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フレディ・キング(Freddie King)はB.B.キング、アルバート・キングとともにブルース・ギタリストの3大キングと称され、ブルース・ギタリストを語るうえで避けては通れない人物です。
当時のエレクトリックブルースの発展に大きく貢献し、彼が60年代のアーバンブルースを牽引していたといっても過言ではありません。74年にはエリック・クラプトンと共演、「フレディ・キングなくしてエリック・クラプトンは語れない」と言われるなど、後続の白人ギタリストのみならずローリング・ストーンズ、ザ・フーなど時代を牽引するバンドに大きな影響を与えました。
1934年9月3日 生 米テキサス州ギルマー
6歳頃からギターを始めます。
1954年にシカゴへ引越してウエスト・サイドでオーティス・ラッシュやマジック・サム達と親しくなり、一緒にプレイ。このころから「Chess」レコードでバッキングのレコーディングを担当していました。
1960年の「Have You Ever Loved a Woman.」からブレイクします。
この頃からインストゥルメンタルを録音開始。ヒットさせます。
1968年には「Atlantic Records」傘下の「Cotillion」と契約。70年に「Shelter Records」、74年の「RSO 」と契約。
しかし1976年に心臓麻痺で亡くなります。
享年42歳。
Freddie King – San-Ho-Zay (Live)
親指のとほかの指で弦をつまんで弾く奏法から生み出される、明るく力強い金属的な音が特徴。インストゥルメンタルのヒットもあり、歌よりもギターへのこだわりがあったようです。事務所移籍などでギター・スタイルも変化していき、晩年はファンクの要素を取り入れていました。
ES-335、ES-345、ES-355などセミアコギターをメインで使用した他、レスポール、ファイアーバードなどギブソン系のギターを好んで使用しています。
70年代の録音でロックよりの作品です。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンのトーンに近い金属的な音が特徴のアルバム。
19年リリース作品
Freddie King – I’m Torn Down (Live)
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