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《これぞ、本家》フェンダー・アメリカン・シリーズ・テレキャスター徹底分析!

フェンダー・アメリカン・シリーズ・テレキャスター

「テレキャスター」は、現代における「エレキギターの元祖」と呼んでもよいギターです。世に数多くのテレキャスター・タイプのギターがあれど、ずばり「テレキャスター」を名乗ることができるのは、これを開発したフェンダー、また姉妹ブランドのスクワイアのテレキャスターだけです。フェンダー社はアメリカの企業ですから、その中であえて巡列を付けるなら「メイドインUSA」こそがテレキャスターの中のテレキャスターだと言えるでしょう。そんなわけで、今回はカリフォルニア州コロナ工場で生産される、アメリカン・シリーズのテレキャスターに注目してみましょう。

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大きく分けてモダンスタイル、ヴィンテージスタイルの2つがあるモダン・スタイル3シリーズ比較 ・・アメリカン・エリート・テレキャスター(American Elite Telecaster) ・・・「アメリカン・エリート」の共通仕様 ・・・「アメリカン・エリート」それぞれの仕様 ・・アメリカン・プロフェッショナル・テレキャスター(American Professional Telecaster) ・・・「アメリカン・プロフェッショナル」の共通仕様 ・・・「アメリカン・プロフェッショナル」それぞれの特徴 ・・アメリカン・スペシャル・テレキャスター(American Special Telecaster)ヴィンテージ・スタイル3モデル比較 ・・アメリカン・ヴィンテージ・テレキャスター(American Vintage Telecaster) ・・「アメリカン・ヴィンテージ」の共通仕様 ・・「アメリカン・ヴィンテージ」それぞれの特徴 ・・・American Vintage ’52 Telecaster ・・・American Vintage ’58 Telecaster ・・・American Vintage ’64 Telecaster


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ザ・クラッシュのボーカリスト、ジョー・ストラマー氏はサンバーストの上から黒く塗りつぶしたテレキャスターを愛用し、「テレキャスターは歌う人が持つもの」というイメージを一般化したと言われています。氏のハードなストロークは、ボディのエルボー部分を削ってしまうほどでした。氏の「ストラマー」という名は、「strum(かき鳴らす)」に由来しています。

大きく分けてモダンスタイル、ヴィンテージスタイルの2つがある

現在、アメリカン・シリーズからは

モダン(現代的)スタイル(3シリーズ)

  • American Elite Telecaster(2モデル)
  • American Professional Telecaster(2モデル)
  • American Special Telecaster(1モデル)

ヴィンテージ(伝統的)スタイル(1シリーズ)

  • American Vintage Telecaster(3モデル)

以上の4シリーズ、8モデルのテレキャスターがリリースされています。その誕生以来エレキギターの歴史を牽引してきたテレキャスターは、基本的なスタイルを守りながらも時代に合わせた変身を重ねてきました。現代における最先端のテレキャスターは、どういう姿をしているのでしょうか。

モダン・スタイル3シリーズ比較

  • American Elite Telecaster(2モデル)
  • American Professional Telecaster(2モデル)
  • American Special Telecaster(1モデル)

これら3シリーズは価格差によってグレードが付けられていますが、それぞれ異なるアプローチのピックアップが採用されているなどコンセプトが異なっており、違った方向性を持ったテレキャスターになっています。重要な個所にはそれぞれ異なる仕様が採用されているのが分かりますね。

エリート プロフェッショナル スペシャル
ボディ アルダー(コンターあり)/アッシュ アルダー(デラックスはコンターあり) アルダー
ネックグリップ C to D コンパウンド 新開発ディープC C
指板 9.5″-14″コンパウンド 9.5″R 9.5”R
フレット ミディアムジャンボ 新開発ナロー・トール ジャンボ
ジョイント部 ヒールカット有り マイクロティルト有り スタンダードな4点留め
ピックアップ 新開発第4世代ノイズレス 新開発「V-Mod」/「Shawbucker」 名機テキサス・スペシャル
特徴的な配線 S-1スイッチ 新開発トレブル・ブリード グレースバッカー
ペグ ロック機能を有するショートポスト スタガード・ポスト 標準的なロトマチック
ブリッジ 6連ブロックサドル/新開発サスペンションブリッジ 新開発3連サドル/6連ベントサドル クラシカルな3連ブラスサドル

表:モダン・スタイル3シリーズ比較

ヴィンテージ・スタイル3モデル比較

アメリカン・ヴィンテージ・テレキャスター3モデルの仕様を見比べてみましょう。さまざまな違いはありますが、サウンドの決め手となっているのはピックアップとサドル、演奏性の決め手はネックシェイプです。開発者が見たら泣いてしまうかもしれませんが、指板R、フレット、配線については共通仕様と考えていいでしょう。アッシュボディを採用しているところが、モダン・スタイルとの大きな違いになっています。

年式 ’52 ’58 ’64
ボディ アッシュ/バタースコッチブロンド アッシュ/エイジド・ホワイトブロンド アッシュ/ホワイトブロンド
ピックガード 黒1P、5点留め 白1P、5点留め 白黒白3P、8点留め
ネックシェイプ U D C
指板 メイプル メイプル ローズウッド
ピックアップ American Vintage ’52 Single-Coil Tele American Vintage ’58 Single-Coil Tele American Vintage ’64 Single-Coil Tele
サドル ブラス スチール スパイラル
ブリッジ リアピックアップと平行にブランドロゴとシリアルナンバー リアピックアップと平行にブランドロゴ。シリアルナンバーはジョイントプレートに ブリッジに対して真っすぐにブランドロゴとパテントナンバー。

表:アメリカン・ヴィンテージ3モデル比較