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オリジナル曲の制作、自分の演奏をレコーディングしてみたいなど、自分のギタープレイや楽曲をよりクオリティの高いものに仕上げたいと考えた事はあるでしょうか?そんな時に思いつくのがパソコンを使った楽曲制作、いわゆる”DTM”と呼ばれる宅録作業です。そしてパソコンでギターの音を録音するのに欠かせないのが「オーディオインターフェイス」です。今回はこれからDTMに挑戦するギタリストに向けて、オーディオインターフェイスを選ぶ際の注意点やギタリストにおすすめのモデルを紹介していきます。
Steinberg UR22C
オーディオインターフェイスとはギターやベース、ボーカルなどをパソコンやタブレットに取り込むために必要な外部機器のことです。アナログ信号である生楽器の音をデジタル信号へと変換するためのA/Dコンバーター、声などを取り込むため十分な音量に増幅するマイクプリアンプなどを複合して一体化させた機器です。
オーディオインターフェイスを導入することで
といった事が可能になります。具体的に見てみましょう。
ギターやベース、マイクなどから入力された音はそのままでは小さすぎて使えないため、オーディオインターフェイス内部にはマイクプリアンプという増幅器が内蔵されており、これを通すことで十分な音量を確保します。さらにADコンバーターによりデジタル信号へと変換することで、PC内部に取り込まれます(ちなみに録音用に適しているとされるコンデンサーマイクはファンタム電源と呼ばれる電源を確保する必要がありますが、ほぼ全てのインターフェイスにこれが内蔵されています)。
音を再生する際には入力ソースやPC側との音量バランスを調整できます。このミキサー機能はほとんどの製品で専用ソフトウェアとして提供されており、入力端子の多いものでは専用機に匹敵するものまであります。また、PC側の再生音を一度こちらに返し、それに入力音を混ぜて別のチャンネルに出力できる「ループバック」と呼ばれる機能を持つものもあり、これらはゲーム実況配信などでよく使用されます。
内蔵エフェクトについては、主にプロセッサー内蔵の高額な製品で提供されており、PC側の負荷を掛けずにオーディオインターフェイスをエフェクターのように使用するというもので、Universal Audio社のApolloシリーズがよく知られています。
パソコンにはそのままではギターの音を録音するための機能がありません。音楽制作のための「DAWソフト」と呼ばれるもの、そして入力したギターの音を編集するアンプ・シミュレーターと呼ばれるソフトウェアが必要です。
DAWソフトは日本国内ではCubaseやLogicなどがよく知られており、ギターを始めとする様々な音をレコーディングしたり、バーチャル音源で打ち込んだサウンドを鳴らしたり、それらをミックスして一曲に整えるなど、制作には必須となるソフトウェアです。またギターは録音した段階ではか細い線のような音に過ぎず、それをあたかもアンプを通し、マイクで集音したかのようなリアルな音に変えてしまうものがアンプ・シミュレーターです(アンプ・シミュレーターはDAWソフトにはじめから付いていることも珍しくなく、録音時にマルチエフェクターなどを挟む際には不要となります)。
必要なソフトウェアはiPadなどのモバイル端末にも同じことが言えますが、iPad、iPhoneには標準でGarage Bandが付属しており、実は何もしなくてもDAWソフトがカバーできています。これはMacにも同じことが当てはまります。
パソコンとUSBケーブルで接続する
オーディオインターフェイスはほとんどの機種がUSB接続となっており、コンピューターと直接繋いで音声をやり取りします。入力端子には楽器やマイクなどを接続しますが、ギターやベースにはHi-Z入力(詳細は後述)、マイクはMic入力、キーボードなどLine入力にそれぞれ設定します。
出力にはモニタースピーカーやヘッドフォンを接続します。簡易型の小さなスピーカーでもジャックのサイズなどが合えば接続できますが、せっかくの専用インターフェイスなので、できればモニタースピーカーを繋いでおきたいもの。PCの音声もモニタースピーカーから出力できるため、音楽の再生、映像やゲームの音声も、PC内蔵スピーカーとは比較にならない高音質で楽しむことができます。
ここまでオーディオインターフェイスの機能や役割について紹介しましたが、ここからはギタリストが初めてのオーディオインターフェイスを手に入れる際にチェックしておきたいポイントを紹介していきます。
UR22Cのフロントパネル:Hi-Z対応の入力端子が2つ、それにヘッドフォン端子を装備している。
