ハーモニックマイナースケール

[記事公開日]2017/3/28 [最終更新日]2018/7/14
[編集者]神崎聡

Cハーモニックマイナースケールの5線譜表記


ハーモニックマイナースケール(日本語で”和声的短音階”)は、エオリアン(ナチュラルマイナー)スケールの7番目の音を半音高くしたスケールです。そのためハーモニックマイナースケールのポジションが覚えきれなくてもナチュラルマイナースケールを理解していれば導き出すことができます。短音階のため【◯m、◯m7(マイナーセブンス)、◯mM7(マイナーメジャーセブンス)】といったマイナー系のコード上で使用するのが一般的です。

全半全全半(全+半)半 ハーモニックマイナースケールの音階

  • Cハーモニックマイナー・スケール
  • D
  • E
  • F
  • G
  • A
  • B

Cハーモニックマイナー・スケール

Cハーモニックマイナー・スケール

Cハーモニックマイナースケールを用いた運指例

Cハーモニックマイナースケール:Tab譜 Tab譜下の数字:1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指
※印は少し変則的なフィンガリングをしている音です。1本の弦につき3音ずつ、に則ってないもの、と考えてください。

Dハーモニックマイナー・スケール

Dハーモニックマイナー・スケール

Eハーモニックマイナー・スケール

Eハーモニックマイナー・スケール

Fハーモニックマイナー・スケール

ハーモニックマイナー・スケール

Gハーモニックマイナー・スケール

Gハーモニックマイナー・スケール

Aハーモニックマイナー・スケール

Aハーモニックマイナー・スケール

Bハーモニックマイナー・スケール

Bハーモニックマイナー・スケール

ギター博士がCハーモニックマイナー・スケールを弾いてみた!

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ギター博士「クラシカルな響きを持つ美しいスケールぢゃ!」

このギターソロのポイント

Cハーモニックマイナー・スケール:Tab譜

奏法的なポイントは6,7小節目の「ペダル奏法」の部分です。ペダル奏法はクラシックの世界でよく用いられる演奏表現の一つで、一つの演奏の中に「高音部」と「繰り返される低音部」の2つのメロディが含まれており、オルガンなどの足鍵盤(ペダル)で低音を維持させたままメロディを弾いているような演奏を、ギターで再現しています。

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