知っておきたい「セッション定番曲」~JAZZ編~[記事公開日]2022年1月10日
[最終更新日]2022年1月10日

ジャズ・セッション定番曲

その場にいるミュージシャンが何気に楽器を奏で、音での会話を通して音楽ができてくる。セッションで演奏できるプレイヤーって、憧れますね。そんなわけで今回は、「こういう曲を知っていたら、ジャジーなセッションができるよ!」というお話です。まずは、弾いてみたい1曲を探してみてください。

ジャズ系セッションにお勧めの20曲

ジャズのセッションで使われる曲は、「スタンダード」と言われる王道の名曲がほとんどです。戦前戦後の古い曲から比較的最近の曲まで何百曲もありますが、テーマごとに分類して、ちょこっとずつ見ていきましょう。なお、タイトルにはアーティスト名ではなく作曲者名を添えています。

セッションの基本は「ビバップ」

ジャズのセッションは、「ビバップ」と呼ばれる形式で行われるのが普通です。ビバップはジャムセッションから発展したスタイルで、主旋律を1コーラス演奏し、そこからソロ回しに移行し、また主旋律に戻って終わる、という展開が特徴です。イントロやエンディングに工夫を凝らすこともありますが、シンプルな打ち合わせで気軽に演奏できるのがメリットです。

セッション超定番の演目

まずは、ガチガチの定番曲を見ていきましょう。ジャズをやる人でなくても聞いたことがあるであろう、大変に有名な名曲です。これらの演目でジャズの基本がだいたい学べますから、1曲でも弾きこなすことができれば他の曲にスムーズに挑戦できます。

《不動の定番》Autumn Leaves /Joseph Kosma(1945)


Autumn Leaves – Gypsy Jazz Style Guitar
YAMAHA「サイレントギター」によるデュオ。

「枯葉(Autumn Leaves)」は、はじめフランスでバレエの伴奏曲として作曲され、次いでシャンソンの歌曲としてヒットし、アメリカに伝わってピアノ曲として大ヒットしました。大物歌手フランク・シナトラ氏をはじめ多くのアーティストがカバーし、ジャズにおける鉄板の定番曲となっています。

この曲はメロディの美しさや楽曲の知名度に加え、「長調のII-V-I」と「短調のII-V-I」が交互に出現する、というコード進行が特徴です。この曲をマスターしたら、ジャズはおろか音楽の基礎とも言うべき重要コード進行を体得できるわけです。

《弾きやすい》Fly Me To The Moon/Bart Howard(1950)


Frank Sinatra – Fly Me To The Moon (Live At The Kiel Opera House, St. Louis, MO/1965)
シナトラ氏のカバーがヒットし、定番曲になりました。

「Fly me to the moon」は、3拍子の曲として作られ、やがて4拍子にアレンジされました。当時のアメリカ国内が、NASAによる月への有人宇宙飛行計画「アポロ計画」に沸いていたこともあり、時代のテーマソングとして広く認知されました。昨今では、名作長編アニメのエンディング曲としても知られています。

この曲はAmキーで演奏されることが多く、またその際Amで始まってくれる(注:上記「枯葉」はGmキーなのにCmで始まる)ので、ギターでとても弾きやすいのが大きなメリットです。またメロディがシンプルなのでアレンジの自由度が高く、スウィングしてもボサノバでも、4拍子でも3拍子でも演奏でき、長く付き合えます。

《ボーカル定番》Lullaby of Birdland/George Shearing(1952)


Nikki Yanofsky – Lullaby of Birdland (RAWsession)
ロックギタリストには堪える、美しくもタフなコード進行。このコード進行で自由に演奏できる、その日を目指して練習あるのみ。

「バードランドの子守唄(Lullaby of Birdland)」は、マンハッタンのジャズクラブ「バードランド」のオーナーがパーソナリティを務める、ラジオ番組のテーマ曲として作られました。発表当時から人気を博し、サラ・ヴォーン女史はじめ多くのアーティストがカバーしました。