パッシブのギターやベースなどはハイインピーダンスと呼ばれる非常に小さい信号出力であり、直接繋いでの録音は通常のラインレベルではうまくいきません。インプットがハイインピーダンス用の”Hi-Z”に対応しているかよく調べておきましょう。モード切替スイッチなどによってHi-Z対応させるものが多いですが、製品によってはHi-Z端子だけが独立して分かれているものもあります。より使いやすいのがこちらであることは言うまでもありません。
UR22Cのリアパネル:メインの出力端子の他、RCA端子によるアウトプットも可能、MIDI入出力にも対応している。
制作や演奏において、モニター環境はもっとも重要です。メインアウトやモニターアウトの出力端子はほとんどの場合、モノラルジャック×2のステレオか、赤白のRCAプラグになっています。手持ちのモニタースピーカーの入力端子と併せて合致するケーブルを用意しておきましょう。またヘッドフォンアウトはステレオジャックになっているケースが多く、Androidスマートフォンやミニスピーカーなどについている一般的なミニジャックであることはほとんどありません。
DAWソフト、アンプ・シミュレーターともにほとんどのオーディオインターフェイスにバンドルで付属しています。ただアンプ・シミュレーターなどは自分の指向ジャンルと合わない物が入っていることもあるので、バンドルを当てにする場合は十分に調査しておきましょう。また、コンプレッサーやEQ、ディレイなどのエフェクト・プラグインが多数付属していることも多く、これらは録音後の制作時点で必要となるもの。ギターやベースの録音後に制作までを考えている場合は、多く付属しているものを候補に入れておくと良いでしょう。
USB type-C:現在の主流となっているUSB端子
接続にはUSB端子が使用されます。かつてはIEEE1394(Firewire)、USB-B、Thunderbolt1、2など、接続にも多様な方式が散乱していましたが、2023年現在ではUSB Type-C、または同じ接続端子を使うThunderbolt3、4で統一されています。中古などでやや古めのモデルを視野に入れる場合はUSB-Bの可能性があるためチェックしておくと良いでしょう。また、インターフェース側がTyep-Cでも、自分のコンピューターに内蔵された端子がUSB-Aの場合もあり得ますので、よく見ておきましょう。
USB type-C → type-B 変換ケーブル:インターフェイスのUSB端子によっては、このような変換ケーブルが別途必要になる
ほとんどのオーディオインターフェイスはWin/Mac両対応となっていますが、ごくたまにどちらかにしか対応しないものが存在します。またそれ以上に気を付けておきたいのはUSBとThunderboltの規格違い。どちらもポートの形状は同じですが、Thunderbolt用のオーディオインターフェイスをUSBにしか対応しないポートに接続しても作動しません。Macの付属ポートはUSBとThunderboltどちらも同じポートから接続できるため大して問題にはなりませんが、Windows PCにはThunderbolt非対応のポートが多く存在します。さらに同じモデルでもThunderboltバージョンはMacにしか対応しない、などといったケースもあるため、Windowsユーザーの方は分からなければUSB接続タイプを選んでおいた方が無難でしょう。
オーディオインターフェイスのスペック表には「24bit/192khz」のようなビットレート(bit)/サンプリングレート(hz)の値が記載されています。一般的にはビットレートは音のダイナミクスに影響し、サンプリングレートは音の滑らかさに影響すると言われます。サンプリングレートについて44.1khzと48khzの差は違いを比較的感じ取りやすく、昨今では制作開始時点で48khzに設定するケースが多いようです。
ちなみにSACDなどを除く通常のCD音源は16bit/44.1khzで記録されており、それを超える数値で再生できるものをハイレゾ(High-Resolution)音源と呼びますが、CDで再生するという環境が減少した昨今において、曲自体は48khz以上で制作し、配信の場合はそれに合わせて圧縮を行い、CDに記録する際には44.1khzに変換するという手法が一般的です。
24bit/96khzを超える音質で録音するのは諸々の余裕を持たせるという点で大きな意味がありますが、一方で人間の耳の可聴範囲を超えているため、ほぼ意味が無いという意見も散見されます。高い数値で記録するとその分ディスク容量も圧迫するので、どの辺りが適正かよく考えて数値を決める必要があります。現在のオーディオインターフェイスではほとんどがスペック上で24bit/96khz以上のレコーディングを可能にしており、ほぼ必要十分な値です。
