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メキシコで作られるフェンダー・ストラトキャスター徹底分析!

フェンダー・メキシコ・ストラトキャスター Deluxe Player’s Stratocaster Sapphire Blue Transparent

フェンダー社は

  • アメリカのコロナ工場(カリフォルニア州コロナ)
  • メキシコのエンセナダ工場(ババ・カリフォルニア州エンセナダ)

この二つの直営工場でギターを生産しています。

メキシコのエンセナダ工場は「コロナ工場以上」とも言われる生産体制を持ち、昔ながらのスタイルを受け継いだ「クラシック・シリーズ」、現代的なテイストを盛り込んだ「デラックス・シリーズ」、またアーティストモデルなどクオリティの高い製品を生産しています。

今回は、このエンセナダ工場で生産されるいわゆる「フェンダー・メキシコ」のストラトキャスターに注目してみましょう。

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1: メキシコ・エンセナダ工場の沿革 1.1: メキシコにあるフェンダー直営工場の今 1.2: エンセナダ工場立ち上げまでの歴史 2: 「メキシコ製」ストラトの特徴 2.1: 「フェンダーメキシコ」というブランドは、無い。 2.2: よくある質問「メキシコ製の品質ってどうなの?」 2.3: 「メキシコ製」のサウンド 3: メキシコとUSAの比較検証 3.1: 1)ネック周り 3.2: 2)ボディ関連 3.3: 3)パーツ関連 4: 「メキシコ製」フェンダー・ストラトキャスターのラインナップ 4.1: Standard シリーズ 4.2: Deluxe シリーズ 4.3: Deluxe Players Strat 4.4: Classic シリーズ 4.5: Road Worn シリーズ 4.6: Classic Player シリーズ 4.7: Artist モデル


Road Worn™ Guitars and Basses
「45分のライブをするために、450マイルを突っ走る価値はある。」エンセナダ工場で生産される「ロード・ウォーン(=ツアーでやたら使った)」シリーズのイメージ映像です。酷使に耐えたキズだらけの楽器って、カッコイイですよね。

メキシコ・エンセナダ工場の沿革

メキシコにあるフェンダー直営工場の今

「スタッフの勤勉さ」では、コロナ工場よりもエンセナダ工場の方が上回っていると言われています。国内の他の職業に比べて遥かに収入が良く豊かな生活ができるので、「フェンダー工場勤務」はメキシコ人にとって一つのステイタスとなっており、誰もがそのプライドを持って仕事をしています。

ギター/ベース弦の工場からスタートしたエンセナダ工場には、今やコロナ工場を超えるほどの最新設備が整えられており「理想的な生産体制が実現している」と評されています。またコロナ工場から車で5時間ほどという(アメリカの感覚では)近さから、フェンダー・カスタムショップのマスタービルダーが現場に赴き直々に技術指導をするのが伝統になっており、「物つくりの前の人つくり」の努力も続けられています。

エンセナダ工場立ち上げまでの歴史

1965年にフェンダー社を買収したCBSは、効率化に腐心するあまり製品の質を下げてしまい、売り上げを落としてしまいます。このピンチを乗り切るため1971年に迎えられたのが、「フェンダーの救世主」と称されるビル・シュルツ(1926 -2006)氏です。

シュルツ氏は

  • フェンダー・ジャパンを設立して初心者向けのモデルを展開
  • 高級なヴィンテージモデルをリリースし、ラインナップに幅を持たせる

などいろいろ頑張りましたが、当時のフラートン工場はCBSの方針で職人のリストラが行われたことから生産技術が追い付かず、うまくいきませんでした。このリストラでは給料の高いアングロサクソン系の職人が退社し、給料の安いヒスパニック系(メキシコ、キューバなどラテン系)の職人が残されたようで、今なおコロナ工場はヒスパニック系の職人が多いとのことです。

