コーラス・エフェクターについて[記事公開日]2018年8月25日
[最終更新日]2021年8月19日

コーラス・エフェクター

コーラスは原音に約0.01秒遅れた音を混ぜることで音に揺らぎを与えるエフェクターです。独特の透明感が得られるため、クリーントーンに掛けて透明感や広がりを演出するといった用途が一般的ですが、その他にも音に厚みを出したいとき、揺らぎを強く掛けてトリップ感を演出したいときなど、様々な用途に使えるため、一台持っておくと何かと頼りになるエフェクターです。

コーラスにはデジタル回路で設計された「デジタルコーラス」、アナログ回路を持つ「アナログコーラス」の2種類があります。デジタルコーラスはICチップを心臓部に使用しているのに対して、アナログコーラスは主にBBD素子というパーツを使用します。それぞれ

  • デジタルコーラス:透明感のあるクリアな音質
  • アナログコーラス:温かくナチュラルな音質

という特徴を持っています。

コーラスの使い方

音を爽やかに彩る効果からクリーントーンでのアルペジオやカッティングなどに利用されたり、アコースティックギターやベースでも使用することがあります。またディストーション・ギターで「壁のような厚み」のあるリフにしたい時に使われる事もあります。

音作りのキホン

基本的には「Depth(デプス)」、「Rate(レート)」、「Level(レベル)」といった3つのツマミを操作して音作りをしていきます。各ツマミの動作ですが、およそ0.01秒後に出力されるサウンドを「エフェクト音」とした場合、以下のようになっています。

  • Depth:エフェクト音のかかり具合を決めるツマミ
  • Rate:エフェクト音が揺らぐ速さを決めるツマミ
  • Level:原音とエフェクト音を混ぜる量を決めるツマミ

コーラスペダルの中には、ステレオ出力できるモデルもある

Arionの「SCH-Z」やBOSSの「CH-1」、「CE-5」、Maxonの「CS550」などはステレオ出力を備えています。2台のアンプまたはスピーカーを用意し、コーラス本体からそれぞれ接続します。コーラスのステレオ出力はJC-120のコーラスと同じ原理で、原音とエフェクト音を各スピーカーから独立して出力します。接続を間違えるとスイッチオンにしても原音しか出ないので注意しましょう。ちなみに上で紹介したCE-1もステレオ出力を前提とした製品でした。コーラスは生み出されたときからすでにステレオ出力が当たり前のエフェクターだったのですね。

コーラスが標準装備された定番アンプ「JC-120」と「Roland CE-1」

Roland CE-1 元祖コーラス・エフェクター
BOSS CE-1

コーラスは全国のライブハウス、スタジオに必ずと言っていいほど設置されている「Roland JC-120(ジャズコーラス)」に標準で搭載されています。それどころか、もともとこのJC-120に搭載されたコーラスユニットこそがコーラスエフェクターの元となっており、好評を博したJC-120のコーラスだけを足下に置いて使用するために、ローランドは抜き出して単体で開発することを思いつきます。こうして生み出されたのが世界初のコーラスエフェクター「CE-1」です。JC-120はステレオのスピーカーの片方を原音、片方をエフェクト音とすることで、広がりのある美しいコーラスを得ることに成功していましたが、CE-1は単体でそれに準ずる美しい音質を実現し、高い人気を誇りました。CE-1は製造が終了して久しい現在でもプレミアム価格で取引され、その人気は健在です。

ロータリースピーカーって何?

strymon Lex Rotaryロータリースピーカーを再現した
strymon Lex Rotary

コーラスなどのモジュレーションエフェクターの元となったのがロータリースピーカーです。低音用のスピーカーに繋いだホーンと高音用のスピーカーコーンを逆方向に回転させ、ドップラー効果を作り出し、音に揺らぎを与えるというもので、自然な効果の掛かり方や独特のサウンドで現在でも人気があります。主にハモンドオルガンに使われ、オルガンやキーボードにはシミュレータが標準搭載されるのが一般的です。ギターではエリック・クラプトン氏やビートルズの曲などで聴くことができ、ロータリースピーカーをシミュレートしたギター用エフェクターも多数販売されています。ロータリースピーカーはドン・レスリーという人物が開発したことから、レスリー・スピーカーとも呼ばれ、こちらの呼称も一般的によく使われます。


