エレキギターの総合情報サイト
新しい発想や新技術が注目されることの多いゴダンですが、近年支持を集めているフルアコ「5th Avenue(フィフス・アヴェニュー)」シリーズは、伝統的な工法をベースとしたオーソドックスな作りで、品質と価格のバランスの良さが高く評価されています。
ボディ材として使用される「カナディアン・ワイルド・チェリー(桜)」は、エレキギターの材料としては珍しい木材かもしれません。チェリーはマホガニーに近い音響特性を持ち木目も美しく、クラシックギターのサイド&バックで使用されるほか、日本ではディバイザーが展開するHEADWAY(ヘッドウェイ)やBacchus(バッカス)などのブランドが、日本の桜を使用したモデルを発表して人気を集めています。
チェリー材のボディと「シルバーリーフ・メイプル」材を使用したネックの組み合わせが基本で、高級なモデルではボディにフレイムメイプルが使用されることもあります。「5th Avenue」の設計では、ネックのジョイント法が「エレベーテッドジョイント」となっているのが大きなポイントです。これはネックがボディトップに触れないようにジョイントする工法で、トップの振動を邪魔しにくい設計です。生鳴りが豊かになり、いっそう甘いふくよかなトーンが得られます。
ネック寸法は
となっています。ギブソンの標準的なネックよりは若干長く、また幅が広く平らな印象ですが、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
左から:5th Avenue、5th Avenue Kingpin、5th Avenue CW Kingpin II、5th Avenue Composer、5th Avenue Up Town、5th Avenue Jazz
カッタウェイ | 電機系 | ブリッジ | |
5th Avenue | 無 | 無 | 普通 |
Kingpin | 無 | P-90タイプ1基 | 普通 |
CW Kingpin II | 有 | P-90タイプ2基 | 普通 |
Composer | 有 | ハムバッカー1基 | 普通 |
Up Town | 有 | ハムバッカー2基 | ビグスビー |
Jazz | 有 | フローティングミニハム | 普通 |
表:5th Avenueの仕様一覧
「5th Avenue」シリーズはボディ形状など楽器本体の寸法は共通で、操作系についても、マスターボリューム、マスタートーン、必要ならトグルスイッチ、というシンプルな仕様で固定されています。このように絞るところは絞る合理化が、コストパフォーマンスに反映されるわけです。
5th Avenue CW Kingpin II(Black)
電機系を持たない「5th Avenue」をスタート地点とし、カッタウェイの有無、電機系の仕様、ブリッジの仕様などでバリエーションを広げているのがわかりますね。それぞれのピックアップは、ゴダンのオリジナルモデルとなっています。カラーリングについても各モデルで違いが付けられておりそれぞれのイメージが演出されているため、さまざまなジャンルの音楽をカバーできるランナップが形成されています。
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Habro Music | Guitarra Godin 5th Avenue CW Kingpin II
柔らかく、奥行き感のある音色が、フルアコの魅力です。
ゴダン唯一のセミアコとなる「モントリオール・プレミア(Montreal Premiere)」は、先述「5th Avenue」を踏襲したシンプルかつオーソドックスなスタイルを持っています。両者をルックスだけで見分けるのはちょっと大変かもしれませんが、カッタウェイの形がはっきりと異なるため、慣れれば一発で見分けることができます。
上:Montreal Premiere HB、下:Montreal Premiere P90
ピックアップの仕様が異なる2タイプがリリースされていますが、テールピースにも違いが設けられており、それぞれのギターが帯びる雰囲気が演出されていますね。
ネック寸法は
となっており、ボディ寸法も含めて「5th Avenue」シリーズより若干小さめです。
一般的なセミアコではボディ材にメイプルを使用するところですが、ゴダンではやはり「カナディアン・ワイルド・チェリー」が採用されています。チェリーはマホガニーの代替材として使用されることの多い木材ですが、マホガニー系をボディ材に選択したセミアコやフルアコはなかなか珍しく、このチェリー材を使用したホロウボディは、ゴダンの「箱モノ」の大きな個性となっています。
Breathe Through構造