1984年、とうとうCBSはフェンダー社を手放します。翌年シュルツ氏はかき集めた資金でフェンダー社を買い取りますが、フラートン工場は売り飛ばされてしまっていたので、次なる生産拠点としてコロナ工場が設立されます。シュルツ氏はここにカスタムショップを立ち上げることで高級品を生産する体制を整えますが、反対に低コストでも生産できる拠点としてメキシコに注目し、比較的治安のよいエンセナダに工場を設立します。

エンセナダ工場は弦の生産からスタートしますが、1988年、コロナ工場の技術指導に活躍したフジゲンの技術者たちを迎え、ギター生産の準備に入りました。この技術指導の甲斐あって、翌1989年にエンセナダ工場でのギター生産が開始されます。技術指導が終わってからも、定期的にカスタムショップのマスタービルダーが訪れることで、製品の質は保たれるばかりか年々向上していると言われています。

「メキシコ製」ストラトの特徴

「フェンダーメキシコ」というブランドは、無い。

日本には「フェンダー」を、別会社が運営していた「フェンダー・ジャパン」との区別で「フェンダーUSA」と呼ぶ伝統があります。この延長で、エンセナダ工場で作られるギターは「メイドイン・USA」ではないことから、便宜上「フェンダー・メキシコ」という呼び方が生まれました。

現在では「フェンダー・ジャパン」がなくなり、日本製のラインナップは「ジャパン・エクスクルーシブ」シリーズとして「フェンダー・レギュラーライン(USA)」に吸収されていますから、日本製もメキシコ製もアメリカ製も、生産地が異なるだけで等しく「フェンダー」ブランドのギターです。

しかしながら「生産地が違うんだから、同じブランドであっても違うものだ」という心理は、どうしても働いてしまいますね。日本でしか使用されないガラパゴス化した呼称ですが、「フェンダー・メキシコ」は「青森のりんご」「関のナイフ」「香川のうどん」のような「ブランドっぽく見える生産地の表示」として今後も使用されていくことでしょう。

よくある質問「メキシコ製の品質ってどうなの?」

USA製もメキシコ製も同じフェンダーの名を冠する製品であり、どちらが本物でどちらが偽物(コピー)で、という分け方はされません。では、両者のギターに品質の差はあるのでしょうか。これについては、「USA製とメキシコ製という分け方では、製品の品質に上下は生まれない」と考えるのが世界標準です。

それぞれの工場では、

このように製品のグレードが分けられていますが、工場で扱う製品のグレードと職人の製造技術は別の問題です。コロナ工場とエンセナダ工場とでは、

  • 使われる木材が同じ。
  • 工作機械や製法が同じで、どちらもマスタービルダーの管理下にあり、製造技術に差はない。

という点で、製品の品質に差ができにくい体制ができています。よって「メキシコ製だから作りが悪い」ということは起きません自分好みにセットアップし直すと「化ける」ことが多いと言われるのも、USA製と同じ特徴です。ちなみにどちらも同じ作り方をする関係上、メキシコ製でもパーツの寸法は「インチサイズ」となります。

「メキシコ製」のサウンド

USAと共通の木材を使用していることもあって、音についての評判は上々です。さすがにカスタムショップ製が採用されることはありませんが、ピックアップも優秀で「ちゃんとフェンダーの音がする」と言われています。

「フェンダー・ジャパン」など日本製のギターは高精度な組み込みできっちりと均一に作られるので、いわゆる極端なアタリ/ハズレが少ない半面、時として「音が硬い」と言われることがあります。これに対してメキシコ製のサウンドには暖かみがあると言われます。

メキシコとUSAの比較検証

メキシコとUSAのストラト比較 左:STANDARD STRAT ARCTIC WHITE、American Standard Stratocaster Olympic White

メキシコ製とUSA製は、グレードの上下こそあれ品質に差はありません。では、どんなところが同じでどんなところが違うのでしょうか。価格の差はどんなところに由来するのでしょうか。

