近年、Areaシリーズを愛用していたポール・ギルバートが、新たにディマジオと開発に取り組んだシグネイチャーモデル。彼は長年ハムバッカーを使っていましたが、現在ではシングルコイルを積んだギターをマーシャルに繋いだサウンドがメインとなっています。高音はさほど強くないですが、全帯域を押し上げるようなパワー感があり、シングルコイルとしてはもっともパワフルなピックアップの一つです。個性的ではありますが、その攻撃性の高さは病みつきになる魅力があります。ヴィンテージ志向の薄い、単音弾き、速弾きを多用するプレイヤーにはマッチするのではないでしょうか。
Paul Gilbert Demos His New DiMarzio® Injector™ Pickups
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スティーヴ・ヴァイの使用するピックアップと言えば「Evolution」が有名ですが、そのEvolutionの次のステップとなるピックアップがこのGravity Storm。Evolutionはクリアーで明るいサウンドが持ち味でしたが、こちらはよりウォームなサウンドに高密度の倍音を内包したサウンドになっています。中域にピークを持ちつつも、高音のヌケもよく、ヴァイモデルとは思えないほどに様々な音楽に使える、汎用的なピックアップです。
DiMarzio Gravity Storm Steve Vai Signature Pickups
Gravity Stormを…
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アンディ・ティモンズはフロント側にThe Cruiserを装着し、リア側にこれを付けています。中域でも特にハイミッド付近に強烈なピークを持ち、ピッキングに対するバイト感が非常に高いのが特徴。あらゆる音楽に使える、という汎用性は低いものの、単音弾きを主体として、彼のようにギターを歌わせようとするならば、これ以上ない選択肢となるでしょう。
Andy Timmons on the features and design of his AT10P Ibanez signature model
DP224を…
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エリック・ジョンソンが「1959年リイシュー・レスポールをグレッチのカントリー・ジェントルマンの音にしたい」という要望をディマジオ社に突きつけたのがきっかけで作られたピックアップ。ハムバッカーでありながらシングルコイル特有の高域の伸びを持ち、非常に良く抜ける音になっています。音の太さやパワーなどは通常のハムバッカーほどではない割によく抜けるので、演奏の難しい上級者用ピックアップとなっています。
ネック側がDP211、ブリッジ側がDP212となっています。
マグネット:アルニコ5
抵抗値:7.01/7.85 kΩ
EJ Customを…
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ビリー・シーンが自身のヤマハ製シグネイチャーモデル”Attitude”に搭載しているピックアップ。元々ディマジオのModel Oneを長らく使用していた彼のために、その改良版として作られたピックアップです。パワー、中域、アタック感が向上しており、コードを弾いたときの分離感もさらに良くなっています。パワフルなフレーズで押していき、ハーモニクスや和音フレーズを多用する、ベースとは思えない彼のプレイには非常に良くマッチした製品と言えるでしょう。
DiMarzio Will Power Pickups for Billy Sheehan
セミアコやフルアコに搭載された”P-90”など、ハムバッカーでもシングルコイルでもないピックアップ。独特の音色に根強いファンが多いモデルです。
P-90のサイズに適合するハムバッカー。本体の加工を必要とせずにハムバッカーの音色が得られるという点で、シングルサイズのハムバッカーと同様の開発経緯を伴っています。出力を高め、ドライブ感を増し、全帯域に渡って強力にブーストします。通常ハムバッカーと同じ4芯構造なので、コイルタップなども可能。
P-90独特の鼻の詰まったような高域をそのままに、弱点であった弱い中域を少しブーストしてある、いわばディマジオ製”P-90”。ソープバーには歪ませるとハウリングしやすいという、好ましくない特徴がありますが、それもある程度コントロールされています。ちなみに、DP167Sが通常のもの、DP167Dがドッグイヤー型となっています。
数は少ないですが、アコースティックギター用のものもいくつか存在します。看板モデルのThe Angelにはパッシブ、アクティブ、ピエゾタイプと、数種展開されています。
アコースティックギターのサウンドホールに付けるだけのマグネティックピックアップ。取り付けが簡単な上、ハウリングと無縁なので、ドラムの入ったバンドでの演奏や大きなホールでの補助的な役割など、様々に期待出来ます。ケーブルは直接外に出して接続出来るほか、エンドピンジャックにインストールするためのアッセンブリーも付属。エレキ用のピックアップと同じく、ポールピースはレンチで任意の高さにセッティングできます。
また、DP232 The Angel SystemはマグネティックのThe Angelを軸に、貼り付けピエゾをミックスする、総合的なシステム。マグネティックで拾いきれないボディの鳴りそのものをブレンドすることで、より真に迫ったサウンドが出力できます。
DiMarzio Angel DP232 Acoustic System
Guitar World誌のThe Angel Systemレビュー。マーチンのギターに実際に装着した音がライン録音されています。特にプリアンプのつまみをいじっているラスト付近を見ていると、サウンドバリエーションの広さを大いに感じられます。
数は少ないですが、ベース用もいくつかラインナップ。やはりロック向きのサウンドを志向しているものが多いようです。
ギブソンEBベースのフロント交換用として開発されたピックアップ。ベース用らしく、低域はもちろんのこと、高域まではっきり出力するその特性は、ややドンシャリ的なものとも言うことができ、やはりロックに適した音が持ち味です。ビリー・シーンが長らく愛用することでも知られ、後述するシグネイチャーモデルとともに、彼の独特なサウンドを支えています。
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