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フェンダーレギュラーライン(USA)のギターについて

カスタムショップとは製造工程が大きく異なるレギュラーライン。カスタムショップではストラトキャスターやテレキャスターといったフェンダーの代表的なエレキギターのみ製造されているのに対し、レギュラーではそれらに加えジャズマスターやジャガーといったフェンダー社の代表的なエレキギターがこのラインで製造されています。

レギュラーラインの中でもいくつかのシリーズが存在します。どのシリーズを選べばいいか迷っている人は参考にしてみて下さい。

アメリカンスペシャル

Introducing American Special Fender Guitars

【より多くの人に「MADE IN USA」を感じて欲しい】というコンセプトの元に製造されているシリーズ、通称「アメスペ」。初心者向けフェンダーUSAと言えますが、10万円を越える価格帯となっています。全てのラインナップにピックアップ「Texas Special」を搭載、フレットは Jumbo サイズと大きめ、ロックテイストほとばしる仕様となっています。アメスペのストラトでは70年代を象徴する「ラージヘッド」、明るい印象のカラーバリエーションを採用しています。

製造しているエレキギターFender American Special Stratocaster、テレキャスター、ムスタング、ジャズマスター

アメリカンスタンダード

American Standard Series: Still the One

カスタムショップ製ピックアップを搭載した HANDMADE in USA のギターで、現在のフェンダーUSAを象徴する最もスタンダードなシリーズです。ストラトキャスターでは従来どおりの魅力的な機能性は継承しつつ、カスタムショップ製ピックアップ「Fat50’s」を贅沢に使用しています。ピックアップの配列が【HSS】の場合は、リアに Diamondback Humbucking Pickup を搭載しプリミティブでビンテージフレーバーあふれるサウンドを楽しむ事が出来ます。

ビジュアル面では、エイジドカラーのピックアップカバーを採用し、ヘッドストックはグロスフィニッシュで高級感を演出しています。ネックをサテン仕上げにする事で、スムーズなフィンガリングが可能になっている事や、モダンCシェイプネック/9.5インチR指板/ミディアム ジャンボフレット/22フレット仕様の採用など、現代的で演奏性を考慮したスペックになっています。古き良きフェンダーの特徴を持ちつつも、現代的で使えるエレキギターがアメリカンスタンダートの特徴だと言えるでしょう。

製造しているエレキギターAmerican Standard Stratocaster、テレキャスター

アメリカンビンテージ

Fender American Vintage 1952 Telecaster Demo

50年代から60年代にかけての人気モデルを再現したシリーズで、具体的なその年のギターのスペックや製造工程・パーツ・カラーのフィニッシュなどその年代の特徴を細部に至るまで徹底的に研究したモデルです。より本物に近づける為に、当時の工具をレストアして本物に近いパーツを作成し忠実に再現する事に拘った、ちょうどカスタムショップ・マスタービルドシリーズとレギュラーラインの中間のようなシリーズです。

テレキャスターのシリーズを例に挙げてみると、52年/58年/64年のモデルを発売しています。
52年モデルはバタースコッチブロンド仕上げ、ブラス製のブリッジサドル、マイナススクリューネジで統一され、ネックは1ピースメイプルネックのUグリップで、52年の仕様を再現しています。歴代のテレキャスターの中でもファットなトーンが特徴的です。
58年モデルは52年モデルと同じ1ピースメイプルネックですが、Dシェイプのグリップになっていて、52年モデルよりも厚く、60年代モデルよりも薄い特徴的なネックになります。ブリッジサドルはスティール製で、この時期からピックアップは弦ごとに高さが異なるランダムポールピース仕様です。
64年モデルはからはローズウッド指板が採用、ポジションマークにはパーロイド素材を使って、一回り多く作られているのが特徴です。3トーンサンバーストとブルーメタリックカラーが追加され、3トーンサンバーストとブルーメタリックカラーではアルダー材が使用され、軽く輪郭のはっきりしたサウンドです。

製造しているエレキギターAmerican Vintage Stratrocaster、テレキャスター、フェンダー・ジャズマスターフェンダー・ジャガー

アメリカンデラックス / アメリカンエリート

アメリカンデラックスの紹介動画

アメリカンスタンダードよりワンランク上、究極の「サウンド・クオリティ・スペック」を追い求めるシリーズ。ヴィンテージシリーズとは異なり、ノイズの少ない N3 Noiseless ピックアップを搭載、スムーズなアーミングを実現するため従来6点のところ2点で留めるトレモロ・ユニット、ネックプレートが装着されているヒールにコンター加工が施され握りやすくなったネックなど、ビンテージ感を保ちながら現代的でモダンなスペックなギターを製造しています。

製造しているエレキギターAmerican Elite Stratocaster、テレキャスター

アーティスト・モデル

ジミ・ヘンドリックス、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、リッチー・ブラックモア、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン等、数えきれない程の著名なミュージシャンにフェンダーは愛されてきました。そのミュージシャン達のシグネイシャーモデルがフェンダーから多く発売されています。

様式美ハードロック界の雄「イングヴェイ・マルムスティーン」のシグネイチャーモデルでは、スキャロップ指板・ブラスナット・ジャンボフレットを採用し、イングヴェイを象徴するような仕様となっております。新たに開発した最新シグネイチャー・ピックアップ Seymour Duncan STK-S10 YJM FURY を搭載、ヘヴィーでファットなストラトサウンドを楽しむ事が出来るようになっています。

セレクト・シリーズ

フェンダーの最高級ライン。メイプル・ネックをくり抜き、そこに指板を埋め込む【チャンネル・バウンド】方式のローズウッド指板、艶やかなフレイムのメイプル・トップなど、エレガントなルックスを演出しています(現在、生産終了)。