  • メキシコ代表:STANDARD STRAT (\83,000~\88,000)
  • USA代表:American Standard Stratocaster (¥220,000~\245,000)

「標準(Standard)」を名乗るこの二台を比べてみましょう。

1)ネック周り

ネック関連については、

  • 弦長25.5インチ、指板R9.5インチ、モダン”C”グリップのメイプルネック
  • 人口骨製ナット、ミディアムジャンボフレット
  • ネック裏はポリウレタンのサラサラ仕上げ、ヘッドはポリウレタンのグロス仕上げ
  • 指板はローズ/メイプルの2択

ということで、かなりの部分に共通点があります。
相違点としては、

STANDARD STRAT(MEX) American Standard(USA) STRAT
ヘッドロゴ モダン・ロゴ スパゲティ・ロゴ
フレット数 21 22
ナット幅 1.650″ (42 mm) 1.685″ (42.8 mm)
ジョイント 4-Bolt Standard 4-Bolt with Micro-Tilt™ Adjustment
ペグ ロトマチック ロトマチック&スタガード

楽器本体のグレードに関する相違点は、

  • マイクロティルト:ネックの仕込み角を調整できる。
  • スタガードペグ:ストリングポストの高さに変化が付けられている。

この仕様の有無のみで、ネック本体のグレードとしては違いがない、と断言できます(マイクロティルトが付いていなくても、プロの職人に依頼すれば仕込み角を調整することは可能です。心配はいりません)。

メキシコ製は多くの場合、70年代に多く見られた「モダン・ロゴ」が採用され、一部のアーティストモデルなどを除いて21フレット仕様となります。人気の高い「スパゲティロゴ」、現代の音楽で有利な「22フレット仕様」、この二つの人気スペックがUSAの標準的な仕様であり、アメスタの付加価値になっています。

2)ボディ関連

STANDARD STRAT(MEX) American Standard(USA) STRAT
ボディ材 アルダー アルダー
ボディ塗装 ポリエステル ポリウレタン

ボディ材は共通、塗装に違いがあります。ポリエステルもポリウレタンも「ポリ系」としてラッカーと区別されますが、このポリ系にもやはり違いがあります。ポリエステルは厚塗りしても乾燥しやすいことから生産性が高く、価格を抑えたモデルの生産で頻繁に使用されます。反面「薄く塗ることができない」というデメリットがありますから、できるだけボディの振動を大事にしたい時には敬遠される塗装です。

ポリウレタンは塗幕をラッカー並みに薄くすることができるため、ボディ振動を邪魔しにくい優秀な塗装です。塗装面としての一定の強度に達するためには幾度もの重ね塗りが必要なため、生産効率はそれほど高くありません。アメスタは下地の塗装を極薄にすることで、ボディ鳴りを向上させています。

3)パーツ関連

STANDARD STRAT(MEX) American Standard(USA) STRAT
ピックアップ Standard Single-Coil Strat Custom Shop Fat ’50s Single-Coil Strat
コントロール ヴォリューム、フロントトーン、センタートーン センターのトーンはリアにもかかる。
ブリッジ 6点留めヴィンテージスタイル 2点留め
ケース 別売 ハードケース付属

ピックアップの違いが非常に大きなグレードの違いに出ています。スタンダード・ストラトは言ってみれば「普通のシングルコイル」が載っていますが、アメスタに載っているのはカスタムショップ製です。アメスタがリアピックアップにもトーンが効く現代版の回路を採用しているのに対し、スタンダード・ストラトはリアにトーンが効かない伝統的な配線になっています。
【ファン垂涎】フェンダー・カスタムショップのギターとは?

