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ギタークロスはやわらかい布でできているので、弦楽器の表面を拭くのに適しています。ギターは弾くと手の皮脂や汗が汚れとして付着しますし、ほったらかしにしておくとすぐに表面にホコリが付着します。汚れやホコリがたまっていると音が吸収されて、音色・サウンドがこもってしまいます。ラッカー塗装のギターでは、皮脂汚れが塗装面をただれさせてしまうこともあります。また、フレットの汚れ・ピックアップ周辺の汚れは、6弦全てを外した時にしか落とすことができません。これらの汚れを落としてギターをキレイに保つためにも、ギタークロスは少なくとも一枚は用意しておくと良いでしょう。
このページではギタークロスの使い方とさまざまなギタークロスについて、ギター博士の動画とともにチェックしていきましょう。
ギター博士が言うように、クロスは汚れを効率よく吸着するのでゴシゴシと強くこする必要はありません。クロスの性能に任せて軽く拭き、脂で引っかかる感触がなくなったら拭き上がりです。
長いことギターを弾いていると、クロスだけでは落ちない指板の汚れなど気になってくるでしょう。そこで登場するのが「ポリッシュ」と呼ばれるメンテナンス用品です。次のページではギター博士が普段使っているポリッシュやお手入れの手順について紹介しています。
ポリッシュを使ったギターのお手入れ
洗濯物と一緒に洗濯機に入れて洗ってもだいたい大丈夫ですが、モノ二よっては繊維がほどけてしまうなど、使い物にならなくなってしまう可能性があります。気になる人は洗濯用洗剤を使って優しく手洗いで洗うようにしましょう。また、洗濯についてパッケージに記載があることが多いので、新品購入時にチェックしておくと間違いがありません。低価格なものは、使い捨てを前提に開発されている場合もあります。
現在流通しているギタークロスは、高性能なものならマイクロファイバー(超極細繊維)が主流で、標準的なものにコットン(綿)やポリエステルなど化学繊維、という情勢です。このほか最高級とされているのはセーム革で、ギターのほか貴金属やカメラのレンズ、高級車の洗車など、わずかなキズも付けたくないものの拭き上げに使用されます。ギタークロスは各社各様でたくさんリリースされていますが、いくつかをかいつまんでチェックしていきましょう。
ギター専用でなくても、相手にダメージを与えずに汚れを除去してくれるものならギターに使用しても大丈夫です。しかしタオルやTシャツは、ポリッシュなどの塗りつけには良くても拭き上げにはお勧めしません。汚れを除去する性能がクロスほど優れておらず、またほどけた繊維がギターにまとわりつくことがあります。
マイクロファイバーのクロスは汚れを吸着する性能に優れ、弾いた後のギターを拭き上げるようなデイリーケアに最適です。ポリッシュやオイルを塗り込む時には、別の布を使用するのがお勧めです。
モーリスの「MCC2」は、高性能で求めやすいギタークロスの定番です。直径2~5マイクロメートルという超極細繊維「ベリーマX(KBセーレン株式会社)」を超高収縮高密度に編み上げた生地は、わずかに起毛しているため汚れをキャッチする効率に優れます。
MCC2を…
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フリーダムCGRのクロスは、特殊な「帯電防止処理」を施したマイクロファイバーを織り上げており、同社の工房でも最終仕上げに使われています。わずかに厚みのある生地は丈夫でありながら縦横に引き裂くこともできて、好きなサイズで使用できます。なお、フリーダム社のギターを新品購入すると、このクロスが同梱されます。
SP-P-10を…
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アイバニーズの「PCG1000」は、日本の繊維工業大手「ユニチカ」開発によるポリエステル超極細繊維「SHINETEX(シャインテックス)」を使用する、片面を起毛させた2WAYクロスです。平面には起毛面で、突起のある金属部品は裏面で、用途に合わせた使い方ができます。
PGC1000を…
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ギター博士が弦交換の時にしている5つのお手入れ方法
布製のクロスは求めやすい価格のものを中心に、いろいろなものがリリースされています。日ごろの乾拭き用と別に、ポリッシュやオイルを塗り込むためにも持っておくと良いでしょう。お気に入りのブランドのグッズとして気軽に選んでも大丈夫です。
またマイクロファイバーと異なり、ロゴや図形をプリントするなどデザイン面での自由度が高く、アーティストグッズになることもあります。カラーバリエーションがあるものは、色で用途を使い分けるのに便利です。
コットン100%の標準的なクロスです。「Gibson」のロゴがしっかり入っていることと、ギブソンなのに安いところ、この二つが大きなメリットです。
AIGG-925を…
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1882年創業のホセ・ラミレス(JOSE RAMIREZ)は、ナルシソ・イエペス氏の名演「禁じられた遊び」で使われたことでも知る人ぞ知る、クラシックギターの名門です。ラミレスのクロスは、ふわふわのフリース素材でできています。このフリース素材が由緒正しく、発明したポーラテック社製であることが大きなポイントです。
「ガラモーンズ」は、ウルトラ怪獣によるロックバンドです。ガラモーンズの「コード・クロス」は、ギタークロスにコード表をプリントしたアイディア商品で、ド忘れしたときの用心に最適です。カラーバリエーションは6色もあります。
ESPの「CL-8G CLOTH」は、同社の綿100%クロス「CL-6」で手袋を作った、グローブ型のクロスです。優しくなでまわすだけで、楽器がピカピカになります。
ギター博士が弦交換の時にしている5つのお手入れ方法
ギター博士は乾拭き用に使っているとのこと。
CL-8Gを…
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セーム革とは本来カモシカの毛皮を油でなめしたもので、このほかシカやヤギからも作られます。クリーニングクロスとして最も優れているのは、シカの一種であるキョンから作ったキョン・セームです。「直径1.5ナノメートル」という超の上に超がつく繊維の細さは、マイクロファイバーが達成できた直径2マイクロメートルの1000分の1よりさらに細かく、人間の技術が大自然の脅威にはまだまだ遠く及ばないことを、まざまざと見せつけられます。
天然コラーゲンによって楽器に艶とうるおいが与えられ、また洗って使い込むほどに性能を増していき、10年ほどの使用に耐えます。表裏で使い方が違ったり、滑りが悪く時間がかかったり、洗う時には適正な水温があったりと、正しく使うにはなかなか厄介な代物です。しかし「ギターを拭く」という一点に究極の域までこだわり抜きたい人には、ぜひ挑戦して頂きたい素材です。
ホスコのキョン・セームはMサイズとSサイズが流通しており、「KCL-WM」はMサイズです。セーム革はそのネームバリューからまがいものが多いとのことで、なかなか高額ですが正規ルートからの入手が安全です。
KCL-WMは、キョンの革を使用、アルカリ膨潤なめしと魚油還元を施し、染色しておらず、1番表側の革を使用するという、最高級のキョン・セームに求められる条件を全て満たしています。
KCL-WMを…
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ギタークロスの売れ筋を…
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