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CAJ(CUSTOM AUDIO JAPAN)のギターケーブルについて

CUSTOM AUDIO JAPAN のギターケーブル

1980年代初頭、アメリカの「ボブ・ブラッドショー」が「CAE(Custom Audio Electronics)」という技術集団を立ち上げました。多くのミュージシャンが音響機材の性能に不満を持っていた当時、CAEは信頼性が高く音質にも優れている「ラックシステム」を発表します。それがプロの間で話題となり、自身のシステムに導入するミュージシャンが続々と現れます。

1996年、CAEで培った技術やノウハウを「日本のプレイヤーにも体験してほしい」という思いから、「CAJ(Custom Audio Japan)」が立ち上げられました。宣伝は殆どせず、ミュージシャンの「クチコミ」だけで今の地位を確立したCAJは、ある意味では「異端」と言える存在でしょう。

そんなCAJですが、今ではラックシステムからエフェクターペダル、オーディオケーブルなど、様々な機材を取り扱っています。プロからハイ・アマチュア向けの製品を取りそろえており、その高い品質が世界から認められています。

CAJ製品の特徴

CAJのシールドケーブルは「柔軟性」と「素直な出音」を強く意識した製品が多いです。ラインナップは2種類と少ないですが、どちらも「使いやすいモデル」となっており、ライブからレコーディングまで、様々な場面で活躍します。

そもそも、同ブランドのシールドケーブルは、「ラックシステム用のケーブル」が求められたことがきっかけで誕生しました。当時、CAEで作られていたラックシステムに使用するケーブルの数は膨大であり、取り回しが悪く、かなり重量がありました。音質の高さは認められますが、硬くて重いケーブルのせいで「使いにくい機材」となっていたのです。

数年後、「柔軟で軽いケーブルが欲しい」という現場の要望から、CAJがシールドケーブルの開発に着手します。こうして生まれたのが「Guitar Cable」というモデルです。「ケーブルで音を変えるのはおこがましい」という開発者の考えもあり、同ブランドのシールドケーブルは、「楽器本来の音」を鳴らすことに重点を置いています。

看板モデルのGuitar Cableは「シンプルイズベスト」という言葉を絵に描いたようなシールドケーブルです。そのクオリティの高さを評価し、同モデルで統一しているギタリストも少なくありません。また、2011年には「Recording Pro Series」という「レコーディング向き」のモデルを発表します。どちらも人気モデルなので、場面に応じて使い分けると良いでしょう。

ちなみに同ブランドは、プロユースモデルを手がけるブランドの中では「リーズナブルな価格設定」の製品が多く、初心者の方でも気軽に手に取ることができます。ケーブルの切り売りも行っているので自作しても良いでしょう。

ギターケーブルのラインナップ

Guitar Cable

CAJ ギターケーブル IL-5M

「Guitar Cable」はCAJ製品の「看板モデル」であり、外観から出音まで、全てにおいてシンプルなのが特徴です。上述にある開発者の考えをそのまま製品化したモデルで、出音は限りなく「フラット」ですが、「超高音域(プレゼンス)」が僅かに持ち上がっていることにより、しっかりと音が抜けてきます。

ギターやベースの持ち味をしっかり引き出してくれる上、「エフェクターの乗りが良い」ので、音作りがしやすいのも嬉しいところです。「アタック感」と「レスポンスの速さ」にも目を見張るものがあり、ギタリストのピッキングニュアンスもしっかりと表現することができます。

プラグには信頼性の高い「スイッチクラフト製」の物を使用。ケーブル自体も頑丈で、柔軟性に富んでいるので、多少乱雑に扱っても壊れることがありません。高い信頼性と耐久性、そして音質。Guitar Cableは全てを兼ね備えている「万能モデル」といえるでしょう。CAJのシールドケーブルを選ぶ場合、まずはこのモデルから試してみましょう。
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Recording Pro Series

CAJ Recording Pro Series RP2M LE 2m(S/S)

「プロのレコーディング現場に対応するケーブルを作る」というコンセプトの元、開発されたのが「Recording Pro Series」です。CAJ15周年モデルでもあるRecording Pro Seriesは、「フラットな出音」をウリにしているGuitar Cableと異なり、「タイトな低音」が充実していることが特徴です。

アタック感こそ少ないですが、低音弦のダイナミクスレンジが広く、「パワフルな音」を鳴らすことができます。適度なコンプ感もあるので、良い具合に音がまとまっているのも特徴です。Guitar Cableを発展させ、より「楽器のおいしいポイントを引き出せるシールドケーブル」に仕上がっています。ギターはもちろんのこと、ベースに使うのも良いでしょう。

ちなみに、Recording Pro Seriesは名称に「Recording」とありますが、決して「レコーディング専用モデル」ではありません。ステージでも十分に性能を発揮することができるので、ライブ活動が中心のミュージシャンにも試してもらいたい一本です。
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