ミクソリディアンスケール(Mixolydian Scale)

[記事公開日]2016/9/17 [最終更新日]2018/7/14
[編集者]神崎聡

Cミクソリディアンスケールの5線譜


ミクソリディアンスケールはM3とm7を持つドミナント系のスケールで、イオニアンの第5音から開始するのと同じ構造です。メジャースケールの7番目の音(ⅤⅡ)をフラットさせただけの音階ですので、比較的覚えやすいでしょう。主にメジャーキーのドミナントに適用されます。エキゾチックなコードの響きが特徴で「ヒンズースケール」と呼ばれることもあり、使用頻度の高いスケールです。

全全半全全半全 ミクソリディアンスケールの音階

  • Cミクソリディアンスケール
  • D
  • E
  • F
  • G
  • A
  • B

Cミクソリディアン・スケール

Cミクソリディアン・スケール

Cミクソリディアンスケールを用いた運指例

Cミクソリディアンスケール:Tab譜 Tab譜下の数字:1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指

Dミクソリディアン・スケール

Dミクソリディアン・スケール

Eミクソリディアン・スケール

Eミクソリディアン・スケール

Fミクソリディアン・スケール

Fミクソリディアン・スケール

Gミクソリディアン・スケール

Gミクソリディアン・スケール

Aミクソリディアン・スケール

Aミクソリディアン・スケール

Bミクソリディアン・スケール

Bミクソリディアン・スケール

ギター博士がCミクソリディアン・スケールを弾いてみた!

clear

ギター博士「大地を思わせるような力強いサウンドぢゃ!」

このギターソロのポイント

Cミクソリディアン・スケール:Tab譜

6、7、8小節目の音を伸ばしているところがポイント。ロック・ギターソロといえば2度で音が移動していくのが定番ですが、この部分では完全4度でフレージングしています。博士曰く「調性感はあまりないけれど、壮大で神々しい雰囲気があるような気がして、フレーズに取り入れている」とのこと。

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。