エレキギター用語集 ス

[記事公開日]2013/9/1 [最終更新日]2016/7/1
[編集者]神崎聡
スイッチ・ノブ/switch knob
セレクター・スイッチなどの先端に取り付けられている、スイッチの切り替えをやりやすくするためのツマミ。
スイッチング奏法/switching
エレキギター奏法のひとつ。2ボリュームのギター、もしくはピックアップのオン/オフが付いているギターで、出力のオン/オフを素早く何度も繰り返す演奏テクニック。
スウィープ・ピッキング/sweep picking
スピーディにスケールを演奏するためのギター奏法のひとつ。ダウンとアップのピッキングを繰り返すオルタネイト・ピッキング(alternate picking)では、速弾きの際どうしてもタイムラグが生じる。そこで複数の弦を移動するスケールなどを、ダウンならダウン、アップならアップのどちらかでピッキングして移動する奏法。
スキャロップド指板/scaloped fingerboard
フレットとフレットの間が弧を描いて抉られている形状の指板のこと。スキャロップ(ホタテ貝)の貝殻のような形状に見えることに由来する。フレットを押さえた時に指が指板と接触しないもしくは接触する面積が小さいため、軽いフィンガーリングでも音が出やすく、速いパッセージを多用するギタリストなどに愛用されている。民族弦楽器の歴史上では古くから存在するが、ギター・シーンではリッチー・ブラックモアやイングヴェイ・マルムスティーンなどが多用していることで広く知られている。
スクラッチ奏法/scratch
弦にピックを立てて滑らすことで、“ギギギ~”と出るノイズを音楽的に活かしたギター奏法。巻き弦の溝に引っ掛けてノイズを出すため、一般的にノイズの出やすい6弦で行う。
スケール/scale length
ギターのナットからブリッジ・サドルまでの長さ。希にサドルから、12フレットまでの長さを表記する場合もある。アメリカに倣って主にインチで表示されるが、ミリでも表記される。ギターの場合、一般的にはロング/ミディアム/ショート・スケールといった大方決まった長さで製作される場合が多い。音楽用語として音階の意味でも使用される。
スコア/score
楽譜、譜面のこと。ギター関連では「楽譜」より「スコア」と呼ぶ方が一般的。
スティール・ギター/steel guitar
スライド演奏専用に開発されたギターのこと。一般的に台や脚の上に寝かせて、左手に持ったスライド・バーを使って演奏する。ハワイアンやカントリーなどで広く愛用されている。 ラップ・スティール・ギター、ペダル・スティール・ギターなどいくつかのバリエーションがある。
ティール弦(鉄弦)/steel string
金属製の弦。エレキギターをはじめ、多くの弦楽器に使われるが、元来ギターに使用する弦はスティール製ではなく、動物の腸(ガット)などが使用されていた。鉄弦とも呼ばれる。
ストラップ/strap
立って演奏するためにギターを肩からつり下げるためのベルト。昔は革製や布製のシンプルな製品が多かったが、近年は様々な素材を使った製品や、デザイン的に凝った製品も少なくない。
ストラップ・ピン/strap pin
ギターにストラップを取り付けるためのボタン。ソリッド・ギターでは木ネジでボディに固定されるタイプが多く、アコースティックギターではボディに空けられた穴に差し込むタイプが多い。ストラップ・ボタンと同意語。
ストローク/stroke
右手でギターの弦を弾く動作のこと。弾き下ろす=ダウン・ストローク、弾き上げる=アップ・ストロークの2つからなる。
スパニッシュ・ギター/spanish guitar
伝統的なスペイン音楽、特にフラメンコに使用されるフラットトップ・アコースティックギターのこと。フラメンコ・ギターとも呼ばれる。クラシック・ギターによく似ているが、よりアタック感のある乾いたトーンが特徴。40年代~60年代は、一般的なギター類(スティール・ギター類を除く)の総称としても用いられた。
スライド/slide
左手で任意のポジションを押さえ、弦を弾いた状態で左手を他のポジションへ滑らせるギター奏法のこと。
スライド奏法/Bottle neck
左手で押弦する代わりに左手の指にはめたスライド・バーを弦に押し当てて演奏するギター奏法。なめらかな音階やメロディと特有なサウンドを作り出せる。レギュラー・チューニングで演奏するプレイヤーもいるが、オープン・チューニングで演奏するプレイヤーも少なくない。ブルースやロック、フォークなどで広く愛用されている。ボトルネック奏法とも呼ばれる。
スリー・フィンガー・ピッキング/three finger picking
ギター奏法のひとつ。右手の親指、人差し指、中指の3本で弾くフィンガー奏法。フォーク系やロック系のギタリストに愛用者が多いが、クラシックなどでは使用されない。
スルー・ネック/through neck
ボディとネックの接合方式のひとつ。ネックの材がボディの最下部まで貫かれ、両サイドにウィング状のボディ材が貼り付けられている仕様。ブリッジやテイルピース、ピックアップもネック材の延長線上に配置されているため、サステインは良好。代表的なモデルとしてギブソン・ファイヤーバードやサンダーバード、アレムビックの製品などが挙げられる。アメリカではスルー・ボディと呼ばれる。


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