Smells like teen split – NIRVANA
コーラス・ペダルと言えば、ニルヴァーナのカート・コバーン氏が弾いたこの曲のAメロの「チャラーン」というフレーズ。たった2音にも関わらず圧倒的存在感を醸し出しているのは、コーラスの揺らぎによるところも大きいでしょう。「クリーン+コーラス」、「ディストーション+コーラス」という組み合わせで使用しています。カート・コバーンを始め、ロック系ギタリスト/スタジオ系ミュージシャン問わず、数多くのギタリストがコーラスを使っています。

デジタルコーラス

デジタルコーラスはアナログによくある高域の減衰がないため、非常に煌びやかで透明感のあるサウンドが得られます。爽やかでヌケが抜群によく、アルペジオなどに使用すると絶品の美しさが得られますが、その反面、バンドサウンドから浮いてしまったり、ナチュラルさがないところが好まれないケースも。サウンドの差でアナログと使い分けるギタリストもいます。

定番デジタル・コーラス・ペダル

BOSS CH-1 Super Chorus

BOSS CH-1 Super Chorus

初期はアナログ回路を採用していたBOSSの定番コーラス、CH-1は「抜けの良い爽やかなサウンド」が人気を博しています。とてもシンプルな操作性で、Depthなどのツマミに加え、「EQ(イコライザー)」のツマミを搭載しています。EQツマミを左に回せば低音が、右に回せば高音が強調されるようになっています。とても扱いやすく、初心者にオススメの一台です。

BOSS CH-1 Super Chorus – Supernice!エフェクター


BOSS CE-5

BOSS CE-5

CE-5もCH-1同様、初期はアナログ回路を採用していましたが、現行モデルはデジタル回路となっています。ちなみに、本体裏のシールが「ブルー」あるいは「ピンク」の製品がアナログ回路のCE-5です。

「Filter(フィルター)」という低音と高音をそれぞれ調整できるツマミを搭載しているので、音作りの幅は同社製品の CH-1 より広くなっています。

BOSS CE-5 – Supernice!エフェクター


TC Electronic Corona Chorus

TC electronic Corona Chorus

Corona Chorusは、3つのモードと4つのツマミを搭載したコンパクトなコーラス・エフェクター。デジタルらしいクリアな音質はもちろん、スマートフォンを使って音色を変更することができる画期的な機能「Tone Print」を装備し、パソコンの専用エディターやiOSアプリの操作によって、様々なコーラスを入れ替えて使うことができたり、世界のトップギタリスト達と同じサウンドを簡単に手にいれることができます。ミニサイズの「Corona Mini Chorus」もラインナップしています。

TC Electronic Corona Chorus – Supernice!エフェクター
TC Electronic Corona Mini Chorus – Supernice!エフェクター

Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibe

Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibe

コーラス・エフェクトとUni-Vibe系のエフェクトをコンパクトな一台に収めた、可愛らしい筐体が所有欲をくすぐる一台。
ノブも3ノブと直感的にコントロールしやすく、コーラス・エフェクター初心者にもオススメできるペダルです。ほとんどのコーラス・エフェクターに備わっている、揺れの深さとスピードをコントロールする基本的なノブが装備されているのはもちろんのこと、周波数レスポンスを微調整し、サウンドのキャラクターを変化させることのできる「COLOR」ノブが特徴的。
Uni-Vibe系のエフェクトが搭載されていることからも想像できるように、コーラス・エフェクトについても煌びやかでありながらもサイケデリックなサウンドで、一般的なコーラス・エフェクターとはちょっと違う、変化球なコーラス・ペダルを求めているプレイヤーにはうってつけのペダルです。
また、エフェクターの高価格化が進む中、1万円前後で手に入るコスト・パフォーマンスの良さも魅力です。

Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibe – Supernice!エフェクター

One Control Dimension Blue Monger

One Control Dimension Blue Monger

ブティック・ペダル黎明期を彩り、2000年の創業から現在までプロ・ミュージシャンに高い支持を受け、Mad Professorのエフェクターやアンプの設計などにも携わったスウェーデンのビルダー、BJFによって設計されたモジュレーション・ペダルです。
ディメンション・コーラス的な音色でありながらも、フランジャーのようなサウンドも含んでいる少し風変わりなペダル。多くのコーラス系のエフェクターはエフェクトを強くかけるとギター自体のサウンドがぼやけてしまいますが、本機はしっかりとエフェクトをかけても粒立ちがよく、輪郭のはっきりしたサウンドが維持できるのが魅力です。
ノブは3つとシンプルですが、一般的なモジュレーション・ペダルとは挙動のかなり違うノブを搭載しており、インスピレーションに富む複雑なサウンドが欲しいプレイヤーにはもってこいの一台です。また、筐体が小さくボードに組み込みやすい、というのも見逃せないポイントです。