STANDARD STRATにはケースは付属せず

「どんなケースが付属するか」も価格に反映されるポイントです。アメスタがハードケースであるのに対し、スタンダード・ストラトではケースは付属せず、そのぶんだけさらに価格が抑えられています。デラックスシリーズなどギグバッグが付属するものもありますが、ちゃんとクッションが入っておりポケットも大きななかなか良いもので、ギターの持ち運びに重宝します。

「メキシコ製」フェンダー・ストラトキャスターのラインナップ

エンセナダ工場で生産されるストラトキャスターのラインナップは、標準的な仕様を備えた「スタンダード・シリーズ」、これに野心的なアレンジを施して強化させた「デラックス・シリーズ」、ヴィンテージスタイルの「クラシック・シリーズ」、そしてアーティストモデルで構成されています。では、これらのラインナップをチェックしてみましょう。

Standard シリーズ

Fender Mexico Standard Stratocaster

スタンダード・シリーズ」は「standard」の名の通り、フェンダー・ストラトキャスターの伝統を受け継ぎながら現代のギターとして標準的な仕様でまとめたラインナップです。

グリップにサラサラ仕上げのウレタン塗装を施したメイプルネックは、スリムすぎないサイズ感でありながらあらゆるスタイルの演奏にフィットする「モダンC」シェイプが採用されています。

全モデルにメイプル指板とローズ指板の2つがあり、弦長25.5インチ、指板Rは丸みの緩やかな9.5、ナット幅42ミリ、ミディアムジャンボフレット、フレット数21という仕様が共通です。
ヘッドロゴは70年代に使用された「モダンロゴ」で、レトロな雰囲気を演出しています。

現代のストラトに定番となっているアッシュ材のボディにはポリエステル塗装が施され、モデルごとに様々なカラーリングが用意されています。ネックジョイントは伝統的な4点留めで、存在感のあるヒールによりネックからの振動をしっかり受け止めます。

基本モデルの「Standard Strat」をベースに、様々なバリエーションが用意されています。アレンジされた仕様はモデル名に反映されており、モデル名だけでどんなギターなのかがわかるようになっています。

ピックアップ配列

mexico-standard-strat-pickup ピックアップ配列左から:SSS、HSS、HSH、HH

  • 記載なし;標準的なシングルコイル3基
  • HSS:リアをハムバッカーに換装。
  • HSH:リア、フロントともにハムバッカーに換装。
  • HH:リア、フロントをハムバッカーに換装、センターピックアップは無し。

ハムバッカー搭載モデルには、コイルタップ機能が付加されます。またHSSモデルのみ、リアのハムバッカーが3本のネジで設置されています。ピックアップの高さに加えて傾きまで調整できるようになっていますが、これはUSAモデルには無い、メキシコ独特の仕様です。

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Plus Top

Mexico Standard Stratocaster Plus Top

ボディトップにフレイムメイプルをあしらった美しい外観。

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WITH FLOYD ROSE

STANDARD STRATOCASTER WITH FLOYD ROSE

フロイドローズスペシャル・トレモロユニットが搭載されます。「スペシャル」はアジアで生産することで価格を抑えたユニットですが、材料、寸法ともにUSAモデルと同一のものです。ボディに「ザグり」はなくアームアップは非対応で、ブリッジがボディに面で接する「ベタ付け」セッティングが基本となります。

基本モデル「スタンダード・ストラト」及びメイプルトップの「スタンダードストラト・プラストップ」には左用も用意されています。

塗装がポリエステルであることとピックアップに標準的なものが採用されていることから大幅なプライスダウンを実現させているモデルですが、そのぶん好みのピックアップに載せ替えるなど自分好みのカスタマイズを楽しみやすくなっています。

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Deluxe シリーズ

デラックス・シリーズ」は上記スタンダード・シリーズをベースにアレンジを加え、強化したモデルです。USAモデルではなかなかハードル感のある思い切ったアレンジは、演奏性やサウンドバリエーション、またルックスが増強されており、好奇心をくすぐる弾き甲斐のありそうなギターに仕上がっています。カラーリングもそれぞれにバリエーションがあり、選ぶ楽しさがあります。

