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この記事では2025年8月に国内で発売(または取り扱い)が開始された新製品をまとめて紹介していきます。
左から’50s Stratocaster, ’50s Telecaster, ’60s Telecaster Custom, ’60s Stratocaster, ’60s Stratocaster HSS
「Fender」は新しいシリーズとしてヴィンテージなルックスとモダンな演奏性を融合した「American Ultra Luxe Vintage」を発表しました。
ボディ材をアッシュ、アルダーどちらかを選ぶことのできる「’50s Stratocaster」、アッシュボディを採用したオリジナルを彷彿とさせる「’50s Telecaster」、アルダーボディとローズウッド指板で甘いサウンドを再現した「’60s Telecaster Custom」、同じくアルダーボディとローズウッド指板を採用した「’60s Stratocaster」、オールラウンドに使用できる演奏性に特化した「’60s Stratocaster HSS」の5モデルをラインナップ。
HeirloomエイジドラッカーフィニッシュやModern “D”シェイプのクォーターソーンメイプルネック、ステンレスフレット、Pure Vintageシングルコイルピックアップ、S-1スイッチ等は共通のスペックとなっています。
六弦かなで「ヴィンテージってちょっとハードル高いけど、このモデルなら弾きやすそうだしイイかも!」
エレキギター博士「’50s Stratocasterのボディ材は1950年代前半のサウンドを求めるならアッシュ、1950年後半のサウンドを求めるならアルダーを選ぶのじゃ!」
左からStratocaster, Stratocaster HSS, Telecaster, Jazzmaster, Jazz Bass
2022年に発売された「Fender / Made in Japan Limited Hybrid II Noir & Blanc」が再び限定モデルとして登場しました。
Stratocaster、Stratocaster HSS、Telecaster、Jazzmaster、Jazz Bassの5モデルがラインナップされており、それぞれ共通してサテンフィニッシュが施されたアルダーボディにModern “C”シェイプのメイプルネック、22フレット(Jazz Bassのみ21フレット)、9.5インチラジアスのローズウッド指板を組み合わせ、Hybrid II Custom Voicedピックアップを搭載。
クラシカルなサウンドと現代的な演奏性を両立し、白と青のコントラストが目を惹く「Blanc」と黒と赤の力強さを感じる「Noir」の2色から選ぶことができます。
六弦かなで「どっちのカラーもカッコ良い!初心者にはオールラウンドに使えるHSSタイプがおすすめだね!」
エレキギター博士「2点支持トレモロやスランテッドブラスサドル、ロッキングチューナーなどパーツにもヴィンテージとモダンを融合したこだわりが見えるゾイ!」
「Ibanez」からはコストパフォーマンスに優れた「スティーヴ・ヴァイ」氏の新しいシグネチャーモデル「JEM7VP」がリリースされました。
象徴的なデザインの1つであるMonkey Gripが施されたアルダーボディ、メイプルとウォルナットのWizard 5pcネック、24フレット、400mmラジアスのエボニー指板にDiMarzio EvolutionピックアップをHSH配列で搭載。
ハイゲインかつ倍音が豊かなサウンドが特徴です。
プレミアムフレットエッジ処理やネックに埋め込まれたKTS TITANIUM rods、ヴァイ氏が長年愛用しているIbanezオリジナルのEdgeトレモロの搭載など、快適な演奏性と高い耐久性を併せ持った1本となっています。
六弦かなで「スティーヴ・ヴァイさんってレジェンド・ギタリストの1人だよね!これを弾けば上達できちゃうかな!?」
エレキギター博士「サドルの位置調整ボルトへのアクセスしやすいライオンズ・クロウ・キャビティ加工など細かな造りにも注目じゃ!」
「Ibanez / RG8620AH」はj.customシリーズならではの精緻なクラフトマンシップと先進的な演奏性を兼ね備えたハイエンドモデルです。
カスタムペイント・フィニッシュが施されたアフリカン・マホガニーのボディに4mm厚のアッシュ材をトップとして組み合わせ、メイプルとウェンジをラミネートしたVelvetouch仕上げのSuper Wizard ASネック、24フレット、430mmラジアスのローズウッド指板を採用し、DiMarzio PAF Pro, The Tone Zoneピックアップを搭載。
豊かな中低域と明瞭なアタックを両立したキレのある粒だちとパワフルなサウンドが特徴となっています。
六弦かなで「シブい見た目でカッコ良いね!プログレとかメタルとかテクニカルなギタリストにピッタリかも!」
エレキギター博士「コイルタップによる豊富なサウンドバリエーションやチューニングが狂いにくいLo-Pro Edgeトレモロの搭載もポイントじゃな!」