単純なスペック値以上に録音された音質に影響するのがこのマイクプリアンプです。信号をPCに直接入力できる大きさまで持ち上げるためのもので、どのオーディオインターフェイスにも内蔵されています。優れた物であるほどS/N比(ノイズの少なさ)が良く、ヘッドルーム(入力できるダイナミクスの幅)が広いため、生々しいサウンドを入力できます。マイクプリアンプはその機種独自の味が付いていることが多く、ヴィンテージの機器が高価で取引されるのもそれが理由になっています。マイクでの録音はこのマイクプリアンプがそのまま音質に直結し、エレキギターもHi-Z入力(後述)からの信号はDIが付いた内蔵マイクプリを通るため、無縁ではいられません。
各社このマイクプリ部は非常にこだわっており、Focusrite製品ではヴィンテージの風合いを色付けするAirモードの搭載、Audient Sonoでは真空管が内蔵されたりと、一工夫凝らされたものも見受けられます。Universal Audio、Antelope Audioの製品のように、往年の銘機をモデリングし、エフェクトプラグインとして使うことでそのサウンドが得られるものもあります。
2023年1月現在、ギタリスト向けに作られたもの、初めての1台におすすめのモデルを紹介していきます。
24bit/96khz対応、2in/2outの小型オーディオインターフェイス。どこにでも楽に持ち運びができる長辺10cm、240gの超小型軽量設計にリーズナブルな価格が秀逸なモデルです。Presonusが誇るマイクプリを搭載したマイク入力と、ギター、ベースがそのまま入力できるハイインピーダンスに対応したライン入力があり、弾き語りのギター、ボーカル同時録音も可能。PCのみならずタブレットやスマホにも対応し、Presonusが設計するStudio One Prime、エフェクトやバーチャル音源のパックであるStudio Magicソフトウェアスートが付属するなど、購入後すぐに使える点も初心者には嬉しいポイントです。
PreSonus AudioBox GO – Supernice!DTM機材
オーディオインターフェイスの定番であるFocusrite Scarlettシリーズの中でもエントリーモデルに位置する製品。24bit/192khz、2in/2out設計で、搭載された二つのマイク兼ライン入力は各々にマイクプリアンプを装備し、いずれにもFocusriteの名を世界に知らしめた銘機ISAのサウンドをエミュレートするAirモードが使用可能です。バンドルソフトにはDAWソフトとしてAbleton Live Liteをはじめ、エフェクトを多数内包するFocusriteのPlugin Suite、Brainworx、XLN Audio社のものなどが付属します。ギタリスト向けにはSoftubeのMarshall Silver Jubileeのシミュレーターが付属するのは嬉しいところです。
Focusrite Scarlett 2i2 – Supernice!DTM機材
32bit/192khzに対応するSteinbergのエントリー向けインターフェイス。PCのみならずiOSデバイスにも対応する2in/2out設計で、前述したScarlett 2i2の競合製品となるモデルです。二つあるインプット部はいずれもマイクプリを搭載しますが、インプット2はパッシブのギターやベースに対応したHi-Z入力を兼ねています。内蔵プロセッサによるdspMixFxではギターアンプシミュレーターを数多く使用でき、ギタリストには非常に使いやすい環境を整えることができます。バンドルソフトにはエフェクトを多数統合したBasic FX SuiteやCubase AIが準備されています。Scarlett 2i2に比べるとソフトの数は少なく、本体にもAirモードのような特殊な装備はありませんが、内蔵DSPが使える点、Cubaseは日本では最多の使用者を誇り初心者向けであるという点、いずれも甲乙付けがたい魅力があります。ただ、タブレットやスマートフォンで使いたい場合はこちらの方が適しています。
Steinberg UR22C – Supernice!DTM機材
プロ仕様のDSPエフェクト、UADプラグインで有名なUniversal Audioの製品ですが、Voltシリーズはプロセッサを搭載しないシンプルなモデルです。内蔵DSPこそないものの、ハイエンド機器を多く送り出す同社の魅力は十分に詰まっており、内蔵マイクプリにはUniversal Audio 610チューブプリアンプをエミュレートした”Vintage”モードを搭載し、PCだけでなくiOSデバイスに対応し、どこにでも持ち運べる小型設計も魅力です。バンドルソフトにはAbleton Live Liteをはじめ、リバーブ、ピッチ補正ソフト、UJAM社のバーチャル音源などにとどまり、Focusrite社のものなどに比べると質量ともにやや劣りますが、Softube社Marshall Plexiバンドルはギタリストにとってはおいしいところです。サンプルレートは24bit/192khzで、Volt 1、2の名称は入力数に由来しており、二つの楽器を同時に録音する場合はVolt 2が適しています。
