ビブラートの練習

[記事公開日]2013/8/14 [最終更新日]2020/2/11
[編集者]神崎聡

ギターの練習方法、今回は「ヴィブラート」です。
ビブラートはチョーキングを繰り返して音にゆらぎを作り情感を表現する、ギターだけでなくバイオリンなどあらゆる弦楽器で使われる奏法のことです。フレーズに表情を加えるために使われるので、揺れの具合や振れ幅などの決まリごとは特にありません。表現したいサウンドを思い描きながら練習しましょう。
また、ビブラートは単音だけでなくコードなどの和音の演奏にも用いられます。

チョーキングと違い、ビブラートの場合は弦に対して水平方向に指を動かすことで独特のゆらぎを得ることができます。

はじめてのビブラート練習

実用的なフレーズでのビブラート

チョーキング・ビブラート


Cマイナーペンタトニックスケールで弾いてみた!【ギター博士】

8小節目最後の単音は、チョーキングで1音上げた後にビブラートをかける、という複合テクニックです。
マイナーペンタトニックスケール

縦方向/横方向のビブラート


Cドリアンスケールで弾いてみた!【ギター博士】

ビブラートというと、弦と垂直方向にかけるものと思いがちですが、こちらの演奏では

  • 2小節目の第一音:弦と平行方向のビブラート
  • 8小節目の最後の音:弦と垂直方向のビブラート

と、弦に対して揺らす方向を変えています。弦と平行方向のビブラートは垂直方向に比べてピッチの変化が少なく、微妙に違ったニュアンスを醸し出すことができます。

ドリアンスケール

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