左からPro-Mod So-Cal Style 1 HH FR M(グロス・ブラック、ナチュラルアッシュ)、Pro-Mod So-Cal Style 1 HH FR RW(ペルハム・ブルー、スノウ・ホワイト)
「Charvel」からは「Pro-Mod So-Cal Style 1」シリーズの新たなモデルとして「Pro-Mod So-Cal Style 1 HH FR M」と「Pro-Mod So-Cal Style 1 HH FR RW」がリリースされました。
アルダーボディにグラファイト補強ロッドを2本搭載したボルトオンのメイプルネック、22フレット、12〜16インチコンパウンドラジアスのメイプルもしくはローズウッド指板を組み合わせ、Seymour Duncan TB-6, SH-6Nピックアップを搭載。
コイルスプリットやNo-Loadトーンによりサウンドメイクの幅も広く、Floyd Roseダブルロッキングトレモロによる高いチューニング性能などバッキング、リード問わず活躍できる1本となっています。
六弦かなで「激しいプレイをするならやっぱりフロイドローズ系がおすすめだよね!アーミング憧れちゃうなー!」
エレキギター博士「反りにくいネック構造となっておるが、もし反ってしまってもヒールマウント式トラスロッドアジャストメントによって調整がしやすいゾイ!」
「Gretsch / Electromatic CVT Double-Cut with Wraparound Tailpiece」は個性的なクラシカルなルックスと優れた演奏性を兼ね備えたモデルです。
面取り加工を施したマホガニーボディ、ボルトオン式のPerformance “C”シェイプ・マホガニーネック、22フレット、Neo-Classicサムネイルインレイが施されたローレル指板にTwin Six Humbuckerピックアップを搭載。
トレブルブリード機能付きのマスターボリュームやGraph Techナットも搭載し、滑らかで身体にフィットするプレイアビリティと、クリアで伸びやかな中高域・豊かな低域のバランスに優れたサウンドを実現しています。
ヴィンテージ・ホワイト、ウィッチウッド、ハバナ・バーストの3カラーをラインナップ。
六弦かなで「ヘッドとボディの形が超可愛い!ミディアムスケールだから女の子でも弾きやすいね!」
エレキギター博士「CVT Double-CutモデルはJack Antonoffが長年愛用してきたGretsch / Princessがベースになっているのじゃ!」
「EVH」はTune-O-Maticブリッジを採用した「Wolfgang Special Baked Maple TOM」をリリースしました。
1プライクリームバインディングが施されたバスウッドボディ、グラファイト補強ロッドが内蔵されたクォーターソーン・ベイクド・メイプルネック、22フレット、12〜16インチコンパウンドラジアスのベイクド・メイプル指板にダイレクトマウントされたEVH Wolfgang Humbuckingピックアップを2基搭載。
ダイナミックかつクリアなサウンド、パワフルで豊かなサスティーンが特徴です。
カラーはグロス・ブラック、ハスク・ホワイト、オックスブラッドの3色を展開しています。
六弦かなで「小さいヘッドが可愛い!弾きやすそうなネックだし、ハードなジャンルにピッタリかも!」
エレキギター博士「Tune-O-Maticはチューニングの安定性や、耐久性の高さ、弦高やオクターブ調整のしやすさがメリットじゃな!」
「EDWARDS / E-M-II-7」は1980年代後半に開発された「MIRAGE」の流れを組む「M-II」の7弦モデルです。
CDカットが施されたマホガニーボディ、3ピースのハードメイプルネック、24フレット、305mmラジアスのエボニー指板にESP Custom Lab CL-P-H-3n, CL-P-H-3bピックアップを搭載し、ハイゲインでパワフル、ローミッドが豊かなサウンドが特徴です。
低音弦のテンションを稼ぐことのできるリバースナイフヘッドや安定したチューニング性と振動のロスを抑えるHIPSHOTのフィクスドブリッジ、GOTOH MG-Tペグなども装備。
メタリック・ブラック・サテン、イエロー・メタリック、アイス・ブルー・メタリックの3色を展開しています。
六弦かなで「激しいジャンルに合いそうなエレキギターだねー!7弦ギターを探している人は要チェック!」
エレキギター博士「ESPオリジナルのヒールカットであるクイーンカットをさらに進化させたのがCDカットなんじゃ!」
左から1959MS, 2203MS
「Marshall」は独自のモディファイを行った2モデルのヘッドアンプをリリースしました。
「1959MS」はハンドワイヤードの1959HWを基に、マスターボリュームやクリッピング回路を搭載し、クラシックトーンと現代的な歪み表現を両立。
「2203MS」はJCM800系の最新形として、OD I/IIスイッチやミッドシフト/タイトスイッチを装備し、より攻撃的で抜けの良いドライブサウンドを実現しています。