この曲は、歴の浅い人でなくても初見なら目を丸くするであろう、美しくもタフなコード進行が特徴です。コード数は多く、部分転調も多いため、弾きこなすにはある程度の経験値が必要です。難曲ではありますが、コードを弾くだけでその気になれる美しさがあり、またボーカリストがやたら歌いたがる定番曲でもあります。

《名高い「リズム・チェンジ」》I Got Rhythm/George Gershwin(1930)


I Got Rhythm
ゆったりと始まりますが、鬼の高速コードチェンジが1分あたりから始まります。

「リズム・チェンジ」は、「アイゴットリズムのコードチェンジ」を短縮させたジャズ用語です。「循環コード」を軽快に連続させるコード進行は、後に続くさまざまな名曲の元ネタになっています。

ロックギタリストに馴染み深い「ブルース」

ロックのルーツ「ブルース」は、ジャズの起源でもあります。それゆえジャズのスタンダードには、ブルース進行の演目がいっぱいあります。

《ドとソだけでOK!》C Jam Blues/Duke Ellington(1942)


C Jam Blues
ジャズやってる人限定で、知らぬ者のない名曲。

「C Jam Blues」は、「It Don’t Mean a thing(スイングしなけりゃ意味ないね)」、「Satin Doll」などの作曲、また自身の楽団のテーマ曲「Take the ‘A’ Train(A列車で行こう)」で知られるピアニスト、デューク・エリントン氏の作品です。

その中でもこの曲は主旋律が「ドとソ」だけで構成されている、この上ない弾きやすさが最大の特徴です。ソを連打してからドを鳴らせば、たいがいどうにかなります。曲がカンタンなので演奏やアンサンブルに集中しやすく、最初に覚えるジャズ定番曲として最適です。しかし逆に、そのため弾き手の力量が試される演目でもあります。

《サックスの定番曲》Now’s The Time/Charlie Parker(1945)


ジャズブルース (Now’s The Time) – サックス&トランペット&ギター
二人で主旋律を演奏することで「今演奏しているこのメロディがこの曲の主旋律で、アドリブではありません」と伝えてくれています。

アルトサックスの達人チャーリー・パーカー氏は、「モダン・ジャズの父」として知られています。また「ヤードバード(バード)」という愛称で呼ばれており、マンハッタンのジャズクラブ「バードランド」の名はパーカー氏にあやかっています。

《マイナーブルース》Mr. PC/John Coltrane(1959)


Eric Johnson “Mr PC” (John Coltrane) | Concerts from Blue Rock LIVE
この曲をヒントに「ミスター・スマホ」という曲を思いついた人が、世界に何人かはいるに違いない。

ブルースは7thコードを基調とするのが普通ですが、マイナーコードを基調とする「マイナーブルース」もあります。マイナーペンタトニックスケール一発で弾いても大丈夫なので、ギタリスト的には非常に入りやすい分野だと言えるでしょう。

ギタリスト作曲のスタンダードナンバー

ジャズはピアノやサックスが主役になることが多いためか、ギタリストの作曲したスタンダード曲がなかなかにレアです。

《弾きまくってこそ、この曲》Four On Six/Wes Montgomery(1980)


Four On Six
名手パット・マルティーノ氏は、脳の重病で記憶喪失に陥りつつも、過去の自分の録音などからギターの弾き方を取り戻して見事にカムバックした、不屈のギタリストとして知られています。

タイトルの「6の上の4」は、6本の弦の上を4本の指が駆け巡る情景を意味しています。まさに、ギタリストのための曲。アドリブでは、コード1個で勢いよく弾く場面と複雑なコード進行を巧く乗りこなす場面が交互に登場します。

《指二本で弾けるか》Nuages/Django Reinhardt(1940)


Django Reinhardt & Stephane Grappelli – Nuages
ジプシージャズ特有の、このけだるさ。

日本では「雲」と呼ばれることもある、ギター界の野口英世、ジャンゴ・ラインハルト氏の最大のヒット曲。独特の不思議なコード進行も魅力です。

意外と弾きやすい?「モード・ジャズ」

トランペット奏者マイルス・デイヴィス氏が完成させた「モード・ジャズ(Modal Jazz)」は、コード進行に振り回されずにアドリブを取るための音楽です。奥の深いジャンルではありますが、スケールを一個覚えたら意外とどうにかなる、初心者さんウェルカムなジャズでもあります。

