Jackson JSシリーズ:これからのメタルキッズにうってつけのエントリーモデル

[記事公開日]2021/6/23 [最終更新日]2021/6/28
[ライター]小林健悟 [編集者]神崎聡

Jackson JSシリーズ

ジャクソンの「JS」シリーズは、ヘヴィ・メタルの歴史に重要な意義のあるジャクソンのギターを、最も手に入れやすい価格でリリースする製品群です。心意気を誇示する鋭利なヘッド、各種ボディ形状はまさにジャクソンです。また演奏性、サウンドともにメタル・ミュージックに特化された設計が採用されており、メタルがやりたくてギターを始める人や、メタル志向のギターを使ってみたい人など、メタルが好きな多くの人にたいへん良好です。今回は、このジャクソン「JS」シリーズに注目していきましょう。

「JS」シリーズの特徴

JSシリーズは、ほとんどのモデルにブラックパーツが採用され、シャークフィン・インレイやネックバインディングを施す、ジャクソンならではのキリっとしたルックスを持っています。それだけでなく、演奏性とサウンドにおいてもメタルに特化した、ジャクソンならではのメタル専用ギターに仕上がっています。

強く、弾きやすいネック仕様

Jackson JSシリーズのネック JS24 DKAM Black Stain

JSシリーズのネックは「スピードネック」と呼ばれ、速弾きに良好な設計が採用されています。総じてアングル(角度付き)ヘッド、ネック裏のサテンフィニッシュが採用され、内部にグラファイト製の補強が埋設されます。アングルヘッドはナットに弦がしっかりかかり、また弦張力が確保されるので、低弦高のセッティングやダウンチューニングに特に有利です。ネック裏はサラサラな感触で、ストレスのないポジション移動が可能、補強で強化されたネック本体は頑丈でねじれに強く、サスティンが伸びやすくなります。

また全モデルにジャンボフレットが、またほとんどのモデルにコンパウンド・ラジアス指板が採用されます。ジャンボフレットは軽いタッチで押弦でき、コンパウンド・ラジアス指板は弦高を低くセッティングできるので、テクニカルな高速フレーズを弾きこなすのに有利な設計です。

パワフルなピックアップとシンプルな操作系

Jackson JSシリーズのピックアップ

JSシリーズは全モデルに、ジャクソン製の「ハイ・アウトプット・ハムバッキング」ピックアップが搭載されます。セラミック磁石を使用した、キメが細かく中高域が豊かに響くサウンドが特徴です。高出力設計により、標準的なハムバッカーよりも深いディストーションが得られます。

操作系はシンプルで、3WAYセレクタースイッチに1V1Tという、潔さすら感じさせる構成です。演奏の邪魔になりにくい、弦からちょっと離れた場所に配置されるので、細かいことは気にせず一心不乱にズムズム言わせることができます。

木材構成の選択肢もある

Jackson JSシリーズのボディバック

メイプル製ネック、ポプラ製ボディ、アマランス製指板、という木材構成が標準です。ポプラは軽量でやや柔らかい特性が重い金属部品との相性が良い、ジャクソンのアイデンティティと言うべき木材です。アマランスは別名をパープルハートと言い、硬くて狂いの少ない木材です。

ボディ材はマホガニーも使われるほか、美しいキルテッドメイプルがあしらわれることもあります。またメイプル指板を採用しているモデルがあるほか、ネックにも指板にもキャラメライズド(=ローステッド)メイプルを採用したモデルが新たにリリースされています。

Jackson「JS」シリーズのラインナップ

では、ジャクソン「JS」シリーズのラインナップを見ていきましょう。JSシリーズはジャクソンの主要モデルをほぼ網羅していますが、全モデルでボルトオンジョイントが採用されているため、「ソロイスト」はありません。各モデル名に添えられる数字はグレードを現し、今のところ「32」が最上位です。「22」や「24」はフレット数と間違えやすいので、注意が必要です。

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