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「頑張れば手の届く現実的な値段で、格好良いギター」はたくさんありますが、ポールリードスミス(Paul Reed Smith。以下PRS)社の「SEシリーズ」は、その代表と言えるギターです。整ったデザインと美しいカラーリングに、初めて見る人ならば「なんだこのかっこいいギターは!」と胸を打たれることも珍しくありません。多機能で弾きやすく、また音も良いので、これから上達していこうという人が気合を入れて手に入れるギターとして「最良の選択」の一つです。今回は、このPRS SEシリーズに注目していきましょう。
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1: そもそも「PRS」って、どんなブランド?「SE」ってなに? 1.1: PRSが活躍する音楽シーン 1.2: PRSのギターって、ちょっと高くない? 2: PRS 「SEシリーズ」の特徴を探してみよう 2.1: 1) 初見で胸を撃つ高いデザイン性 2.2: 2) 弾きやすい「頼れる楽器」 2.3: 3) 手に入れやすい価格 2.4: 4) 「SE Custom24」のサウンドをチェック! 3: SEと上位のギターでは、どう違うの? 3.1: 1)木材の比較 3.2: 2)パーツの比較 4: PRS SEのラインナップ 4.1: Custom 24だけじゃない!SEシリーズの豊富なバリエーション 4.2: 2019年モデル 4.3: 2018年モデル 4.4: 2017年以前のラインナップ
Orianthi – Courage ft. Lacey
PRSの女傑として名高いオリアンティ氏。かのマイケル・ジャクソン氏の背後に立った最後のギタリストとしても知られていますが、ウデも美貌もあり、そして何よりPRSが良く似合っています。
PRSは創業1985年と後発ながら、今やフェンダーとギブソンに並ぶ大メーカーになっています。PRSのギターは音が良く弾きやすいため、海外ではカルロス・サンタナ氏、オリアンティ氏、ジョン・メイヤー氏ら、国内ではToru氏(ONE OK ROCK)、 新藤 晴一氏(ポルノグラフィティ)、中川翔子氏らほか、世界中のアーティストに愛用されています。また本体の造形美が高く評価されており、スミソニアン博物館(USAワシントン)ほか多数の博物館に収蔵されています。性能と美しさを兼ね備えた「憧れのギター」と呼ばれるに相応しい高級ギターです。
しかしかなり値が張る(安くても30万円近辺)ので、若い人はなかなか買えませんでした。この状況を見かねたカルロス・サンタナ氏が、創業者ポール・リード・スミス氏に「学生でも手に入れられる低価格で、PRSの高品質が味わえるギターが作れないか」と提案したことから、2001年、価格を抑えたモデルの一号機「Santana SE」が発表されるにいたりました。「SE」は「Student Edition(学生仕様)」の略だと考えられます。SEシリーズは好評を博し、モデル数を拡張、頻繁にアップグレードを重ねています。安くなったとはいえ美しいたたずまいや演奏性、機能性、そしてサウンドまで、どこをとってもPRSそのものです。
An interview w/ Paul Smith 2015
1985年のNAMMショウで公開された20本のギターは、楽器としての機能と工芸品としての美が高いレベルで融合しており、「NAMM20」として伝説になりました。「スーパーストラト」が席巻していた1980年代のエレキギターシーンにおいて、全く異なるアプローチのギターブランドとしてPRSは大きな成功を収めたのです。PRSは過去の栄光にしがみつくことなく、常によりよいギターを作れるよう努力を続けています。「古いPRSのギターがどんなに素晴らしくても、新しいPRSのギターはそれよりも素晴らしいもので、そうあるように努力し続けている。」創業者ポール・リード・スミス氏のコメントが、PRSのアイデンティティを如実に物語っています。