Deluxe Lone Star Stratocaster

Deluxe Lone Star Stratocaster


Fender Deluxe Lone Star Stratocaster Demo
「テキサス・ブルース・トーン」とも言われるパンチの利いたトーン。テキサススペシャルを載せたギターには、音数の多いプレイが良く似合います。

「デラックス・ローンスター・ストラトキャスター」は、州旗のデザインに由来するテキサス州の異名「ローン・スター」を冠し、「テキサス・スペシャル」シングルコイル・ピックアップ2基と「ツインヘッド」ハムバッカー1基を搭載しており、パワーと明瞭さを兼ね備えたサウンドを持ち味としています。メキシコ製のなかでも珍しく「22フレット仕様」であることもうれしいポイントです。またボリュームに仕込まれたS-1スイッチによってコイルタップすることもでき、サウンドのバリエーションも豊富です。

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Deluxe Roadhouse Stratocaster

deluxe-roadhouse-stratocaster


Fender Deluxe Roadhouse Stratocaster Demo
S-1スイッチによるプリアンプのON/OFFでかなりサウンドに違いが出ることが分かりますね。トーンバリエーションがかなり多いのですが、果たして使いきれるのでしょうか。

「ロードハウス」は旅館という意味ですが、ひょっとして全米に320店舗を構えるステーキレストラン「テキサス・ロードハウス」を由来にしたのでは、とも思えるウィットの利いたストラトキャスターです。ちなみにテキサス・ロードハウスは、ピーナッツが食べ放題だそうです。

3基のテキサススペシャル・シングルコイルを備えていますが、本機の最大の特徴はトーンポットに偽装した6ポジションのロータリースイッチです。これをカチカチと回していくことで、内蔵されているプリアンプのセッティングを切り替えていきます。逆時計方向に回していくごとに、トレブルの立つ鋭い音になっていきます。

ピックアップの組み合わせが5種類あり、プリアンプのセッティングが6種類、おまけにヴォリュームポットに仕込まれたS-1スイッチによってプリアンプをバイパス(素通り)できるため、サウンドバリエーションは驚きの35種類にもなります。

上記「ローンスター」同様に、メキシコでは少数派の「22フレット仕様」となっており、トーンバリエーションからいっても音域からいっても、ジャンルを選ばない守備範囲の広いストラトキャスターになっています。

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Deluxe Players Strat

Deluxe Players Strat

デラックスプレイヤーズ・ストラト」は

  • ゴールドパーツ
  • アッシュボディ
  • べっ甲柄ピックガード
  • スパゲティ・ロゴ

という他のメキシコ製品にはない外観を備えた、スタイリッシュなギターです。

ナット幅42mmで指板Rは12インチ(305mm)というネックはフェンダーよりもむしろギブソン寄りですが、リードプレイをバリバリ演奏するスタイルのギタリストにフィットする仕様です。

また歪ませてもノイズの心配がない「ノイズレスピックアップ」を備え、トーンポットの間に設置されたミニスイッチにより、通常の配線では不可能だった「フロント+リア」、「ピックアップ全部」という組み合わせができます。

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Deluxe Stratocaster HSS Plus Top with iOS Connectivity

ios-stratocaster

「スタンダードストラトキャスター・HSSプラストップ」にUSBポートとヘッドフォン端子を埋め込み、iPhone, iPad, iPodなどのiOSデバイスとつなげられるようにしたストラトキャスターです。「AmpliTube Fender」などのアプリを使えば、アンプやエフェクタを用いなくてもエレキギターのサウンドを楽しむことができます。

ギター本体は「HSSプラストップ」をベースとしていますが、ブリッジが2点留めに変更されており、アーミングが有利になるようパワーアップされています。

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Classic シリーズ

Classic Series Stratocaster 上から:Classic Series ’50s Stratocaster
Classic Series ’60s Stratocaster
Classic Series ’70s Stratocaster

