《特集》フリーダムCGR「Pepper シリーズ」の全貌に迫る![記事公開日]2018年4月25日
[最終更新日]2019年8月9日

《第三章》「Pepper シリーズ」のラインナップ

Red Pepper(レッド・ペッパー)

Red Pepper(レッド・ペッパー)

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  • Red Pepper:外観
  • Red Pepper:ボディ
  • Red Pepper:ヘッド
  • Red Pepper:ネック

このシリーズ第一号「レッド・ペッパー」のボディは、

レッド・ペッパーのボディ構造

「バック側からくり抜いて、マホガニーの板で塞ぐ」

という工法で作られます。これはフェンダー製テレキャスター・シンラインの工法を参考にしたものですが、低音弦側のみ空洞を空けるフェンダーと違って「ブリッジ下以外は全て空洞」となっています。

サウンドはPepperシリーズ4機種のスタート地点にふさわしい、ホロウボディのスタンダードというべきものです。クセのない扱いやすい音色は、ホロウボディのギターを使用するあらゆるジャンルにフィットすることができます。フリーダムCGRはレッド・ペッパーを「標準」と設定し、後に続く3機種の方向付けをしていきました。

【試奏レポート】

フロントハムバッカーとリアシングルともに、フルアコ的な「太く甘いメロウなトーン」を楽しむことができます。箱鳴りがたっぷりあり、アコギを日ごろ弾いている人でも違和感なく弾くことができます。
「しっかりまとまった、安定した音」を出すためのギターとして仕上がっており、テレキャスター特有のギャリギャリいう「暴れるイメージ」はまったくありません。ボディの構造上ハイゲインなドライブサウンドには不向きだとしても、クリーン/クランチ/オーバードライブを使用するすべてのジャンルで活躍できます。

Brown Pepper(ブラウン・ペッパー)

Brown Pepper(ブラウン・ペッパー)

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  • Brown Pepper:外観
  • Brown Pepper:ボディ
  • Brown Pepper:ヘッド
  • Brown Pepper:ボディバック
  • Brown Pepper:ボディバック2

レッド・ペッパーと対を成す存在の「ブラウン・ペッパー」のボディは、

ブラウン・ペッパーのボディ構造

「トップ側からくり抜き、マホガニーの板で塞ぐ」

という工法で作られます。完成品としてはレッド・ペッパーと変わらないはずなのに、サウンドには大きな違いが生まれています(後述)。

Pepperシリーズ4機種で最大の箱鳴りがあり、最も柔らかい音が得られます。音抜けは良く、ジャズの現場で一軍起用できる甘いトーンを持っています。レッド/ブラウンともに本体の重量は2.6kg~2.8kgという超軽量です。

そして、レッド/ブラウン共に、ペグのノブにはプラスティック製の素材の物を使用し、ヘッドウェイトを軽量化しているため、非常に軽いボディですが、座って弾いたり、ストラッピングして弾いても、そのボディーバランスはきれいに保たれています。

【試奏レポート】

フロント/リア共に、レッド・ペッパーをさらにふくよかに、スウィートにしたサウンドです。これを弾いた後では、かなり太いと感じていたレッド・ペッパーのサウンドが、実は「適度な引き締まり感」を含んでいたのだ、ということが分かります。それゆえテレキャスターからさらに遠く離れ、もはや完全にジャズギターになった、とも言えるでしょう。
「フェンダー系の弾き心地、ギブソン系フルアコの音」という不思議な感触で、「歪ませずにずっと弾いていたい、むしろ歪ませたらもったいない」と考える人も多いのではないでしょうか。また、アコースティックなフィーリングも強く感じられるので、シンプルにコードを弾くのでもとても気持ちがいいです。

「レッド」と「ブラウン」は何が違うのか

レッド・ペッパーのボディ構造比較 レッド・ペッパーはバック側から開口し、バック材を貼り付けます。

ブラウン・ペッパーのボディ構造比較 ブラウン・ペッパーはトップ面から開口し、トップ材を貼り付けます。

バックから開口するレッド・ペッパー、トップから開口するブラウンペッパー。完成体としては同じはずの両機ですが、全く異なる印象のサウンドを持っています。この違いはどうして起こるのでしょうか。フリーダムCGR代表の深野さんに解説していただきました。