《モードの代表曲》So What/Miles Davis(1959)


Ronny Jordan – LIVE
アシッド・ジャズの名手、ロニー・ジョーダン氏。この曲を独自に解釈したカバーで一躍有名になりました。

直訳すると「だから何?」の「So What」は、マイナーコードとその半音上のマイナーコード、という僅か二つのコードで構成されている演目です。弾く時には「コードはいつ変わるのか?」、ココを外さないように注意しましょう。

《So Whatが弾けたらこっちも弾ける》Impressions/John Coltrane(1965)


Impressions (John Coltrane) – Alejandro Cabrera trio
本来の4拍子を3拍子にアレンジしています。ジャズは自由。

「Impressions」は前出「So What」と同じ、半音ちがう二つのマイナーコードでできている演目です。ジャズあるあるの「アドリブに入ったら、曲の区別がなくなってしまう問題」をいかに解決させるか、そこが工夫のしどころです。

南国の風「ラテン/ボサ・ノヴァ」

ラテン系のナンバーも、ジャズではたくさんあります。ブラジル発祥のボサ・ノヴァは、サンバをジャズで解釈することで生まれました。こちらの分野ではクラシックギターが多く使用されますが、エレキギターでそれっぽく弾いても大丈夫です。

《転調の恍惚》Blue Bossa/Kenny Dorham(1963)


Blue Bossa ⎮Joscho Stephan & Peter Autschbach
1コーラス末尾の部分を繰り返して終わるのを「タグ・エンディング」と言います。

甘いメロディの美しい「ブルー・ボッサ」は、後半に入った途端にびっくりするような転調がサラっと登場し、そして何事もなかったかのように元のキーに戻る、不思議なコード進行がポイントです。

《アフロ・キューバン・ジャズの代表》Caravan/Duke Ellington(1935)


Caravan ⎪Tommy Emmanuel & Joscho Stephan⎪LIVE
勇ましさを感じさせる「キャラバン」は、ベンチャーズやブライアン・セッツアー氏もカバーしています。

ジャズ以外のジャンルでもカバーされる「キャラバン」は、前半のラテン調から後半のスウィングへという、世界観の切り替えがポイントです。

《ラテンと言えば、恋の歌》Garota de Ipanema(Girl from Ipanema)/Antônio Carlos Jobim(1962)


Roberto Carlos, Caetano Veloso – Garota de Ipanema ( Ao Vivo)
ブラジル人ならば歌詞を暗唱していると言われます。

ボサ・ノヴァのなかでも人気の高い「イパネマの娘」は、コードを弾いているだけで幸せになれる名曲です。リラックスしたサウンドで奏でられますが、アドリブにおいては中間部にある波状攻撃のような転調が、なかなかにタフな勝負になります。

《ボサの出発点》Chega de saudade/Antônio Carlos Jobim(1957)


Tom Jobim – Chega de saudade (Ao Vivo em Montreal)
ブラジルでは国際空港の名前にもなっているアントニオ・カルロス・ジョビン氏は、トム・ジョビンの愛称も持っています。

ボサ・ノヴァの第一号として知られる「Chega de saudade(想いあふれて)」は、1コーラス68小節という長さです。前半は彼女がここにいない悲哀を歌うマイナーキー、後半で彼女が戻ってきた夢想による恍惚を歌うメジャーキー、というように展開します。

《高速ユニゾンが楽しい》Spain/Chick Corea(1972)


Spain
セッションでは、序盤のルバート部分が省略されることもしばしばあります。

天才ピアニスト、チック・コリア氏の代表曲「スペイン」は、主旋律と高速ユニゾンが好まれ、難曲にも関わらず様々な場面で演奏されます。とはいえ、アドリブは意外と弾きやすいのが救いです。

