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Summer NAMM 2013で、最も素晴らしい製品である『Best in Show』を受賞した Roland の小型ギターアンプ「MICRO CUBE GX」。これからギターを始める初心者の人におすすめできる機能を備えたアンプを、ギター博士が入手して実際に弾いてみたのでレビューしたいと思います。
まずはどんなアンプなのかを見ていきましょう。
7種類のアンプ・タイプ、8タイプのデジタル・エフェクトを搭載した小型ギターアンプ!
MICRO CUBE GX は、電池駆動・多彩なサウンドで人気のRolandの小型ギターアンプ「MICRO CUBE」の後継モデル。前モデルから、重低音サウンドを生み出す「Heavy Octave」と「Spring Reverb」エフェクト、極端なハイゲインの歪みを楽しめる「EXTREME」アンプ・タイプを追加。さらに多彩なサウンドになっての登場です。「色んな種類の音色で弾いてみたい」「エフェクターってどんな音がするの?」っていう人にピッタリですね。
充実した機能:メモリー機能・iPhone連動など
お気に入りのサウンドを記憶できるメモリー機能、iPhoneアプリ「CUBE JAM」(無料)を使ったセッションやレコーディングにも対応できるなど、お気に入りのセッティングをすぐに呼び出したり、ギターの練習にも一役買ってくれる機能が搭載です。
ストリートライブにも使える2電源方式
アダプターで電源供給できるほか、単三電池6本でも駆動するので、野外などに持ち運んで演奏することができます。重量 2.7 kgと気軽に持ち運びできるのもGood。3Wで小型アンプとは思えない程の大音量で演奏することができます!
どんな音がするのか、実際にギター博士が弾いてみました。7種類のアンプ・タイプ全ての音を使って、また4種類のエフェクトとディレイ/リバーブも使って、MICRO CUBE GX のサウンドを余すところなく披露する博士(動画はページ下部分で紹介しています)。
このアンプのもう一つのポイントである、電池駆動。アダプターがいらないので外に持っていって音を鳴らすことができます。
野外で演奏したらどんな感じになるのか知りたくなった博士。「公園へ行って野外ライブをやってみるゾ!」そう言って…
MICRO CUBE GX を持って公園に到着したギター博士。「これから野外ライブを始めるゾ!」と宣言するやいなや、さっそく公園で遊んでいたお友達が集まってきます。
野外ライブのはじまり!開始直後からはっちゃけまくる博士、画面から見切れるほどの跳躍力!(博士はこのあと腰を痛めます)。
動画では生音を録音しているのですが、ビデオカメラからかなり離れているにもかかわらずかなりの爆音!!小さいのに凄いアンプです。
公園中に博士のギター・プレイが響き渡っていました。
お友達はどんどん集まり、みんなでエアギターの演奏です。「それってギター?」っていう質問があったり、みんなギターを弾いたことがなかったみたいだけど、とても楽しんでくれましたよ♪
MICRO CUBE GX を中央にして、ギター博士のインプロヴァイゼーション(アドリブ:即興のこと)が続きます。
最後はお友達と、ギター博士によるちょっとしたギター講座が始まりました。こんな素敵な時間を過ごせたのも、MICRO CUBE GXのおかげですね、博士!
ギター博士が動画中のデモンストレーションで、弾いた順番にアンプのセッティングを紹介します。
エフェクトの「EFX」「DELAY/REVERB」はオンの時だけライトが点灯する親切設計。
0:43〜
Mesa Boogie(メサブギー)のハイゲイン・ヘッドアンプであるRectifier(レクチファイヤー)を再現したであろう、パワフルに歪むアンプ・タイプです。音圧があってヘヴィなサウンドは、メタル系のリフにもマッチします。
0:57〜
オーバードライブ〜ディストーションくらいの歪みが出るアンプ・タイプです。
セッティングは R-FIRE とほとんど変わっていませんが、EFX でフランジャーをプラスしてジェット機みたいな音を作っています。
1:28〜
アコースティックギターをシミュレートしたアンプ・タイプ。アコギのようなキラキラとした煌びやかな音色が特徴です。
GAINは12時に、TONEを上げて明るい音色に。さらに EFX で揺らぎをプラスする「トレモロ」エフェクト、そしてリバーブをちょっとだけ加えて優しい音色にしています。
1:44〜
Roland の超有名なトランジスタ・アンプ「JC-120」をモデリングしたアンプ・タイプ(JC-120 はどこの音楽スタジオにも必ずと言っていいほど置いてある超ポピュラーなアンプです)。
澄んだクリーントーンが特徴なので、GAINはゼロに。JC-120にも搭載されているエフェクト「コーラス」を足して、さわやかな音色に。
2:07〜
カッティングがよく合う歯切れの良いサウンドのアンプ・タイプ。
「フェイザー」という金属的なうねりのするエフェクトを足しています。
2:23〜
クランチ・サウンドが特徴のアンプ・タイプ。
“こだま”のような効果のエフェクト「ディレイ」を足して演奏しています。
2:38〜
歪みの量が最も多いアンプ・タイプ。
セッティングでは「ヘヴィ・オクターブ」という、弾いた音のオクターブ下の音を足してくれるエフェクトを使ってさらにヘヴィにしています。
さすがにこの価格でこのクオリティには驚きじゃ!様々なアンプモデルやエフェクトは細かい設定まではできないものの、例えば初心者の人にはそのアンプモデル、エフェクトの雰囲気を感じるには十分じゃと思うぞ!
自宅練習においてもボリュームは十分過ぎるほどあり、電池駆動もできてちょっとした野外演奏でも活躍するのではないかの。
重量も軽いので持ち運びに便利じゃし、アイデア次第で色んな用途に使えると思うのじゃ!
アンプモデル?エフェクト?という人はとりあえず見て触って感じてほしいの。
コントロール類の操作の簡単さも博士的には◎なんじゃよ!
MICRO CUBE GX を…
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