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NEOのギターケーブルについて

NEOのギターケーブル

NEO(ネオ)は国産オーディオケーブルメーカー「オヤイデ電気」が立ち上げたブランドです。東京の秋葉原を拠点とする同社は、創業60年の歴史を持つ老舗メーカーで、様々な類いのケーブルを開発し、その製品は世界中で使われています。

同社は創業当時、モーターやトランスの巻き線に使われる絶縁材とワイヤーを生産していました。1970年後半、レコードやカセットテープが普及したことによって、人々の生活に「音楽」という娯楽が加わります。そして、1980年前半に「CD(コンパクトディスク)」が発売されたことにより、誰もが手軽に音楽が楽しめるようになりました。

そしてこの頃から、「より良い音質で楽しみたい」というリスナーが増えました。そのニーズに応え、オヤイデ電気は多彩なオーディオ用ケーブルを揃えるだけでなく、今では主流となっている「切り売り」を始めました。ケーブルを自分で作る「自作派」のユーザーから評判を呼び、オーディオケーブル業界においてその地位を確立します。

NEOが立ち上げられたのは2008年のことで、同ブランドは「次世代の楽器用シールドケーブル」を目標とし、製品開発を始めました。若いブランドではあるものの、国内を中心に、多数のプロミュージシャンが使用しています。

NEO製品の特徴

NEOのシールドケーブルは「QAC-202 G」、「FORCE‘77G」、「G-SPOT CABLE」といった3種類のラインナップを揃えています。ベルデンやモンスターケーブルといった大手ブランド製品は、基本的に「同じ傾向」の音質特性を持っていますが、NEO製品はそれぞれの個性が強く、「音質特性の違いがハッキリしている」のが特徴です。色や本体の形状など、音質以外の要素にも明確な違いがあるのもユニークです。

同ブランドはシールドケーブルだけでなく、「プラグ」も自社開発の物を使用しています。このプラグは定番である「スイッチクラフト製品」よりも音質、強度共に高く、試行錯誤を繰り返して完成させた同ブランドの自信作です。

特に、「L型プラグ」は「角を落とした箱形」になっており、具体的な内容の公表はされていませんが、これが音質と強度を高める一つのポイントになっているそうです。

同ブランドのシールドケーブルは、「プロユース製品」を中心に発表しているため、全体的に高価な物が多いです。しかし、他社のハイエンドモデルよりもリーズナブルな価格設定となっているので、気軽に試せるのが嬉しいところです。オヤイデ製品を扱っているオンラインショップでは、各ケーブルをメートル単位で切り売りしているので、自作するのも良いでしょう。

NEOのシールドケーブルを使っているアーティスト

NEO製品を使用しているのは「サンボマスター」をはじめ、「9mm Parabellum Bullet」、「凛として時雨」、「ストレイテナー」、「Nothing’s Carved In Stone」、「HAWAIIAN6」、「cinema staff」、「SCANDAL」など国内ロックシーンのアーティストが多く、このことから、NEO製品は現代ロックにおける「モダンサウンド」の特徴を持っていることがわかります。

ギターケーブルのラインナップ

QAC-202 G

QAC-202 G LS/7.0

NEOが打ち出すハイエンドモデルが「QAC-202 G」です。エメラルドグリーンのカラーリングが目を引くモデルですが、2000年前半に生産完了となった「LC-OFCカンタム(日立電線製)」という導体を自社で復刻し、採用しているのが特徴です。

LC-OFCカンタムは当時のオーディオファンから高い評価を得た導体で、「今のミュージシャン達にこの素晴らしい特性を体験して欲しい」という願いの下、開発されたそうです。

音質特性的には「フラット」な傾向にあり、緩やかな「ローミッド」と強すぎない「ハイ」が「まとまった音」を実現しています。不要な味付けはなく、楽器が持っている本来のサウンドを鳴らしてくれます。適度なコンプ感があるので、「ベース」で使っても良いでしょう。

フラットな特性を持ちながらも、バンドアンサンブルの中ではしっかり抜けてくる上、キンキンとした耳障りな音にもなりません。「モダン」なサウンドキャラクターなので、現代ロックに使うと良いです。「ハムバッカー」を乗せたギターを使うと、その真価を発揮することができます。
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FORCE‘77G

force77G/3.0m(SS)

NEO製品の中で、最も「独創的なシールドケーブル」が「FORCE‘77G」です。「高性能エクストリームラインケーブル」とも名付けられており、ケーブルの表面が「ギザギザ」の「NOTCHES ENVELOPEシース」を採用しています。ありそうで無かった、次世代のシールドケーブルに挑戦している同ブランドならではの製品です。

表面をギザギザにすることで地面やケーブルとの「接地面積」が少なくなり、「タッチノイズ」や「外部ノイズ」の影響を受けにくくなります。ギザギザのケーブルに合わせた「専用プラグ」が採用されているのも特徴で、そのスタイリッシュなデザインが人気です。

そんなFORCE‘77Gですが、イカつい外観とは裏腹に、フラットな特性の「大人しい音」を持っています。言い換えれば「大人の音」であり、ロックサウンドはもちろんのこと、「ジャズ」や「ブルース」との相性も抜群です。

ハムバッカーよりも、「シングルコイルピックアップ」で鳴らした方が、同モデルの性能をフルに発揮することができます。「アルペジオ」や「カッティング」をすると、気持ちの良いサウンドがバンドアンサンブルから抜けてきます。

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G-SPOT CABLE

G-SPOT CABLE LL/0.15

「ギターの官能的な部分を伝えたい」というコンセプトの下、開発されたのが「G-SPOT CABLE」です。パープルカラーの本体に、ゴールドのプラグが「高級感」を引き立たせています。ユニークなネーミングとスタイリッシュなデザインが人気のモデルです。

G-SPOT CABLEの特徴は「アタック感」と「音抜け」です。上記の2種類がフラットを基調とした「しっかり者」なのに対し、同モデルは「突き刺さるようなハイ」を持つ「暴れん坊」です。歪ませた際の音抜けは3種類の中でもトップクラス、まさに「ロックサウンドのために開発された」シールドケーブルです。

また、「ピッキングへの追従性」が高いのも同モデルの特徴です。微妙な強弱をハッキリと表現してくれる上、アタック感がしっかり出るので、「表情豊かなリードプレイ」を奏でることができます。ケーブル自体がとても柔らかいこともあり、楽に取り回すことができます。

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