One Control Dimension Blue Monger – Supernice!エフェクター

ハイエンド・デジタルコーラス

Strymon Mobius

Strymon Mobius

空間系エフェクターに定評があるStrymonの「Mobius(メビウス)」は、コーラスをはじめ、12種類のモジュレーションサウンドを搭載したマルチエフェクターです。SHARK DSPチップを搭載したことにより、デジタル回路ながら、限りなくアナログに近いサウンドになっています。

Strymon Mobius – Supernice!エフェクター


Free the Tone TA-1H

Free the Tone TA-1H

プロ・ギタリストのサウンドシステム構築/メンテナンスも担当する Free The Tone の多機能コーラス・エフェクター。3つのコーラスをミックスし、一般的なステレオコーラスよりも広がりと深みのあるサウンドを生み出します。自分の好みのセッティングは4つまでメモリ保存が可能、24bit AD/DAコンバーター内蔵による高解像度サウンドが魅力です。

Free the Tone TA-1H – Supernice!エフェクター


BOSS MD-500

2017年7月に登場した「MD-500」は、BOSSの次世代デジタル・ディレイ「DD-500」と同様の設計思想を持ったモジュレーション・ペダル。高性能DSPによって32bit/96kHzの最高音質を実現しており、他の追従を許さないハイエンド・モデルとなっています。名機コーラスペダル「BOSS CE-1」や「Uni-Vibe」のサウンドを収録、コーラスだけでなくフランジャー/フェイザー/ビブラート/トレモロ/フィルター/リングモジュレーターなど12種類・28タイプのモジュレーション・サウンドを搭載、MIDIやUSBなど接続端子も豊富に用意され、徹底的に音作りを追い込むことができるようになっています。

BOSS MD-500 – Supernice!エフェクター


BOSS MD-200 Modulation

BOSS MD-200

BOSSのフラグシップ・モデル「500シリーズ」を、高品位なサウンドと機能はそのままに、ボードに組み込みやすいようにダウン・サイジングしたモデルです。サンプリング・レート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit float(浮動小数点)の高度な演算処理などフラッグシップ・モデルと相違ない仕様で、コンパクトな筐体には12種類のエフェクトが詰め込まれています。コーラスのエフェクトにはMD-500にはなかった「CE-1」を再現したエフェクトが追加されているほか、フェイザーやトレモロ、スライサーやUni-Vibe系のエフェクトなど、一台で幅広い用途に対応できる便利な一台です。
好みのセッティングを4種類まで保存しておけるメモリー機能やMIDIによるコントロール、インサート・ループなど、モダンなニーズに応える様々な機能が盛り込まれており、新世代のモジュレーション・ペダルを代表するに相応しいペダルといえるでしょう。

BOSS MD-200 Modulation – Supernice!エフェクター

Universal Audio Astra Modulation Machine

プラグインやオーディオ・インターフェイスなどの製品で近年存在感を高めているUniversal Audioからリリースされたモジュレーション・ペダル。コーラスのみならず、フランジャー/ダブラー、トレモロ、フェイザーなど、モジュレーション系のエフェクトを広く取り揃えたペダルです。
Universal Audio社のUADエフェクトはDAW界隈で高い評価を受けていますが、そのエフェクトを足元で運用する、というコンセプトのもと開発されており、スタジオのエフェクト・ユニットを使用しているかのような高品質なサウンドが売りです。
コーラス・エフェクトはBOSSのCE-1をモデルに作成されており、太く暖かなあの伝説的なトーンが高い解像度で忠実に再現されています。実機のCE-1は専用のアダプターが必要であったり、ヴィンテージ機材であるという性質上運用方法やメンテナンスにも気を使わなければいけませんが、本機であればそのような心配も皆無です。


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アナログコーラス

アナログコーラスはデジタルに比べると若干の高域の減衰があるために、自然で温かみのあるマイルドなサウンドが得られます。音ヌケや爽やかさでデジタルに一歩劣りますが、バンドサウンドへのなじみ方や音の太さではその上を行くことも多々あり、リードギターなどにはこちらの方が相性が良いかもしれません。内蔵パーツを交換するモディファイも頻繁に行われており、例えば下で紹介しているArionのものなど、モディファイ品が通常品並みに市民権を得ています。

