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ラインセレクター・エフェクターについて

ラインセレクター・エフェクター

ラインセレクターは「信号回路を切り替える」ペダル型エフェクターです。2系統の信号を切り替える「ABボックス」、3系統以上の信号を切り替える「ラインセレクター」、より複雑な回路を切り替る「スイッチングシステム」といった種類があります。
クリーントーンと歪みをスイッチングで切り替えてみよう

フットコントローラー/セレクターの種類

ABボックス

One Control AB BOX

ABボックスは2系統の信号回路を切り替えることができるセレクターで、主に「アンプの切り替え」や、「ギターの切り替え」に使われます。ABボックスにはセンド・リターンが搭載されておらず「AかB」どちらか一方の回路を選択することになります。

ちなみに、「A+B」を同時に出力可能な「ABYボックス」というセレクターもあります。「Y」という文字が、「下1本が入力、上2本が出力」という形に見えるため、ABYボックスと呼ばれています。

ラインセレクター

CAJ X.select

ラインセレクターはセンド・リターンを搭載したセレクターのことで、主に「エフェクターの切り替え」に使われます。センド・リターンに接続されているループ内のエフェクターをフットスイッチ1発で操作することができます。

2系統の信号回路を切り替えるABボックスよりも幅広い使い方が可能で、センド・リターン端子とは別に「チューナー端子」を搭載しているモデルもあります。たくさんのエフェクターを駆使するギタリストには必要不可欠なアイテムです。

スイッチングシステム

BOSS ES-5

スイッチングシステムは、予め登録しておいてエフェクターの組み合わせをスイッチ一発で呼び出せる最上位のセレクターです。好きな組み合わせを登録することで、「マルチエフェクターのプリセット」のような使い方ができます。

スイッチングシステムは総じて大型であり高価な物が多いですが、スイッチ1つでエフェクターを自由自在に切り替えることができるため、アマチュアでも導入しているギタリスト多いです。
プログラマブル・スイッチャー

ラインセレクターの使い方

Custom Audio Japan のラインセレクター CAJ MLS-2 を例に紹介してみましょう。

エフェクターをループ

エフェクターをループ

ラインセレクターにはギターアンプのように、センド・リターン端子が搭載されており、スイッチオンにすることでセンド・リターン内に接続されたエフェクターをループすることができます。

例えば、センド端子→オーバードライブ→ディレイ→フェイザ→リターン端子という順に接続した場合、ラインセレクターを踏み込むと、3台全てのエフェクトをオンにすることができます。センド端子からリターン端子までの配線が「環状」なっていることから、ループ(環状)と呼ばれています。

アンプを2台使う

アンプを2台使う

ABボックスの「A端子にマーシャル」、「B端子にフェンダー」を接続すると、アンプの切り替えをフットスイッチ一発で可能にします。これにより、クリーンにフェンダーアンプ、歪みにマーシャルといった使い方ができるようになります。

ギターを2本使う

ギターを2本使う

ABボックスの、「A端子にレスポール」、「B端子にストラトキャスター」、本来入力である端子から「アンプ」に接続することで、「ギターの切り替え」ができるようになります。シールドの抜き差しが不要になるため、ライブ中に複数のギターを使い分けることが可能となります。

定番ラインセレクター

BOSS LS -2 Line Selector

BOSS LS -2 Line Selector

ラインセレクターという言葉を聞いて、 BOSS の LS-2 を連想した方が多いのではないでしょうか。 LS-2 は1ループ搭載のコンパクトペダルで、6種類のセレクトモードが選べる多機能セレクターです。

信号回路の切り替えだけでなく、 VOLUME ツマミにより、ソロやバッキングによって音量をコントロールすることも可能できます。値段も手頃なので、初めてのラインセレクターにもオススメです。

BOSS LS -2 Line Selector – Supernice!エフェクター

CAJ MLS-2

CAJ MLS-2

BOSS の LS-2 と肩を並べる定番モデルが CAJ の MLS-2 です。機能的には LS-2 と殆ど変りませんが、ラッチスイッチを搭載しているのが特徴です。トゥルーバイパス仕様なので、バイパス音が劣化することはありません。 MXR サイズということもあって、ボード内にスペースを取りたくない方にもオススメです。

CAJ MLS-2 – Supernice!エフェクター

CAJ X Select

CAJ X Select

上記の MLS 2 の正統後継機種が X Select です。 MLS 2 との違いはコンパクトサイズながら「2ループ仕様」になったこと、3系統に分岐するため「スプリッター」として、ギターを2本繋いで「インプットセレクター」として使えるということです。

また、本体の「Xロゴ」が超高光度 LED 並に点灯するので、ステージ上での視認性もバツグンです。 MLS 2 の上位互換品となっており、新しいラインセレクターを探している方は一度試してみてはいかがでしょうか。

おすすめラインセレクター

One Control Minimal Series AB BOX

One Control Minimal Series AB BOX

若いブランドでありながら世界中から高い評価を得ている One Control から、 Minimal (最小限)という意味を持ったABボックスが発表されました。非常にコンパクトなボディで、必要最小限の要素だけを詰め込んだシンプルなペダルです。
機械式フッチスイッチを採用することで、音質が劣化しないトゥルーバイパス仕様となっています。パッシブ回路なので電源が無くても動作しますが、アダプターを使用することで、視認性の高い LED を点灯させることができます。
しっかりとした品質ながら格安ペダル・ブランドのようなリーズナブルな価格も魅力的です。

One Control Minimal Series AB BOX – Supernice!エフェクター

ラインセレクターの接続順

ラインセレクターは複数のエフェクターをループ内に入れて使用するので、基本的にはどの位置に繋いでも大丈夫ですが、ループ内の接続は一般的なエフェクターの接続ルールに乗っ取って行うようにしましょう。

ラインセレクター・エフェクター一覧 – Supernice!エフェクター