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マルチエフェクターについて

マルチエフェクター

マルチエフェクターは一台に「様々な種類のエフェクトを詰め込んだ万能ペダル」です。オーバードライブのような歪み系をはじめ、空間系やモジュレーション系、コンプレッサーからノイズゲートまで、ありとあらゆるエフェクトが内蔵されています。

マルチエフェクターを使うことで、「様々な種類のエフェクトに触れる」ことができ、一つ一つを試して音の掛り方を学ぶことができます。そのため、最初にマルチエフェクターを購入するギター初心者の方も多いです。


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マルチエフェクターの使い方

マルチエフェクターは主に、「1台で複数のエフェクトを使う」場合に用いられます。サイズが大きい物はボード内で幅を取りますが、その分非常に多くのエフェクトを内蔵しているため、マルチエフェクター1台でレコーディングからライブまでこなすことができます。

マルチエフェクター = ギター初心者??

ちなみに、「マルチエフェクターは初心者が使う物」というイメージが強いですが、それは大きな間違いです。特に最近の製品は本物と区別がつかない程モデリング技術が向上しており、アマチュアはもちろん、プロが現場で使用する製品も増えています。
「マルチエフェクター=初心者」というのは一昔前のイメージに過ぎず、今ではマルチエフェクターがライブの即戦力なり、幅広いレベルのギタリストに使われています。

マルチエフェクターを使った有名ギタリスト

スティーブ・ヴァイ

TC Electronic G-SYSTEM

世界的ギタリスト、「スティーブ・ヴァイ」のサウンドの中核を担っているのが TC ELECTRONIC の「G SYSTEM」というマルチエフェクターです。完全プロ使用の製品で、国内アーティストでは LUNA SEA の SUGIZO 氏も導入しています。

スティーブ・ヴァイは元々巨大なラックシステムを使っていたのですが、後に G SYSTEM へと移行しました。彼が G SYSTEM を導入したことにより、「世界的プロもマルチエフェクターを使っている」、ということを認知させるきっかけにもなりました。

マルチエフェクターで有名な四大メーカー

BOSS

ZOOM G3 BOSS GT-1

BOSS GT-100BOSS GT-100

BOSSは「最前線で使えるマルチエフェクター」をコンセプトにしており、ライブ向けの製品が多いメーカーです。現行モデルだと「GT-100」や「ME-80」、「ME-25」が有名です。特に GT-100 は本田毅氏、SUGIZO 氏をはじめとする多くのプロギタリストがライブで使用するなど、プロの現場でも高い評価を得ています。

BOSS のラインナップは、値段もマルチエフェクターとしては手頃な物が多いので、ギター初心者でも手に取りやすいも嬉しいところです。2016年に登場した「GT-1」は、BOSSマルチの最上位機種である「GT-100」のサウンドエンジンを搭載しながらも2万円を切る価格帯となっており、マルチエフェクター入門機に最適であるだけでなく、中級者やガンガンライブを行うようなギタリストにも納得のいくクオリティに仕上がっています。

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BOSS GT-1 - Supernice!エフェクター
BOSS のマルチエフェクター一覧 - Supernice!エフェクター

ZOOM

ZOOM G3n/G3XnZOOM G3n/G3Xn

ZOOM G3 ZOOM G3ZOOM G3、ZOOM G5n

マルチエフェクターの先駆けとも言えるZOOMでは、「コストパフォーマンスに優れた製品」を数多く発表しています。「初めて手にしたマルチエフェクターはZOOM」という人も少ないくないのではないでしょうか。

最初期からマルチエフェクターを開発しているZOOMからは数多くのモデルが登場しています。「G3」「G5」など定番マルチとなっているGシリーズ、ストンプボックスサイズの「MS-50G」など、年々進化するモデリング技術によって、現在では高いクオリティの音源を搭載するモデルが登場しています。
2016年1月に登場した G5n は ZOOM マルチエフェクターの最上位機種「G5」を進化させたコストパフォーマンスモデルで、G5 や MS50G に比べて歪みの質が向上したモデル。2016年9月に登場した「G3n/G3Xn」はG5nのダウンサイズ版です。

ZOOM G3n - Supernice!エフェクター
ZOOM G5n - Supernice!エフェクター
ZOOMのマルチエフェクター一覧 - Supernice!エフェクター

Line6

Firehawk FX AMPLIFi TTLine6 Firehawk FX、AMPLIFi TT

Line6 POD 2.0

Line6は独自モデリング技術を駆使した「レコーディング向けマルチエフェクター」を開発しているメーカーです。代表的なのが「PODシリーズ」で、フットスイッチなどは搭載せず、デスクの上で操作するという手のひらサイズの製品です。内蔵エフェクトはもちろん、アンプシュミレーターのクオリティが非常に高く、PODが普及したことにより「自宅でもリアルなギターサウンド」を楽しむことができるようになりました。特に「POD2.0」は自宅レコーディングの敷居を下げた名機の一つです。

