エレキギターの総合情報サイト
前のページに引き続き、Jackson Guitars(ジャクソン)の5つのラインナップ
について詳しく見ていきましょう。
ジャクソンのカスタムショップは、マスタービルダーのマイク・シャノン氏、デイヴ・ニコルズ氏、パット・マクガレー氏の3名を中心とした特別仕様機を生産するセクションです(現在ジャクソンはシャーベルとともにフェンダーの傘下にあることから、この3人はシャーベルのカスタムショップも担当しています)。
カリフォルニア州コロナ工場に所属するマスタービルダー自身による「カスタムショップ」は、伝説的なビルダーによりる最高の技術と最高の素材で、アーティストたちのオーダーに一つ一つ応えています。同じくコロナ工場に所属するジャクソンのビルダーたちによる「カスタム・セレクト」では、カスタムショップに匹敵する特別仕様のジャクソンギターが生産されるとともに、オーダーメイドを受け付けています。
GYZE live video / Desire at Summer Breeze Open Air 2016
「GYZE(ギゼ)」は、2016年にドイツの巨大メタルフェス「SUMMER BREEZE」に日本人アーティストとして初出場した、日本を代表するメロディック・デスメタルバンドです。イタリアでデビューを果たして洋楽アーティストとして逆輸入した1stアルバムは、日本のメタルシーンを席巻しました。
デスヴォイスで歌うのと同時にテクニカルなリードプレイを奏でるギタリストRYOJI氏の愛機は「Jackson Custom Shop RR24 Ryoji Custom “BLACK BRIDE”」と名付けられています。リアにEMG81を1基搭載した1ハム&1ヴォリュームの24フレット仕様で、1フレットと12フレットのインレイが十字架に、ボディ中央に自身のシンボルマークとなっている蛇と十字架をかたどった「gnosis」のステッカーを配しています。
RYOJI氏より、ご自身のギターに関してコメントをいただきました。
「元々ランディーVシェイプからエクスプローラーに移った時期がありますが、22Fでは対応できなかったのとミディアムスケールだと自分の出したい音になりにくかったので、今は元に戻った感覚です。今ミックスが始まるGYZEの3rdからJacksonに戻りましたが、明らかにDTM上でも音の乗りや抜けが良くなりました。
あと何より、このランディーVシェイプのオリジナルを使ってる、という満足感があります!」
RYOJI氏のランディVは、次世代のギターヒーローを支える心強い相棒になっています。
The Official GYZE Website | メロディックデスメタルバンドGYZE(ギゼ)の公式サイト
「USAセレクト」は、コロナ工場のカスタムショップに所属し「ジャクソンギターとは何か」を知り尽くしていると言われるビルダーたちが丹精込めて作り上げる、レギュラーモデル最高級グレードです。ヘヴィ・メタルシーンを牽引した名機の風貌を大事にしているラインナップが中心で、各パーツやマテリアルに最高のものが採用されているほか、ホワイトやブラックなど定番カラーに加え、髑髏や稲妻などを精巧に描いた「特殊グラフィック」も用意されています。また往年の仕様を継承しており、FRTはボディからやや浮いた位置にセッティングされます。
Jackson USA Selectを…
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「MJ」シリーズは、日本の工場でていねいに作られる上位グレードです。エボニー指板を基本に銘木をあしらったモデルもあり、高級機のオーラをまとっています。また多層ネック、GOTOH社製ペグ&FRTなど、精度や安定性も追及されています。なにより、「メイドイン・ジャパン」という事実そのものが、高い品質を保証しています。
また、この「MJ」シリーズ以降のモデルは現代的な演奏性のため、FRTを「レセス・マウント(落とし込み)」するのが標準仕様です。レセス・マウントは、ブリッジをボディトップに半ば沈めるように設置します。ボディからの弦高が下がり、テクニカルな演奏に有利になります。
《スペック以上の信頼性》Jackson MJ Series 日本の工場で作られるギター
「プロ・シリーズ」は、プロミュージシャンの要求に応えることのできる品質とサウンドを備えたラインナップです。エボニー指板、著名ブランドのピックアップなどスペックの高さに加え、ヘッド形状や特殊カラーなど、ジャクソンのこれからに相応しい新しいルックスもポイントです。
《鋼鉄のプロ仕様》Jackson Pro Series のギターについて
「X」シリーズは、スペックの高さを維持しつつコストパフォーマンスに挑戦したグレードです。このグレード以降、ジャクソンの象徴的なボディ材「ポプラ」が積極的に使用されます。ジャクソン伝統の仕様を再現した「ヴィンテージ・スタイル」、また「多弦マルチスケール」といった尖った仕様など、ある程度の予算がかけられるグレードだから実現できるモデルもあり、仕様の面白さを体感できます。
《手に入れやすいハイスペック》Jackson X Series について
Iron Maiden – Death Or Glory (Live from The Book Of Souls World Tour)
バンドロゴをプリントしたジャンボジェットをチャーターして世界ツアーを行った「世界で最も成功したヘヴィ・メタルバンド」と言われる「アイアン・メイデン」のギタリスト、エイドリアン・スミス氏のシグネイチャーモデル「Adrian Smith Signature SDX」は、極めてオーソドックスなスーパーストラトのスタイルを持った、ジャクソンでは異色と言えるギターです。ベースとなっている「サン・ディマス」はシャーベルの製品ですが、本機は敢えてジャクソンからのリリースとなっています。
ジャクソンの「JSシリーズ」は、これからギターを始めて巧くなっていこうという意気込みに燃えるメタルキッズにうってつけのエントリーモデルです。「32」が標準的な仕様で、「22」はさらにコストパフォーマンスに優れるモデルになっています。
売値で5万円を割ることも多い価格帯でありながら、
またモデルによってはボディ材にポプラを使用するなど、ジャクソンのアイデンティティとも言える仕様が残されているところに、強い心意気を感じさせます。
Jackson JSシリーズ:これからのメタルキッズにうってつけのエントリーモデル
ジャクソン・ギターを…
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