また、本機は「ブリーズ・スルー(Breathe Through)」構造を大きな特徴としています。この構造では、スプルース材の「センターブロック」に独自の加工を施し、空洞部分を持たせています。これによってボディの反応が良くなり、生の音も豊かに響くアコースティックな鳴りが実現します。
また、ブリッジにグラフテック社製の「ResoMax」システムを採用しています。これは同社の代名詞ともなっている「ストリングセイバー」サドルを超軽量なブリッジに組み合わせたユニットで、弦が切れにくく、サスティンが豊かなのがメリットです。またユニット自体が磁力を帯びており、ボディに固定するネジ(スタッド)にくっつくのもうれしい設計です。
Montreal Premiereシリーズを…
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「セッション」シリーズは、ストラトキャスターやテレキャスターを出発点にした、一見オーソドックスなスタイルのギターです。原木の選定から自社で行っているという「100%カナダ製」のクオリティとコストパフォーマンスを感じることのできる仕上がりとなっており、始めたばかりの人でも頑張れば手が出せる価格帯でありながら、プロミュージシャンが仕事に使うこともできる高い品質が実現されています。また「ギター製作の伝統と新しいアイディアの共存」というゴダンのコンセプトはここでも発揮されており、受け入れやすいオーソドックスなスタイルをとりながら数々の特徴を持つ、他にはない個性あるギターとなっています。基本モデル「セッション」に始まり上位モデルで「プログレッション」、「パッション」と語感がそろえられているのが、おもしろいところですね。
Session Burst Black
シリーズの基本モデルとなる「Session」はスリムなストラトキャスター・タイプのギターで、ジャンルを選ばず使用できる、使いやすい仕様になっています。スリムなボディラインと同じように、ネックの握りもスリムな感触ですから、小柄な人でも安心して構えることができます。
以上のような概要ですが、4) 以外はこの「Session」シリーズ全モデル共通の仕様となっています。
ネックは「ロックメイプル」、ボディ材は「カナディアン・ローレンシアン・バスウッド」となっています。カナダのローレンシア高地は五大湖から北極海に至る広いエリアです。ここから産出するバスウッドは広く出回っている北アメリカ産よりも寒いところで育つため成長が遅く、そのためバスウッドのクセのなさや歯切れの良さはそのままに、比較的密度の高い木材ができるようです。
シンクロナイズド・トレモロはゴダンの独自設計した2点支持&フローティングタイプの「Tru-Loc」トレモロとなっており、手を離れたアームが落ち着く位置を、自由に設定することができます。アームが止まる場所は背面からの操作で調節でき、すぐ手に取れる用にスタンバった状態で留めることもできれば、ボリュームや5Wayセレクタを使う時に邪魔にならない絶妙な位置で止まるようにもできます。
Sessionシリーズを…
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Still Got The Blues – Gary Moore (aula de guitarra)
Sessionを使用したお手本の演奏。コードはキレが良く、リードの音が太く甘く出ていますね。
「Session LTD」は、基本モデル「Session」のリアピックアップをセイモア・ダンカン社製「SH-11」に換装し、ピックガードに高級感を付加、またカラーリングにはビビッドな美しい色調を用意した上位機種です。コイルタップや「Tru-Loc」トレモロなどの特徴的な仕様、木材や寸法など基本的な仕様は、そのまま継承されています。
セイモア・ダンカン 社製ハムバッカーピックアップ「SH-11」には「Custom Custom」の愛称があります。「SH-5(Custom)」のマグネットを変更した特別仕様で、暖かみのがあり滑らかな高音域と力強い中音域をもっています。
Session LTDを…
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Seymour Duncan Shootout – Custom Custom vs JB
同じタイプのギターで比較する検証動画。「JB」はダンカンのハムバッカーでは超定番です。サウンドの違いが分かりますか?どちらも高性能なピックアップですから、どちらが良い/悪いではなく、ニュアンス的にどっちが好きか、で感じてみてください。Session LTDの開発者はSH-11の方が好きだったわけです。
