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カーク・ハメットは、80年代から現在まで活動を続けるモンスター・へヴィ・メタルバンド、メタリカのギタリストです。
個人的に嗜好する音楽はヘヴィ・メタルのみに固執することなく、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのようなブルース、ジョン・コルトレーン等のジャズを愛好する等、彼の演奏からは懐の深い音楽面の影響がフレーズの端々から現れます。ギターテクニックや音楽性は正にこれらの懐の深さから作られたといえます。
また、メタリカのドキュメントDVDを見ればわかりますが、非常に温厚な性格の持ち主です。
Metallica – St. Anger [Official Music Video]
1962年11月18日 生 米サンフランシスコ
1983年にメタリカに加入。その後現在に至るまでメタリカのリードギターを担当しています。
メタリカ以外の音楽活動としては、サンタナのアルバム『オール・ザット・アイ・アム』(2005年)にゲスト参加したほか、スラッシュメタルバンドEXODUSの創始者としても有名です。
Metallica’s Kirk Hammett At Guitar Center
カーク=ワウペダルと連想させる程のワウ好きで、ソロの8割でワウペダルを用いています。彼の奏法自体がオーソドックスかつスケール進行に忠実な為、主にスパイスのように使われていると見られます。彼のシンプル且つ基本に忠実なプレイがメタリカのストレートな音楽性にマッチしています。
ライブでは音源通りのプレイにとどまらず、コード進行やスケールから故意に外した即興のアドリブプレイをギターソロに組み込んだりと、変幻自在に演奏しています。
ESP KH-2 Kirk Hammett Ouija:生産終了モデル
カーク・ハメットの使用ギターは、メタリカのボーカル/ギターのジェイムス・ヘッドフィールドと同様ESPを使用しています。
生産終了モデル:【LTD KH-OUIJA、LTD KH-25、LTD KH-SE、ESP KH-20】の他、ESP KH-2 NECK-THRU、ESP KH-2 Vintage、ESP KH-3 NECK-THRU、LTD KH-WZ、LTD KH-602といった数種類のシグネイチャーモデルがリリース、ピックアップがEMGというのも定番になっています。
Kirk Hammett Signatureを…
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2912年に登場したESP KH-DCは、トラディッショナルなルックスのダブルカッタウェイ・ギター。フレイムメイプル・トップ + マホガニー・バック、マホガニーネックにローズウッド指板、ピックアップはハムバッカーのEMG 60 Gold Coverが2基というスペックとなっています。
Mesa Boogie Dual Rectifier – Supernice!ギターアンプ
明らかにこれまでと違うハードさ、スピードと重さを両立させたような新種のサウンドに聴き手が戸惑ったメタリカの一枚目のアルバム。ベース・ソロをフィーチャーしたインスト曲は当時お目にかかることはありませんでした。
1983年リリース作品
叙情的でドラマティック、冷ややかで鋭い攻撃的なサウンドを惜しみなく披露している2枚目のアルバム。「スラッシュ・メタルとは何か?」という問いに応えてくれるであろう作品です。
1984年リリース作品
スラッシュ・メタルの決定盤のひとつと言えそうな本作『Master of Puppets』は、間違いなくメタリカの最高傑作です。また、初代ベーシストのクリフ・バートンが参加した最後のアルバムでもあります。権力とその乱用をテーマとした複雑で知的な楽曲群が、時速160キロ以上はありそうなスピードで演奏されています。音楽性だけでなく歌詞でも洞察力に満ちたところを見せています。
1986年リリース作品
Metallica – Master Of Puppets (Live)
スラッシュ・メタルのスピードとヘヴィ・メタルの腰をすえた重みがミックスされたサウンド、プログレのように緻密に絡み合い展開していくメロディ。メタリカの4枚目は、アルバムタイトルにもなっている<2>をはじめとした大作がそろった意欲作です。なかでも4曲目「One」はメタリカを語るうえで欠かすことができない楽曲です。緊迫した空気のなかでも叙情的な響きすら帯びている前半の「静」から、ギター・ベース・ドラムが同時に音をきざむ中盤を経て「動」の激しい後半へと突き進む。ヘヴィ・メタル史上に残る屈指の名曲の1つです。
1988年リリース作品
Metallica – One (Live) [Metallica Through the Never] [HD]
いわずと知れた通称"ブラック・アルバム"。テンポをいっきに落としてへヴィに作られたメタル・アルバム。彼らはこの作品でへヴィ・メタルの未来をまた一つ作り上げました。
1991年リリース作品
Metallica – Enter Sandman [Official Music Video]
メタリカの中でも暗く重い魅力のアルバム。カントリー色が従来に比べて強く、へヴィ・メタル音楽として洗練されてきた時期の一枚。
1996年リリース作品
Loadに続くアルバム。
1997年リリース作品
『RELOAD』に続く6年振りのニューアルバム。元オジー・オズボーン・バンドのロバート・トゥルージロがベースに加入してこれまで以上にパワーアップしたブルータルなサウンドを聴かせてくれます。ロックに向かう衝動を取り戻しつつ、その一方で変幻自在とも言える複雑な曲展開にアプローチすることで楽曲を深化させ、確実に新しいメタリカを提示しています。
2003年リリース作品
原点回帰ともいうべきアルバム。チューニングも前回のへヴィなものからノーマル・チューニングに戻してタイトに、ソリッドに作られた作品。
2008年リリース作品
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