載されています。


BOSS RV-6 Reverb Sound Preview
王道でもマニアックにも。迷ったらBOSS。

発売時期 2015年
電池駆動
消費電流 65mA
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One Control「Prussian Blue Reverb」

One Control Prussian Blue Reverb

高い品質のペダルを数多く手がけ、プロの使用者も多いOne Controlのリバーブ・ペダルです。スプリングやプレートなどの実機のリバーブを再現しているのではなく「ギター、ベースに求められる理想的なリバーブ」というコンセプトのもと設計されており、楽器の魅力を最大限に引き出すことを目指した独自のリバーブ・サウンドとなっています。
「独自のリバーブ」と聞くと突飛なサウンドを想像してしまいますが決してそのようなことはなく、どんなギター、ベースにも馴染みのよいナチュラルな印象のリバーブです。コントロールもシンプルで使いやすく、筐体もコンパクト。かけっぱなしにして使いたい、高品位なトーンが持ち味のペダルです。

発売時期 2015年
電池駆動
消費電流 60mA
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Electro Harmonix「OCEANS 11 Reverb」

OCEANS 11 Reverb

Oceans 11 Reverbは、11種類のリバーブ・モード(Hall、Spring、Plate、Revrs、Echo、Trem、Mod、Dyna、Auto-Inf、Shim、Poly)を搭載した多彩なサウンドが出せるリバーブ・ペダル。セカンダリー・ノブ・モード機能により詳細な設定が可能。新しい音を弾くたびに新たなリバーブを創出するインフィニティ・リバーブ、Trailスイッチ搭載など、コンパクトながら驚くほど多機能です。豊富な機能と多彩なサウンドで、幅広い音楽スタイルに対応します。

発売時期 2018年
電池駆動 x
消費電流 150mA
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Electro Harmonix「Holy Grail Max」

Holy Grail Max

定番機、Holy Grailをベースに新たなリバーブや機能を盛り込んだのがこのHoly Grail Maxです。オリジナル機では「SPRING」、「HALL」、「FLERB」の3種類のリバーブが使用できましたが、本機ではFLERBがオミットされ、新たに「PLATE」と「REVERSE」の2種類が追加されています。ポイントはなんといってもリバース・リバーブで、シューゲイザー系サウンドを好むギタリストの定番となっています。
コントロールについても、1ノブのみであったオリジナル機に対し本機ではBLEND、TIME、REVERBの3ノブとなったことでさらに使いやすくなっています。

発売時期 2014年
電池駆動 x
消費電流 80mA
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Walrus Audio「Fathom」

Walrus Audio Fathom

デザイン、サウンド共にユニークなペダルを数多くリリースするWalrus Audioのリバーブ・ペダルです。伝統的なホール、プレート・リバーブに加えてローファイ・リバーブやソナー(シマー系)のリバーブを搭載しており、どのアルゴリズムも高品位なサウンドです。こちらもSlöと同じくモジュレーションを内蔵しているほか、フット・スイッチを押し続けることでリバーブ・テイルをサステインさせる機能も搭載しているため、かけっぱなしのリバーブはもちろんのこと、飛び道具的なサウンドにも対応できる懐の広い一台であるといえます。

発売時期 2018年
電池駆動 x
消費電流 100mA


Walrus Audio Fathom Multi-Function Reverb Tech Demo
常識的な範囲をギリギリ超えていない「ファゾム」は、リバーブに強烈な個性を求めていない人にも使いやすそう。