PODシリーズの大ヒットの後は「HD500X」といったフットペダルを搭載したフロアタイプや、スイッチと内蔵エフェクト数が選べる「Mシリーズ」など、ライブ向け製品をリリース。現在はモデリング技術もさらに進み、アンプ/エフェクター「AMPLIFi」シリーズ、フロア型マルチ「Firehawk FX」、フラッグシップモデル「HELIX」などがラインナップに加わっています。

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Line6 POD - Supernice!エフェクター

DIGITECH

Digitech RP255

DIGITECH のマルチエフェクターである RP シリーズは知名度こそ低いものの、機能面や音質面を含め、トップクラスのコストパフォーマンスを誇ります。特にリーズナブルな価格の「RP255」は隠れた名機です。
同社製品の特徴として、フットペダル搭載のマルチエフェクターには「本物のワーミー」が内蔵されています。他社製品はワーミーのモデリングが内蔵されている訳ですが、RP シリーズには DIGITECH 本家のワーミーが内蔵されており、ワーミーファンにはたまらない仕様となっています。

他にはリバーブメーカーの大手である LEXICON のリバーブを内蔵するなど、他社とは一線を画くマルチエフェクターを作っています。

Digitech RP255 - Supernice!エフェクター

その他メーカー

KORG

KORG PANDORAKORG PANDORA

KORGという名前を聞くと、シンセサイザーなどの電子楽器を連想する方が多いかもしれませんが、ギター用マルチエフェクターも多数発表しています。現行モデルを挙げると、コンパクトサイズの「PANDORA STOMP」という小型マルチエフェクターが人気です。

スタンダードなエフェクトはもちろん、「どうやって使うの?」と思ってしまう過激なエフェクトまで内蔵されており、エフェクターマニアを唸らせる一台です。

KORG のマルチエフェクター一覧 - Supernice!エフェクター

VOX

VOX Tone Lab ST

VOXは小型フロアタイプマルチエフェクター、「TONE LAB」や「STOMP LAB」を販売しています。一般的なマルチエフェクターはオーバードライブなどの歪み系エフェクトが弱く、歪み系だけ別のペダルで代用しているギタリストが大半です。
しかし、VOXのマルチエフェクターは真空管アンプを意識した自然な歪み方をするので、内蔵エフェクトでも十分良いサウンドを鳴らすことができます。

VOX のマルチエフェクター一覧 - Supernice!エフェクター


コンパクトサイズのマルチエフェクター

ZOOM MS-50G

ZOOM MS-50G

MS-50G はコンパクトサイズのマルチエフェクターで、47種のエフェクトと8種のアンプモデリングから最大6種類のエフェクトを同時使用できるという画期的な「マルチ・ストンプ」です。
Ver2.0になってからエフェクト数が100以上となり、歪み系からモジュレーション系まで、たくさんのエフェクトを場所をとらないコンパクトサイズで、かつ低価格で楽しむことができます。

ZOOM MS-50G - Supernice!エフェクター


KORG PANDORA STOMP

KORG PANDORA STOMP

KORG の PANDORA STOMP もコンパクトサイズのマルチエフェクターとして高い評価を得ています。エフェクターやアンプモデリングなど、158種類のエフェクトを同時7つまで使用することができます。
上述にある ZOOM の MS-50G がスタンダードなエフェクトを中心に内蔵しているのに対して、PANDORA STOMP はユニークかつ個性的なエフェクトを多数搭載しているのが特徴です。「変わり種」を使ってみたいギタリストにオススメです。

KORG PANDORA STOMP - Supernice!エフェクター


格安マルチエフェクター

HOTONE RAVO MP-1

HOTONE RAVO MP-1

2015年11月に登場したHOTONEの格安マルチエフェクター「RAVO MP-1」。2フットスイッチ、歪み/イコライザー/モジュレーション/ディレイ/リバーブ/コンプレッサー/GATE/CABの8つのカテゴリのエフェクト130種類が搭載しています。エクスプレッションペダルを使ってワウも使えるほか、チューナー機能、ルーパー機能も搭載、さらにリズムマシンも内臓、パソコンに繋いでUSBオーディオインターフェイスとしても動作するなど、マルチエフェクター入門機というスペックながら至れり尽せりな機能が満載です。

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BEHRINGER FX600 Digital Multi-fx