深野 レッド・ペッパーとブラウン・ペッパーは製造方法こそ異なりますが、トップもバックも材の厚みは同じです。トップやバックを貼り合わせてしまえば、両者に違いは出ないじゃないか、と普通は思うでしょう。ところがこれは大違いなんです。それは、「ボディのしなりに対する剛性」が変わるからです。

レッド・ペッパーとブラウン・ペッパーのボディ構造と元との関係。便宜上、本来貼り合わせるトップやバックは無いものとしています。ボディの「お盆」があおむけなのかうつぶせなのかで、弦の引っ張りに対する強さに違いが出ます。

弦をピッキングした時のボディには、第一に「弦に引っ張られる方向」に力がかかります。その時、ボディの剛性によってアタックと倍音の出方が変わります。

レッド・ペッパーとブラウン・ペッパーは、貼り合わせてしまったらまったく一緒のボディ構造のはずだし、ネックは同じものなんです。しかし、弦振動に対するボディのしなりに対する剛性の強弱の違いが出ることで、サウンドキャラクターに劇的な違いが生まれるのです。裏からホロウ部分を抜いて蓋をしたレッド・ペッパーの構造(上記図示左)の方が、弦のひっぱりやネックのベンドの力の方向に対してのボディの踏ん張りも強いです。 逆にブラウン・ペッパーは、表からくり抜くことで、ボディの剛性はレッドのそれよりも柔らかくなるわけです。

Black Pepper(ブラック・ペッパー)

Black Pepper(ブラック・ペッパー)

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  • Black Pepper:外観
  • Black Pepper:ボディ
  • Black Pepper:ネック
  • Black Pepper:ヘッド
  • Black Pepper:ボディバック

「ブラック・ペッパー」のボディは、

ブラック・ペッパーのボディ構造

「ブラウン・ペッパーの構造に、センターブロックを追加」

というコンセプトで、センターブロックになる部分を残してくり抜いて作られます。ある意味「フルアコのブラウン・ペッパー、セミアコのブラック・ペッパー」という関係です。

初期のものは一般的なセミアコよりも「ソリッド感を抑えたい」という考えからトップ&バックから浮き、かつ何本もスリットが入るセンターブロック構造のものを採用していました。しかし現行モデルではその「ソリッド感」を強めた、ブリッジと同じ幅をもつ無垢のセンターブロックが採用されています。

センターブロックによって重みを増したボディに合わせ、このモデルのみペグのツマミが金属製になっています。4機種で最も音の芯が強い、タイトなサウンドを持っており、リアピックアップではトゥワンギーなギャリ感のある、「リアルなシングルコイルサウンド(深野氏談)」が得られます。

【試奏レポート】

一にも二にもセンターブロックの恩恵を感じさせる、ソリッド感にエアー感が程良くブレンドされた「元気なサウンド」が持ち味です。フロントはレッド・ペッパーから一歩「キュっ」と引き締まった印象です。
太さと軽やかさが気持ちよく、ドライブサウンドとの相性が抜群で、力いっぱいの元気なコードストロークをしっかり受け止めてくれる安心感があり、4モデル中最もロック/ポップス向きなギターです。

Green Pepper(グリーン・ペッパー)

Green Pepper(グリーン・ペッパー)

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  • Green Pepper;ボディ
  • Green Pepper;ボディ2
  • Green Pepper;ボディ3
  • Green Pepper;ボディ4
  • Green Pepper;ボディバック

「グリーン・ペッパー」のボディは、

グリーン・ペッパーのボディ構造

「トップ&バックにゼブラウッドを配し、センターブロックはトップ&バックに接しない『フローティング・センターブロック構造』」

というつくりで、深野さんいわく「グレッチをほうふつさせつ響きがあり、4機種で最も太い音を持っている」とのことです。センターブロックのぶん、重量は2.8kg~3.0kgとやや重ためですが、それでも標準的なエレキギターより遥かに軽量です。