ヴィンテージスタイルを踏襲する「クラシック・シリーズ」は、50年代、60年代、70年代のストラトキャスターが帯びている特徴を再現したラインナップです。再現度こそ雰囲気/フィーリングの範疇にとどめられていますが、USA製やカスタムショップではヴィンテージモデルであっても現代風にアレンジされていた「7.25インチ(184mm)の指板」や「ヴィンテージスタイルのフレット」、「リアには利かないトーン回路」が共通して受け継がれている、興味深いギターになっています。

’50s Stratocaster:アルダーボディ、メイプル1ピースネック、ソフトVシェイプグリップ、50年代タイプのピックガード
’60s Stratocaster:アルダーボディ、ローズ指板、Cシェイプグリップ、11点留めピックガード
’70s Stratocaster:アッシュボディ、ローズまたはメイプル指板、Uシェイプグリップ、マイクロティルト付き3点留めネックジョイント、ラージヘッド

というように、各年代の特徴をかなりしっかり追求しています。特にネックグリップがきちんと分けられているので、それぞれが全く違う性格のギターに仕上がっています。とはいえ全モデルともピックアップは磁石にアルニコ3を使用したと言われる「Vintage-Style Single-Coil Strat」に統一されていますので、基本的なサウンドはどれも同じだと考えていいでしょう。

’50s Stratocasterと’60s Stratocasterには、ボディとネックにラッカー塗装を施したバリエーションモデル、

  • Classic Series ’50s Stratocaster Lacquer
  • Classic Series ’60s Stratocaster Lacquer

があります。ラッカー塗装は

  • 塗幕を薄くできるため本体の鳴りを邪魔しにくい
  • 時間の経過とともに硬化していき、響きが良くなっていく

というメリットがあり木製楽器にうってつけですが、塗るのに手間と時間がかかります。それゆえ「アメリカンスペシャル・ストラトキャスター」に匹敵する価格の高級機になっています。

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Road Worn シリーズ

Road Worn Stratocaster Road Worn ’50s Stratocaster、Road Worn ’60s Stratocaster


Calvin J Love of Red Cortez talks about his Fender® Road Worn™ Strat® guitar & Hot Rod amp

ロード・ウォーン」シリーズは、ツアーで弾き倒したギターが帯びる雰囲気を再現したギターです。塗装の欠けや剥がれを再現するなど軽いレリック加工が施されており、精悍な顔立ちをしています。

現在では50年代風と60年代風のストラトキャスターがラインナップされていますが、いずれもボディはラッカー塗装、昔風の細さでありながら高さがあって押さえやすいフレット、そしてテキサススペシャルのメキシコ版「Tex-Mex™ Single-Coil Strat」ピックアップを備えており、キュっと引き締まった男気のあるトーンを持っています。

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Classic Player シリーズ


Fender Classic Player Strat HH Designed by Master Builder Yuriy Shishkov

クラシックプレイヤー・シリーズ」は、フェンダー・カスタムショップに所属する「マスタービルダー」のが設計した特別仕様で、クラシックなスタイルをベースにさまざまなアレンジが施された、エッジの利いたラインナップになっています。本シリーズはジョイントプレートに、マスタービルダーが設計した旨の刻印が刻まれます。

CLASSIC PLAYER STRAT HH

CLASSIC PLAYER STRAT HH

シニアマスタービルダーのユーリ・シスコフ氏の設計によるカスタム・ストラトキャスターです。ネックバインディングとマッチングヘッドにより高級感のある外観が演出されており、本人が個人的に大好きだというワイドレンジ・ハムバッカー2基を備えています。

ハムバッカーはピックアップセレクタと連動してコイルタップができ、2点支持トレモロユニットと相まって使い勝手の良い特別なストラトに仕上がっています。

CLASSIC PLAYER ’50S STRATOCASTER

CLASSIC PLAYER '50S STRATOCASTER

高中正義氏のギターを手掛けるマスタービルダー、デニス・ガルスカ氏の設計による、クラシックな外観とモダンスペックを共存させたストラトキャスターです。50年代仕様のルックスはキープしながらも、