BEHRINGER FX600BEHRINGER FX600

格安メーカーの BEHRINGER は FX600 というコンパクトサイズのマルチエフェクターを販売しています。内蔵エフェクトはフランジャ、フェイザー、トレモロ、ピッチシフター、コーラス、ディレイといった6種類で、空間系とモジュレーション系を中心としたマルチエフェクターです。リーズナブルな価格なので、初心者の方にオススメです。

MOOER Mod Factory

MOOER Mod FactoryMOOER Mod Factory

モジュレーション系だけに特化した格安マルチエフェクターが MOOER の Mod Factory です。「どうやって詰め込んだの?」と思ってしまう程コンパクトなボディに、コーラス・フランジャー・フェイザー・エンヴェロープフェイザー・トレモロ・スタッター・ヴィブラート・ユニヴァイブ・オートワウ・タッチワウ・エンヴェロープリングなど、計 11種類 のモジュレーション系エフェクトを内蔵しています。
もう一つエフェクトが欲しい、という時に活躍するマルチエフェクターです。

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ハイエンド・マルチエフェクター

TC ELECTRONIC G-System

TC Electronic G-SYSTEM

上述にもあるフロアタイプの完全プロ仕様マルチエフェクター。厚さ10mmのアルミ削り出しボディを採用し、プロの過酷な現場にも耐える構造となっています。本体には18個のクロムメタルスイッチが搭載されており、一般的なエフェクターのスイッチとは比べものにならない耐久製と信頼性を誇ります。
そんなG-Systemには空間系をはじめ、モジュレーション系やフィルター系など、25種類のエフェクトを内蔵しているのが特徴です。エフェクトの処理は2基のDSPエンジンによって行われ、マルチエフェクターとは思えない高品位なサウンドを実現しています。

ちなみに、本機には歪み系エフェクトは内蔵されていません。そのため、音を歪ませたい場合は、本体に搭載されている4系統の「アナログループセクション」に歪み系ペダルを接続するか、「スイッチアウト端子」とギターアンプを接続してアンプのチャンネルを操作する必要があります。完全プロユースということもあり、決して安い買い物ではありませんが、自身のシステムをプロレベルまで引き上げたい方は導入してみると良いでしょう。

TC Electronic G-SYSTEM - Supernice!エフェクター


LINE6 M13 Stompbox Modeler

LINE6 M13 Stompbox Modeler

Line6のStompbox Modelerシリーズは、プロギタリストの使用率が最も高いマルチエフェクターとして有名です。最上位モデルの「M13」は全79種類のエフェクトを「12個のフットスイッチ」で操作することができ、本機1台でギタリストが使用するエフェクトをほぼ網羅することができます。

内蔵エフェクトに関しては、同社の「FM4」や「DL4」などをそのまま移植しており、プロが使い続けるのも頷ける高品位なサウンドに仕上がっています。フットペダルは装備されていないため、ワウやワーミーを使用する場合は別売りのエクスプレッションペダルが必要です。内蔵エフェクト数とスイッチ数、そして音質を考慮すると、ハイエンドながらコストパフォーマンスに優れているモデルと言えます。

LINE6 M13 Stompbox Modeler - Supernice!エフェクター


BOSS GT-100

BOSS GT-100

BOSSが手がけるマルチエフェクターのフラッグシップモデルが「GT-100」です。最新カスタムDSPとCOSM技術によるナチュラルなサウンドで、最上位モデルに相応しい高品位なサウンドを鳴らすことができます。

最大の特徴は画期的な音作りを可能とする「EDトーン機能」であり、楽曲のジャンルやイメージから適切なサウンドを誰でも簡単に作ることができます。また、マルチエフェクターに必要な機能を兼ね備えつつも、本体とパソコンをUSBケーブルで接続することで、本格的なデジタルレコーディングを可能とします。BOSS製品らしく、幅広い使い方ができるマルチエフェクターです。

BOSS GT-100 - Supernice!エフェクター


最高品質のマルチ「ギター・プロセッサー」とは?

Fractal Audio AX8 Fractal Audio AX8

近年、高度なエフェクト・モデリング技術だけに及ばず、ギターアンプのモデリング技術の向上によって、エントリー・モデルのマルチエフェクターにもアンプ・モデリングが搭載されていることも少なくありません。「ギター・プロセッサー」では極めて高品質なエフェクトやアンプ・モデリングを搭載し、自宅のパソコンと繋いでスタジオ・クオリティのレコーディングが可能な、まさにギタリストのための「オール・イン・ワン」な機材となっていることから、プロの間でも「レコーディングではアンプを使ってライブではギター・プロセッサー」という使われ方が多くなっています。
近年の代表的なモデルは以下の通り。

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