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念願のエレキギター/ギターアンプを手に入れたアナタ、おめでとうございます!これから思う存分ギターライフを楽しんでもらいたいですね。さっそく音を出すぞ!と思っているのに…アレレ?音が出ない…そんなふうに困っている人はいませんか??
このページでは、これから初めてギターアンプで音を鳴らす初心者さんのために、正しいつなぎ方・音を出すまでの手順について紹介します。
エレキギターはそのまま弾いても音がとても小さく、練習や演奏には物足りません。そこで必要になるのが「アンプ」です。アンプは、ギターから出た微弱な信号を増幅してスピーカーから大きな音として鳴らす機材です。ギター本来のサウンドをはっきりと聞こえるようにするために欠かせない存在です。
アンプから音を出すためには、最低限そろえるべき機材があります。用意するものは以下の4つです。
これらが揃えば、アンプからの音出しが可能です。
アンプの使い方を学ぶ上で、各つまみや端子の役割を理解しておきましょう。
YAMAHA THR10II
初心者は最初にすべてのつまみを「12時方向(中央)」に設定するとバランスよく音が出せます。そこから各ツマミを少しずつ回して、自分の好みの音に近づけていくのが基本的な使い方です。
【ギター博士のレッスン】ギターアンプで音を出してみよう!〜初めての音出し編〜
まずアンプの電源がオフになっていることを確認しましょう。ON/OFFスイッチがあればOFF状態にセットしておきます。
アンプの電源がオフになっていることを確認したら、ギターアンプに付属するアダプターを電源コンセントにつなぎます。
電源アダプターをアンプ本体のDC IN端子に接続します。動画で使用している「Roland MICRO CUBE GX」はアダプターが取り外しできるようになっていますが、アダプターが本体と一体型になっているタイプのアンプでは、この作業はありません。
ギターケーブルをアンプのINPUT端子に接続します。
アンプのINPUT端子につないだギターケーブルのもう一方を、エレキギターのジャック部分につなぎます。
ケーブルの接続が終わったら、アンプのPOWER(電源)をオンにします。
電源をONにする前に、VOLUME, MASTERなどの音量ツマミをゼロの状態にしておきましょう。そしてONにしてからアンプのVOLUMEツマミをを少しずつ上げていきます。これで音が出るはずです。
音が出たっ!!
アンプの電源をオンにしたままでシールドを抜いたり差したりすると。アンプのスピーカーから「ブツっ」という大きなノイズが出ます。これはギター本体には何の影響もありませんが、アンプのスピーカーを痛めてしまったり故障の原因となります。自宅で練習するアンプだから大丈夫…と思わずに、普段から「シールドの抜き差しは電源を切ってから」と心がけましょう。アンプを使う人の正しいお作法ですね。
接続の順番を守ることには明確な理由があります。電源を入れたままシールドを挿すと、突発的なノイズがアンプ内部やスピーカーに大きな負荷をかけ、最悪の場合は故障につながります。ギターのボリュームやアンプのGAINも不意に大音量で鳴ってしまう危険があるのです。
自宅のアンプだと構わないかもしれませんが、リハーサルスタジオやライブハウスに設置しているアンプを故障させてしまうような事があってはいけません。
初心者のうちは特に「電源オフ → 接続 → 電源オン」という流れを守ることが、機材を長く安全に使うコツになります。安心して練習を続けるためにも、「正しいアンプのつなぎ方」を習慣にしましょう。
「正しいつなぎ方をしたつもりだけど、音がでない…」、そんな人もいるでしょう。焦るかもしれませんが一旦落ち着いて。音が出ないのは、次のような理由かもしれません。
エレキギター本体にも「ボリューム」や「トーン」のノブがあり、これがゼロになっているとアンプを正しく接続しても音が出ません。特に初心者はアンプの設定ばかり気にして、ギター本体のコントロールを見落としがちです。ボリュームは音量、トーンは音の明るさを調整する役割を持っています。まずは両方をしっかり開いた状態にしてから演奏を始めましょう。
「アンプから全く音が出ない」と焦ってしまう原因のひとつが、実はボリュームがゼロに設定されているだけ、ということもよくあります。アンプの「VOLUME(MASTER)」ツマミが閉じた状態では、ギターの信号を増幅しても音になりません。
さらに、ヘッドホンを接続しているとスピーカーから音が出ないこともあるため注意が必要です。初心者はまず正しいつなぎ方を確認した上で、ボリュームを12時方向程度まで上げて試すと、音が出ない原因が設定ミスかどうかを判断できます。
それでも音が出ない、そんな場合は他に問題がありそうですね。
アンプから音が出ない原因で最も多いのがシールドケーブルのトラブルです。ケーブルは見た目が同じでも内部が断線していると信号が届かず音が鳴りません。また、プラグ部分の接触不良もよくあるケースです。
ケーブルを軽く動かすと「ガリガリ」と雑音がする場合は交換のサイン。予備のシールドを1本持っておくと、突然音が出なくなったときにすぐ原因を切り分けられ、初心者でも安心してトラブル解決ができます。
アンプやケーブルに問題がなくても、ギター本体のジャック部分が原因で音が出ないことがあります。ジャックとはシールドを差し込む金属の穴で、長く使うと内部の接点が緩んだり、ホコリや酸化で接触が悪くなったりするのです。
シールドを軽く動かすと音が途切れたりノイズが出る場合は、ジャックの不良を疑いましょう。初心者でもできる応急処置は接点クリーナーで掃除することですが、改善しないときは修理が必要です。
エレキギターとアンプは、正しいつなぎ方や基本的な設定さえ覚えれば、誰でもしっかり音を出せるようになります。最初は「音が出ない」「操作が分からない」と戸惑うこともありますが、チェックリストに沿って確認すれば必ず原因を突き止められます。ぜひ焦らず一つずつ試してください。
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