いずれも100W仕様、真空管はECC83×3、EL34×4を搭載し、ヴィンテージサウンドにモダンな利便性を加えた、実用性重視のヘッドアンプです。
こちらは1959MSの紹介動画です。
六弦かなで「”モディファイ”って”改造”のことだよね!どんな音がするんだろー!」
エレキギター博士「メーカー自らがモディファイしたモデルとは面白いのう!Marshallファンは必見だゾイ!」
左からHELIX STADIUM XL FLOOR, HELIX STADIUM FLOOR
「Line 6」は世界的な人気を誇るマルチエフェクター「HELIX」シリーズの新しいモデルとなる「HELIX STADIUM」を発表しました。
8インチの高解像度タッチスクリーンや新設計のAgouraモデリングエンジン、Hypeコントロールによって従来のモデルよりもアナログ感の強い音色と操作性、サウンドメイクを実現しています。
さらにWi-Fiとの接続により、アップデートやProxy Clone機能によるクラウド共有を本体のみで行うことが可能。
トゥスイッチ付きエクスプレッションペダルの搭載や高コントラストOLED、入力端子と拡張性の幅広さ、より堅牢な筐体構造は「XL」のみの特徴となっています。
エレキギター博士「Quad CortexやHeadrushに次いでHelixにもWi-Fi接続モデルの登場じゃのう!XLの幅広い拡張性もポイントじゃな!」
詳しくみる:
Line 6 Helix Stadium – Supernice!エフェクター
「BOSS / PX-1 Plugout FX」は、これまでに誕生した名機を現代に甦らせる革新的コンパクトペダルです。
オリジナルのトーンやレスポンスを再現したBOSSを代表する8つのモデルがプリインストールされており、専用アプリを使用すればさらに8つのモデルを追加することが可能。
モデル・パスを購入することで今後増えていくラインナップも随時使用できるようになっています。
入出力や拡張端子も備えているため、自宅だけでなく、スタジオやライブでも活躍することができ、シンプルな操作性と直感的なUIはそのままで往年のBOSSサウンドを誰でも手軽に楽しめる1台です。
六弦かなで「コンパクトで持ち運びもしやすいし、色んなBOSSエフェクターが使えるなんて欲しくなっちゃう!」
詳しくみる:
BOSS PX-1 – Supernice!エフェクター
「Tech 21」はメタルギタリストの「マーティ・フリードマン」氏のシグネチャープリアンプ/DI BOX「Marty Friedman Signature SansAmp」をリリースしました。
操作性はSansAmp PSA 2.0と同様であり、ライブ向けに3つのプリセットを即座に呼び出せる「パフォーマンスモード」と、最大128プリセットを保存できる「スタジオモード」の切り替えが可能です。
リバーブや3バンドEQ、ドライヴ、ゲートに加え、マーティ氏独自のボイシングを反映したフィルターコントロールを搭載し、直感的な操作でプロ仕様のサウンドを実現します。
六弦かなで「元Megadethのマーティさんだ!あのサウンドが手に入るなんて気になるなー!」
エレキギター博士「ダイレクトボックスとしても活躍できるのはオイシイのう!本人らしいサウンドはもちろんじゃが、それ以上に幅広いサウンドメイクが想像できるゾイ!」
詳しくみる:
TECH21 Marty Friedman Signature SansAmp – Supernice!エフェクター
上からKat EX Edition, TX Edition
「XSONIC / AIRSTEP」シリーズに「BOSS / KATANA」シリーズに対応した「Kat EX Edition」と「IK Multimedia / TONEX ONE, PEDAL」に対応した「TX Edition」を発表しました。
AIRSTEPはそれぞれのアンプやペダルに対応したフットコントローラーとなっており、USBでの有線接続とBluetoothでのワイヤレス接続が可能です。
六弦かなで「設定いらずで最初から使えるのは初心者にも優しいね!」
エレキギター博士「エクスプレッションペダル入力も備えておるから拡張性もグッドじゃ!レイテンシーが気になる方は有線接続がおすすめじゃぞ!」
「Ernie Ball / Flex Patch Cable Glow in Dark」は、暗いステージで足元に個性を見出せる蓄光仕様のパッチケーブルです。
ロー・プロファイルのコネクターと柔軟な構造により、ペダルボードのレイアウトを自由に最適化でき、シングルコンダクター構造と95%のシールドが不要なノイズを排除し、クリアなサウンドを実現します。
耐久性の高いPVCジャケットは長時間の使用にも安心で、ステージでもスタジオでも信頼できるケーブルです。
3インチ、6インチ、12インチ(それぞれ3本入り)がラインナップされています。
六弦かなで「光るパッチケーブルなんて初めて見たよ!今度のライブで使ってみよーかな!」
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