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強い個性を持った新時代リバーブ

人はいつも「これ以上はない」と思いがちですが、人間の発想や想像力には、限界がありません。行くところまで行ったと思われたリバーブの分野でも、新しい技術や柔軟な発想によってさまざまな新時代のサウンドが生み出されています。これら斬新なサウンドが定番化するかどうかは未来に任せるとして、そんな新しいサウンドに特化した個性的なリバーブを見ていきましょう。

strymon「Cloudburst」

Cloudburst

strymonのリバーブ・ペダルといえばblueSkyやFLINTなどの定番機が真っ先に頭に浮かびますが、このCloudburstも見逃すわけにはいきません。アンビエント系のリバーブ・ペダルである本機は従来の象徴的な正方形の筐体ではなく、縦長のコンパクトな筐体でリリースされています。「優れたサウンドをシンプルな操作で!」というコンセプトのもと設計された本機はコントロールも直感的で扱いやすく、音色はもちろんstrymonらしい高品質なもの。シンプルだからといって侮ることのできない、いかなるセッティングにおいても「使える」サウンドになってしまう優秀な一台です。

発売時期 2023年
電池駆動 x
消費電流 250mA
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Walrus Audio 「Slö」

Walrus Audio Slo

定番のリバーブ・アルゴリズムにフォーカスした「Fathom」に対し、アンビエントに特化したのが「Slö」です。本機にはホールやプレートといった一般的なリバーブ・アルゴリズムは入っておらず、夢の中にいるような幻想的なサウンドのリバーブが搭載されています。リバーブ・トレイルに1オクターブ下のサウンドが加わった「Dark」、音がゆっくりと立ち上がる「Rise」、サスティーン・スイッチを押すことでリバーブを持続させられる「Dream」の3種類が用意されているのに加えて、波形を3種類から選択できるモジュレーション機能も内蔵しており、シネマティックな美しいサウンドスケープを描くのにはもってこいの一台です。

発売時期 2019年
電池駆動 x
消費電流 100mA


Walrus Audio Slö Multi Texture Reverb Tech Demo
聴くものを異世界へ連れて行ってくれる「スロー」。「Dream」モードでは、sustainスイッチがラッチの起動スイッチとして働く。

Walrus Audio Slo – Supernice!エフェクター

Old Blood Noise Endeavors 「Procession」

Old Blood Noise Endeavors Procession Reverb

オールドブラッド・ノイズエンデバーズ「プロセッション」は、1970~80年代のSF映画やホラームービー黄金期のサウンドトラックから強い影響を受けた、新しくもノスタルジックなリバーブです。残響自体は1種類で、これに3種のモジュレーションを加えて音を作ります。HOLDスイッチを踏んでいる間はサスティンが永続するほか、外部エクスプレッションペダルによってリアルタイムにモジュレーションを変化させることができ、幻想的な空間を演出することができます。

発売時期 2015年
電池駆動 x
消費電流 60mA


Old Blood Noise Endeavors Procession Technical Demo
ワインをたしなむリラックスした雰囲気の教会ロケは、プロセッションの味わい深い世界観を味わうのにうってつけの演出。

Old Blood Noise Endeavors Procession Reverb – Supernice!エフェクター

ハイエンドな多機能リバーブ

音にこだわればこだわるほど、場面ごとに異なるリバーブを使いたい。そんな思いに応えることができるのが、ハイエンド多機能リバーブペダルです。これらハイエンドモデルは、演奏中にいくつものサウンドを切り替えられるほか、ノイズに悩まされることのない良好な音質がメリットです。

BOSS「RV-500」

BOSS RV-500

2017年7月に登場した「RV-500」は、高性能DSPによって 32bit/96kHz の最高音質を実現、12種類/21タイプのリバーブを搭載した高性能・多機能なデジタルリバーブ・ペダルです。スプリングリバーブ/ルーム/ホール/プレートといった定番リバーブから、深いアンビエントのリバーブ、シマーリバーブなど、あらゆるタイプのリバーブを網羅。それとは別に独立してデジタル・ディレイを搭載しており、21タイプ全てのリバーブにディレイをかけることができるようになっています。実質リバーブ/ディレイとして扱うことができる上に、Dualモードでは2つのリバーブをミックスできるなど、コンパクトペダルとしては最上級の機能を誇ります。