PRSはシングルコイル、ハムバッカー両方のサウンドが使用でき、弾きやすくて軽く、トレモロ搭載機ではアーミングもできる、おおよそエレキギターでやりたいことは何でもできる性能を持っています。またサウンドが良好でチューニングも安定しやすく、音楽のための道具としてたいへん優秀です。それゆえPRSはさまざまな現場でギタリストの頼れるパートナーとなっています。PRSがどんな場面で使われているのか、いくつかかいつまんでいきましょう。
ONE OK ROCK: Wasted Nights [OFFICIAL VIDEO]
日本人離れした音楽性で幅広い世代に支持されるONE OK ROCK通称「ワンオク」。所属するギタリストToru氏は、ふだんは「Coreモデル」のカスタム24をトレードマークにしていますが、この動画では撮影時に水を大量に浴びることを懸念してか、「S2」版のカスタム24を使用しています。
Kansas – Rhythm in the Spirit (official video)
USAの王道プログレバンド「カンサス」をバンド設立当時から支え続けている隻眼(せきがん)のギタリスト、リチャード・ウィリアムス氏は、カスタム24の上質なハムバッカーサウンドをたっぷり聴かせてくれます。
Al Di Meola® and Steve Vai Jamming in Prague, Czech Republic
「熱」を感じさせるギタリストの筆頭、アル・ディ・メオラ氏。シグネイチャーモデル「プリズム」は、「McCarty」を出発点として設計されています。PRSの上質なハムバッカーサウンドと、スティーヴ・ヴァイ氏の鋭いサウンドとの対比が面白いですね。
Johnny Hiland
「ナッシュビルのカントリーウィザード」の異名をとる名手、ジョニー・ハイランド氏。これほどの演奏を涼しい顔で弾き切ります。動画のギターはメイプルネック、ボルトオンジョイント仕様の「CE24」です。
David Grissom’s Blues Jam Solo @ EXP 2013
シグネイチャーモデル「DGT」をリリースしているデヴィッド・グリッソム氏。DGTは「McCarty」をベースにしながら、ネックグリップやピックアップなど重要個所でグリッソム氏の理想をすべてかなえています。
OPETH – Demon of the Fall (LIVE AT RED ROCKS AMPHITHEATRE)
プログレッシブ・ロックとデス・メタルを融合し、静と動のインテレクチュアルなスタイルを展開する「オーペス」。二人のギタリスト、ミカエル・オーカーフェルト氏、フレドリック・オーケソン氏ともにSEシリーズからシグネイチャーモデルを発表したことがあります。
「PRSのギターの価格は高額すぎる」と感じる人もいることでしょう。価格を抑えた「SE」シリーズですら、多くのブランドのエントリークラスを上回る価格です。しかしPRSのギターは高い基準を満たした木材を使い、しっかりとしたパーツを使い、セットネックジョイント(ボックスジョイント)、ボディトップの曲面加工など、作る手間もかなりかかっています。
それだけではありません。PRSは「個体差が極めて少ない」ことでも知られており、同じグレード、同じモデルなら同じ弾き心地で同じサウンドがします。世界中に供給する膨大な出荷量で高い出荷基準を満たすべく、高い水準で品質管理を行って個体差を圧縮するには、どうしてもこの価格になってしまうのです。PRSギターの価格は、「安心して使用できる間違いのないギターだ」という証明です。
The Doobie Brothers – “Nobody” (Official Video)
弾きやすくサウンドバリエーションもあり機能性の高いギターなので、芸達者なリードギタリストが使用するイメージがありますが、ドゥービー・ブラザーズのトム・ジョンストン氏のようにコードプレイに徹しても、PRSはイイ音を出してくれます。
ではここに、SEシリーズの代表機種「SE Custom 24」をピックアップして、その特徴を探してみましょう。SEとは、どんなギターなのでしょうか。
SE Custom24:気品すら漂う高級感。持つことの喜びを教えてくれるギターです。
PRSの洗練された美しさは誰もが認めるところで、我らがSEにもその遺伝子がしっかり受け継がれています。SEのデザイン的なチェックポイントを見ていきましょう。
SE Custom24のボディ