「プログレッション・プラス」は「Session」の上位機種で、ボディトップにフレイムメイプルが貼られ、高級感が演出されています。またネック材については通常のロックメイプルからもっと頑丈なハードロックメイプルへと変更、木材のグレードが上がっています。
ピックアップについては本来なら「Session」と別モデルという経緯から、ゴダンオリジナルピックアップも「Session」と異なるシングルコイル「GS-2」がフロントとセンターに配置されています。これはもともと「Progression」向けのシングルコイルとして開発されたもので、普通のシングルコイルよりもスパンキーなアタック感が得られるよう設計されています。リアにはセイモア・ダンカンの「JB Jr.」を採用、シングルコイルサイズのハムバッカーとなっており、3シングルの外観は崩さずにパワフルなトーンが得られます。
トーンポットのすぐ近くに配置されたスイッチは「H.D.Rスイッチ」で、内蔵したプリアンプを起動して、音像と粒立ちを際立たせたサウンドにします。シャキっとしたクリーンサウンドにはプリアンプを使用、太いオーバードライブを使用する時にはプリアンプを使わずパッシブとして使用する、というように、使用するエフェクタや欲する音像にギターを合わせることができます。
一見複雑な仕様にも見えますが、内蔵プリアンプの設定は「鋭く硬質な音色」に固定されており、操作はON/OFFだけです。シンプルな使い方に割り切って、演奏に集中することができます。ちなみに「H.D.R」は「High-Definition Revoicer」の頭文字で、「High-Definition(=HD)」は映像の分野で「高解像度」の意味でひんぱんに使用されています。
最上位機種「パッション」は、ゴダン・ギター社でも特別の部署で手作りされる、クラフトマンシップの粋を感じることのできるギターです。使用される木材も特別に上等なもので、見ているだけでも十分楽しむことができます。ボディトップにはピックガードのラインがインレイされ、ボディエッジ部は加熱処理でバインディングのように仕上げ、バックパネルも木製で、「木」にこだわりぬいた高級感が演出されています。
ピックアップはポールピースを太く設計した専用のシングルコイル「GS-3」、2点支持トレモロとステンレス製サドル、ギア比18:1のゴトー社製高精度ペグといった特別なパーツで彩られ、「H.D.R」スイッチもついているので十分なサウンドバリエーションがあります。
Session Custom ’59(Limited Coral Blue HG)
シングルカッタウェイモデル「Session Custom」はテレキャスター・タイプかと思わせますが、ではなぜ「Sessionの特別仕様」というモデル名なのでしょうか。実はこのボディシェイプ、「Session」のシェイプをスタート地点に、低音側のホーン形状を大きく変更しているほか、表裏のエッジを大胆に削っているのです。よく見ると似ているシルエットのギターですが、かなり違う印象に仕上がっていますね。
Godin Session Custom
くっきり、またスッキリとしつつ、パワーも充分あるサウンドですね。パッシブ/アクティブの切替や5Wayスイッチの操作により、サウンドバリエーションも充分です。
ネック寸法が同じでボディシェイプも共通部分が非常に多く、同じトレモロまで備わっていることから、テレキャスター風のギターでありながらストラトキャスター風の「Session」とほぼ同じ弾き心地になっています。木材についても共通で、クセなく、キレのある弦振動が得られます。
ピックアップはフロントにセイモア・ダンカン社製「SH-1(’59)」、リアにはゴダンオリジナルの「Cajun(ケイジャン)」シングルコイルが採用されています。ダンカンの「’59」はヴィンテージ系のハムバッカーとしては定番中の定番で、特にフロントポジションで多く使用されます。
二つのピックアップは5Wayセレクタスイッチの操作で、コイルタップを絡めたさまざまなサウンドが得られるように配線されています。フロントハムバッカーの二つのシングルコイルをA&B、リアのシングルコイルをCと見た時、
5Wayスイッチの位置 | 配線 |
1 | A&B フロントハムバッカー |
2 | A&C ハムバッカー |
3 | A+B+C シングルコイル3基並列のハーフトーン |
4 | A+C シングルコイル2基並列のハーフトーン |
5 | C リアシングルコイル単体 |
表:Session Customの特殊配線
このような組み合わせを選択することができます。また内蔵プリアンプを起動させる「H.D.Rスイッチ」によって、サウンドバリエーションが倍加されています。
Session Custom 59を…
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Session Custom T’59(Coral Blue HG)
