エレキギターの総合情報サイト
D’Addarioは、アメリカはニューヨーク州、ロングランドに本社を置く弦メーカーです。業界トップクラスのシェアを誇り、エレキギター弦からクラシックギター弦まで、様々な楽器の弦をラインナップしているのが特徴です。
エレキギターの4弦から6弦に用いられる巻弦、「ラウンドワウンド弦」を業界で初めて開発したメーカーでもあります。プロからアマチュアまで、世界中のギタリストがD’Addarioの弦を使用しています。
D’Addarioは様々な弦セットをラインナップしていますが、同社製品の特徴は「品質が安定」していることです。早い段階でチューニングが安定し、張り立てのサウンドは比較的落ち着いています。同時に弦そのものの耐久度が高く、他社製品よりも「錆びにくい」と言われています。
テンションに関しては「全体的に高め」と言われています。そのため、他社製品よりも弦を押さえる際の力が必要となり、「硬い音」となります。ショートスケールに近いミドルスケールのギブソン系ギター(レスポールなど)に使用するとテンションが緩和され、バランスの良い押さえ心地になります。
また、「ボール・エンドが色分けされている」のも大きな特徴です。D’Addario製品のパッケージを開封すると、弦のボール・エンドには赤や緑といったカラーリングが施されており、それぞれ「色と弦のゲージが対応」しています。次に通すべき弦が一目でわかるため、ギター初心者の人でも簡単に張り替えることができます。
ちなみに、D’Addario製品のパッケージには「再生紙」が使われています。パッケージを集めてメーカーに送ることで景品がもらえるユニークなサービスもあり、同社製品を使うことで自然にエコができるのも嬉しいところです。
D’Addarioの「EXL110」はエレキギター弦の超定番商品です。弦選びで悩んでいる方は、まずはこのセットから試してみましょう。弦のゲージは1弦から「010、013、017、026、036、046」となっており、ギター本来が持つサウンドをそのまま鳴らしてくれる「素直な弦」です。
EXL110の愛用者はプロにも多く、Red Hot Chili Peppersの「Josh Klinghoffer」や、Bon Joviの「 Richie Sambora(リッチー・サンボラ)」らが使っていることで知られています。リーズナブルながら高い品質を誇る、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
EXL110を…
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上記のEXL110を「スーパーライトゲージ」にしたモデルが「EXL120」です。具体的なゲージは「009、011、016、024、032、042」であり、EXL110よりもワンランク細い弦となっています。
スーパーライトゲージとはいえ、テンションが他社製品よりも高いので、生音でもよく鳴るのが特徴です。決してパワフルなサウンドではありませんが、とても押さえやすいので、ギター初心者の方にオススメです。
EXL120を…
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ダダリオのエレキ弦のスタンダードとなるXLシリーズは、上記紹介した超定番2モデルを含む30種類以上のラインナップを誇ります。
「EXL110+」は、「レギュラーライトプラス」というゲージのセットです。
1弦から「0105、0135、018、028、038、048」といった太さになっており、レギュラーライトよりも太い弦ということがわかります。
ミディアム一歩手前のゲージであり、ある程度の「迫力」と「弾きやすさ」を兼ね備えています。
「BEXL115」はブルースからロック、ジャズまで幅広い音楽ジャンルで使うことができます。
Bon Joviの「Richie Sambora」が使っていることで知られており、太く芯のあるギターサウンドを鳴らすことができます。
各弦の太さは「011、014、018、028、038、049」となっています。
「スーパーライトプラス」というゲージを謳う同社のセットが「EXL120+」です。
1弦から「095、0115、016、024、034、044」という太さになっており、「3弦と4弦以外」が太くなっているのが特徴です。
スーパーライトゲージでは細く、レギュラーライトゲージでは太く感じてしまう人は一度試してみましょう。他社製品では殆ど見られない特殊なゲージですが、太さのバランスがしっかり取れているため、ギタリストの間で弾きやすいと評判です。
上記のEXL110とEXL120のゲージを組み合わせたセットが「EXL125」です。
太さは「009、011、016、026、036、046」であり、1弦から3弦までがEXL120(スーパーライトゲージ)、4弦から6弦までがEXL110(レギュラーライトゲージ)となります。
それぞれの良いところを取った「優等生」のようなセットであり、高いテンションもあいまって「ストラトキャスター」や「フェンダー・テレキャスター」に張っているギタリストが多いようです。
「EXL130」はいわゆる「エクストラライトゲージ」であり、数あるD’Addario製品の中でも最も「細い弦」となります。
具体的には1弦から「008、010、015、021、030、038」となっており、早弾きやチョーキングを多用するギタリストに好まれています。
弦が細いので「音が軽い」というデメリットがありますが、アタック感のあるシャープなサウンドを得ることができます。
EXL130のゲージを僅かに太くしたセットが「EXL130+」です。太さは「0085、0105、015、022、032、039」となっており、「3弦以外」が太くなっています。他社製品では殆ど見かけない特殊なゲージです。
ミディアムスケールのギターでドロップチューニングをするのに最適なのが「EXL140」です。太さは「010、013、017、030、042、052」であり、ドロップDチューニング時に最適のテンションバランスとなります。