SE Custom 24のボディは、均整のとれた曲線的なシルエットと、緩やかにカーブを描くフィギュアドメイプルトップが特徴です。トップに貼られるフィギュアドメイプルのグレードは高く、上位機種を上回る美しさのSEが発見されることもあります。トップ面のうっすらとした曲面はデザイン性ばかりでなく、右手の収まりが良く、ピッキングにストレスをかけません。ボディ自体は小ぶりで抱えやすく軽量ですが、ヘッドも小型なので重量バランスがしっかりとられており、変にヘッドが下がったり上がったりせず、ストレスなく構えられます。ネックは21フレット地点でボディに接するので、ハイポジションの演奏もラクラクです。
SE Custom24のヘッド
ボディとは対照的にシャープな印象のヘッドデザイン。弦はブリッジからペグまで一直線に張られるので、チューニングが安定しやすい設計。ペグ自体はオーソドックスなロトマチックタイプです。
PRSの象徴「バードインレイ」。複雑な形状が、ローズウッド指板にキチンと収まっています。
いろいろな鳥をポジションマーク位置にあしらっ た「バードインレイ」は、PRSの象徴とも言うべき個性的な意匠です。たとえば3フレットにはハヤブサ、12フレットにはタカ、というように各ポジションに配置される鳥はPRS全機種で統一されています。また複雑なデザインが指板に隙間なくキッチリと埋められるという仕事ぶりには、名も知らぬ職人さんの高い技術を思わせます。
現在PRS公式サイトで見られるカラーバリエーションは、比較的落ち着いた4色となっています。これらは個性的ながら主張しすぎず、周囲に馴染みやすい色調ですが、限定モデルやショップオーダーなどで力強い、また鮮やかな色調の物も多くリリースされています。また、ボディカラーに応じて
といったパーツのカラーリングにも変化が付けられ、総合的なドレスアップが施されています。いちおうSEは価格を抑えた「入門機」という立ち位置なのですが、ボディカラーに各パーツの色調をマッチングさせているのは、SEだけです。
もちろん、SEは顔つきが良いだけの楽器ではありません。弾きやすくていろいろな音が出せる、高性能なギターです。
背面はツヤッツヤの黒塗り。ボディカラーによってはトップ面と同じ色調になることもあります。
SE Custom 24は絶妙なボディ形状によって構えた時の収まりが良く、「ワイド・シン(広めで薄め)」と呼ばれるネックグリップは握り込むのにもつまむのにも良好、しっかりと調整されてから出荷されることもあって、弦をラクに押さえることができます。ネックグリップの名称こそ「ワイド」ですがナット幅は43mmに届かず、「言うほど太くない」と感じられるスリムな印象で、自分の手は小さいと思っている人でもじゅうぶん弾きこなすことができます。
SE Custom 24に搭載されているピックアップ「85/15″S”」は、1985年製のヴィンテージPRSのピックアップを2015年に再現した「85/15」を基にして設計されています。SEは価格を抑えたシリーズですが、サウンドの中核を担うピックアップはPRSが責任を持てる、しっかりしたものが使われているわけです。しっかりした楽器本体と相まって、明瞭な美しいサウンドが得られます。
SE Custom24のコントロール部分:「コイルタップ」によって、ノブを引き上げると音が変わる
太い音が出るハムバッカーの定番と言えばレスポール、鋭い音が出るシングルコイルの定番と言えばストラトキャスターやテレキャスターですが、曲ごとに、あるいは曲中でギターを持ち替えるのはなかなか大変です。どっちも使いたいという欲張りな人や、どっちが必要なのか現段階で決めにくいという人にオススメな機能が「コイルタップ」です。SE Custom 24はハムバッカー・ピックアップを2基そなえたギターですが、トーンのつまみを引っ張ると「コイルタップ」が起動し、二つのピックアップがシングルコイル・ピックアップに切り替わるのです。これでハムバッカーの太い音も、シングルコイルの鋭い音も、ギター一本で出すことができるわけです。
SE Custom24のブリッジ