  • センターを逆捲きにしたピックアップ(ハーフトーンでノイズカットされる)
  • ヴィンテージスタイルのロッキングチューナー
  • 2点支持トレモロユニット

といった高性能な仕掛けが備えられています。

CLASSIC PLAYER ’60S STRATOCASTER

CLASSIC PLAYER '60S STRATOCASTER

ロベン・フォード氏専属のマスタービルダー、グレッグ・フェスラー氏の設計によるシンプルながら頼りになるストラトキャスターです。Rを抑えた平滑な指板と2点支持トレモロユニットは現代のスーパーストラトでは標準となっている仕様です。これにカスタムショップ製のピックアップが搭載され、基本性能がボアアップされています。

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Artist モデル

JIMI HENDRIX STRATOCASTER

jimi-hendrix-stratocaster

エレキギターの神様、ジミ・ヘンドリックスのシグネチャー・ストラトはメキシコ工場で生産されています。左利きのジミでしたが本機は右利きギタリストが持つように設計、リバースヘッド/メイプルネック/ミディアムジャンボ・フレット/”C” Shapeネックなど、ジミのフィーリングが再現されています。
ジミ・ヘンドリックス

Ritchie Blackmore Stratocaster

Ritchie Blackmore Stratocaster

人々の記憶に残る数々のリフを生み出してきた伝説的ギタリスト、リッチ―・ブラックモア。「RITCHIE BLACKMORE STRATOCASTER」は、彼が愛用する70年代のモデルを基に製作され、スキャロップされたローズウッド指板、Seymour Duncan®「Quarter Pound Flat™ピックアップ」、’70sスタイルの”F”キーペグをフィーチャー。
リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)

Buddy Guy Standard Stratocaster

Buddy Guy Standard Stratocaster

Buddy Guyのトレード・マークとも言えるポルカ・ドット仕様。ソフト”V”シェイプのネックに、「Standard Stratピックアップ」など標準的なスペックを搭載。
バディ・ガイ

Dave Murray Stratocaster

Iron Maidenのギタリスト、Dave Murrayによる強力なシグネイチャー・モデル。長年のステージで培われたインスピレーションと、ストラトキャスターの歴史が融合。Seymour Duncan®ハムバッキング・ピックアップ、Floyd Rose®ブリッジ&ナットを搭載。

Jimmie Vaughan Tex-Mex Strat

ジミー・ヴォーンのルーツと伝統的な演奏スタイルをダイレクトに反映したシンプルなデザイン。スペシャル”V”シェイプ・ネック、Fender® Tex-Mex™ピックアップはブリッジのみホットな設定となっています。ミドル・ピックアップにはトーン・コントロールが及ばないユニークな配線。

Kenny Wayne Shepherd Stratocaster

95年に鮮烈なデビューをして以来、グラミー賞にもノミネートされたこともある実力派ブルース・ロッカー、Kenny Wayne Shepherdモデル。ジャンボ・フレットを搭載した12インチ・ラジアスのローズウッド指板、太めの「C」シェイプネック、Graph-Tech®サドルを搭載したブリッジ、カスタム・ピックアップ等、オリジナリティー溢れる仕様となっています。

Robert Cray Stratocaster

トレモロユニットの無いハードテイルブリッジのストラトキャスターを演奏する事で知られているロバート・クレイのアーティストギターは、アタック感の強いヴィンテージスタイルのサウンドが特徴である。スムーズなチョーキングを可能とする12インチラジアス指板、ゴージャスなルックスのゴールド・ハードウェアを採用。

Sergio Vallin Signature Guitar

世界中で称賛を受けるメキシコのラテン・ロックバンドManá。その原動力となるギターを奏でるSergio Vallínのシグネイチャー・モデル。全く新しいオフセットのボディ・シェイプ、使い勝手のよいHSSピックアップ・レイアウトを採用。数あるFENDERのシグネイチャー・モデルの中でも際立つモデルとなりました。