定番アナログコーラス・ペダル

Maxon CS550 Stereo Chorus

Maxon CS550 Stereo Chorus

「弁当箱」の愛称で知られるMaxonのエフェクターシリーズですが、CS550は特に人気があるアナログコーラスです。この製品は日本を代表するギタリスト、Charが監修していることで有名になりました。外観からは想像もつかないほど「エグい」コーラスサウンドが特徴です。

Maxon CS550 Stereo Chorus – Supernice!エフェクター


MXR M234 Analog Chorus

MXR M234 Analog Chorus

MXRの定番アナログコーラス。アナログらしい暖かみのある音色でありながら、デジタルで得られるような透明感も十分感じられる、美しい音色が持ち味。LOWとHIGHのコントロールは効きが非常に良く、うまく調整することで、高音が際立つ煌びやかなものから、中域に重きを置いた厚みのあるコーラスまで、自在に作ることができます。飛び道具的な使い方には向かないものの、クセのない音質を持ち、調整の可変幅が広く、使い勝手の良さではトップクラス。値段も求めやすく、全てのギタリストにおすすめできるモデルです。

MXR M234 Analog Chorus – Supernice!エフェクター


おすすめアナログコーラス・ペダル

Providence ANADIME CHORUS

Providence ANADIME CHORUS ADC-4

Providence が誇る人気アナログコーラス「ANADIME CHORUS」シリーズ。アナログ出力ながらステレオのように広がりのあるコーラスサウンドは世界中のプロ・ギタリストに支持を受けています。
初代 ADC-1 の登場から ADC-4 までバージョンアップを繰り返しているモデルで、2014年7月にはベース用 ANADIME CHORUS「ABC-1」もリリースされることとなりました。

Providence ANADIME CHORUS ADC-4 – Supernice!エフェクター


BOSS CE-2W

BOSS CE-2W

コーラスが初めて登場したのは1976年、BOSS CE-1 Chorus Ensemble。Roland Jazz Chorus アンプのコーラス・ユニットを単体化させた名機アナログ・コーラスです。CE-1 の後継機種として登場し、こちらも名機として高い人気を誇ったCE-2。
CE-2W はこの CE-1、CE-2 両方のサウンドを再現する完全アナログのコーラス・エフェクター。ステレオ出力にも対応しています。

BOSS CE-2W – Supernice!エフェクター


BOSS DC-2W

BOSS DC-2W

高い人気を誇りつつも惜しくも生産終了となってしまった「DC-2 Dimension C」を、BOSSの高い技術と蓄積されたノウハウが存分に生かされたハイグレード・ラインの「Waza Craft」にて復活させたモデル。4ボタンのコントロールは電子式のスイッチに変更され、耐久性の向上と共に、DC-2では不可能であった2ボタン同時押下もできるようになっています。また多くのヒット・ソングでも使用されたラック・エフェクター「Roland SDD-320」のサウンドも新たに追加され、スイッチで選択できるようになっています。
回路も新たに見直され、ギター以外の楽器にも使いやすい仕様へとブラッシュ・アップされたほか、高品位なバッファを採用するなど、音質の面でも飛躍的に向上しています。またLEDも高輝度のものへと変更されており、より実践的で、汎用性の高いペダルへと改良されています。

BOSS DC-2W – Supernice!エフェクター

Walrus Audio JULIA

Walrus Audio JULIA

2010年設立と比較的新しいブランドながら、プロからアマチュアまで幅広く高い人気を博しているWalrus Audio社によるコーラス/ビブラート・ペダルです。
アメリカ海洋大気庁が1999年に南太平洋海域にて録音した、発生原因不明の謎の音「Julia」をモチーフにしており、今まで聞いたことがないような神秘的で不思議な音色が特徴的です。
フル・アナログ回路による暖かみのあるサウンドと、独自のコントロールによる多彩なサウンド・メイクはWalrus Audioならではのもので、Cory Wongなど著名なギタリストのボードにも組み込まれています。LFOのシェイプを変更できるスイッチや、ドライ音/コーラス/ビブラートの3つのミックスをまとめて1ノブで調節できるノブ、そして何よりこのペダルを特徴付けているのはLFOエフェクト・モジュレートのプリ・ディレイをコントロールする「lag」ノブ。
独創的なサウンドが欲しいプレイヤーにぜひお勧めしたい一台です。