弦振動を受け止めるブリッジは、ギターの性能上たいへん重要なポイントです。PRSは1984年、アーミングしてもチューニングが狂いにくいブリッジの構造で特許を取得して以来、全グレードでこの特許構造を採用しています。肉厚なブリッジプレートが両側からブロック状のサドルを挟み込んでいるのが大きな特徴で、チューニングの安定度いが高く、サスティンが良く伸びます。
もともとPRSは高級ギターブランドで、SE Custom 24の元祖、その名も「Custom 24」は安くても30万円近辺という高級なギターです。いっぽう我らがSE Custom 24は、基本構造がすべて同じ、またほぼ同じピックアップとほぼ同じブリッジを搭載していながら、「新品で8万円近辺」というコストパフォーマンスを実現しています。この驚異的な低価格化には、人件費の安いアジアの工場に製造を委託するといった企業努力のほかに、本来ならがっつり削り込むトップ面の加工を抑えて控え目な曲面を描く、といった構造/設計上の工夫もたくさん込められています。
特にボディ構造の工夫は大きく、マホガニーと模様のないメイプルを貼り合わせて作ったボディに、しっかり模様の入ったメイプルの薄板を「化粧板」として貼りつけます。これによって本来高額なフィギュアドメイプルを節約しつつ、ゴージャスなルックスを演出し、メイプルトップ&マホガニーバックというボディ構造も成立させているのです。
ギター博士「この価格とは思えんほどの見た目、音、機能性じゃ!カラーも色々あって選ぶ楽しみも増えるワイ!博士は今回は敢えてルーパーやファズ、ドロップDチューニングなどを使って弾いてみたゾイ!」
六弦かなで「ブルーの色がカッコいくて、なんか博士がいつもと違ってみえるぅ〜!他にも赤とかピンクの色とかもあってやばああああ!」
どんな人でも弾きやすい
ネックが薄めで握りやすく、ボディも軽い、ハイ・ポジションが弾きやすく、24フレットまであり音域もじゅうぶんな、高機能なギターです。カラーバリエーションも豊富で、シックな落ち着いたものから鮮やかなものまであり、見た目の美しさで選んでしまいたくなるエレキギターです。
10万円以下でしっかりとしたギターを探している人に最適
「ステューデントモデル」という扱いながらも、パーツ・ピックアップ全て自社製品を使用するなどこだわりの仕上がりに。ハムバッカー/シングルコイル両方のサウンドが出せることから、幅広い音作りにも対応。しっかりとした作りでライブや録音にも対応でき、上達しても飽きずに長期間楽しんで弾き続けられるクオリティのエレキギターです。
SE Custom 24を…
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もはやPRSの主力商品と呼んでしまってもいいのではないかとさえ感じられる「SE」シリーズですが、これらは上位の機種とはどのように違うのでしょうか。SE Custom 24を標準機「コアモデル」のCustom 24と比べてみましょう。
左:SE Custom24、右:Custom24(Core Model)
SEは低価格化にものすごく頑張ったのだということが、感じることができます。コアモデルのカスタム24では、「10トップ」や「アーティスト・パッケージ」という上位モデルになるとさらに値上がりします。
では、PRSが非常に強くこだわっているボディトップの比較を試みてみましょう。
SE | コアモデル | |
トップ材 | 薄いフィギュアドメイプルを貼りつけたメイプル | フィギュアドメイプル |
削り | 外周をほんのり削る | グラマラスなカーヴィング(削り) |
カラーリング | 4色(他に、限定カラーやショップオーダーなどバリエーションあり)+メイプル以外の銘木を使ったナチュラル2種 | 18色に、上位モデルのオプションでさらに10色 |
表:カスタム24のボディトップ比較
SEではメイプルのトップ材に、化粧板としてフレイムメイプルを貼りつけています。コアモデルではメイプルの無垢材が使用されています。「フィギュアド(Figured)」は「模様がある」という意味で、「フィギュアドメイプル」はフレイム(カーリー)メイプルとキルテッドメイプルの総称として使用されます。