「Session Custom T’59」は、テレキャスター・タイプのブリッジを採用することで、先述の「Session Custom ‘59」をもう一歩テレキャスターに寄せたギターです。サドルは伝統的なブラス製3連サドルですから、かなり本気でテレキャスターサウンドを追いかけようとしています。
また「Session」シリーズでは唯一のハードテイル(トレモロなし)仕様で、ハードテイルにふさわしいキレと張りを狙って、ネック材を標準的なロックメイプルよりももっと硬質な「ハードロックメイプル」にしています。
Session Custom LTD:メイプル指板
「Session」シリーズ最上位機種の「Custom LTD」は、シングルカッタウェイ、フラットトップというボディ形状に、マホガニートップ、スパニッシュ・シダーバックという木材が採用されています。エレキギターでシダー材を使用するのはかなり珍しいことですが、クラシックギターの分野ではトップ材としてスプルース同様に頻繁に使用されます。シダーはスプルースに対してアタックが強く、明るさがあり、また鋭さがあります。
フロントにセイモア・ダンカン社製「P-Rail」を採用しているのも注目すべきポイントです。このピックアップは一台で
という3タイプの使い方ができる、大変欲張りなモデルです。本機の配線についてはほかの「Session Custom」と同じものになっているようですが、配線の工夫でいろいろと可能性が広がります。
また、プリアンプを起動する「H.D.R.スイッチ」、アームの固定位置を設定できる「Tru-Loc」トレモロシステムを装備、「Session」シリーズの他モデル同様に、利便性と多様性を併せ持つギターになっています。
Session Custom LTDを…
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レスポール風のスタイルを持つ「Summit Classic CT」は、受け入れやすいオーソドックスな楽器本体に、1ボリューム、1トーンにまとめたシンプルな操作系、HDRスイッチによるサウンドバリエーションなど、ゴダンの個性が封じ込められている意欲作です。
モデル名にもなっているメイプルのカーブド・トップ(Carved Top)、弦長24.75インチ(ギブソンスケール)のマホガニーネック、セットインジョイント、といったところはいかにもレスポールを踏まえた設計ですが、ボディバック材に「スパニッシュ・シダー」材を採用しているのが第一の大きなポイントです。エレキギターの材料としては珍しい木材ですが、収縮率が低いので反りや曲がりが出にくいところがメリットです。
水を「1」とした場合、スパニッシュ・シダーの比重は「0.43」で、アルダー(0.41)に近く、このタイプのギターでバック材に良く使用されるマホガニー(比重0.66)と比べるとたいへん軽量です。このバック材に空洞を設け(チェンバー加工)ることで、生鳴りも楽しめるほど響きを良くするとともに、「楽器本体3.5kg未満」という軽量化を達成しています。この軽さなら、ライブでも疲れてしまうこともありませんね。
搭載するピックアップにより3タイプのバリエーションがありますが、3機種とも、セイモア・ダンカン製のものが採用されています。
上から:
SUMMIT CLASSIC HB(Cherryburst HG):オーソドックスなハムバッカー2基。フロントは「Alnico II」、リアは「’59」
SUMMIT CLASSIC P90(Crème Brulee HG):フロント、リア共に「Vintage SP90-1」
SUMMIT CLASSIC CONVERTIBLE:フロント、リア共に「P-Rail」
「HB」、「P90」ともにヴィンテージ志向のサウンドを持つピックアップが選ばれています。いっぽう「コンバーチブル(Convertible)」に搭載される「P-Rail」は、ミニスイッチの操作によって3種類のサウンドに切り替えることができる新しい設計になっています。
こうしたピックアップそれぞれのキャラクターに加え、「H.D.R.」スイッチを標準装備しており、プリアンプを起動して立ち上がりの鋭い音にすることができますから、この一本でたいへん幅の広いサウンドバリエーションが得られます。
ギターシンセサイザーを使用できる「SA(シンセ・アクセス)」モデルのエレキギターは、本国では「Tripleplay(トリプルプレイ)」モデルとして「Session Custom(テレキャスター・タイプ)」や「Montreal Premiere(セミアコ)」などいろいろなタイプのギターでリリースされています。しかしこれらは「シンセサウンドが出せるモデルもあるよ」というスタンスのバリエーションモデルです。
