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Ernieball(アーニーボール)のギター弦について

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Ernieball(以下アーニーボール)は、創業者の「アーニー・ボール」氏によって1957年頃に立ち上げられました。アーニーがカリフォルニア州のタルザナに開いた店は「世界初のギター専門店」として当時話題となり、遠方から多くのギタリストが足を運びました。

創業当時はギターのみ扱っていたものの、1960年代頃から自社開発の「ギター弦」を販売するようになります。その理由として、当時ベストセラーとなっていたフェンダー社のミディアム・ゲージ弦が「押さえにくい」ことにアーニーが気付いたからです。

中でも3弦(0.029インチ)が押さえにくかったため、アーニーは「3弦を0.024インチに変更」した特別セットをメーカーに発注します。これが後に世界的ベストセラーとなる、アーニーボールの「スリンキーシリーズ」となります。

このセットがギタリスト達から評判を呼び、アーニーの元は多くの注文が舞い込みます。これを機に実店舗を売却し、本格的な弦ビジネスに着手します。

今日では、「エリック・クラプトン」や「ジミー・ペイジ」をはじめ、「ジェフ・ベック」や「スティーヴ・ヴァイ」など、数多くの世界的ギタリストが同社の製品を使用しています。エレキギター専用弦の「世界標準」として、プロからアマチュアまで、幅広いギタリストに使われています。

アーニーボール・ギター弦の特徴

アーニーボール製品の特徴として、全般的に「テンションが弱く」、「煌びやかなサウンド」が挙げられます。他社製品よりも「指への負担が軽い」ことが言えるほか、中高音域の倍音が出やすいため、粒が細かく音抜けするサウンドとなります。シングルコイルピックアップを搭載したギターと組み合わせると、その真価を発揮すると言われています。

その反面、他社製品よりも「寿命が短い」とも言われています。張り立てのブライトなサウンドは唯一無二の美しさを誇りますが、弦そのものの劣化が早いため、短いスパンで弦の張り替えが必要となります。

そのため、普段は他社製品を使い、ライブ数日前にアーニーボールの弦に張り替えるというギタリストも少なくありません。しかし、数年前から同社製品は空気に触れない「密閉パック」となったため、耐久面が向上しています。よって、以前の「アーニーボール=錆びやすい」という概念は覆されつつあります。

アーニーボール・ギター弦の定番モデル

REGULAR SLINKY

REGULAR SLINKY

言わずと知れたエレキギター弦の「世界標準」が「REGULAR SLINKY」です。黄色のパッケージが印象的な本製品は世界中の楽器店で販売されており、プロをはじめ数多くのギタリストが使用している定番モデルです。

「ニッケルワウンド弦」であり、太さは1弦から「010、013、017、026、036、046」となっています。とても鳴りの良い弦であり、適度な硬さがあるため、「アタック感」が出やすいサウンドになります。エレキギターの弦選びで悩まれている方は、まずはこの製品から手を出してみましょう。
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SUPER SLINKY

SUPER SLINKY

上記のREGULAR SLINKY同様、アーニーボール製品の定番モデルとして人気が高いのが「SUPER SLINKY」です。SUPER SLINKYは弦の太さが1弦から「009、011、016、024、032、042」となっているため、REGULAR SLINKYよりも「押さえやすく」なっています。
「ニッケルワウンド弦」で、癖の無いマイルドなサウンドが好評です、あの「ジェフ・ベック」が使っていたことで知られています。

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HYBRID SLINKY

HYBRID SLINKY

REGULAR SLINKY とSUPER SLINKYの特徴をそれぞれ組み合わせたのが「HYBRID SLINKY」です。弦の太さが1弦から「009、011、016、026、036、046」となっており、1弦〜3弦がSUPER SLINKY、4弦〜6弦までがREGULAR SLINKYと同等の太さになっています。

太い4弦〜6弦がパワフルなバッキングを可能とし、細い1弦〜3弦が繊細なリードプレイを実現します。ハードロックやメタルなどをメインとするギタリストから人気のあるモデルです。
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主なラインナップ

EXTRA SLINKY

EXTRA SLINKY

同社製品の中で「最も細い」のが「EXTRA SLINKY」です。いわゆる「エクストラライトゲージ」であり、その太さは「008、011、014、022、030、038」となっています。テンションが低く弾きやすいため、リードプレイを楽しみたい方にオススメです。
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POWER SLINKY

POWER SLINKY

紫色のパッケージが特徴の「POWER SLINKY」ですが、弦の太さが「011、014、018、028、038、048」となっているため、REGULAR SLINKYよりワンランク太くなった製品となります。
太くギラギラとしたサウンドになるため、テレキャスターやジャズマスターに張っているギタリストが多いです。

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SKINNY TOP HEAVY BOTTOM

SKINNY TOP HEAVY BOTTOM

アーニーボール製のヘヴィボトムゲージが「SKINNY TOP HEAVY BOTTOM」です。太さが「10、013、017、030、042、052」となっており、ライトゲージやレギュラーゲージと比べると圧倒的に太くなっています。
ヘヴィボトムゲージでありながらアーニーボールの「ブライトなサウンド」が適度に残っているのが特徴です。

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BEEFY SLINKY

BEEFY SLINKY

「BEEFY SLINKY」は「図太いサウンド」を追求するギタリストにオススメです。「011、015、022、030、042、054」とSKINNY TOP HEAVY BOTTOMを凌ぐ極太ゲージであり、慣れない内はチョーキングも一苦労になるでしょう。
テンションも強く、ドスの効いたパワフルなバッキングを弾くことができます。
黄色いパッケージなのでREGULAR SLINKYと間違われやすいですが、まったくの別物となります。

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NOT EVEN SLINKY

NOT EVEN SLINKY

「NOT EVEN SLINKY」は同社製品の中で「最も太い弦」です。その太さは「012、016、024、032、044、056」となっており、ドロップチューニングによって図太い低音を得ているギタリストが多いです。
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Coatedシリーズ

通常のSLINKYシリーズの「耐久面」を強化したのが「Coatedシリーズ」です。芯線に「エナメル」を焼き付けることにより、超極薄のエナメルコーティングを実現しているのが特徴です。

これにより腐食やサビに強く、耐久性の高い製品となっています。SLINKYシリーズよりもお値段が高いですが、一度張り替えればしばらく使い続けることができるため、ランニングコストは低いと言えます。通常のSLINKYシリーズと同じゲージをラインナップしています。
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Cobaltシリーズ

世界初、「鉄とコバルト」を調合して作ったマグネティック金属を使った弦が「Cobaltシリーズ」です。「弦の滑りが良い」ため、非常に弾きやすいと評判です。生音が大きくなり、ギラギラとしたサウンドになるのも特徴です。
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Classicシリーズ

「ピュアニッケルメッキ」の巻き線を使用した弦が「Classicシリーズ」です。煌びやかなサウンドで、70年代から80年代のロックやブルースとの相性がバツグンです。
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