ジャズとの相性は抜群「Soul / Funk」

ソウルやファンクは、いろいろな点でジャズとの相性がとても良いジャンルです。とはいえファンクのボーカル曲は歌メロがあまりにシンプルで、楽器での演奏には不向きなため、選曲には検討を要します。

《華のベースライン》The Chicken/Pee Wee Ellis(1969)


The Chicken (Pee Wee Ellis)
多くの人が、この曲から名手ジャコ・パストリアス氏のことを知ったことでしょう。

ジャズファンクのスタンダード「The Chicken」は、「ベースのジミヘン」とも呼ばれるジャコ・パストリアス氏を象徴する演目です。ベースがツブ立ち良く16ビートを出せるかどうかが、アンサンブルのカギです。

ギタリスト目線ではロック系やブルース系のアプローチでアドリブを取りやすく、ユニゾンが楽しいのが大きなメリットです。

《美メロのエロス》Feel Like Makin’ Love/Gene McDaniels(1974)


BC SESSIONS #007 – “Feel Like Makin’ Love”
ソウルとファンクは何が違うのか?そこが問題だ。

「Feel Like Makin’ Love」は、ソウル歌手ロバータ・フラック女史の最大のヒット曲です。上品かつ妖艶なサウンドとセクシーな歌詞が高く評価され、この1曲だけでグラミー賞を3部門受賞しています。ソウルミュージックはファンクの起源であり、やはりジャズとの相性がとても良いジャンルです。歌メロを聞かせる曲が多いので、ボーカル曲でも楽器で演奏しやすいのがファンクとの分かりやすい違いです。

この曲は17小節という珍しいサイズとコード数の多さがポイントで、前半でのジャジーなコード進行が後半ではポップス調に変化するのが面白いところです。経験が浅いと苦行になりそうな演目ですが、シンプルなコード進行でのアドリブでは飽き足らなくなったプレイヤーたちが、数多くカバーしています。

《8ビートの名曲》Cantaloupe Island/Herbie Hancock(1984)


Jeff Goldblum & The Mildred Snitzer Orchestra – Cantaloupe Island (Live)
映画俳優が本職のピアニスト、ジェフ・ゴールドブラム氏。さすがに顔での表現が巧みです。

ファンクを語る上で、ハービー・ハンコック氏は欠かすことができません。代表曲「カンタロープ・アイランド」は、独特なコード進行ながらモード的なアプローチが可能です。

《3連の代表》Isn’t She Lovely/Stevie Wonder(1976)


Martin Miller & Tom Quayle – Isn’t She Lovely (Stevie Wonder) – Live in Studio
やはり、終盤のユニゾンがこの曲のポイント。

「Isn’t She Lovely」はもともと3連のビートで演奏しますが、ジャズではスウィングビートで演奏されることもあります。後半部分の「IV-III7-VIm」というコード進行は、ソウルミュージックでは鉄板です。

スタンダード曲集を持っておこう

ことジャズにおいては、初対面の相手といきなりセッションすることも珍しくありません。ジャズプレイヤーはたいがい何らかの曲集を持っていて、知らない曲でもそれを読みながら演奏しちゃうのです。ジャズにチャレンジするなら、ぜひ曲集を持っておきましょう。名手のアレンジを丸裸にするようなコピー譜と違い、曲集に掲載される楽譜はさまざまなアレンジの出発点となるようにまとめられているので、シンプルで読みやすく、また弾きやすくなっています。現在では楽譜資料も電子化されていますが、昔ながらの紙媒体は情緒があってなかなか良いものですよ。

書籍「ジャズ・スタンダード・バイブル」

ジャズ・スタンダード・バイブル

「黒本」の愛称で知られる「ジャズ・スタンダード・バイブル」は、ジャズベーシスト納浩一(おさむ・こういち)氏の編集による、277曲を収めたスタンダード曲集です。ジャズのセッションに参加する人はたいがい持っている定番で、A4サイズの通常版と小さめのハンディ版があります。同じく226曲を収めた「2」もあり、それぞれにボーカル用、サックスやトランペットのために移調したものなどありますから、間違えないように注意しましょう。

