コンビネーションオブディミニッシュスケール

[記事公開日]2019/3/25 [最終更新日]2025/9/2
[編集者]神崎聡

Cコンビネーションオブディミニッシュスケール5線
Cコンビネーションオブディミニッシュスケールの5線譜表記

コンビネーションオブディミニッシュスケール(通称”コンディミ”)は、ルート音から【半音 → 全音 → 半音 → 全音 → 半音 → 全音 → 半音 → 全音】というように、「半音 → 全音」という上昇の繰り返しによって構成された8音のスケールです。

ディミニッシュスケールと同様に4種類しか存在せず、4種類以外はルートが変わっても指板上のポジションは変わりません。

一般的なスケールと違い、対称性を持ちつつも不思議な緊張感を内包しており、「アウトサイド感」を作りながら最終的には調性へと回帰するようなユニークな響きを持っています。

スケールの定義と構成音

C を基準にした場合、構成音は以下のようになります:

C – D♭ – E♭ – E – G♭ – G – A – B♭

音程で表すと「1・♭2・♭3・3・♭5・5・6・♭7」となり、メジャーとマイナー、ディミニッシュやオーグメントの要素が混ざった非常に独特な配列になります。
特に「♭3と3が同居している」「♭5と5が共存している」ことから、緊張感と曖昧さを同時に演出できるのが特徴です。

指板上で規則的な形が繰り返されるため、ギタリストにとっては「パターンとして覚えやすい」一方で、慣れないとアウトサイド感が強すぎてフレーズとして消化しにくい側面もあります。

ギター博士がCコンビネーションオブディミニッシュスケールを弾いてみた!

ギター博士

ギター博士「もうこうなったらポンッ!ぢゃのぅ(意味不明)」

このギターソロのポイント

コンビネーションオブディミニッシュスケール:Tab譜

clear

ギター博士「同じ長さの音符が続くようなフレーズでも、譜割りを工夫することで独特のグルーヴやフィーリングが出る。今回ワシは7音と5音の組み合わせで弾いてみたが、組み合わせは無限にあるので、色々と試しておくれ!」

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。