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ギターの練習方法、今回は「オルタネイトピッキング」です。
オルタネイトピッキングはリズムキープや譜割をしっかりと意識するといった安定したギタープレイにとって必要不可欠なギター奏法です。初心者の方は必ず目を通して、練習に取り入れて欲しいと思います。
オルタネイトピッキングとはダウンピッキングとアップピッキングを交互に繰り返すピッキングのことです。
弦を移動した場合や休符を挟んだ場合にもその動きが持続されます。
非常に地味な練習と根気を必要としますが、これができないとリズムをしっかりつかむことができません。逆にこれができるとどんなに早い曲でもリズムキープでき安定したプレイをすることができます。
指を慣らす方法として、上のTab譜ようなクロマチックスケール(音が半音ずつ上下していく音階)をオルタネイトピッキングで練習しましょう。クロマチックスケールはオルタネイトピッキングの基本的な練習方法です。
オルタネイトピッキングの上達には、メトロノームなどリズムマシーンに合わせて練習することが非常に有効です。
メトロノームの音を聞きながらまずはゆっくりのテンポ、BPM = 80くらいから初めてみましょう。1音1音ちゃんと音がでているか確認しながらゆっくり弾いていきます。音のツブ(音量)が揃っているか・リズムキープがちゃんとできているかも確認しながら、均一になるように丁寧に弾くことを意識していくと、上達もはやいと思います。
BPM = 80で慣れてきたら、次は90, 100, と速くしていったり、70, 60, と逆に遅くしたりすることもいい練習になると思います。
同一弦のみのフレーズ/弦移動のあるフレーズ、それぞれにフィンガリングの上昇・下降があるTab譜の紹介です。下降していくフレーズは初心者だとちゃんと音が出ないかもしれません(簡単そうに見えてちゃんと弾くのは意外と難しいんです)。
このフレーズに慣れてきたら上昇していくフレーズと下降していくフレーズを織り交ぜるたり、弦移動フレーズを2弦飛ばしでやってみる(1弦→3弦)など、自分で工夫してみましょう。
ギター博士によるオルタネイトピッキングの練習動画。
上昇・下降フレーズ、三連、三連アルペジオを紹介しています。
BPM = 170(SLOW TEMPO = 110)
大きな弦飛び(スキッピング)が幾つか登場する練習フレーズです。動画では少しだけ理論的な事についても触れています。「コードに対してフレーズが何度になっているか」を理解することは、自分でフレーズを作ったりアドリブ・プレイに非常に役立ちます。フレーズとコードの関係について詳しくは次のページで紹介しています。
音程について
ギター博士の練習曲〜初心者編〜「#1 寝坊したっ?!」
パワーコード、オクターブ奏法、ギターソロなどが練習できる練習曲です。オルタネイトピッキングを意識しながら、ギター博士と一緒に弾いてみましょう!!(Tab譜は次のページから)
ギター博士の練習曲
以上、今回は単音でのオルタネイトピッキングについてフレーズを紹介しましたが、コードバッキングやアルペジオ・カッティングなどフレーズの場合でもオルタネイトを意識して練習してみて下さい。
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