Q&A.29 パワーコードの『ミュート』が上手くできない

[記事公開日]2013/9/3 [最終更新日]2017/11/30
[編集者]神崎聡

パワーコードの弾き方についてなのですが、一つのコードの中に、弾く弦と弾かない弦がありますよね?
弾かない弦は指の腹等で『ミュート』にしますが、イマイチ『ミュート』が上手くできません。
何かコツなどはありますか?
DVDと合わせてやってみても、ちょっと音が違うし、『ミュート』されるべき弦の音も聞こえる気がします。 – (2011/6/29)15歳 梅干しさん(女性)

パワーコードの曲を練習しているのですが、コードチェンジをするときに他の弦の音がなってしまいます。どうしたらパワーコードの音だけがならせますか? – (2015/8/23)15歳 takuyaさん(男性)

ミュートの仕方は教則本にのっているやり方だけが全てではありません。自分で工夫することも必要になってきます。
パワーコードを演奏する場合、指の腹を利用してミュートすることは間違っていません。
加えて他のミュート方法を取り入れてみましょう。

指先も使う

ポジションによっては”指先”でミュートしてもいいと思います。
例えば5弦ルートのパワーコードの場合は、5弦を押さえる人差し指の先で6弦を軽く触れておくと、6弦の音がミュートされます。

ピッキングにも気をつける

また、ミュートの時に注意するもう一つの点は、ピッキングです。
プロギタリストがステージで元気よくガシャガシャとパワーコードを弾いているように見えても、実は細やかな心配りがある場合があるんです。
4,5弦のパワーコードの場合、全ての弦を弾くのではなく、なるべく4,5弦だけを弾くように心がけましょう。6弦の音が鳴ってしまわないように注意が必要です。


ミュートは職人芸のような細やかな作業を必要とします。工夫して頑張ってみてください!


パワーコードのミュートのやり方【ギター博士流】

動画についての詳しい解説は以下のページを参照ください。
パワーコードでのミュート方法

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ギター博士「ミュートは急に上手くできるものではないんじゃ。1ヶ月2ヶ月と焦らず時間をかけて、練習を続けてくれぃ!」

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