エレキギターの総合情報サイト
こんにちは。練習で行き詰ったので伺いました。速弾きを練習しているのですが、なかなか上手くなりません。上手になるためのいい練習方法があれば教えて欲しいです。よろしくお願いします。 – (2011/2/10)10~19歳 男性
自分はAvenged Sevenfoldのコピーをしているのですが、どうしてもあの速いギターソロが安定しません。早弾きを安定して弾くコツを教えてください。 – (2014/7/20)15歳 natsuさん 男性
こんにちは!いつもサイトを参考にさせてもらってます!質問なのですが、、、アコースティックギターでクロマチック練習をしても、エレキギターでの速弾きが上手くなったりしますか?教えてください! – (2015/3/31)14歳 worksさん 女性
どうすれば早弾きができるようになりますか? – (2015/12/14)14歳 Masakiさん 男性
思うように速く弾けない、というのはギタリストなら誰もが苦労する道です。中でも苦労するポイントは以下の2点がほとんどです。
・右手のピッキングが速くならない
・左手の薬指と小指がうまく動かない
速くピッキングするために、メトロノームを使い簡単なフレーズを16分音符で弾き続ける、などの練習が分かりやすいです。古くはディープ・パープルの「ハイウェイスター」のように、16分音符を機械のように繰り返します。
右手は力を抜いて構え、ピックは決して握りしめず指先でつまむように。動きはできる限り小さくし、弦をはじいたあとのピックが離れすぎないように心がけます。
左手は簡単なフレーズを繰り返しておきましょう。左手を一切動かさずひたすら同じ音を繰り返していると、右手が何回弾いているのかわからなくなる可能性があります。
同じフレーズを正確に速く連射する
ひたすら続けていると、右手が疲れてきて速さが維持できなくなってきたりしますが、この場合は少し力が入りすぎているので、力を抜いてもう一度。繰り返すことで、右手のピッキングのコツが掴めてきます。慣れてきたら弦を移動していきましょう。
最初は出来る速さから始めて、最終的にBPM=180程度まで安定出来れば、ほとんどの曲の速弾きはピッキングできるようになってきます。常にメトロノームを使うことで、リズムからずれた「ただ速く動いているだけ」という状態を回避できる上、テンポという値で上達が目に見えるので、わりと続けやすいです。
左手も軽く押さえていかないと速さに対応できないので、むやみに力をいれず、軽いフィンガリングを心がけます。ただ、薬指、小指は特にうまく動きにくいので、それを打破する練習を紹介しましょう。
まず左手は親指をネックの裏側につけるクラシックフォーム。3弦の1,2fを人差し指と中指でつねに押さえた状態にしておき、残りの薬指と小指で下の譜面を弾いてみてください。
最初は指が折れそうになると思いますが、あまり焦らずに、一音に5秒かけても構わないので、丁寧にクリアしていってください。人差し指と中指を固定しながら動かしていくことで、薬指、小指の独立した運用ができるようになるのが狙いです。1~4フレット間が広すぎて指が届かないという場合はもう少しハイフレットの場所を使っても良いかもしれません。
速弾きに限らず、正しく正確に音を出すコツが2つあります。この2つをしっかりできていれば自然と速く弾くこともできるのではないかと思います。
極論すぎるかもしれませんが…右手と左手がしっかりかみ合っていることが最も大切なことです。
ピックを持つ右手は手首の力を抜いて指先だけが動いているイメージ。左手はどんな速いピッキングにも対応できるくらいの正確さ・無駄のない動き・柔軟さが求められます。
これらの動きを練習する方法をお伝えします。
リズムキープの練習にもなるので、メトロノームなどでクリック音を聞きながら練習してみましょう。
最初はBPM60くらいから。以外とテンポが遅いほうが難しいと思います。一音一音しっかり音がでるよう心がけてください。慣れてきたらBPMを10づつあげて練習しましょう。オルタネイト・ピッキングを意識して練習してください。
速弾きができても曲にうまくはまっていなければ、それはただ速く動くだけということになってしまいます。ギターは短距離走ではありません。速いフレーズで楽曲を表現するために速弾きを練習するのです。そのためには実際に速いギターソロをコピーするのが一番です。
自分の好きな曲なら何でも構わないのですが、曲を聴いて繰り返し弾いていきます。具体的には、ギターソロを頭で全て再現できるぐらいに暗記して、その完成形イメージに自分のギターを近づけていく作業の繰り返しになります。できるようになってきたら、実際に曲に合わせて録音などをしてみても良いでしょう。
この際の練習法として、メトロノームを使ったり速度を落としたりして、ゆっくりから練習、少しずつ速さを上げていくというのがセオリーですが、このやり方は確実な反面、途中で嫌になる可能性が一番高い方法です。気の短い人は弾けようが弾けまいが、むりやり曲に合わせて完奏し、最初に達成感をある程度感じられる状態にしてから、あとで出来ていないところを繰り返し弾きまくるという方法でも良いでしょう。
ギター博士による速弾きの練習方法はこちら。Tab譜を見ながら博士と一緒に速弾きを練習してみよう!!
速弾きの練習方法
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