エレキギター用語集 タ

[記事公開日]2013/9/1 [最終更新日]2015/11/9
[編集者]神崎聡
ダイナミック・トレモロ
トレモロ・ユニットのひとつ。フェンダー社が開発し、ムスタングなどのエレキギターに採用されている。シンクロナイズド・トレモロと違い、弦を裏通しせず、フローティング状態のテイルピースに通す構造。そのためシンクロナイズド・トレモロより滑らかかつ激しい動きが可能だが、チューニングの安定度に優れていないなどの問題点もあり、フェンダー・ストラトキャスターなどにマウントされることはなかった。
ダイナミック・レンジ
最強音と最弱音との比のこと。一般的には音圧比をデシベルで表す。
ダウン・チューニング
通常より、全ての弦を同じく下げたチューニングのこと。半音下げチューニングから、全音下げ、1音半下げなど、様々なダウン・チューニングがある。ラウドなサウンドを求めるギタリストたちに広く愛用されている。
タッチ・ハーモニクス
特殊なギター奏法のひとつ。左手で押さえたポジションから、5、7、12フレット位置を軽く右手で触れた状態で行うハーモニクスのこと。ナチュラル・ハーモニクスのように音程が限られることがないので、慣れればメロディを弾くこともできる。
タッピング・ハーモニクス
ギター奏法のひとつ。ハーモニクスがでやすいポイント(開放弦の場合5、7、12フレットなど)をタッピングしてハーモニクスを出す奏法。
タブ譜
楽譜の表記方法のひとつ。弦と抑えるポジションを表す楽譜のこと。ギターの場合は5線譜ではなく6線譜が使われ、6本の線がそれぞれ1弦から6弦に対応し、それぞれの線に書かれた数字がその弦のフレットに対応する。
ダブル・カッタウェイ
ギターのデザインを表す用語のひとつ。フェンダー・ストラトキャスターやギブソン SGのように、エレキギターのボディが、ネックを挟んで両側がえぐれたように加工されているデザインのこと。デュアル・カッタウェイとも呼ばれる。
ダブル・ネック
1つのボディに対してネックが2つ付いたギターのこと。上が12弦ギター下が6弦ギターというパターンが最もポピュラーだが、その逆や、ギターとベース、ベースとベース、ギターとマンドリンといった組み合わせなどもある。
ダブル・ベース
重低音パートを演奏するためにデザインされたヴァイオリン属の大型アコースティック弦楽器のこと。コントラバス、ウッド・ベース、アップライト・ベースとも呼ばれる。


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