Universal Audio Volt 1
Universal Audio Volt 2 – Supernice!DTM機材
アナログ・シンセを彷彿させる無垢材をサイドに配したお洒落なオーディオインターフェイスで、Volt 1、2の上位機種。モデル名末尾につく76の数字は搭載されるコンプレッサーに由来し、Universal Audioの歴史に残る銘機1176 Limiting Amplifierをベースとしたコンプレッサーを本体で掛けることができます。Volt 1、2にも存在したVintageモードや、バンドルソフトの種類、数などはいずれもそのまま引き継がれており、iOSデバイスに対応する点も共通。出力が1~2の176、276の他、4in/4outに対応する476もラインナップされます。
Universal Audio Volt 176
Universal Audio Volt 276 – Supernice!DTM機材
完全にギタリストのために設計された、24bit/96khzオーディオインターフェイス。内蔵された真空管を利用し、パワーアンプ、キャビネットシミュレーターを掛けることができるという個性的な製品で、シミュレーター部分はTorpedoシリーズで有名なフランスのTwo Notesが設計。付属のソフトウェアでマイキングやキャビネットなどを操作することができます。アナログ入力は2つですが、そのうちの1つが真空管へと信号が直結しており、ギターのみならずボーカルなども本物の真空管プリアンプを介して録音できます。リアンプ用の出力端子を装備しており、外部機器でのリアンプも可能。PCと接続していなくてもシミュレーター部分が使用可能で、ライブやリハーサルでも単一の機器として機能するなど、立ち位置としてはキャビネットシミュレーターでもあるインターフェイスといったところですが、コンソールメーカーとして高名なAudientだけあり、音質面でも再生録音ともに大変定評のあるモデルです。
Audient Sono – Supernice!DTM機材
ギタリストのためにをコンセプトとして開発され、Amplitubeとの連携を完全に整えたオーディオインターフェース。24bit/192khzという一般的なオーディオインターフェースのスペック値ながら、Z-TONE、アクティブ・パッシブ切替スイッチ、リアンプを簡便に行うための専用出力などを装備しており、ギター、ベースのプレイヤーには魅力的な機能が多く含まれています。特にインピーダンス値を連続的に変えることによってサウンドを調整できるZ-TONE、ディスクリート回路を経由させミッドレンジに変化を加えるJFETスイッチなどは、このモデルの目玉機能と言って良いでしょう。また、ギタリスト向けではありつつも、透明感のあるハイクオリティなクラスAマイクプリアンプが搭載され、ボーカルやアコースティックギターなどの録音にも死角はありません。付属ソフトも充実しており、DAWソフトとしてAbleton Live Lite、アンプシミュレーターのAmplitubeがバンドルされる他、IK Multimediaの代表的なエフェクトプラグインやバーチャル音源からユーザーが自由に2つを選んで入手可能といったユニークなスタイルになっています。
IK Multimedia AXE I/O Solo – Supernice!DTM機材
24bit/192khz、2in/2outのハイクオリティオーディオインターフェイス。Zen Go Synergy CoreはAntelope Audio社がコンシューマ向けの価格で提供を開始した初めてのインターフェイスで、UADプラグインと並び指折りのクオリティを誇るSynergy Coreエフェクトを内蔵DSPにより使用できます。含まれているプラグインにはギターアンプ系統のものが多いため、ギタリストには嬉しい仕様となっており、特にメサブギーのモデリングはどのソフトウェアにも引けを取りません。他にも往年の銘機をモデリングしたコンプレッサーやマイクプリなどを、掛け録りとしてもプラグインエフェクトとしても使用でき、様々なエフェクトを後から買い足すこともできます。元より世界最高のマスタークロックメーカーである同社のインターフェイスともあって、録音、再生共に音質面で非の打ち所もなく、大変に優れたインターフェイスです。登場して間もない2021年頃にはサポート体制が問題視されていましたが、2023年現在日本語でのサポートも充実し、サポート面での低評価はすっかり見られなくなりました。