発売時期 2017年
電池駆動
消費電流 225mA

BOSS RV-500 – Supernice!エフェクター

Strymon blueSky V2

strymon blueSky

「シマー・リバーブ」という新たなジャンルを開拓した名機「blueSky」のアップグレード・バージョンです。USB-C端子とEXP/MIDI端子の搭載により、各種設定をMIDIや外部エクスプレッション・ペダルによって操作できるようになったことに加え、300のプリセット保存が可能となりました。また「SHIMMER」ノブの追加により、どのリバーブ・タイプにおいてもシマーを得られるようになったほか、「MODE」内の「mod(モジュレーション)」が独立し、それぞれのエフェクトを組み合わせたより独創的なサウンドが作れるようになっています。もちろんDSPのアップデートや入力回路におけるJFET回路の採用など、基礎的な部分の強化も図られています。

発売時期 2022年
電池駆動 x
消費電流 300mA


Strymon Blue Sky vs Big Sky
寝落ちせずに最後まで見ていられなくなるほど、美しく心地よいリバーブ。あなたは耐えられるか?

strymon blueSky V2 – Supernice!エフェクター

strymon「FLINT」

FLINT

空間系に定評あるstrymonのリバーブ・ペダルはまだあります。「FLINT」は、ビンテージアンプに搭載されたチューブアンプ・トレモロと、クラシックなリバーブを搭載したエフェクター。それぞれ3種類、合計6種類のサウンドを装備し、1960年代アンプのトレモロとリバーブの組み合わせたサウンドを忠実に再現しています。サウンドのクオリティも申し分なく、自然で柔らかいトレモロ/深みを感じるリバーブ、低ノイズでクオリティの高いサウンドが得られます。ブルースやジャズなどのルーツミュージックでの使用、トレモロを探している人にもおすすめできる一台です。

発売時期 2022年
電池駆動 x
消費電流 300mA

strymon FLINT – Supernice!エフェクター

Walrus Audio「Lore Reverse Soundscape Generator」

Lore Reverse Soundscape Generator

近年ますます人気を高めているWalrus Audioのアンビエント・クリエーション・マシンです。リバース・ディレイとリバース・リバーブを組み合わせたユニークなサウンドを5種類搭載しており、反転を繰り返したりハーモナイザー的な効果が加わったりと、壮大さを感じさせる幻想的なサウンドが特徴です。独立したDSPをそれぞれ装備する2つのフィードバック・パスを持っており、これらの組み合わせによって有機的なサウンドを作り出します。ギターにうっすらかけてなじませるような一般的なリバーブではなく、曲の印象をガラリと変えてしまうような「飛び道具」的なリバーブが欲しいプレイヤーにはうってつけの一台であるといえます。

発売時期 2022年
電池駆動
消費電流 300mA

Walrus Audio Lore Reverse Soundscape Generator – Supernice!エフェクター

Universal Audio「UAFX Golden Reverberator」

UAFX Golden Reverberator

2021年5月に発売開始されたUniversal Audio社のリバーブペダル「UAFX Golden Reverberator」。UADプラグインの高品位なサウンドを足元でコントロールできる、完全プロクオリティのステレオ・リバーブ・ペダルです。所有欲を満たす美しい筐体にスプリング/プレート/ホール3種類のリバーブを搭載、クラシックなリバーブサウンドを徹底的に再現している一方で、それぞれMODツマミの操作によってアンビエントを加えることができます。クラシックなトーンからモダンな残響空間までスタジオ品質のサウンドで提供、そしてこの機種特有の「濃厚・濃密」なリバーブサウンドは、必ずや虜になるでしょう。

発売時期 2021年
電池駆動 x
消費電流 400mA

Universal Audio UAFX Pedal Series:スタジオ品質、濃密で心に響く重厚なサウンドの、リバーブ/ディレイ/モジュレーション3機種!

《スタジオ品質、濃密で重厚なサウンド》Universal Audio UAFX Pedalシリーズ


以上、様々なリバーブ・ペダルを紹介していきました。ぜひ、自分の音楽にリバーブの魔法を取り入れてみてください。そして、その奥深い世界にどんどん没入していってください。

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