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ギターアンプにつなげても音が出なかったり、途切れたりノイズが出たりする、これらの多くはシールドの断線が原因です。シールドは消耗品ですから、高級品でも長く使うと断線することがあります。楽器店に持っていって修理してもらうこともできますが、ちょっと頑張れば自分で修理することもできます。リスクの少ない作業なので、ギター初心者の方もチャレンジしてみましょう!!
Manelord はんだごてセット 温度調節可(200~450℃)ハンダゴテ 14-in-1
まずは、電気工作のための道具をそろえましょう。これらは「初心者セット」のように、セットでまとめて手に入れることもできます。
導線を痛めずに被膜を一気に剥くことのできる、超絶に便利なアイテムです。カッターナイフで剥くのが苦手な人には、特におすすめです。
ベリンガー「CT100」は、ケーブルが断線していないかチェックすることができるケーブルテスターです。フォンやキャノン、ピンなどさまざまな形状のプラグに対応し、LEDの光り具合を見ながらケーブルを揺らすなどすることで、断線している箇所を見つけることもできます。
道具がそろったところで、いよいよ修理に取り掛かります。とはいえ、断線してしまった部分は修復できず、切り取ってしまうほかありません。「断線したシールドの修理」とは、断線した部分を見つけ、切り取ってしまい、残ったケーブルを活かして、改めてプラグをハンダ付けする作業です。では、その方法を見ていきましょう。
症状が音が途切れたりノイズが出たりする程度であれば、ギターにつないだ状態で揺らしながら音の出方を観察するなどして、患部を推測することができます。スマホの充電ケーブルを想像してみてください。ケーブルが傷むのは、だいたいプラグの根元付近ですね。シールドも同様で、多くの断線がプラグ付近で発生します。この場合、断線が発生している箇所を切り落とし、プラグを付け直せば修理完了です。
完全に音が出なくなってしまったシールドでは、プラグの接続不良を真っ先に疑いましょう。開けてみたらハンダが外れていた、なんてこともあります。プラグが原因ではなかった場合、患部を特定するのは極めて困難です。それでも修理に挑む場合、思い切ってシールドをど真ん中から両断します。断線が1か所で済んでいるならば、二つにちょん切ったどちらかが使用できます。
プラグ部分の構造をチェックしてみましょう。自分のシールドも確認してみてください。
内側の導線が、音が通る「芯線」です。これがプラグから短く出ている「チップ」にハンダ付けされます。外側の導線が、ノイズを逃がす「シールド」です。こちらがプラグから長く出ている「スリーブ」にハンダ付けされます。以上の2か所がしっかりハンダ付けされていれば良いわけです。
断線したと思われる部分を見事に切除したとして、次にどうやってハンダ付けをするのか、プロの手さばきを見てみましょう。KAMINARI GUITARS(カミナリ・ギターズ)のスタッフさんが実演してくれました。
《幅広く、いろんなことを面白く》KAMINARI GUITARS訪問インタビュー
ここまで見てきた作業には、ハンダごてを中心とした専用の工具が必要で、上手にハンダ付けするにはそれなりの修練が必要です。電気工作が苦手という人もいるでしょう。そんな人には「ソルダーレス・ケーブル」がお勧めです。プラグの取り付けにハンダ(ソルダー)を使わず、ネジを締めるだけで作業が完了してしまいます。
好きな長さのシールドを作ることができますから、エフェクターボードを組むのに特に有効です。
以上、断線したシールドの修理について見ていきました。いろいろな工具が必要ですが、これらのものがあれば、シールドの修理だけでなく、ギター内部の配線を修理したり改造したりすることもできるようになります。勉強すれば、エフェクターやアンプの修理や改造までできるようになります。ぜひチャレンジしてみてください。
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