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ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)

ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)

ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)は1970年代ジャズ・ロックシーンにおいて重要なグループ「マハヴィシュヌ・オーケストラ」のリーダーであり、ジャズの帝王マイルス・デイヴィスの”エレクトリック・マイルス”期の名盤「ビッチェズ・ブリュー」へのギターでの参加、チック・コリアやアル・ディ・メオラとの共演など、ジャズ界での影響力も非常に大きい超絶技巧派ジャズ・ロックギタリストです。

トリオやコンボでの演奏・名門のフル・オーケストラをバックに演奏などなど、様々なスタイルを取り入れ、ジャズだけにとどまらずブルース/ロック/フラメンコ/クラシックなどのスタイルを広く取り込んだ演奏を行っています。ローリング・ストーンズとセッションを行うなど、セッション・プレイヤーとしても幅広い活動をおこなっています。


Santana & McLaughlin – The Life Divine (Live at Montreux 2011)

Biography

1942年1月4日 生 英ヨークシャー州ドンカスター

1969年にトニー・ウィリアムス(dr)のバンド、ライフタイムに加入し世界的に注目を浴びるようになります。
70年代に入りマイルス・デイヴィスグループに加入。『イン・ア・サイレント・ウェイ(In A Silent Way)』、マクラフリンの名がタイトルで入っている『ビッチェズ・ブリュー(Bitches Brew)』、『オン・ザ・コーナー(On The Corner)』、『ビッグ・ファン(Big Fun)』、『ジャック・ジョンソン(A Tribute to Jack Johnson)』等に参加します。

1970年初頭にはソロ名義のアルバム『ディボーション(Devotion)』を発表。1971年に発表した二作目の『マイ・ゴールズ・ビヨンド(My Goal’s Beyond)』ではインド音楽に傾倒したサウンドになりました。
これらの時期を経て自身のバンド「マハヴィシュヌ・オーケストラ」を結成。アルバム『内に秘めた炎(The Inner Mounting Flame)』・『火の鳥(Birds Of Fire)』などをリリースします。ジャズ・インド音楽・ロックが高い次元で融合されたサウンドはフュージョンの発展に大きく貢献しました。

1990年代のはじめにはガットギターにシンセサイザーを組み込んだ楽器を使用したアルバム『John Mclaughlin Trio Live』、『Que Alegria』を発表。この時期ジェフ・ベックとも共演しています。その後は自身がリーダーを務めるザ・フォース・ディメンションを率いて精力的に活動を行っています。

使用機材

ギター

  • Godin Freeway SA
  • Gibson J200
  • PRS カスタムモデル
  • Gibson 1958 Les Paul Custom Reissue with Bigsby
  • Godin ‘Fretless Nylon’
  • 1968 Fender Stratocaster Reissue
  • 1976 Gibson 345 with Bigsby
  • 1978 Gibson Johnny Smith with Bigsby
  • 1985 Abraham Wechter Acoustic Cutaway

ダブルネック・エレキギターで有名なGibson EDS-1275を使用したこともあります。

エフェクター

Discography

In a Silent Way / Miles Davis

In a Silent Way

静まり返った夜明け前の星空を描くように優しく包み込むようなマイルスのラッパと、フリーキーで叙情感溢れるマクラフリンのギター。たった2曲だけしか収録されていないアルバムですが、一度聞いたら忘れられない旋律、極上のサウンドです。

1969年リリース作品

Bitches Brew / Miles Davis

Bitches Brew

教科書に出てきそうなくらい有名なジャズ・ロックアルバムの金字塔、エレクトリック・マイルスの頂点を極めたアルバム。前作In a Silent Wayと同様、20分ほどのジャムセッションから始まる1曲目「Pharaoh’s Dance 」は時に殺人現場のような緊張感、時にマグマが吹き上げるような爆発力とカオスが渾然一体となったサウンド。アルバムラストまで高い緊張感が保たれた名盤です。
音楽理論を超えたところにあるこのアルバムで、マクラフリンのギターはフリーキーなスタイルながらもロック的なアプローチで攻めています。

1969年リリース作品

火の鳥 / The Mahavishnu Orchestr

火の鳥

ジャズ・フュージョンのジャンルにおける最高作品。マクラフリンの音楽的技巧のすべてがここにある。

1972年リリース作品

Apocalypse / The Mahavishnu Orchestra

Red

プロデュースはジョージ・マーティン。ジャズロック、オーケストラ、シンフォニーなど様々な音楽的アプローチがほどこされた秀逸なアルバム。

1973年リリース作品