Antelope Audio Zen Go Synergy Core – Supernice!DTM機材
Universal Audio社のラインナップでも中堅に位置するインターフェイス。上に挙げたVoltシリーズとは設計思想そのものが違い、UADプラグインを使用するためのプロセッサーの内蔵、銘機をモデリングできるUnisonマイクプリ、金属的な佇まいを押し出した外観と、全てが異なっています。プラグイン使用のためのSHARCプロセッサーは一基が搭載され、ギターアンプやコンプレッサー、マイクプリアンプを掛け録りするには十分な性能を誇ります。ギターアンプ系にはMarshall Plexi Classic、Ampeg SVT-VRが含まれますが、いずれもあらゆるソフトウェアシミュレーターを凌駕する音質はさすがの一言。上位モデル譲りの優れた音質や世界最高峰を誇るUADプラグインの存在から、非常に高度な運用までをカバーしてくれますが、一基のプロセッサーでカバーできるプラグインの数は1~2程度。複数のものをミックス時に運用したい場合は上位機種のTwin DuoやQuadを視野に入れる必要があります。
《ギタリストのDTMをワンランク上へ》Universal Audio「Apollo Solo / Twin」
サンプリングレート | アナログ入出力 (ヘッドフォン含まず) |
DSP・内部エフェクト | バンドルソフト | 備考 | |
PreSonus AudioBox GO |
24bit/96khz | 2in/2out | × | Studio One Prime、Studio Magic Suiteほか | |
24bit/192khz | 2in/2out | × | Ableton Live Lite、Hitmaker Expansionほか | プリアンプ部にAirモード搭載 | |
Steinberg UR22C |
32bit/192khz | 2in/2out | ○ | Cubase AI、Basic FX Suiteほか | dspMixFx使用可 |
Universal Audio Volt 1 Universal Audio Volt 2 |
24bit/192khz | Volt 1: 1in/2out Volt 2: 2in/2out |
× | Softube Marshal Plexi、Ableton Live Lite、Plugin Alliance Ampeg SVT-VRほか | |
Universal Audio Volt 176 Universal Audio Volt 276 |
24bit/192khz | Volt 176: 1in/2out Volt 276: 2in/2out t |
○ | (上と同じ) | エフェクトはコンプレッサーのみ |
Audient Sono |
24bit/96khz | 2in/2out | ○ | Cubase LE、Retrogue、Two Notes Torpedo Wall of Soundほか | 真空管使用のプリアンプ、キャビネットシミュレーター内蔵 |
IK Multimedia AXE I/O Solo |
24bit/192khz | 2in/3out、リアンプ用出力含む | × | Amplitube 4 Deluxe、Ableton Live lite、MixBoxやMODO BASSなどから2つ選択 | Hi-ZインプットにZ-Toneなど搭載 |
Antelope Audio Zen Go Synergy Core |
24bit/192khz | 2in/2out | ○ | Synergy Coreエフェクト、Bitwig Studio | Synergy Coreエフェクト使用可 |
Universal Audio Apollo Solo |
24bit/192khz | 2in/2out | ○ | UAD Realtime Analog Classicsバンドル | UADエフェクト使用可 |
数多く存在するオーディオインターフェイス。音質は基本的に値段に比例しますが、昨今のモデルは安価な製品でも十分すぎるほどの高音質です。今から購入を考える場合、細かなスペックを比べるよりも、製品ごとの機能面やバンドルソフトなどを参考にして候補を絞っていくと良いでしょう。
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