Walrus Audio JULIA – Supernice!エフェクター

格安アナログコーラス・ペダル

Electoro Harmonix Nano Clone

Electoro Harmonix Nano Clone

伝説的ロックバンド、NIRVANAのカート・コバーン氏が愛用した事で知られるコーラスペダル「Electoro Harmonix Small Clone」、「Nano Clone」はその Small Clone をさらにコンパクトなサイズに落とし込んだモデルで、サウンドの特徴はそのままに、コンパクトなケースになっているので、ペダルボード内にスペースを取りません。Depth切り替えスイッチとRate搭載し、シンプルな操作性ながらも音がダブって聴こえる「繊細なコーラスサウンド」が特徴です。

Electro Harmonix Nano Clone – Supernice!エフェクター


TC Electronic Afterglow Chorus / 3RD DIMENSION CHORUS

TC Electronic Afterglow Chorus TC Electronic 3RD DIMENSION CHORUS

TC Electronicの格安エフェクター「Smorgasbord of Tones」シリーズからリリースされた「Afterglow Chorus」は、BBD素子を採用した100%アナログ回路のコーラス・ペダル。6,000円前後のリーズナブルな価格帯ながら旧世代のペダルと違ってトゥルーバイパス化が施され、ペダルをONにした時の音痩せの心配はありません。シンプルな3ツマミ(RATE、DEPTH、MIX)のみですが、好みのコーラスサウンドを作り上げるには必要十分。暖かみのある爽やかな揺らぎからロータリースピーカーのようなサウンドまでが得られます。
同じくアナログコーラスである「3RD DIMENSION CHORUS」は Afterglow Chorus とは一味違い、揺らぎのない爽やかでクリアなコーラスサウンドが得られるモデル。すでに生産終了した「BOSS DC-2」を元に作られており、オリジナル同様コントロールツマミは搭載されず、4つのボタンのON/OFFで計16種類のサウンドが得られます。

TC Electronic Afterglow Chorus
TC Electronic 3RD DIMENSION CHORUS – Supernice!エフェクター

Ibanez CSMINI

Ibanez CSMINI

CSMINIは、著名ギタリストも愛用したアナログ・コーラス「Ibanez CS-9 Stereo Chorus」のクラシックなサウンドを継承したエフェクター。決して「格安」とは言えないまでも、信頼のアイバニーズによる100%アナログ回路の国産コーラス・ペダルであり、1万円を切る価格帯、トゥルーバイパスのため音質劣化は皆無、しかもミニサイズとなっているためエフェクターボード内にも組み込みやすいなど、魅力的なモデルです。

Ibanez CSMINI – Supernice!エフェクター


Effects Bakery Melon Pan Chorus

Effects Bakery Melon Pan Chorus

ミニサイズの筐体にはメロンパンを模した可愛らしいキャラクターのイラストがプリントされた、手に入れやすい価格帯を実現したコーラス・ペダル。3つのツマミで音作りを行うシンプルな設計でトラディショナルなコーラスサウンドが特徴的、はじめてのコーラスに最適な1台です。

Effects Bakery Melon Pan Chorus – Supernice!エフェクター

コーラス・ペダルの接続順

モジュレーション系に属するコーラスは、「歪み系ペダルの後段かつ空間系ペダルの前段」に繋ぐようにしましょう。アンプにエフェクトループ(センドリターン機能)がある場合、ループ内に配置することで、よりキレイなエフェクト音がかかるようになります。

エフェクターのつなぎ方
コーラス・エフェクター一覧 – Supernice!エフェクター

コーラスと原理が同じエフェクター

コーラスに加え、フェイザーやフランジャーなどは「モジュレーション系」と呼ばれ、全てコーラスと同じように、原音を変化させたものを改めて原音に混ぜるという動作で効果を得ています。フランジャーはコーラスよりもさらに短めのディレイ音にフィードバックを掛け、それを原音と混ぜることで出力し、フェイザーは位相を変えた信号を原音と混ぜて干渉させることで出力します。そのため、1つのエフェクターでセットになっていたり、マルチエフェクターなどでは同カテゴリにまとめられているのです。

それぞれ異なる音質が得られ、違った用途で使われますが、コーラスが最も一般的によく使われるエフェクターです。いわばコーラスはモジュレーション系の代表選手なのです。