エレキギター用語集 ナ行

[記事公開日]2013/9/1 [最終更新日]2017/6/23
[編集者]神崎聡
ナチュラル・フィニッシュ/natural finish
着色されていない透明に近い塗料を使用し、自然な木目と色を活かしながら仕上げられたクリア塗装のこと。ナチュラル・フィニッシュは木目や材の継ぎ目などを意識してボディ材が選択されることも多く、着色された塗装の製品と比べて価格が割り増しになる場合もある
ナット/nut
ヘッド側で弦の支点となるパーツ。象牙、牛骨やデルリン、エボニー、ブラスなど、様々な材質のものが存在し、その素材によってもサウンドが異なる。
生音
アンプなどでサウンドを増幅していない、アコースティックな状態で楽器が奏でるサウンドのこと。
ナロー・ネック/narrow neck
同じモデルでありながら、いくつかのネック幅のバリエーションがある場合、細いタイプを示す用語。もしくは比較的に細いネック形状の総称。フェンダー製品には、モデルによっていくつかのネック幅のバリエーションが用意されていた。
ニカワ/glue
ギター製作で使用されてきた伝統的な接着剤のひとつ。動物の皮や骨等を原料とし、これを水と共に加熱して製造した有機タンパクで、コラーゲンをその母体としている。熱を加えることで個体から液体へ変化する。楽器作りにおいて、理想的な接着剤のひとつとして現在も一部の手工製作家に使用されている。
ネック/neck
弦を張り、弦を押し当てて音程を作り出すための弦楽器の主要パーツ。一般的にメイプルやマホガニーなどの木材から製作される。基本的に弦の当たる側には指板がセットされるが、初期のフェンダー・テレキャスターのように、ネックが指板を兼用し、ネックに直接フレットがセットされるものをワンピース・ネック(one-piece neck)と呼ぶ。
ノイズ/noise
本来必要としない雑音のこと。ピックアップなどのハウリング・ノイズなどを指す。エレキギターの場合、近くにある電気機器などから出るノイズを拾いやすい。
ノイズ・ゲート/noise gate
楽器の音を加工する装置のひとつ。設定したレベルの信号が入ったときに信号を通過させる装置。ギターの場合はノイズをカットするためのエフェクターとして使用されている。
ノイズ・リダクション/nose reduction
楽器の音を加工する装置のひとつ。ノイズが発生している特定の周波数帯を、フィルターなどを使用してオーディオ全体から取り除く処理をするエフェクター。
ノブ/knob
ヴォリュームやトーンのコントローラーとして取り付けられるツマミ部分のこと。ブランドやモデルによって様々なデザインがあり、同じモデルでも生産された時期によって異なる場合がある。
ノントレモロ/non-tremolo
トレモロを登載されていない仕様のこと、もしくはその仕様のギター。フェンダー・ストラトャスターでトレモロ・ユニットを登載せず、テレキャスターのようなハードテイル仕様になっているモデルのこと。


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