ボディは「外枠とセンターブロック部を残してくり抜く」という贅沢な工法で、トップ&バックともに貼り合わせることから4モデル中もっとも手間がかかります。またセンターブロックがあるので、「F-90 Soapbar(フリーダムCGR製P-90タイプ)」ピックアップを搭載することができます。

トップ&バックに採用しているゼブラウッドについて、深野さんよりコメントをいただきました。

グリーンペッパーの美しいストライプ 濃淡のはっきりした、美しいストライプ。

深野:ゼブラウッドはとても面白い木材で、実はフィギュアドメイプルのように木目に「立体感」があるんです。メイプルは横の木目に対して上下に視点を変えると模様が変化して見えるんですが、ゼブラウッドは縦の木目に対して上下に視点を変えていくと、木目の濃淡が変化して見えて、とても美しいんです。ナチュラルカラーで使われることが多い木材ですが、弊社ではこのグリーンが標準色です。カラーバリエーションもいろいろありますが、個人的には「ローズウッドカラー」がかっこいいと思っています。

グリーンペッパーの色見本 マホガニー(左列)とゼブラウッド(右列)の色見本。

【試奏レポート】

キュっと引き締まっていながらブラック・ペッパーよりエアー感の割合が高く、やや軽めのサウンドです。優しく柔らかく包んでくれるような明るい鳴り方を持っており、特にヴォーカル曲のバッキングに使いやすい印象です。そのためか、ギターボーカルの人に選ばれることが多いと言われます。また、リヴァーブがいらないんじゃないかと感じるほどに音が伸びるので、アルペジオがとても美しく響きます。

「ブラック」と「グリーン」の違い

ブラック・ペッパーとグリーン・ペッパーは、両機ともセンターブロックを持つセミアコ構造で、レッド・ペッパーやブラウン・ペッパーよりも引き締まったサウンドを持っています。ブラックとグリーンの最も大きな違いは、「センターブロックの付き方」にあります。

ブラック・ペッパーのセンターブロックはトップにもバックにも密着しており、グリーン・ペッパーのセンターブロックでは、大部分がトップにもバックにも接していません。

グリーン・ペッパー:中空構造 グリーン・ペッパーの内部構造。センターブロックが、バック面からわずかに浮いているのが見えますか?

ブラック・ペッパーはアタックが鋭く、バンドの轟音の中からもしっかり抜けて、コードを鳴らすと各弦がじゅうぶんに分離して聞こえます。いっぽうグリーン・ペッパーは倍音成分を多く含んだマイルドな印象で、やや後ろから優しく包んでくれる聞こえ方です。

4機種の違いまとめ

以上、Pepperシリーズ4機種をチェックしました。ここでそれぞれの相違点をまとめてみましょう。なお、ジャンルについてはあくまで「傾向」を紹介したに過ぎず、プレイヤーの自由な発想を妨げるものではありません。

レッド ブラウン ブラック グリーン
ボディ開口 バックから トップから トップから トップバック両方
センターブロック なし なし あり あり
フロント ハムバッカー ハムバッカー ハムバッカー F-90
サウンドの特徴 歪ませても良好なオールラウンダーで、ポップスもジャズもいける 生鳴りがひじょうに豊かな柔らかい音で、ジャズやブルースにもにうってつけ 引き締まっておりドライブサウンドとの相性が良く、ロック/ポップ/フュージョン向き 倍音成分が多く、ヴォーカルをやさしく包む、ポップス/ロック向き

表:ペッパー4機種の仕様比較

「どちら側から開口するか」に違いのあるレッド・ペッパーとブラウン・ペッパーは、どちらも「ジャズで使える」という共通点があります。「センターブロックの有無」で別れるブラウン・ペッパーとブラック・ペッパーは、それによるアタックの出方や倍音の含み方の違いが、まったく違った音の方向性を生み出している様です。

