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速弾きの練習方法

ギターを手にした人なら1度は通るのが「速弾き」、どんなジャンルのギタリストも一度は憧れるプレイではないでしょうか。速弾きは技術を要求されるギター奏法で、ギター初心者がはじめから速く正確に弾けるわけではありませんが、コツコツと練習すれば必ず身に付くテクニックでもあります。このページでは速弾きを始める前の基礎知識から、はじめての速弾きのコツ・練習方法について紹介しています。

速弾きの歴史

速弾きの元祖となったのは、1960年代に活躍していたエリック・クラプトン/ジミ・ヘンドリックス/ジェフ・ベックといった超大物ギタリスト達のプレイ。彼らのプレイは現代からみれば特に”速い”と感じないかもしれませんが、彼らのスピード感溢れるギター・プレイに影響を受けた1970年代の次世代ギタリストが、より速く弾くことに特化したことがきかっけとなり「速弾き」という一つのジャンルまで生み出すことになりました。この時代に登場した速弾きギタリストとして Deep Purple のリッチー・ブラックモアが有名です。

さらに1980年代に入るとアメリカン・ハードロックをルーツに持つエディ・ヴァン・ヘイレン、クラシック音楽をルーツに持つイングウェイ・マルムスティーンが登場、速弾きはハードロック・ヘヴィメタルなどの音楽を中心としてアメリカやヨーロッパを席巻、さらに次の世代へと受け継がれていきます。

ヤングギターテクニカル系ギタリストを数多く特集する
ギターマガジン:Young Guitar

1990年代に入っても速弾きの人気は衰えません。RACER X としてデビューしたポール・ギルバート、スティーブ・ヴァイ、クリス・インペリテリなどクラシック音楽を取り入れたバンドは「ネオクラシカル」とカテゴライズされ、その中から超絶ギタリストが登場。国内でもギター雑誌「ヤングギター」などで速弾きギタリストが度々特集され、80年代後半から90年代前半にかけては【速弾き全盛の時代】と言える時代が到来しました。

その後は NIRVANA や Rage Against the Mashine、レッドホットチリペッパーズ、Kornといったグランジ/オルタナティブ/パンク系などギターソロをとらないスタイルのバンドがアメリカで台頭し、テクニック至上主義の音楽は陰りをみせましたが、素人とプロの境界線が曖昧になった2000年代後半から、インターネットを中心として素人でも気軽に速弾きを楽しむ時代となりました。
そう、速弾きは今でも受け継がれているのです!

速弾きのコツ

まずはゆっくりとしたテンポで

メトロノームを使って始めはゆっくりのテンポで練習し、慣れてきたら徐々にテンポを上げていくことをおすすめします。まずはオルタネイト・ピッキングの練習をしっかりやる事。これが肝心になってきます。

速弾き用のピックを選ぼう

どんなピックを使うかということも、速弾きをする上では重要なポイントです。「おにぎり」型のような大型のピックではピッキングの動きが大きくなってしまうので適しているとは言えません。【JAZZ】型のような、なるべく小さくて鋭角なピックが速弾きに向いていると言えます。
ピックの持ち方・ピッキングの仕方《ギター博士流》

ピッキングの幅を小さく

下にあるギター博士の動画で、博士のピッキングを確認してみて下さい。ピッキング後の弦とピックの先端は3mmくらいしか間隔があいていません。そのくらい小さな動きでピッキングできれば速く弾くことも可能になります。

指をバタバタさせない

フィンガリングの基本でもありますが、速い動きをするのでネックを握る左手の動きも最小限に抑えます。【芋虫が指板の上をウネウネ這っている】ような、必要最小限の動きをイメージして、指を動かしてみましょう。

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ギター博士「人それぞれじゃが、ワシの場合は指の腹をブリッジにのせ小指をピックガードに軽く触れてピッキングを安定させておるゾ。参考にしてくれぃ!」

はじめての速弾き練習

それでは「はじめての速弾き練習」を、ギター博士の動画で一緒に練習してみましょう!
0:41〜あたりからはピッキングがよくわかる視点になります。どのくらいの振れ幅でピッキングしているかもチェックしてくださいね。

速弾き練習 その2

「はじめての速弾き練習」ができたら、次はより複雑なフレーズを練習してみましょう。

練習フレーズ:Tab譜

  • Ex.1
  • Ex.2
  • Ex.3
Ex. 1
速弾き練習その2:Tab譜-1
Ex. 2:1:15〜
2音毎に弦移動する速弾きです
速弾き練習その2:Tab譜-2
Ex. 2:1:56〜
開放弦を絡めた速弾きです。押さえた直後の音がしっかり鳴るように意識してください。
速弾き練習その2:Tab譜-3

ここまでで「速弾き、難しい…」と挫折しそうな人は、こちらのページも参考にしてみて下さい。メトロノームを使ったピッキング練習、左手を鍛える方法など紹介しています。
速弾きを上達させるためのコツ

速弾き練習 その3


ギター博士の30日間ギターチャレンジから:#18 クラシカル・リード

クラシカル・リード:Tab譜

クラシカルな雰囲気が漂う速いテンポのギターソロです。指の動きも激しくフレーズの最後にはスウィープも登場します。

速弾き練習 その4


ギター博士の30日間ギターチャレンジから:#30 博士昇天 そして伝説へ…?

博士昇天:Tab譜

8連譜のフルピッキングが延々と続く”極悪鬼畜”フレーズです。


以上、速弾きの練習でしたがいかがだったでしょうか。「物足りない、もっと練習したい!」という人は「ギター博士の30日間チャレンジ」には他にも速弾き動画(#28 フュージョン・ソロ2)が、また博士の弾いてみたシリーズの動画にも時々速弾きフレーズが登場するので、是非チェックしてみてください!
ギター博士の30日間ギターチャレンジ

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