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iOS / Android両対応「ソングブック」

iOSとAndroidの両方に対応する「ソングブック」は、1,300曲以上のメロディとコードを表示してくれるアプリです。移調する機能もあるので、ボーカリストの声域に合わせたりギターで弾きやすいキーに直したりといった作業が一瞬でできます。サブスクリプションで利用するものですが、無料でも200曲以上の譜面が閲覧できます。

ソングブック
iOS app Android app


iOSアプリ「iReal Pro」

iOS専用の「iReal Pro 」は、1,000曲以上のコードを表示し、かつ伴奏をしてくれるアプリです。移調をはじめテンポや演奏スタイルの変更もでき、また自作のコード進行を演奏させることもできますから、曲集としても練習ツールとしても活用できます。メロディの扱いが無いのだけが注意点です。

iReal Pro


ジャズを弾くのに相性の良いエレキギターは?

ジャズは「自由」を特に重んじる音楽ですから、どんなギターを使っても大丈夫です。しかしながら、メンバーやリスナーに安心してもらえる、いわゆる「ジャズっぽい音」の得られるギターは、ある程度に絞られます。特にメロディの演奏においては、「フロントピックアップの甘い音」が得られるギターが好まれる傾向にあります。

《ジャズギターの出発点》フルアコ

フルアコ

古来さまざまなギターメーカーが林立しましたが、ことジャズギターの音色を決定づけたのは、ギブソンのフルアコです。アーチトップにP-90やPAFタイプのハムバッカーを搭載したギターの、特にフロントの甘い音がジャズギターの歴史を作っていきました。エアー感の豊かなフルアコの音は、アコースティックピアノやウッドベースといった生楽器との相性も抜群です。

また、日ごろストラトやレスポールを弾いている人にとっては、フルアコはジャズ専用ギターです。ひとたびフルアコを構えたら「よし、ジャズを弾くぞ!」というスイッチが入ります。まず形から入るという人は、ぜひフルアコを手にしてみてください。

甘く、くつろぎのあるトーン「フルアコースティックギター特集」

《使い方、いろいろ》セミアコ

セミアコ

ギブソン「ES-335」から歴史の始まったセミアコも、ジャズで盛んに使用されます。エアー感を帯びたサウンドがジャズのアンサンブルに馴染みやすく、ボディが薄くて抱えやすいのがメリットです。またボディ中央にソリッドな部分があるため大音量でもハウリングしにくく、オーバードライブなどで歪ませた音も甘美であることから、音圧の高いモダンなアンサンブルでも活躍します。

トーンの甘さと立ち上がりの良さが共存する音色は他のギターではなかなか得がたく、ロックやポップスなど幅広いジャンルでも使用できます。

豊かで、力強いトーン「セミアコースティックギター特集」

《もともとはジャズ専用機》レスポール

レスポール

今やロック向けギターの最右翼と見られているレスポールですが、もともとはジャズギタリストのレス・ポール氏が自分の音楽のために考案した、ジャズ用のギターです。フルアコやセミアコと比べると引き締まった伸びのある音色ですが、フロントピックアップのトーンを絞った甘い音はジャズのセッションに大変良好です。

レスポール・タイプのギター特集

《敢えてこっちを持つスタイル》ストラトキャスター

ストラトキャスター

ここまでジャズギターはギブソン系で占められてきた情勢でしたが、近年ではフェンダー系のサウンドも受け入れられています。伴奏にはハーフトーンの軽くて切れのある音色、リードプレイではやはりフロントの甘い音という使い方が、ジャズギターの新しいスタイルとして認知されてきています。

ストラトキャスター・タイプのギター特集


以上、ジャズのセッションで定番の曲をテーマに、いろいろ見てきました。ジャズのセッションにおいては、ボーカルがいなければ歌のメロディを楽器で弾けば良いし、イントロやエンディングが自由に作れるし、キーもリズムも好きに決められます。やってみたい曲が見つかったら、自分ならどう弾きたいかをイメージしてみてください。