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《鋼鉄のプロ仕様》Jackson Pro Series のギターについて

Jackson Pro Series

ジャクソン「プロ」シリーズは、その名の通りプロミュージシャンの要求に応えることのできる性能、品質とサウンドを備えたグレードの高いラインナップです。グラファイト強化ネック、エボニー製コンパウンド・ラジアス指板、スルーネック仕様、などジャクソンの特徴的な設計が全て反映されます。ラインナップとしては人類メタル史を牽引してきた由緒あるモデルこそあれ、これからのジャクソンを築いていく新しいスタイルのギターやアーティストモデルが存在感を発揮しています。ここでは、ジャクソン「プロ・シリーズ」の特徴やラインナップをチェックしていきましょう。


Jeff Loomis Showcases his Jackson USA Signature Jeff Loomis Kelly
メロディック・デスメタルの雄「アーチ・エネミー」所属、ジェフ・ルーミス氏の名を冠するKellyは、「プロ」シリーズ標準仕様よりグレードの高い「フロイドローズ1500」を採用、またご本人仕様ハムバッカー・ピックアップを備えた、全身真っ黒の血も涙も無いギターに仕上がっています。

「Pro Series」の特徴

ジャクソンの明日を予感させる、新しいルックス

Jackson Pro Series:ヘッド

Jackson Proシリーズのルックス Pro Series Dinky DK Modern Ash HT6

「メタルのギターと言えば、ツヤッツヤの黒一択」という考え方もあるでしょう。しかしプロ・シリーズでは、真っ黒なギターは少数派で、現代的なセンスを反映させたルックスのモデルが多く、メタル以外の音楽でも使えそうな印象です。存在感のあるビビッドなカラーリングや攻撃性を象徴する特殊ペイント、木目や杢を活かしたボディ・トップなど、バリエーションに富んだ華やかなルックスのギターがひしめいています。

ジャクソンの象徴というべき「シャークフィン・インレイ」はここでは選択肢の一つと扱われ、小さめの「ピラニア・トゥース」やシンプルなドット・インレイのモデルも目立ちます。またこのプロ・シリーズから、ヘッドとボディのカラーリングを一致させる「マッチング・ヘッド」が採用されます。

エボニー指板を基本とする木材構成

Jackson Proシリーズ:木材 Pro Series Dinky DK2P

歴史上、高級ブランド「ジャクソン」の指板といえば、エボニーが基本でした。求めやすい低価格帯から買うのに根性が必要な高級ラインまで、幅の広いグレードで展開する現在のジャクソンにおいては、このプロ・シリーズからようやくエボニー指板が基本となります。

ボディ材においては多様化しており、バスウッドやアルダー、マホガニー、アッシュを基本として、トップに銘木をあしらう意匠も多く見られます。

高品位な電気部品と金属部品

Jackson Proシリーズ:ピックアップ Pro Series Dinky DK2

ピックアップにはセイモア・ダンカンディマジオEMG、フィッシュマンといった一流ブランドの製品が搭載されます。これらは道具としての安心感だけでなく、キャラクターが認知されているのでサウンドの方向性が読みやすいのもメリットです。操作系はシンプルで、セレクタースイッチ+1V1Tという仕様が基本です。

FRT(フロイドローズ・トレモロユニット)仕様には、「フロイドローズ1000」が採用されます。また7弦でFRT搭載機が出てくるのは、このプロ・シリーズからです。モデルによってはヒップショット社製ブリッジや、近年話題となっている「エヴァーチューン」も採用されます。


Periphery’s Misha Mansoor Showcases his New Jackson® Pro Juggernaut ET6 and ET7 Models
プログレッシブ・メタルバンド「ペリフェリー」に所属するミーシャ・マンスール氏のアーティストモデルは、Dinkyタイプ「Juggernaut」を基本に、キャラメライズド(=ローステッド)メイプル指板&ネック、EverTuneブリッジ、オリジナルピックアップと特殊配線による多彩なサウンドバリエーションを備え、6弦と7弦の両面でリリースされています。

Jackson「Pro」Seriesのラインナップ

では、プロ・シリーズのラインナップをチェックしていきましょう。「ソロイスト(Soloist)」と「ディンキー(Dinky)」が主軸にあり、攻撃的な変形ギターはポイントを絞った展開となっています。