《第四章》深野さんが語る「Pepperシリーズ」

ここからは、特集記事の締めくくりとして、Pepperシリーズに関して深野さんからいただいたコメントを3つのテーマにまとめています。このギターの奥の深さや面白さ、またどこまでこだわって作られているかを垣間見ることができます。

1) Pepperシリーズ誕生秘話

深野 Pepperシリーズは、ルックスこそフェンダーですが、ボディ/ネックともにマホガニーを使用している点で、まったく違うアプローチのギターになっています。本来この木材アプローチでラインナップを展開するなら、ギブソンスタイルのギターが自然ですよね。

弊社のPepperシリーズは、お付き合いのある材木屋さんからの「上質なマホガニーのネック材がある」というお話をいただいたことから始まりました。しかしその材は、ヘッドに角度のついたギブソンタイプの「への字」に製材された物ではなく、フェンダータイプのネック用に製材されていたものだったんです。

フェンダーのギターと言えば、メイプルネックとアッシュやアルダーのボディが基本です。マホガニーのイメージはあまりありません。 しかしそんなフェンダーのギターの中でマホガニーを使用し、かつ音が良いと感じていたのが「マホガニーボディのテレキャスター・シンライン」です。これを踏襲してセミホロウ構造のボディにマホガニーネックを取り付ける、というアイディアが出たんですが、ネックをマホガニーに交換するだけでは面白くありません。

そこで「さらなる箱鳴り」をさせよう、むしろ「ものすごく箱鳴りのするギターを作ろう」と考えて作り上げたのが「レッド・ペッパー」です。これを作った結果をもとにして「ブラウン・ペッパー」がその次に、またソリッド感を追加してみよう、ということで「ブラック・ペッパー」が、ゼブラウッドがあるし、新しいセンターブロック構造のアイディアが製造側から得られたから使ってみよう、ということで最後に「グリーン・ペッパー」が、という順番で開発していきました。レッド・ペッパーの発表からグリーン・ペッパーができるまでの期間がだいたい1年程度でしたから、4モデル一気にリリースしたように感じている人も多いかもしれません。

ただし、このPepperシリーズ開発においては、一個だけ大失敗したことがあるんです。モデル名に「色」を使ってしまったばっかりに、「あの赤いグリーンペッパーが…」みたいになっちゃって、話がややこしいんです(笑。

2) 塗装の選び方

深野:Pepperシリーズの基本仕様は「ポリ塗装」なんですが、「ニトロセルロースラッカー」を選ぶこともできます。ラッカーにするとさらに細かい倍音成分が豊かになって、アコースティック感がもう一歩前進します。私はヴィンテージギターが大好きなので、やはりラッカー塗装が好きですね。しかし、Pepper シリーズでどちらの塗装がいいかと考えると、ラッカーばかりではありません。

個人的にはブラック・ペッパーにはラッカーを吹きたいんですが、レッド・ペッパーやブラウン・ペッパーで普通にポップスを弾くならポリが好きです。しかし本気でジャズをやるのならブラウン・ペッパーでラッカー塗装がいい、というように「そのギターで何をしたいか」で音色の違いにもかかわる塗装品種の選択も変わってくると考えています。

また、音ではなく「保護や外観」という観点で考えますと、ラッカー塗装はキズが付いたりこすれて薄くなったりという経年変化を楽しめますが、いつまでもきれいに使いたい人にはポリ塗装がお勧めです。

3) 普通なら気が付かないところまで、ていねいに作る

深野:出荷時のセットアップを維持し、また温度湿度の変化に対して木材を動きにくくするため、木材の切削面にはすべて塗装を施して「木材の呼吸を止める」ということをしています。木材の切削面が空気に触れると水分が出たり入ったりしますから、どんどん状態が変わっていってしまいます。それこそボディのホロウ部分はもちろん、ネックポケット、ペグ穴、トラスロッドの穴など、穴という穴はすべて塗装しています。ローズ指板には一度OILフィニッシュをしてから、弊社で作っているレモンオイルを塗布しています。

