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神奈川県逗子に工房を構えるKz Guitar Works。今回は新製品である“Kz One Standerd”の展示を行っていました。
こちらが新製品のKz One Standerd。そもそも、Kz Guitar Worksの代表である伊集院氏は、ブライアン・メイが所有するレッド・スペシャルを長年研究してきたギター職人です。これまでレッド・スペシャルを忠実に再現した“KZ製レッド・スペシャル”の受注販売を行ってきましたが、今回そこに伊集院氏独自のアレンジを加え、より美しいサウンドと弾きやすさを追求したKz One Standerdをリリースしました。
内部をくり抜いたセミホロー構造を採用。本体には2つのスイッチ付きポットと3つのトグルスイッチを搭載し、これにより13通りのピックアップコンビネーションを実現しています。さらにKahler(ケーラー)製アーミングビブラートを採用することで、独特ながら気持ちの良いアーミングを楽しめるとのことです。
そしてピックアップはイギリスのピックアップメーカー、ADESON製のシングルコイルを採用。シングルコイルですがターン数が多く、太く暖かみのあるサウンドを鳴らせるとのこと。3つのピックアップは直列に配線されており、セッティング次第で出力を上げることが可能です。伊集院氏曰く、レスポールでもストラトでもない、“新しいスタンダードになるようなギター”を目指して開発したそうです。
ヘッドには同ブランドのロゴメダルが装着されています。ヘッド角は10度を採用。摩擦を限りなく抑え、激しくアーミングしてもチューニングが狂いにくくなっているとのこと。
カラーバリエーションも豊富に用意。オプションでシースルーやソリッドカラー、サンバーストといった特注仕様にも対応。
プロギタリストの清水一雄氏によるデモンストレーションも。多くの来場者が足を止め、Kz One Standerdのサウンドに耳を傾けていました。
《英国ゆずりの新しいスタンダード》Kz Guitar Works訪問インタビュー
千葉県に工房を構えるO.CRAFTとSONGBIRD Guitar Workshopは今回の楽器フェアに合同で出展していました。SONGBIRD Guitar Workshopは取材時に代表が不在だったため、今回はO.CRAFTの代表である岡田氏にお話を聞かせて頂きました。
岡田氏曰く、ギター製作において最も意識しているのが木材の良し悪しとのこと。というのも、O.CRAFTでは楽器以外に家具の製作も行っており、木材の選定には強い拘りがあるそうです。フロントにはミニハムバッカーを搭載。通常のシングルコイルだと音の太さに欠け、逆にハムバッカーだと太すぎるため、中間に位置するミニハムバッカーを選択したとのことです。
SONGBIRD Guitar Workshopの製品。
ブースの一画には林クラフトが手がけるハンドメイドディストーションペダルも展示されていました。代表の林氏曰く、オーバードライブ寄りのハイゲインディストーションペダルで、真空管アンプをフルドライブさせた時に近いサウンドが特徴とのこと。ボリュームへの追従性も高く、音作りの幅が広いモデルだそうです。
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