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「ドロップチューニング用」として販売されているのが同社の「EXL145」です。その太さは1弦から「012、016、020、032、042、054」となっています。この弦を「1音下げ」で使用するギタリストが多く、強く歪ませてパワフルなディストーションサウンドを作っています。
「EXL148」は「エクストラヘヴィゲージ」であり、D’Addario製品の中でも「最も太い弦」となります。具体的には1弦から「012、016、020、034、046、060」となっており、この弦を「2音下げ」にし、デスメタルなどのラウド系ミュージックを演奏しているギタリストが多いです。
「EXL115W」は「3弦が巻き弦」になっており、主にブルースやジャズで用いられる弦です。各弦の太さは「011、014、021、028、038、049」であり、上記にあるEXL115の3弦だけが変更されていることがわかります。3弦が巻き弦になることで、各弦の音量バランスが整い、太く温かいサウンドを鳴らすことができます。「セミアコ」や「フルアコ」に張るとその真価を発揮します。
D’Addario製品のジャズ向けモデルが「EJ20」です。弦の太さは「010、014、022、030、038、049」であり、ジャズの演奏に特化したモデルということがわかります。EJシリーズの中では「エクストラライトゲージ」に相当します。
上記のEJ20と同じシリーズであり、ワンランク太い「ライトゲージ」にしたものが「EJ21」です。各弦のゲージは「12、16、24、32、42、52」となっています。フルアコとの相性が抜群のモデルです。
ジャズ専用モデルの中では最も太い、「ミディアムゲージ」の弦が「EJ22」です。ゲージは「13、17、26、36、46、56」であり、ダウンチューニングして使用するギタリストも多いです。
ジャズやフュージョンに最適の弦セットが「ECG23」です。弦が「フラットワウンド仕様」になっていることであり、滑らかなフィンガリングと錆びにくい高耐久を実現しています。3弦が巻き弦であり、各弦の太さは「010、014、020、028、038、048」と、ECGシリーズの中ではエクストラライトゲージに相当します。
ECGシリーズの「スーパーライトゲージ」に相当するのが「ECG24」です。各弦の太さは「011、015、W022、030、040、050」であり、ギタリストの「John Scofield」が愛用していることでも知られています。
「ECG25」は同シリーズの「レギュラーライトゲージ」に相当するセットです。太さは「012、016、024w、032、042、052」となっています。
同シリーズの「ミディアムゲージ」に相当するのが「ECG26」です。このシリーズの中では最も太いセットであり、そのゲージは「013、017、026w、035、045、056」となっています。
自社配合の「プロスティール合金」を使用したセットが「EPSシリーズ」です。ダダリオのエレキギター弦の中でも最もブライトなサウンドと、豊かなサステインが特徴で、一般的なラウンドワウンド弦とは異なる個性的な音色となります。オールラウンドに使える「EPS510」、「EPS520」、「EPS530」、「EPS540」と、ジャズ向けの「EPS590」、「EPS600」といったラインナップが用意されています。
D’Addarioが最先端技術を駆使して作り挙げたセットが「NYXLシリーズ」です。ダダリオのエレキギター弦の中ではEPSシリーズに次いでブライトで、同社従来品よりも「弦強度が高く」「チューニングが安定」しているのが特徴です。ゲージは一般的なものを取りそろえていますが、弦そのものの強度が高いため、「パンチのあるサウンド」を鳴らすことができます。価格設定は比較的高めですが、ワンランク上の弦を試したい方にオススメです。
NYXLシリーズを…
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D’Addarioの「コーティング弦」が「EXPシリーズ」です。独自のEXPコーティングにより巻き弦を保護し、同じくコーディング弦の代表格であるエリクサーのギター弦と同様に高い耐久性を実現しています。従来の同社製品と比べても弦寿命が長く、弦の質感もコーティング弦とは思えないほど自然に仕上がっています。
EXPシリーズを…
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ヴィンテージサウンドを追求するギタリストにオススメなのがD’Addarioの「EPNシリーズ」です。1950年代のピュアニッケル弦を再現し、温かく奥行きのあるサウンドを実現します。オールラウンドに使える「EPN110」、「EPN115」、「EPN120」と、ブルースやジャズ向きの「EPN21」、「EPN22」といったラインナップが用意されています。
「EHRシリーズ」は、430ステンレススチールを使用した巻き弦を、フラットになるまで研磨加工処理したセットです。サウンドキャラクターはラウンドワウンド弦に近いですが、弦の質感はとても滑らかで、スムーズなフィンガリングを実現しています。「EHR310」をはじめ、「EHR320」、「EHR330」、「EHR340」、「EHR350」、「EHR360」、「EHR370」といったラインナップがあります。
D’Addarioの人気商品であるEXL110やEXL115、EXL120には「BTシリーズ」というセットがラインナップされています。BTは「バランステンション」の略であり、数学的に算出されたゲージの組み合わせにより、「各弦のテンションを揃えている」ことが特徴です。
ギタリストによってはテンションを揃えるためにバラ売りの弦を購入しますが、BTシリーズは最初からテンションが揃っているため、そのまま張り替えるだけでOKです。愛用しているギターの弾き心地に満足していない方は、一度試してみることをオススメします。
具体的なラインナップとして、エレキギター用の「EXL110BT」、「EXL115BT」、「EXL120BT」、「EXL160BT」、「EXL170BT」、エレキベース用の「EXL220BT」などがあります。
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