ボディ内部構造の塗装の違い センターブロックは別の木を持ってきているんでしょ、と言いたくなるほどの色の違いは、塗装の有無によるものです。接着剤が塗られる部分は無塗装、ホロウ部分など空気に触れる部分には塗装が施してあります。

ただしネジ穴に対しては、塗装はしていません。使用するネジの直系から3分の2程度の寸法で下穴を空けており、ネジと生地は完全に密着するので外気に触れることがありません。そしてピックガードネジなどは絶対に錆びないステンレスのインチサイズネジを使用しています。

内緒の話ですが・・・、私と近い年代のお客様には、このPepperシリーズ、特にレッド・ペッパーとブラウン・ペッパーは「究極の”風呂上りギター”」なんです、という話をしています(笑。 仕事から帰ってきてビールを一杯飲んで、お風呂に入って、ソファに腰かけてテレビをつけて、なんだかギターが弾きたくなってきて、しかしアンプで音を出すのは面倒くさいし近所迷惑だしな、と思っても、このギターは生音で十分楽しめます。本体が軽いから、1時間弾いても2時間弾いても疲れません。何より切削面全てに対する塗装とステンレスフレットを採用していますから、fホールに汗を垂らしても、ギターのコンディションが維持できます。また、風呂上がりに弾いていた音や感触そのままで、スタジオやライブに持っていくこともできます。

ペッパーシリーズ:Fホールの仕上げ フリーダム社製なんだから当たり前、と言ってしまえばそれまでだけど、Fホールの仕上げも大変美しい。

私は「ミュージック・ライフ」や「音楽のある人生」という言葉をよく使います。音楽のある人生の伴侶として弊社のギターを選んでくださった、そういうお客様の期待に全力で答える、期待を裏切らないギターを作っていこうといつも思っています。

4) Pepperシリーズの明日

フリーダムCGRは、既存モデルを新しい解釈で料理したギターの開発にも、積極的に取り組んでいます。ショウルームで異彩を放つ謎のペッパーを、深野さんに紹介していただきます。

ピエゾのついたブラウン・ペッパー ブラックに塗っていても、ブラウン・ペッパーです。黒を基調として赤のアクセントが効いているカラーリングは、とてもロック的です。

深野 これは2017年のNAMMで出展した、「ピエゾのついたブラウン・ペッパー」です。ボディ構造こそブラウン・ペッパーですが、トップ材にはズプルース(アコギのトップ材)を使っており、普通にエレアコの音が出ます。そしてバランサーを操作することで、エレキギターの音とエレアコの音とを好きな配分でミックスすることができます。

こういうギターにはふつう、ナチュラル系のカラーリングが施されてアコギの雰囲気を演出するものです。しかしこのようなロック系のカラーリングのギターから、本格的なエレアコのサウンドが出たら面白いですよね(笑)。

ステージでエレキとアコギを使い分けるという面白みがあるので、これは各モデルにオーダーで取り付ける形での製品化を検討しています。

操作系は、

  • マスターボリューム、マスタートーン
  • エレキ/エレアコのバランサー
  • ミッドブースター
  • セレクタースイッチ

というシンプルなまとめ方をしており、ライブでもスムーズに操作できます。

【試奏レポート】

こういうギターは、「ローランドJC-120」のようなクリーンの美しい、また相手を選ばないアンプで鳴らしたくなります。ロック的な攻めたルックスなのに、本格的なエレアコのサウンドが出るのはかなりの意外性で、とても面白いです。このタイプのギターは操作系が複雑になりがちなんですが、スッキリとシンプルにまとまっていますから、すぐに慣れることができそう。


以上、フリーダムCGR異色のラインナップ「Pepperシリーズ」について、様々なポイントから追及してみました。いかにエレキギターといえど、「ボディ構造」というアコースティックな要素がサウンドに与える影響というものが、よもやこれほどとは、と思わせてくれるギターでした。Pepperシリーズを検討している人は、ぜひベストな一本を見つけてください。

今回チェックした4本は、ショップに出荷したものを特別に呼び戻してていただきました。4本を触らせていただきました東京都杉並区「LAST GUITAR」さん、ありがとうございました!