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Q&A.66 エピフォンのレスポールは、モノとしてはどうなんでしょうか

昔アコギをかじった程度でほぼ弾けないんすが、またギターをやりたいと思い購入を検討しています。
昔から憧れていたギブソン・レスポールが欲しいのですが、高価なため手がでません。そこでエピフォンのレスポールを買おうか迷っています。
ギブソンとエピフォンでは何か違いや欠点などあるんでしょうか?結局はエピフォンはギブソンのニセモノ的な位置づけなのでしょうか?
是非アドバイスをお願いします。長文になり失礼しました。- (2012/3/24)20~29歳 男性

先週ギターを始めました。
epiphone les paul plus top pro/fxを買ったのですが、物としてはどうなんでしょうか?? – (2012/4/26)20~29歳 男性(大学生・短大生・専門学生)

ギブソンのレスポールは憧れますよね。
サンバーストを筆頭とする様々なカラーバリエーションと美しい木目の組み合わせの中には、一晩中眺めていても飽きのこない美しさのものもあります。しかしその分値段も高価で簡単に購入しづらいというのもよく分かります。
果たしてエピフォン・レスポールとはどういった位置づけなのでしょうか。

「エピフォンって、どうなの?」という風潮

「エピフォンのレスポール」は、求めやすい価格帯でのレスポール市場で「無類の売れ行き」を誇る定番アイテムになっています。しかしながら、そんなエピフォンに対して疑問を持つ意見が根強く残っているのも事実です。この風潮が存在する一因には、かつて存在したギターブランド「オービル」があったと考えられます。

「オービル」は1980年代後半から1990年代にかけて存在した、ギブソン公認のコピーブランドです。ブランド名は、ギブソンの創始者「オービル・ヘンリー・ギブソン」氏に由来しています。ヘッドデザインまで同一にした忠実なコピーを、フジゲン寺田楽器、マツモクなど日本の工場で生産しており、安価で高品質で、バンドブームも手伝い好調なセールスを記録しました。

この頃はギブソンの下にオービル、その下にエピフォン、というランク付けがされていて、エピフォンのギターは格安クラスのラインナップしかありませんでした。当時のエピフォンならば、これから始める人が持つには良くても中級以上のプレイヤーを満足させるものではなく、良くないイメージを持たれるのも仕方のないことと言う他ありません。現在オービルはなく、オービルが受け持っていたランクのギターもエピフォンが担当しています。しかしこの時の印象が語り継がれており、なんとなくマイナスに感じるというイメージに繋がっているようです。
エピフォン・ギター徹底分析!

エピフォン・レスポールは決して悪い品質ではない!

確かにエピフォンは、今でこそギブソンの廉価版を製造していますが、会社設立当初はギブソンと競った歴史あるブランドであり、現在でもその当時のオリジナルモデルも制作しています。エピフォン・カジノはビートルズのジョンレノン等の使用で有名な人気機種です。
違いで言うと、もちろんエピフォンが製造する廉価版モデルは本家ギブソンにはかないませんが、決して悪い品質ではなく、ペグやヘッドの形が違ったり、音や個性は落ちますがそれなりに特徴のある音がします。エピフォンは本家ギブソンの直系ブランドでもあるため、“レスポールタイプ”ではなく、純粋なレスポールと呼べますし、造りもしっかりしていて何年でも弾けるギターです。

Epiphone Les Paul Elitist Epiphone Les Paul Elitist:ギブソン・レスポールと遜色ないルックス!

また、エピフォン・レスポールの最上級シリーズであるエリート・シリーズでは、チューンオーマティックブリッジ、伝統的なヘッドシェイプなど廉価版より1ランク上の品質でレスポールを製造していて、見た目も音もギブソンの品質に近く、値段は廉価版とギブソンのちょうど間くらいで手に入ります。
古いギターが持つ枯れた音、という意味ではギブソンにかないませんが、ギブソンに憧れてエピフォンのレスポールを購入するというのは決して悪い選択ではないと思いますよ。
価格だけに焦点をあてると、エピフォン・レスポールの上位シリーズ、ギブソン・レスポールの廉価版は同じ価格帯です。

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ギター博士「値段の高いギターだけが【良いギター】ということではないと、ワシは思っとるゾ。」

新品で取り寄せたのにパーツが故障しているなどの「初期不良」、またネックが反っているなどの「調整不良」は、エピフォンに限らずどのブランドでも多からずあり得ます。明らかに故障している「初期不良」ついては保証で問題なく済ませることができますが、調整についてはブランドやモデルごとに「合格の範囲」が決められており、一概に「調整不良」と断ずることはできません。好みのセッティングについてはご自分で研究するか、プロに依頼しましょう。

