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マイク・ブルームフィールド1960年代のブルースロックを代表するギタリストの一人。アコースティックが一般的だった当時のブルース・シーンの中で1965年デビュー作『The Paul Butterfield Blues Band』で聞かせたエレクトリック・スタイルのブルースはシカゴのブルース・シーン自体にも影響を与え、多くのブルースマンがエレキギターを手にするようになりました。
同年7月25日、ニューポート・フォーク・フェスティヴァルにおいてボブ・ディランのバック・バンドとしてバタフィールド・ブルース・バンドのメンバーとともに参加、歴史的名盤『追憶のハイウェイ 61(Highway 61 Revisited)』のレコーディングにも参加してリード・ギタリストを勤め、彼の名前は世に広まりました。
1943年7月28日 生 米イリノイ州シカゴ
子供の頃ラジオでB.B.キングやマジック・サム、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフなどのブルースのレコードを聴くようになり、すぐにブルースにのめり込むようになります。
実際にライブを観に行くようになり、マディ・ウォーターズ、マジック・サム、ハウリン・ウルフ、オーティス・ラッシュ、B.B.キング、アルバート・キング、リトル・ミルトン、ジュニア・ウェルズ、リトル・ウォルター等の偉大なる多くのブルースマンとジャムを重ね、腕を磨いていったのでした。
当時、白人がブルースを演奏するのはかなり稀なことだったのではないでしょうか。
Michael Bloomfield – TRAILER FOR SWEET BLUES: A FILM ABOUT MIKE BLOOMFIELD
64年に入り、マイクの噂を聞きつけたコロンビア・レコードと契約。65年にはバタフィールド・ブルース・バンドに加入、その後ボブ・ディランに出会い、彼のアルバムにギタリストとして参加することになります。
ボブ・ディランのアルバム「Highway 61 Revisited」は歴史的名盤であり当時もヒットしました。ボブ・ディランはマイクにツアーサポートをお願いしますがこれをマイクは固辞。バタフィールド・ブルース・バンドに戻ります。
バタフィールド・ブルース・バンドに戻り名作「East-West」をリリース、その後も何枚かのアルバムをリリースします
バタフィールド・ブルース・バンドを脱退したマイクは、自分の思うような音楽ができる場を求めて、エレクトリック・フラッグを結成します。しかしアルバムを一枚リリースしただけで脱退。精神的に疲れてしまった彼は次第にドラッグに溺れていきます。
70年代には彼はまったくエレキギターを弾かなかったとされていますが、カルロス・サンタナやテリー・ハガティの説得でライブに復帰。社会的活動も活発に始めるようになります。しかしながら麻薬を断ち切れず、81年2月15日サンフランシスコの駐車場の車の中で、ヘロインの過剰摂取によって死んでいるところを発見されました。
享年37歳。
初期はシカゴ・ブルースに根付いたプレイでしたが、徐々にジャズ・ソウル・ゴスペルの要素などを取り入れ多彩な音色を響かせるようになりました。
ギブソン・レスポール・スタンダードを使用しています。
ホワイトブルースの幕開けとなった作品。
1曲目の「ボーン・イン・シカゴ」から終わりまで熱気が伝わってくる、バターフィールドバンドの最高傑作。
1965年リリース作品
メンバーにジミ・ヘンドリックスとの共演でも有名なバディ・マイルス(ドラムス)、ジャニス・ジョップリンへの曲提供でも有名なニック・グレイブナイツ(作曲、ヴォーカル)が在籍したスーパーバンド。
ブルース、ソウル、カントリー、ゴスペル等の音楽を吸収し、自分達なりに再構築されているロックアルバム。
1968年リリース作品
アル・クーパーとの競演。このアルバムではマイクは不眠症によって途中リタイヤしてしまいますが、それでも音楽史に多大な影響を与えた一枚です。
1968年リリース作品
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