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フェンダー・ストラトキャスターの種類と選び方

目的別おすすめのストラト

以上、一言で「ストラトキャスター」と言っても、フェンダーにはいろいろな仕様のさまざまなストラトがあることが分かりました。ストラトにどんなものを求めるか、ストラトでどんなことがしたいか、イメージが湧いてきたという人もいるのではないでしょうか。

ここまで見てきた上で、一切を無視して「ボディカラー」で決めてしまうのもロック的で格好いいですが、せっかくだから仕様で選ぶならどんなモデルがお勧めかも見ていってください。

  • ドライブサウンドを太く出したい→ハムバッカー搭載機、もしくは後からハムバッカーに載せ替え
  • ファズをよく使う→SSS配列
  • アーミングをよく使う→2点支持トレモロユニット搭載機(ロック式ペグやFRT搭載なら、なお良し)
  • 低音に張りのある、太く甘い音が欲しい→アルダーボディ+ローズ指板
  • 中高音に張りと元気が欲しい→アッシュボディ+メイプル指板
  • 完全にヴィンテージ・スタイルの仕様→「Vintera」、「MIJ Traditional」、「MIJ Heritage」各シリーズ、もしくはFCSの「タイムマシン」シリーズ
  • 完全にモダン・スタイルの仕様→「American Ultra」、「MIJ Modern」各シリーズ

「アーティストモデル」という選択

アーティストモデルには、新旧の設計でレギュラーモデルにはない組み合わせが見られるほか、そのモデルにしか採用されていない仕様が見られます。多くのアーティストモデルが「何の変哲もないストラトキャスター」というルックスを持っていることもあって、ファンならずとも魅力を感じ、また自分のメイン機として堂々と使用できます。では、そのいくつかを見ていきましょう。

Jimmie Vaughan TEX-MEX Strat

Jimmie Vaughan TEX-MEX Strat

ジミー・ヴォーン氏の名を冠するストラトキャスターは、50年代式のヴィンテージ・スタイルをベースに仕上げた、テキサス野郎のためのストラトです。ソフトVシェイプ、丸みのある9.5″R指板にミディアムジャンボフレット、サテン仕上げというネック仕様は、現在ではなかなか珍しい存在です。この本体に対し、FCS製人気ピックアップ「テキサス・スペシャル」のMEX版「TEX-MEX」を搭載させることで、鋭く立ち上がる力強いサウンドが得られます。

Eric Clapton Stratocaster

Eric Clapton Stratocaster

エリック・クラプトン氏のストラトキャスターは、ギター本体を構成する各パーツをヴィンテージ・スタイルでまとめつつ、電気部分に現代的なアレンジを施しています。3基のノイズレス・ピックアップに加え、二つのトーンは「TBXトーン回路」と25dbまでの「ミッドブースター」が特徴です。TBX(Treble Bass Expander)トーン回路は、センター位置が通常のトーン全開で、そこから上げていくとトレブルを増強挿せることができます。ミッドブーストでこもりがちになるところをTBXで補正する、というコンセプトのようです。

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Jimi Hendrix Stratocaster

Jimi Hendrix Stratocaster

「ジミ・ヘンドリクス・ストラトキャスター」は、右用を左に構えて演奏したヘンドリクス氏のトーンを再現できるギターです。リバースヘッド、反転したリアピックアップの配置にとどまらず、ピックアップ自体も左右反転させています。これらの設計により、弦のテンション感、ピックアップの音の拾い方が、まさにヘンドリクス氏そのものになるわけです。本体は70年代仕様を踏まえていますが、ミディアムジャンボフレットが採用されており、現代の間隔でバリバリ弾くのにも適しています。

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以上、いろいろなポイントでフェンダーのストラトをチェックしていきました。ライブや録音で頼りになる道具として、また音楽を楽しむ相棒として、納得ができる一本をぜひ見つけてください。