Dunlop(ダンロップ)のギター弦について

[記事公開日]2015/1/22 [最終更新日]2021/7/4
[編集者]神崎聡

「Dunlop(以下ダンロップ)」はギター弦をはじめ、ピックやストラップ、カポタストなどを扱う「楽器用アクセサリー」の総合メーカーです。また、同社はエフェクターも手がけており、同社の「CRY BABY」はワウペダルの代名詞と呼べる存在になっています。

Dunlopのエフェクター – Supernice!エフェクター

ダンロップ・ギター弦の特徴

Dunlop のロゴ

ギター弦に関しては、基本的なゲージのセットに加え、「ザック・ワイルド」や「ケリー・キング」のシグネチャーモデルをラインナップしています。テンションは全体的に「低め」であり、張り立てはジャギっとしたブライトなサウンドですが、弾き込んでいく内にダークな音色に落ち着いていきます。

また、ダンロップ製品は各弦を個別に「真空包装」しており、そこに「乾燥剤」を封入することで「弦の長寿命」を実現しています。パッケージを開封しない限り、弦の鮮度を長期間保つことができるため、多めに購入してストックしておくのも良いでしょう。

ダンロップの定番ギター弦セット

DEN1046

DEN1046

ダンロップ製品の定番セットがNickel Wound Guitar Strings「DEN1046」です。各弦のゲージは「010、013、017、026、036、046」となっており、いわゆるライトゲージに相当します。腐食作用を抑える技術を用いて弦を個別に包装しているため、長寿命を実現しているのはもちろん、弦の張り間違えも防ぎます。テンションは比較的低めなので、弦を押さえやすいという特徴もあります。初心者や女性にオススメです。

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その他「Nickel Wound Guitar Strings:DEN」のラインナップ

DEN0942

DEN0942

「スーパーライトゲージ」に相当するダンロップのギター弦が「DEN0942」です。その太さは1弦から「009、011、016、024、032、042」となっています。同社製品はスーパーライトゲージ以下のセットをラインナップしていないため、DEN0942が最も細いゲージのセットとなります。

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DEN0946

DEN0946

上記のDEN0942とDEN1046の中間に位置するのが「DEN0946」です。ゲージは「009、011、016、026、036、046」となっており、DEN1046の1弦から3弦だけを細くしたセットになります。プレーン弦を細くすることにより、リードプレイ時の弾きやすさが向上しており、キレのある高音とパワフルな低音が絶妙なバランスに仕上がっています。

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DEN1150

DEN1150

「011、014、018、028、038、050」といった「ミディアムヘヴィゲージ」に相当するセットが「DEN1150」です。一般的なミディアムゲージとヘヴィゲージの中間に位置します。レギュラーチューニングあるいはダウンチューニングで使用すると良いでしょう。

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DEN1052

DEN1052

同社の定番セット、DEN1046の「ラウンド弦(巻き弦)」だけを太くしたセットが「DEN1052」です。その太さは「010、013、017、030、042、052」となっており、4弦から6弦が一回り太くなっていることがわかります。ハードロックやメタルなど、ラウド系ミュージックの演奏に最適です。

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DHCNシリーズ

DHCNシリーズ

同社の「DHCNシリーズ」は「ダウンチューニング専用弦」として販売されており、ゲージが異なる
DHCN1048 HEAVY:10、13、17、28、38、48
DHCN1150 HEAVIER:11、14、18、28、38、50
DHCN1254 HEAVIEST:12、16、20、32、42、54
DHCN1254 HEAVY 7:10、13、17、28、38、48、60
4種類のセットがラインナップされています。

本製品の特徴は、全てのセットに通常よりも「太い芯線」を使用していることです。これにより、通常のセットよりも押さえるのに力が必要ですが、ダウンチューニングをすることで適切なテンションとなります。ちなみに、ダウンチューニング専用とされていますが、レギュラーチューニングで使っても、もちろん大丈夫です。

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シグネチャーモデル

ZWN1046 Zakk Wylde

ZWN1046 Zakk Wylde

「ザック・ワイルド」のシグネチャーモデルです。各弦の太さは「010、013、017、026、036、046」となっており、定番セットであるDEN1046と同じゲージになります。

ザック・ワイルドモデルが通常のセットと違うのは「テンションの高さ」であり、ライトゲージながらパワフルなサウンドを鳴らすことができます。他にもピッチの安定感やサステインの得やすさは同社製品トップクラスであり、ずっしりとしたダークなサウンドは、ロックやハードロックの演奏に最適です。

ZWN1060 Zakk Wylde

ZWN1060 Zakk Wylde

上記のザック・ワイルドモデルのミディアムヘヴィゲージが「ZWN1060 Zakk Wylde」です。弦の太さは「010、013、017、036、052、060」となっており、ワウンド弦だけが一回り太くなっているのが特徴です。パワフルかつ粘りのあるサウンドで、ラウド系ミュージックのギタリストから高い評価を得ています。

KKN1052 KERRY KING

KKN1052 KERRY KING

スレイヤーのギタリスト、「ケリー・キング」のシグネチャーモデルが「KKN1052 KERRY KING」です。各弦の太さは「010、013、017、026、036、046+052」となっており、ダウンチューニング用の6弦が別に付属されているのが特徴です。テンションが高く、尚且つ高品位な材質を使っているため、激しい演奏をもろともしない耐久性を持っています。

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