美しさを演出するトップの加工には、大きな違いがありました。こうした加工のサウンドへの影響はハッキリと分かりにくいところですが、削り込みが多い方が高級感を感じさせますね。またどこまで深く加工するかで、製造の手間やそれにかかる人件費に違いが出てきます。カラーリングを絞ることも、価格を抑える一つの工夫です。カラーバリエーションについてはコアモデルが圧倒ですが、SEでは頻繁に限定カラーモデルがリリースされています。
続いて、ネックもチェックしてみましょう。
SE | コアモデル | |
ネック | メイプル | マホガニー |
ネック仕様 | Wide Thin | Pattern Regular or Pattern Thin |
表:カスタム24の木材比較
セットネック構造、ローズウッド指板というところが共通していますが、ネック材及びネックグリップに違いが確認できます。SE Custom 24の「ワイド・シン」ネックグリップは、コアモデルでいうところの「パターン・シン」とほぼ同じで、薄くてちょっと幅広な印象です。
上:SE Custom24、下:Custom24(コアモデル)
サウンドに関係する重要個所としては、ネック材が大きな相違点となっています。メイプルはマホガニーに比べて硬質で材費は比較的安く、「ギターのネックになるために生えている」とまで言われるほどに理想的なネック材です。不注意でギターを転倒させてしまっても、そうやすやすとは折れないほど頑丈です。そのため、くっきりはっきりとしたサウンドになりやすい傾向にあります。マホガニーは比較的やわらかい木材で、倍音を多く含む豊かな鳴り方をします。
PRSは自社開発のパーツを多く使用するのが基本で、それはたとえ廉価版であっても変わりません。搭載されているパーツを比べてみましょう。
SE | コアモデル | |
ブリッジ | PRS Patented Tremolo, Molded | PRS Patented Tremolo, Gen III |
ペグ | PRS SE Tuners | PRS Phase III Locking |
ピックアップ | 85/15 “S” | 85/15 |
電気系 | 3Wayセレクタ、1V、トーンポットによるコイルタップ | 5Wayセレクタ、1V1T |
コントロールノブ | スピードノブ | ギザギザが刻まれたスピードノブ |
表:カスタム24、パーツ比較
特許を取得しているブリッジは、年々ブラッシュアップされている最新式がコアモデルモデルに投入されます。また、コアモデルではロック式ペグが採用されていますが、SEでは不採用となっています。ピックアップについては両機とも「85/15」のモデル名が付いており、基本的に共通のようです。
以上、グレードに差のあるカスタム24の仕様を比較してきました。ギターそれぞれの品質や感触はこれだけでは比較しにくいものですが、SEシリーズが価格的にかなり頑張ってること、また機能性が十分にあることがわかりますね。SE Custom 24は、
という人に強烈におすすめできるギターです。初心者用ギターとしてはちょっと高額な印象を持たれるかもしれませんが、これから長い付き合いになる相棒だと考えれば、それにふさわしいギターだと言えるでしょう。
SE、コアモデル、S2
3つのCustom24を並べた様子
コアモデル、SE、そして中堅機種S2の3つのCustom 24を並べた詳細な比較は、こちらで試みています。興味のある人はぜひ参照してください。
3つのグレードでラインナップを展開 – PRSを代表するモデル「Custom 24」について
それでは、PRS SEシリーズのラインナップを見てみましょう。PRSは全グレードにおいて毎年ブラッシュアップを行い、品質の向上に努力しています。モデル名こそ同じであっても、製造年が異なれば微妙に違いが出ます。「古いPRSのギターがどんなに素晴らしくても、新しいPRSのギターはそれよりも素晴らしいもので、そうあるように努力し続けている。」PRS創始者ポール・リード・スミス氏のコメントは、SEシリーズにおいても例外ではありません。またSEはPRSの廉価版という扱いではありますが、このグレードだけのオリジナルモデルやシグネイチャーモデルがいくつもラインナップされており、個性的で魅力のある製品群を構成しています。
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