ギブソンとエピフォンのレスポールを比較してみた

当サイトに登場する【ギター博士】によるエピフォン・レスポールとギブソン・レスポールを弾いてみた動画です。
2つの動画はレコーディング機材の違いがあるので一概に比べにくいですが、動画のコメントには「やはり博士が前引いてたエピフォンより音がいい気がしますね」「(ギブソン・レスポールは)サウンドが図太い(´罒`)」などのコメントがついています。ギブソンのほうでは、より重厚でジューシーな、より「説得力のあるサウンド」のような気がします。

ギター博士が使用したレスポール

Epihone LesPaul Standard Plus-top

Epiphone LesPaulギター博士が実際に使っているエピフォン・レスポール

ギター博士が動画で使用しているのが Epihone LesPaul Standard Plus-top。本家ギブソンには及ばないものの、美しい木目模様が確認できます。博士曰く「何本ものエピフォン・レスポール見比べて、最も木目が美しく出ていた一本を選び抜いた」とのことです。
エピフォン・レスポールをギター博士が弾いてみた!

Gibson Les Paul Traditional 2012

gibson-respaul700ギター博士が実際に使っているギブソン・レスポール

ギター博士が使用したギブソン・レスポールは Traditional 2012、レスポール・スタンダードのグレードを抑えたモデルで、スタンダードよりも予算を抑えて手に入れることができます。
やはり木目の美しさは相当なものがありますね。塗装も美しく仕上がっています。
ギブソン・レスポールをギター博士が弾いてみた!

エピフォンとギブソン、パッと見は違いがわかりにくいかもしれませんが、ボディ材からヘッドやブリッジのパーツ、内部処理、搭載ピックアップなど、スペックを見比べてみると異なっているのがよくわかります。

エピフォン・レスポールのラインナップ

エピフォンのレスポールは、ブランド内で最大のバリエーションを持つエピフォンの主軸となっています。基本的なスペックはギブソンのレスポールを踏襲しており、普通のレスポールとして演奏する事ができます。

ボディ材をマホガニーに統一。ブリッジはネジでアンカーボルトに固定できるようになっており、弦の振動を余さずボディに伝達します。

Epiphone Les Paul Standard

Epiphone Les Paul Standard

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Epiphone Les Paul Studio

Epiphone Les Paul Studio

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Epiphone Les Paul Special-Ⅱ

Epiphone Les Paul Special-Ⅱ

「レスポール・スペシャル」はギブソン・レスポール・スペシャルと異なり、オープンタイプのハムバッカーがマウントされています。

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品番に「PRO」が付くものは、「P-90 PRO」や「ProBucker」のようにプロの名がつけられる高品質ピックアップがマウントされ、ハムバッカーにはコイルタップが設けられる上位機種です。また「Plustop」はボディトップに美しいメイプルがあしらわれます。
オーソドックスな外観を維持しながら、さらに機能を増強したモデルもリリースされています。エピフォンにしかない機能を有するモデルもありますから、「ギブソンに飼われているだけではない」という姿勢を伺うことができます。

Epiphone 1956 Les Paul Standard PRO(P-90モデル)

Epiphone 1956 Les Paul Standard PRO

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Epiphone Les Paul Standard Plustop PRO

Epiphone Les Paul Standard Plus-TopシリーズEpiphone Les Paul Standard Plus-Topシリーズ

上記の動画でも紹介した、ギター博士が使用しているレスポールも「Standard Plustop PRO」。「PRO」と名がつく通り、エピフォン・レスポールの中でもアップグレードなモデルです。

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Epiphone Les Paul Custom PRO

Epiphone Les Paul Custom PRO

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Epiphone Les Paul Custom Classic PRO

Epiphone Les Paul Custom Classic PRO

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Epiphone Les Paul “TRIBUTE” Plus

Epiphone Les Paul TRIBUTE Plus

伝統的なディープジョイント、美しいメイプルトップ、薄くてリードプレイに良好な「スリムテーパー」ネックグリップ、といった高品位なギター本体にギブソンの定番ピックアップ「57 Classic」をマウント、さらにハムバッカーに二つ含まれるピックアップのつなぎ方を

  • シリーズ:直列。通常のハムバッカーのつなぎ方
  • パラレル:並列

と選択できます。パラレルはコイルタップに近いサウンドになりますが、ハムバッカー最大の利点である「ノイズ除去機能」を失わない便利な機能です。

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Epiphone Les Paul Ultra-Ⅲ

Epiphone Les Paul Ultra-Ⅲ

ボディ内に空洞を設けてサウンドに「エアー感」を付加、さらには指板の端に「NanoMag」ピックアップを増設したことで、エレアコ的なサウンドまで出せる高機能レスポールです。ボディバックにはコンター加工が施されており身体にフィットし、またリアのエスカッション(ピックアップの枠)にチューナーが仕込まれ、またUSB端子を持ちPCとの連携ができる「超便利」レスポールに仕上がっています。

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