それに対し、ここでチェックするLGXおよびtxSAシリーズは、ギターシンセサイザーと連携させることを前提として開発されたギターで、逆にシンセと連携できないモデルはありません。日本で流通しているエレキのSAはこの2シリーズがメインとなっていますが、その甲斐もあって、「シンセが使えるエレキギター」といえばゴダンのコレ、というイメージがしっかり定着しています。
上から:
LGX-SA(Trans Blue):フレイムメイプル・カーヴドトップ。2H仕様
LGXT(Trans Blue):LGX-SAのトレモロ付きモデル
xtSA(Light Burst):LGXTのフラットトップ。HSH仕様
モデル名こそ2種類ありますが、シルエットの共通している非常に近い種類のギターになっています。「xtSA」のトップはフレイムメイプルを基本としていますが、ローズウッドやコアを用いたものが限定生産されています。
同社のエレアコやエレガットを踏襲したヘッドシェイプ、くびれ位置をずらした(オフセット・ウェスト)オリジナルのボディシェイプという楽器本体は、ゴダンが目指している「既存ギターのイメージから脱却したニュートラルなギター」そのものです。このタイプのギターはセットネック仕様であってほしいと思いがちですが、シンセの検出する効率を上げるために、敢えてボルトオンジョイントが選択されています。指板に採用されているリッチライト(エボニーに似せた人工素材)も同様の目的です。
シンセの検出にピエゾピックアップを使用していることから、これを利用してアコースティックなサウンドを得ることもできます。ピエゾピックアップから拾った音は、右肩に4列配置されたスライドボリューム(スライド可変抵抗器)で音量、高域、中域、低域を操作します。マグネットピックアップから拾うエレキギターのサウンドとミックスして出力することも、出力を二手に分けて別の機材へ送ることもできます。ピエゾの操作が右肩に寄せてあるおかげで、エレキギター及びシンセの操作系が比較的スッキリとまとまっており、慣れてしまえばライブでも迷わず切り替えることができます。
Synth MIDIシリーズを…
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ゴダンの名を世界的に知らしめたのは、エレキギターのプレイアビリティを持ち、ハウリングにやたらと強い、新しい発想のエレアコとエレガットでした。それはエレアコをエレキギターにどんどん接近させていく試みともいえるものでしたが、ついにエレキギターのピックアップをフロントに搭載したエレアコがリリースされました。
姿かたちにアコースティックな雰囲気を残しながら、エレキギターと見まごう演奏性があり、それでいて本格的なアコースティックサウンドが手に入るのに加えて、エレキギターとしても使用できてしまう、多様性を限界まで追求した野心的なラインナップです。
A6 Ultra、Multiac Spectrum SA
これらは共通して、ボディの薄いアコースティックギターの本体に、エレキギター同様のマグネットピックアップを1基マウントし、エレキとアコギ2種類のギターサウンドをミックスでも別々でも出力することができます。アコースティック系のオーガニックな雰囲気を帯びた外観が、同じくエレキの音もアコギの音も出せるLGX/txSAシリーズとの大きな違いとなっています。いろいろな音を使い分けるにしても、持つ楽器のルックスによってステージに立った自分がどう見えるのかは大きく変わっていきますね。
なお、マグネットピックアップを使用するため、弦はエレキギターのものを使用します。アコースティックギターを出発点としているギターなので、ゲージは0.12~の太いものを使用します。
Steelモデルを…
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以上、ギターブランドとしては後発ながら、個性と存在感をしっかりと感じさせてくれるゴダンのエレキギターをチェックしていきました。ゴダンはフジゲンやメイワンズと同じように工場からスタートしたブランドで、大規模な工場だからこその生産力とコストパフォーマンスを強みとしています。シンプルなものからがっつり多機能なものまでありますから、ぜひチェックしてみてくださいね。
Godinのエレキギターを…
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※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
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